サメ肌(鮫肌)とは?自分の肌はサメ肌かチェックしてみよう!

サメ肌(鮫肌)という言葉、多くの人が、聞いたことはあるのではないでしょうか。
しかし、どんな肌なのか、実際に分かる人は少ないかもしれません。

サメ肌、正式には魚鱗癬(ぎょりんせん)といいます。
皮膚疾患のひとつで、体幹や手、肩、足、お尻などに発症しやすいです。

こんな皮膚症状に思い当たりがないか、チェックしてみましょう。

・皮膚が網状にひび割れしている
・肌の角質がザラザラ・ブツブツしている
・赤い発疹のようなものがある
・肌が粉をふいている
・冬に症状が出やすい

上記に当てはまる人は、サメ肌かもしれません。
サメ肌は何が原因で起こるのでしょうか?
 

サメ肌(鮫肌)の原因

サメ肌の主な原因は、遺伝によるものです。
そのため、先天性の皮膚疾患といわれています。
ただし、両親がサメ肌でなくても、子どもに症状が出ることもあります。

サメ肌になると、皮膚の代謝が正常に行われません。
そのため、剥がれ落ちるべき古い角質が残ってしまったり、肌が乾燥してしまいます。

最も多くみられるサメ肌は、尋常性魚鱗癬です。
100~200人にみられる皮膚疾患で、このような特徴があります。

・乳幼児期から症状がみられる
・冬に悪化し、夏は症状が目立たない
・皮膚にうろこのようなものができる
(形状:多角形/色:灰色・茶・白など)
・アトピー性皮膚炎との合併症としてあらわれることが多い
・年齢とともに軽快していく

皮膚の状態や症状の重さによって、伴性劣性魚鱗癬や水疱性魚鱗癬紅皮症と呼びますが、いずれの場合も原因は、先天性のものがほとんどです。
 

サメ肌(鮫肌)の改善には肌の保湿が欠かせない

残念ながらサメ肌は、予防法も治療も確立されていません。
しかし、肌を乾燥から守ることで改善することはできます。
そこで気を付けたいのが、保湿クリーム選びです。

市販の保湿クリームには色々ありますが、敏感な肌には医薬品がおすすめ。
サメ肌を改善する医薬品として、資生堂のフェルゼア HA20クリームがあります。

フェルゼア HA20クリームはサメ肌だけでなく、角化症など、手ごわい肌の荒れに効果を発揮するクリームです。

フェルゼア HA20クリームの成分

フェルゼア HA20クリームには、サメ肌の改善に役立つ4つの成分が含まれています。


1:尿素
フェルゼアには、医薬品最大の濃度である、20%の尿素が含まれています。
水分を引き寄せる作用が、乾燥したサメ肌に有効です。
また、厚くなり過ぎた角質を正常にする働きがあります。

2:トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)
肌の健康を支える成分・ビタミンEを補うのが、トコフェロール酢酸エステルです。
血液循環を良くすることで肌の代謝を改善し、サメ肌の敵・乾燥を防いでくれます。

3:グリチルリチン酸ニカリウム
強い抗炎症作用を持つため、皮膚科の処方する薬にも含まれる成分です。

4:ヒアルロン酸ナトリウム
肌なじみの良さから、フェルゼアの潤滑剤として機能します。
高い安定性と保湿力を持っているので、肌の水分を逃がしません。

フェルゼアは1日数回、症状の気になる箇所に塗るだけで、肌にうるおいを与えてくれます。
ただし、2週間たっても改善されない場合は使用を中止し、皮膚科に相談してください。
 

日常生活でできる、サメ肌(鮫肌)の改善ポイント

医薬品によるケアのほか、日常生活のちょっとした心がけが、サメ肌の改善につながります。
ぜひ、こちらの対策も取り入れてみましょう。

●エアコンの使い方に注意
冷房や暖房でエアコンを使うときは、長時間の使用は控えましょう。
また、エアコンの風が直接当たらないよう、気を付けてください。
サメ肌の悪化を招く乾燥の原因となります。

●入浴方法の改善ポイント
水仕事をする人の手が荒れやすいように、水に長時間接すると、肌は乾燥しやすくなります。
長時間の入浴も、肌のうるおいを奪う原因となるので、手短に済ませましょう。
また、石けんの使い過ぎも注意です。皮脂など肌をバリアする成分を奪ってしまいます。

●食生活の改善ポイント
栄養バランスを考えた食事が最も大切ですが、そこにプラスして、ビタミンAを積極的に摂るようにしましょう。ビタミンAには、皮膚の細胞を活性化させる働きがあります。
レバーやチーズ、卵がおすすめです。


image byPhoto AC
 

さいごに

サメ肌の原因や改善ポイントについて、お分かりいただけたでしょうか?

腕や脚の皮膚が乾燥してポロポロ剥がれる原因が分からない・・という人が、実はサメ肌だったというケースはよくみられます。
若い人の中には、症状をなかなか打ち明けられず、悩む人も多いです。

完全な治療は難しいながらも、日常生活に取り込める改善策があります。
ぜひ、できることから始めてみてくださいね。