わきが 原因
わきがは間違って理解されている
わきがはなぜ臭うのか知っていますか?
「知らないけど脇から悪臭を放つんでしょ?」
と答える人が多いと思います。まぁその通りなのですが、ワキガの原因をしっかり知ることで、臭いを予防することも比較的簡単になるのです。
間違った予防法を実践しても臭いは消せませんし、余計に臭いが強くなってしまうこともあるので注意しなければなりません。
ネット上でワキガの対策法を調べてみると、的はずれなことを言ってる人がたくさんいます。
- わきがは不潔だからなるんだよ
- 太っているとわきがになる
- 自力でワキガは治せる
今適当に調べただけでもこういうことを言っている人が簡単に見つけられました。なんというか、ちゃんとした情報が知られていないんだなぁと思います。
わきがは不潔だからなるものではありません。清潔にして毎日お風呂に入っている人でもわきがになりますし、何回も何回も洗っても臭いは出てしまいます。太っているのも関係ありませんし、自力でワキガを治すのはまず無理でしょう。
不潔や肥満は、わきがの原因にはなりません。体臭を強くする要因にはなりますが、それが原因でわきがにはならないんですね。
わきがの原因
わきがの原因は遺伝によるものが大きいです。9割近くが遺伝なのではないでしょうか。わきがの可能性を持っていない人が、突然わきがになることはほぼありえないですね。
- 子供の頃からわきがで、大人になっても臭いは消えない
- 大人になってから突然わきがになる
どちらも原因は同じで、遺伝によるものです。
わきがの原因は脇の下にあるアポクリン汗腺なのですが、人によって汗腺の量が違います。ワキガの人はアポクリン汗腺の量が多く、汗の量が多いためにわきが臭がするんですね。
大人になってから突然わきがになるのは、元々あったアポクリン汗腺の活動が突然活発になったからです。汗の分泌腺の量が突然増えることはありません。
つまり、後者の大人になってから突然ワキガになった人は、子供の頃からわきが体質だったということです。
普通の人でもアポクリン汗腺は存在しますが、ワキガになるほどの量ではないために臭いがしないんです。つまり、ワキガの元は誰にでもあるんですよね。その量が多いか少ないか、がワキガかどうかの分かれ目です。
アポクリン汗腺の量が多くても、汗腺の働きがストップしていればワキガにはなりません。ただ、何かが引き金となって汗腺の活動が始まる可能性はあります。
アポクリン汗腺が活発になる原因
体の成長
ほとんどの場合、中学生~高校生ぐらいの思春期にワキガの症状が現れ始めます。ホルモンバランスの乱れや体の変化が引き金となって汗腺の活動が活発になるんですね。
わきがの人の多くがこのタイプです。成長と共にワキガになるのが最も一般的です。
妊娠や出産
妊娠や出産といった、ホルモンバランスの乱れやすい時期は一時的にワキガ臭が強くなる場合があります。
この場合、わきが臭は一時的なものなのでホルモンバランスが整い始めると臭いも減っていきます。完全に臭わなくなる人もいれば、臭いが残ってしまう人もいます。
こうなってしまうのは、やはりアポクリン汗腺の量に比例します。出産や妊娠でワキガ臭が強くなった場合、もともと、普通の人よりもアポクリン汗腺が多かったと考えるべきです。
ストレス
ストレスは汗腺を刺激する大きな原因です。
- びっくりして冷や汗をかく
- 緊張して冷や汗をかく
このような「冷や汗」は良くない汗です。じっとりした脂汗も質の悪い汗だといえるでしょう。
冷や汗は額や手のひらにかくことが多いですが、それ以上に脇汗が増えます。つまり、緊張することによって脇の汗腺の活動が活発になってしまうんですね。
強いストレスを継続的に受けることで、今まで動いていなかったアポクリン汗腺の活動が活発になり、ワキガになってしまうんです。
妊娠と同じく一時的に臭いが強くなる場合と、そのままワキガになってしまうケースがあります。
自律神経失調症や多汗症もワキガを引き起こす原因になります。アポクリン汗腺の量が多い場合、自律神経の乱れによって汗腺が刺激され、アポクリン汗の分泌量が増えてしまいます。
汗腺の量は生まれつき決まっている
汗腺の量は大人になってから変化するものではありません。やはり体質(遺伝)です。
わきがになる原因は様々ですが、結局のところ遺伝によるものが大きいんですね。ストレスを全く感じずに生活出来る人なんてまずいませんし、ワキガの可能性を秘めている人はほぼ確実にわきがになってしまいます。
ただ、だからといって悲観することはありません。わきがの臭いはしっかりと対策すれば周りにバレることはありませんし、体質改善で臭いを弱くすることもできます。
最終手段として手術という選択肢もあるので、まずはどういう風にワキガと付き合っていくかをしっかり考えましょう。