ケミカルピーリング(グリコール酸・乳酸・サリチル酸)
角栓を取り除くので、ニキビや毛穴の黒ずみの治療に効果的
ケミカルピーリングとは、特殊な酸を使用して皮膚表面の古い角質や毛穴に詰まっている角栓(古い角質と皮脂との混合物が毛穴に溜まり、栓をしたような状態)を除去する治療で、ニキビや毛穴の黒ずみの治療には特に効果的です。
メラニンの排出を促し、ソバカス・くすみ・肝斑を改善
また、古い皮膚の表面を剥離して、皮膚のターンオーバーを促進させ、肌の再生を促すことにより、色素沈着の原因となるメラニンの排出を促すので、ソバカス・くすみや肝斑の改善にも効果的です。
医療機関のみでしか取り扱えないケミカルピーリング
以前はエステなどでも行われていたようですが、現在は医療機関のみでしか取り扱えない治療法で、当院ではグリコール酸・乳酸・サリチル酸という、それぞれ特性の異なる3つのタイプのピーリング剤を使用したオリジナルの治療を行っています。
グリコール酸は素早く皮下に浸透して、古い角質を除去
グリコール酸は、AHA(=アルファハイヒドロキシ酸、別名フルーツ酸)の一種で、原料になるのはサトウキビです。水溶性のピーリング剤で、分子量がかなり小さくシンプルな構造のため、肌への浸透も速く、ピーリング用の薬剤ではもっとも一般的なものです。
表皮の角質の下で作用するため、肌の表面(表皮層)の古い角質を取り除き、色素沈着の原因となるメラニンを排出します。また、毛穴に浸透して皮脂を取り除き、新しくできるニキビを予防する効果もあります。
乳酸は肌への刺激が軽く、色素に反応して漂白効果を発揮
乳酸もAHAの一種で、原料はサワーミルクです。グリコール酸よりも分子が大きいため、皮膚の浅い部分に作用するので肌への刺激や負担が軽く、色素に反応しやすいので漂白効果が高いと言われています。そのため、角質を取り除くタイプのピーリングというよりは、シミ・ソバカス・くすみや肝斑の改善、肌の老化防止などの目的を中心に使われることが多いようです。
また、作用が穏やかなため、敏感肌の方や高年齢の方に向いているピーリング剤で、グリコール酸ピーリングが合わなかった方、効果がなかった方におすすめです。
サリチル酸は脂溶性の特性により、皮脂を溶かして角栓を除去
サリチル酸は、ピーリング剤の中では比較的新しいもので、BHA(=ベータヒドロキシ酸)の一種で脂溶性です。BHAはもともとアメリカで開発されたピーリング剤で、強い薬剤だったため、日本ではBHAピーリングは普及せず、AHAピーリングの方が主流となりました。しかし、脂溶性の特性により、ニキビ治療に非常に効果が高いことから、日本人向けのサリチル酸のピーリング剤が開発されるようになりました。
サリチル酸は、毛穴につまった皮脂を溶かしながら毛穴に入り込んで、角栓を取り除くので、ニキビを解消するのはもちろんのこと、毛穴の黒ずみも目立たなくしてくれます。さらに、保湿性と弾力のある肌にしてくれるので、肌のたるみやシワなども改善されます。
3タイプのピーリング法からお肌に合わせてチョイス!
当院では、この3つのタイプのピーリング剤の中から、治療目的とお肌の状態に合わせてチョイス。さらに、pH値の薬剤の濃度を細かく調整して治療します。もちろん、ご希望に合わせることも可能、まさにオーダーメイド感覚のピーリング治療です。
また、フェイシャルの治療だけでなく、二の腕・胸・背中・お尻などのボディ治療も扱っています。
毛穴のブツブツ・背中ニキビなどのボディスキン治療にも
さらに、フェイシャルの治療だけでなく、腕やお尻の毛穴のブツブツ・背中ニキビなどのボディスキン治療も行っています。特に、腕や太ももの外側、背中、お尻の毛穴にできたブツブツは、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という症状で、10代~30代に発症することが多く、通常は長期間の治療が必要とされますが、ケミカルピーリングなら短期間での治療が可能です(症状の強い方はダーマローラーでの治療をおすすめします)。
また、背中ニキビは通常のニキビ治療では治しにくい症状ですが、フェイシャル用とは若干異なる当院独自のピーリング用薬剤を用いた治療で改善することができます。