製品情報
よくあるご質問
ファインケミカル
化粧品
- 相性の良い成分はありますか?
ベントナイトの保湿効果は被膜形成によって得られます。保湿成分との相性は良く、保湿成分を肌の上でしっかりと包み込み、保湿効果を高めることが期待できます。
- 安全性について教えてください。
厚生労働省が定める医薬部外品原料規格2006にも準拠しており、人体にとって安全安心な物質です。また、ベントナイトは被膜効果もあり、化粧品の刺激から皮膚を守ります。
ベントナイトは無機物質であり、それ自体が腐敗することはありません。
なお、医薬部外品原料2006対応製品と医薬部外品表示名称は以下のとおりです。製品名 医薬部外品表示名称 クニピアシリーズ ベントナイト スメクトン-SA ケイ酸アルミニウムマグネシウム スメクトン-SWN 合成ケイ酸ナトリウム・マグネシウム スメクトン-SAN, SAN-P ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト
- 化粧品表示名称について教えてください。
化粧品表示名称は以下のとおりです。
製品名 医薬部外品表示名称 クニピアシリーズ ベントナイト スメクトン-SA ケイ酸(Al/Mg) スメクトン-ST ケイ酸(Na/Mg) スメクトン-SWN ケイ酸(Li/Mg/Na) クニビス-217 クオタニウム-18ベントナイト スメクトン-SAN, SAN-P クオタニウム-18ヘクトライト
- その他にベントナイトの面白い使い方を教えてください。
ベントナイトの吸着効果を利用して、歯磨き粉にも使用されています。
使用することによって歯に付着したタバコやコーヒー、ワインなどの色素を除去し、自然な白い歯に戻す効果が期待できます。
塗料・インキ
- 水溶性有機高分子と併用する際の使用方法はありますか?
併用する際の使用方法の一つとして、水溶性有機高分子とクニピア(スメクトン)の水分散液を別々に作製し、両分散液を均一になるまで撹拌します。配合割合などはお求めになる粘性や流動性により調整が必要です。
- クニピア、スメクトンの選定方法について教えてください。
クニピアに比べスメクトンは水分散液の透明性が高く、粘性付与効果が高い特徴があります。透明性が重要視される用途での使用を推奨します。
- 分散方法について教えてください。
一般的なプロペラ撹拌機で分散可能です。高濃度で使用の場合はホモミキサーなどの高せん断の機械の使用を推奨しています。また、未分散の微小フロックが残ることがあり、分散後1日静置した後使用することをお勧めしています。
また、その他原料や混合溶媒に分散するのではなく、推奨溶媒に一旦分散させた後、その他溶媒および原料を添加することを推奨しています。
樹脂フィラー
- 様々な樹脂に混ぜていきたいのですが、推奨はありますか?
汎用グレードでの天然粘土ではクニビス-110、合成粘土においては各種取り揃えていますので、お気軽にご相談ください。
- 粘土はどのくらい添加すればよいですか?
特性によっては数%の添加でも向上します。樹脂の特性である溶融成形性を考慮すれば10%程度となります。
一方、溶媒存在下での分散系においてはさらに高濃度化は可能で、70%程度まで添加できます。
- こちらから自社向けの有機修飾剤を指定したいのですが、製造は可能ですか?
先ずは受託開発品としての試作品が提供可能です。必要に応じて、その他特殊処理も対応が可能です。
製紙
- ベントナイトを加えると濾水歩留性が向上するのはなぜですか?
パルプ水中のパルプ繊維は負(マイナス)電荷を帯びているため、正(プラス)電荷を帯びたカチオンPAMを加えると寄り集ってフロックを形成します。しかし、機械的せん断が加えられることで、一旦形成したフロックは細分化されてしまいます。ここで負電荷を帯びたベントナイトを加えると、フロック同士を架橋して再凝集が生じ、濾水歩留性が向上します。
廃棄物処分
一般廃棄物処分場
- ベントナイト遮水層のメリットについて教えてください。
遮水工の構造は数種類あり、ベントナイト遮水層を利用した遮水工はそのうちの一つになります。ベントナイト遮水層は膨潤性があり、耐久性が高く、低透水係数であるために、遮水シートのみを用いる遮水工に比べて、アクシデントに対するフェイルセーフ機能が高まります。
また、現地発生土の有効利用にもつながります。
- 透水係数とは何ですか?
透水係数とは、水が移動する速度を表す指標で、単位はm/sです。
一般廃棄物最終処分場のベントナイト遮水層に求められる透水係数は10-8m/s以下となります。
- ベントナイト配合量の決め方について教えてください。
ベントナイト使用量は、所定の計算方法で算出可能です。指定透水係数を達成するためのベントナイト配合量は、当社または外部機関による透水試験により算出されます。また、現地発生土・指定母材および締め固め条件により透水係数は変動します。
透水試験が必要な場合はご相談ください。
- ベントナイトの使用量の計算方法について教えてください。
たとえば、現地発生土の乾燥重量に対して外割りで10%のベントナイトを配合したベントナイト混合土を使用する場合、現地発生土のかさ密度が1.2g/cm3、含水比が10%で、ベントナイトのかさ比重が0.8g/cm3と仮定すると、1m3の現地発生土に対して、0.14m3のベントナイトを配合することになります。
詳細は施工会社にお問い合わせください。
- ベントナイトの保管方法、廃棄方法について教えてください。
水濡れを避けて保管してください。また、産業廃棄物として廃棄してください。
土木建築・ボーリング
土木基礎(遮水を含む)
- ベントナイトの品質を区別するメッシュとは何ですか?
メッシュとは1インチにいくつのふるい目があるかです。弊社品はほとんど250#(63μm)になります。一般的に細かいほうが早く分散(膨潤)しますが、完全に分散した場合にはメッシュによる性能の差はほとんどありません。
- 杭を構築する過程で使用する「安定液」とは何ですか?
清水にベントナイトを主体として有機質ポリマー(ポリマー・CMC)などを溶解した泥水を指します。アースドリル機にて掘削した孔壁を保護・安定させる目的で使用します。
- その保護・安定させるメカニズムを教えてください。
泥水にて形成されたマッドケーキ(泥膜)に安定液(泥水)の水頭圧・比重差により、土圧・地下水の進入に抵抗しています。
- ベントナイトは環境に対して有害性はありますか。
ベントナイトそのものは有害なものではなく、多くの分野で使用されています。天然でしかも無機物質ですから腐敗もしません。また、少量ですが一般の土壌中に含まれていることも多々あります。
さらに、「土壌環境基準」「地下水質環境基準」「埋立処分に係わる判定基準」などの規制に対しても基準値以下です。
- 安定液管理の重要性・ポイントを教えてください。
スライム(掘りくず)の沈降・沈殿待ち後の適切な処理は言うまでもありません。現場での安定液試験(比重・粘性・pH・砂分)の4項目は適時に行い、良好な状態に保つことが重要です。ただし、その良好な状態を保った状態でも、現場の状況によって、「劣化」「逸泥」「被圧」「バクテリアの発生」など、様々なことが発生します。
詳細はお問い合わせください。
- セメント混合工法でクニゲルGSとクニゲルV1はどのように使い分けるのですか?
主な違いは粘性で、クニゲルGSは最上級クラス、クニゲルV1は汎用品となります。
一般的に地盤状況が悪い場合に上級品を使用しますが、添加量を減らせば、一般的な地盤でも使用可能です。上位クラスは添加量が少ないため、運賃・置き場が軽減されます。一方、粘性の立ち上がりが高いため、作液時にダマになったり、圧送中の閉塞に注意が必要です。
- セメント混合工法で、作液の順番を教えてください。
水とベントナイトを先に混ぜてからセメントを添加してください。セメントを混ぜたミキサーで水とベントナイトを混ぜることは避けてください。セメントに含まれるCaイオンの影響により、ベントナイトの添加量が増えてしまいます。
ボーリング
- ボーリング工法でクニゲルGSとクニゲルV1はどのように使い分けるのですか?
クニゲルGSは、低濃度で粘度発現に優れた製品であり、そのゲル粘性により孔壁を安定させながら掘削土砂を効率よく運搬できるため、地質調査・水井戸掘削に適しています。
クニゲルV1は掘削泥水全般に適用可能な製品です。また、熱に強く、分散剤との相性も優れているため、石油、地熱、温泉ボーリングにも適しています。
止水材(シール材)
- クニシールC-31が二次コンクリート打設前に膨潤しても大丈夫ですか?
施工前にクニシールC-31が水に濡れないように注意してください。施工後雨などにより膨潤の可能性がある場合はシートを被せる・型枠に排水溝を設けるなどの養生を行ってください。
下の写真は膨潤したクニシールC-31の断面です。
白く膨らんだ部分の内側に濃い灰色の膨潤していない部分があるため、この場合は問題ありません。
また、膨らんでしまった部分もベントナイトは繰り返し膨潤するため、性能への影響はありません。
- 釘打ちは可能ですか?そのために間隙ができないか心配です。
釘打ちは可能です。また、そのために発生すると思われる空隙も柔軟性と自己シール性により、クニシールなら対応が可能です。
- 化学品・油などに膨潤しますか?
クニシールは強酸・強アルカリや有機溶媒に対しては、膨潤反応が小さくなります。
- 膨潤・乾燥を繰り返すと性能に影響ありますか?
膨潤・乾燥を繰り返しても膨潤性に変化は無く、クニシール自体の止水性能に影響はありません。
- 施工後クニシールC-31が膨潤すると、コンクリートにヒビが入ったりしませんか?
また、シール材が押し出されたりしませんか? コンクリート内部でクニシールC-31が膨潤した場合、膨潤圧を大きく発生させることは無いため、ヒビ割れやシール材を押し出す心配はありません。
コンクリート被り厚は30mm確保してください。
- クニシールの保管方法、使用期限について教えてください。
冷暗所にて水濡れを避けて保管してください。主成分のベントナイトは無機粘土であるため、基本的に性能の劣化はありません。
土壌改良
- 漏水抑制のメカニズムを教えてください。
ベントナイトの高い止水性を利用して水田の水持ちを向上させます。砂地や粘土質だが乾燥すると硬くなり間隙が多く水持ちの悪い水田には、ベントナイトを混ぜることにより水を吸って膨潤したベントナイトがゲル状になり空隙を充填し、不透水膜を形成します。
鋳物
鋳物生型砂用
- ミックスベントナイトの選定例にはどのようなものがありますか?
たとえば、生型砂の強度を高め、かつコストを抑えたいという要望があった場合、Naタイプに活性化タイプのベントナイトを配合したものをお勧めします。
Naタイプのベントナイトを使用し、砂の強度を高めるには、活性粘土分を高める必要があるので、コストが上昇し、砂ダマが増えるなどの弊害も発生します。そこで、Naタイプに活性化タイプのベントナイトを配合することによって、少量で砂の強度が高くなり、流動性・崩壊性なども向上します。
- でんぷんを使いたいのですが、生型砂に添加するための設備がありません。良い解決方法はないでしょうか?
弊社ではベントナイト製品に予めでんぷんを配合したものを提供いたします。そうすることにより既存のベントナイト用の原料タンクと添加設備により2つの材料の添加が可能となるため、設備の新設は一切必要ございません。在庫管理の手間も省くことができます。
- 生産現場での砂特性の調査はどのようにして行うのですか?
調査に必要な試験機器を持参するか、お客様が所有する試験機を借用する形で行います。一定時間の間、回収砂、混練(直後)砂、造型(直前)砂について、試験を実施しデータ取りを行うことで、生型砂の特性の挙動を把握しています。
鋳物砂分析
- 鋳物砂分析に必要な砂重量と分析期間について教えてください。
分析に必要な砂重量は約100gが目安になります。分析期間は試料が弊社に到着してから10営業日が目安になります。
- 鋳物砂の管理を目的に試験機器を購入したいのですが、何を買えばよいか分かりません。
お客様のご希望についてヒアリングした後、最適な試験機器をご提案します。
ご希望があれば、試験担当者への技術指導も行います。
- 生型砂管理技術者講習会は、いつどこで行われるのですか?
講習会は弊社黒磯研究所にて、期間は3日間で3~4ヶ月に1回の頻度(目安は6月、9月、12月)で行っています。
農業関連
農薬キャリアー(基剤)
- 取扱い製品が各種ありますが、どれを使えば良いか分かりません。
ベントナイトは産地によって性質が異なります。農薬粒剤においてはキャリアーの配合割合が大きいため、選定にあたっては、処方検討の段階で各種サンプルをお試しください。
サンプルが必要な場合はご相談ください。
農薬受託加工
- 粉剤や液剤は製造委託できますか?
今のところ受託はできません。現在、当社として対応可能な剤型は粒剤、顆粒水和剤となります。
- 除草剤の製造委託は小名浜工場と郡山工場のどちらが良いですか?
それぞれの工場でバッチスケールや造粒設備などに違いがあり、一概にどちらに優位性があるとは言えません。設備適正を見定めることが安定生産に繋がりますので、まずはご相談ください。
- 造粒だけ(または包装だけ)の委託は可能ですか?
もちろん可能です。
- 造粒適正を見極めるための小スケールのテスト製造は可能ですか?
小スケールのラボ機(混合機、造粒機、乾燥機など)も保有しておりますので、数kg単位でのテスト製造も可能です。
フロアブル製剤用原料
- クニピアを早く水分散させるにはどうすれば良いのですか?
水を撹拌しながら、少量ずつ添加してください。その際、できるだけ攪拌能力が高く、高せん断を与えられる攪拌機の方が効果的です。
その他
受託開発
- 相談内容に機密事項が含まれているのですが・・・。
お問い合わせの段階で詳細を開示頂く必要はありません。受託開発を進めていくうえで開示が必要な場合が多いため、受託仕様書に秘密保持条項を記載していますが、別途、秘密保持契約を締結して対応することも可能です。
クニピア・スメクトン
クニピア・スメクトン
- クニミネ工業では様々な製品シリーズがありますが、「クニピア」「スメクトン」と他のシリーズの違いを教えてください。
ベントナイトの特性は原料に大きく由来します。
「クニピア」シリーズは、山形県の良質な原鉱を原料として用いており、増粘性、吸着効果、保湿効果、乳化安定性に優れています。
「スメクトン」シリーズは、透明性に優れ、天然のベントナイトとは違った用途への展開が期待できます。
- クニピア-Fとクニピア-Gは何が違うのですか?
品質的には何ら違いはありません。製品形状のみが異なり、クニピア-Fは粉末状、クニピア-Gは鱗片状(フレーク状)の製品となります。
クニピア-Gは鱗片状のためクニピア-Fよりも嵩張りますが、水に添加する際に比較的ダマになりにくいという特徴があります。