硬い椅子に座るときなど、尾てい骨が痛い、と感じることはありますか?
尾てい骨が出ていたり、長い方の場合、座るときなどに痛みを伴うことがあるそうです。
生活を送る上で、不便に感じることは少ないようですが、座るたびに痛みがあるのはやはり苦痛と言えるのではないでしょうか?
そこで今回は、尾てい骨が出ている原因や痛みへの対処の方法について、ご紹介していきます。
尾てい骨について
まずは、尾てい骨の位置や役割、出ている原因について、ご紹介していきましょう。
位置を確認しよう
尾てい骨は、背骨から真っ直ぐお尻に向かって下りていき、ちょうど肛門の上部周辺に位置しています。
尾てい骨は「尾骨」と呼ばれ、脊椎の一部のことです。
位置がわかりにくい場合には、背中を丸めてお尻の上部周辺を触ってみると、尾骨を確認できると思います。
役割は?
尾てい骨は、人間が進化前に体内にあった「尻尾の骨の名残」と言われています。
人間の尻尾は、既に退化してしまっていますので、存在当初に持っていた役割は現在は持たないと、考えられます。
尾てい骨は、姿勢を支える役目や正す役目、安定させる役目があるともされていますが、進化前の尻尾の名残、いわゆる「痕跡器官」というものになるので、多少の役目を果たしてはいたとしても、今は昔ほどの働きはないでしょう。
原因は?
尾てい骨が他の人より長い方、出ているという方は、下記の3つのことが挙げられます。
生まれつきによる個人差
尾てい骨というのは、胎児のときには複数の尾椎から成り立っています。
複数ある尾椎が、成長していくにつれて癒合し、尾てい骨となっていきます。
胎児の状態のときの尾椎の数には、個人差があると言われていて、その尾椎の数によって、成長後の尾てい骨にも短い、長い、という差が生まれるとされています。
大半が悪い姿勢を原因とする
猫背や後傾姿勢というのは、ご存知の方も多いでしょうが骨盤を歪める大きな原因になります。
骨盤に歪みが生じると、尾てい骨の向きが、内から外へ形が変わると言われています。
毎日のデスクワークを主とする仕事に就いている方などに、多く見られる原因です。
出産
妊娠・出産前の方で、尾てい骨が長い方は、出産を期に、尾てい骨の痛みを感じるケースが多いようです。
これは出産のとき、赤ちゃんが産道を通って来る際に、内側に向いていた尾てい骨が反りかえることで起こる、と考えられています。
そのため、出産前には尾てい骨が長かったとしても痛みを感じなかったのに、産後に痛みを感じるようになった、という方が増えてくるのです。
尾てい骨痛への対処
次に、尾てい骨に痛みがある場合の対処法について、ご紹介していきましょう。
アイテムの活用
上記でも挙げてきたように、尾てい骨の痛みの原因は、悪い姿勢によるものがほとんどです。
もし、そのままの悪い姿勢を継続すると、尾てい骨が変形したり、痛みを悪化させる原因になってきます。
ですので、一番の改善方法というのは、「正しい姿勢」を身に付けることになります。
座っている時間が長いような方は、ドーナツ型クッションや座椅子などを使用すると、正しい姿勢を保ち、尾てい骨ではなく坐骨で座る癖を身につけることもできますし、クッション性があるので痛みの緩和にも効果的でしょう。
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骨盤矯正
悪い姿勢によって骨盤の歪みが生じると、尾てい骨に悪影響が出ます。
正しい姿勢を身に付けるのと同時に、既に骨盤の歪みが生じてしまっている場合には、骨盤矯正を行うことをオススメいたします。
近年では、自宅でできる骨盤矯正グッズなども沢山販売されています。
しかし、間違った方法をとってしまうと、尾てい骨の変形や血行不良などを引き起こす恐れもありますので、本来であれば整体などできちんと施術を受ける方が良いでしょう。
セルフケアを行うのであれば、きちんとその方法を身に付け、体調に異変などが無いか様子を見ながら行うようにしてください。
ストレッチ
長時間、同じ姿勢を取り続けることは、多くの方に当てはまることだと思います。
しかし、尾てい骨やその周辺にある筋肉への負荷が懸念されます。
ですので、定期的に、できれば1時間おき程度に、肩周辺や腰周りなどの筋肉の緊張をほぐす、ストレッチを行うようにしましょう。
筋肉だけでなく、骨のバランスの改善効果もあると言われていますし、痛みうの緩和にも繋がるのでオススメです。
まとめ
ここまで、尾てい骨が出ている原因や痛みへの対処の方法について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
尾てい骨が出ている、人よりも長い、その原因の大半は「悪い姿勢」であることがわかりました。
背筋を伸ばし、正しい姿勢を保ち、重心を骨盤にきちんとのせる、このように日々意識を持ち、時折ストレッチなどでリフレッシュさせて、尾てい骨の痛みを少しでも軽減させていきましょう。