肌への刺激が強そうで心配・・敏感肌でもアカスリできる?
『アカスリ』といえば、お隣・韓国ではメジャーな美容健康法です。日本でもアカスリをしている人が多くいます。
しかし、気になるのは肌の負担です。アカスリは敏感肌でも大丈夫なのでしょうか?詳しく見てみましょう!
アカスリとは
アカスリとは、韓国で生まれた美容健康法のひとつです。
入浴し、垢を柔らかくした後、アカスリタオルやミトンで一気に垢を落とします。垢がボロボロと落ちていくのが快感で、ハマる人が続出しています。
アカスリのメリット
アカスリの魅力とは、具体的にどのようなものなのでしょう?まずはアカスリのメリットを見てみましょう。
- 肌がスベスベになる
- 体臭予防になる
- マッサージと同じような効果がある …アカスリにはマッサージと同じような効果があります。血行促進されるとともに、新陳代謝もよくなります。さらに、リラックス効果もあります。
…ゴワついた古い角質細胞(垢)が取り除かれることにより、肌がスベスベになります。また、体の毛穴詰まりにも効果的です。
…『皮脂の酸化』は体臭のひとつの原因です。アカスリにより、体臭の原因となる皮脂も取り除くことができます。
アカスリのデメリット
魅力的なアカスリですが、デメリットもあります。このデメリット、敏感肌さんだからこそ、知っておきたいことばかりです。
- 現役の角質まで剥がす
- 色素沈着につながる
- 常在菌がいなくなる
- 皮脂を取り除きすぎる
…肌の一番外側の層は『角質層』です。角質層は角質細胞が何層にも重なってできており、肌を外部刺激(紫外線や花粉など)から守る役割があります。そのため、角質層は肌のバリア機能と呼ばれています。
敏感肌さんの場合は角質層自体が弱く薄いのが特徴です。アカスリをすると、古い角質細胞だけでなく、今まさに肌を守っている現役の角質細胞まで剥がれてしまいます。
…アカスリによる刺激は、肌内部に炎症を起こします。その炎症が『メラノサイト』という物質を刺激。刺激されたメラノサイトは、『メラニン色素』という色のついた物質を過剰発生し、色素沈着を起こします。
…私たちの皮膚には『皮膚常在菌』が存在し、この皮膚常在菌も外部刺激から肌を守っています。
しかし、アカスリは皮膚常在菌も擦り取ってしまいます。その結果、肌自体の防御力がさらに低下してしまいます。(皮膚常在菌について詳しく知りたい人は、別ページ『皮膚常在菌を育てよう』をご覧ください♪)
…肌のテカリや、体臭の原因にもなる皮脂。悪いイメージがあるかもしれませんが、皮脂は肌の健康を保つために必要です。
【皮脂の役割】
・肌表面を覆う薄い膜となり、肌内部の水分が過剰に蒸発するのを防ぐ。
・肌を弱酸性に保ち、肌に悪影響を及ぼす細菌の増殖を抑える。
・肌を守っている皮膚常在菌の栄養になる。
アカスリは、この皮脂を取り除きすぎてしまうので要注意です。
アカスリにはデメリットがいっぱいです。とくに肌の弱い敏感肌さんの場合、アカスリによる肌のダメージは『大』です。
どうしてもしたい場合は…
どうしてもアカスリをしたい場合は、月1回程度に抑え、いずれは脱・アカスリをしましょう。また、アカスリは正しい方法で行わないと、肌への負担がさらに大きくなります。
アカスリの正しいやり方- 約40℃のお湯に10分~15分程度浸かります。
- アカスリタオルを使い、毛の流れに沿ってやさしく体を洗います。同じ場所を何度も洗うのはNGです。石けんやボディソープは使用しません。
- アカスリによって出た垢をシャワーで洗い流します。
- アカスリ後は必ず肌を保湿しましょう。(敏感肌さんが使いたいボディローションやボディクリームについては、『敏感肌のボディケア』をご覧下さい。)
アカスリタオルの多くは、レーヨン製でかなり刺激が強いです。
敏感肌さんの場合は、シルク製のアカスリタオルを使用しましょう。シルクは人間の肌と同じタンパク質が主成分です。そのため、刺激をあまり感じることなく、肌をやさしく洗うことができます。(シルクアレルギーの人は、使用を控えてください。)
お店や銭湯などで、人にアカスリをしてもらう場合は力加減を弱めにしてもらい、できるだけ肌の負担を軽くしましょう。
敏感肌さんにオススメのアカスリタオル♪
敏感肌をいたわろう(まとめ)
垢がごっそりとれ、爽快感すら覚えるアカスリ。
しかし、アカスリによる肌への負担は大きく、敏感肌にダメージを与えます。最悪の場合は、敏感肌がさらに悪化してしまうので、かなり注意が必要です。
このため、敏感肌さんにアカスリはオススメできません。