乳液と化粧水の違いとは? 乳液の正しい使い方とスキンケア

「化粧水も乳液もたっぷり使っているのに肌が乾燥する」なんて経験ありませんか? 乾燥肌のスキンケアに保湿は欠かせません。しかし、化粧品の役割をしっかり理解して使用しないと十分な効果は得られません。前回の化粧水に続いて、今回は乳液を使ったスキンケアを学んでいきましょう。

乳液の役割は?

多くの女性は洗顔後のスキンケアに化粧水と乳液を使っていることでしょう。洗顔後のお肌を乾燥から守るためにも保湿は大切です。乳液の特性をしっかり理解して、肌状態に合ったスキンケアをしましょう。

化粧水と乳液ってどう違うの?

あなたは乳液と化粧水の役割を正しく理解していますか? 前回(乾燥肌対策マニュアル4)でご紹介したように、水分量が多い化粧水は水溶性の保湿成分を肌に与えて潤わせる役割があります。一方で乳液は、化粧水で補えない油性の保湿成分を肌に与えることができます。つまり、化粧水と乳液はお互いに足りない成分を補って保湿効果を高めることができるのです。

乳液の役割は?

通常の肌は自然に分泌される汗などの水分と皮脂によって肌の潤いを保ちます。つまり、化粧水で水分を与えただけでは不十分なので、油分が多い乳液で油性の保湿成分を与えることが大切です。また、乳液には水溶性保湿成分を油分で閉じ込める役割もあります。

乳液の選び方

化粧品の役割がそれぞれ違うということは、含まれる成分も化粧品によって異なります。スキンケアの効果を高めるためにはどうやって乳液を選べばいいのでしょうか。

避けたほうがいい乳液は?

乾燥肌は刺激にとても敏感になっているため、他の化粧品と同じように配合成分には十分注意しましょう。特に使用感がさっぱりするタイプの乳液には、アルコール成分が含まれている場合があります。アルコール成分は敏感な肌にピリピリした刺激を与えたり炎症をおこしてしまったりする場合があるので極力避けましょう。また、美白用の乳液なども刺激になる成分が含まれている可能性があるので、乾燥肌には保湿用の乳液を選びましょう。

保湿に有効な成分は?

乳液は化粧水で補えない保湿成分を肌に与えることが大きな目的です。乳液を選ぶときは油性の保湿成分に注目しましょう。

油性の保湿成分の中でも特に優れているのがセラミドです。セラミドはもともと角質内に存在する細胞間脂質なので、肌への刺激が極めて少ない成分です。また、セラミドはお肌の水分を挟み込む性質を持っているため保湿力がとても優れています。

乳液を選ぶ際には、成分表をチェックしてセラミドの配合量に注意してみましょう。

乳液を使ったスキンケア方法

間違ったスキンケアを続けても化粧品は本来の効果を発揮できません。乳液の保湿効果を最大限に高めるためにも、正しいスキンケア方法を実践しましょう。

乳液でのスキンケアのタイミング

化粧水の後、急いで乳液を使っていませんか?洗顔後のお肌に化粧水で潤いを与えたら、2~3分待ってから乳液で「フタ」をしましょう。化粧水の成分を肌にしっかり浸透させるためにも、2~3分待つのがポイントです。とはいえ、化粧水の後に長時間放置するのもNGです。洗顔が終わったら速やかに化粧水で水溶性保湿成分を与え、肌に浸透してから乳液で油性保湿成分を与えましょう。

乳液でのスキンケア方法

とにかく乾燥肌に刺激は禁物なので、コットンは使わずに手でケアしましょう。乳液を手に取り、両手で挟み込んで温めるのがポイントです。油分の多い乳液は温めることで肌に馴染みやすくなります。お顔に乳液をつけるときは頬、額、あごのように乾燥しやすい部位から順番につけていき、優しく伸ばすように全体に広げましょう。

余分な油分は酸化して毛穴の詰まりや刺激の原因になる恐れがあるので、一度につけすぎないように注意が必要です。

クリームや美容液も一緒に使ったほうが良い?

化粧水や乳液でのスキンケアの他に、クリームや美容液も使うべきか悩んでいる女性も少なくないと思います。結論から言うと、化粧水と乳液で十分な保湿成分を補えていれば、クリームや美容液でのケアは特に必要ないでしょう。もしも美白用などの化粧水と乳液を使用していて、保湿成分が不十分であればクリームや美容液で補いましょう。自分の肌状態に必要な成分を明確にして、適切な化粧品でケアをすることが大切なポイントです。

まとめ

乳液は化粧水で補うことのできない油性保湿成分を補うことができ、化粧水と一緒に使用することで保湿効果を高めることができます。どういった目的で乳液を使うのかを明確にして、必要な成分が配合されたものを選びましょう。保湿効果を高めるためにも化粧水が肌に馴染んでから乳液でスキンケアするのが大切です。肌状態に合った乳液を使って正しい方法で保湿しましょう。