商品表示ラベルに潜むワナ

世の中にはたくさんのドッグフードが溢れています。
どれもこれも色んなことが書かれていて、フード選びに迷っちゃう。
本当はいいフードって、どんなフード? 
商品ラベルから読み解いて、今後のフード選びの参考にしてみましょう。

お店に行ったら色んなドッグフードのパッケージ裏面、原材料欄をぱっと見てみてください。「ビタミンA」「ビタミンE」「ミネラル」など、栄養素の名前がたくさん書いてあったり、難しそうなカタカナ原料名がズラっと並んでいる商品が多く見受けられます。でもこれ、実は、、フード内に入っている野菜やお肉の栄養素が、高温調理などにより消失しているか、あるいは適切に含まれていないため、後から「人工的」に「合成添加物」として足していることの証なんです。でも、ビタミンやミネラルなどの栄養素は本来野菜やお肉自体にたっぷり含まれているものであり、後から人工的に足すのは不自然なことなのです。素材本来の、自然の栄養素を壊さず逃がさずそのまま活かす、これが私たち 「 +5」 のモットーであり、だから原料表記欄は一般的なドッグフードよりもシンプルで短いんです。

言葉の定義によって似たような原材料でもその意味がずいぶん変わってきます。例えばお肉。ここでは原材料表記欄に記載されている「定義の違い」について考えてみましょう。

名称だけでは単に使用部位の違いにみえるかもしれません。でも実は、定義によって安全性が全然違うんです。「ミール」や「副産物」には「屠殺以外で死んだ動物の組織」を使うことが許可されています。つまり、人間の食料としては流通することができない、本来破棄されるはずの病気や事故で死んだ食肉動物も含まれている可能性もあるのです。

※誤解のないように書きますが、全てのミールや副産物が病気や事故で死んだ食肉動物から作られているという訳ではありません。普通に食肉用に屠殺された動物の肉や内臓肉を使っている製品も多くあります。そこは製造している会社を信用するしかないところです。

うちのフードに副産物の表記がないから大丈夫?
いえいえ、日本の商品ラベルには副産物とはかかれていません。鶏肉も鶏肉副産物もチキンミールも全部一緒にして「鶏肉等」「チキン等肉類」というような書き方が許されているから表記がないと思っているだけなのです。

日本で販売されているフードの大多数はアメリカのAAFCOの
基準をもとにしています。AAFCOのガイドラインは世界基準と
なっていて、日本ペットフード公正取引協議会もこのガイドラインを
基準としています。

たとえば、商品名を「ビーフフォードッグ」等のシンプルな名前にする場合、
その製品の原材料のうち少なくとも95%は牛肉が含まれていなければいけません。
しかも動物性の原材料のみとなっていますし、動物の筋肉部分の肉を指しているので、ミールや副産物やエキスが含まれていてはいけないのです。当然ながらかなりのお値段がするわけです。

そして、多くの皆様に当てはまるルールが原材料の後にディナーやフォーミュラの付く場合。例えば「チキン&ライス フォーミュラ」のように二つの原材料が商品名に表示されている場合は25%以上をその二つが占めなくてはいけません。ただし、動物性のものと植物性のものの組み合わせが可能となります。また2種類のうち、片方は3%ほど含まれていれば良いというものですので、半分ずつ入っているなどと思ってはいけません。

そしてさらに重要なのが、商品名にチキンやビーフとついていても、それが原材料の中で一番多く含まれている訳ではないと言う事です。フォーミュラやディナーと名の付く商品の中には原材料名の一番最初(つまり一番多く含まれる)が穀物であったり、または一番最初にチキンなどがリストアップされていても2番目3番目に続く材料名(コーン、小麦、キビ、など)を合計すると、穀物の量が肉の量を大きく上回るものも少なくありません。 やはり大切な愛犬に与えるものですから、きちんとメーカーに問い合わせをし、きちんと答えてくれるメーカーのフードを使うと言う事が重要です。

※肉や穀物の入っている割合によって、「いいフード」「悪いフード」とは一概に言えません。皆様が与えたいフードのイメージに合わせて、適切に選んでみてください。

この「WITH」表示がまた更にややこしいのです。WITHの後に続く原材料はなんと全体の3%ほど含まれていればよいという事。つまり、「ライスWITHビーフ」であれば、全体のほとんどがライス主体でビーフは3%ほどしか含まれていないと言う事です。「ドッグフードWITHビーフ」であれば、フードの3%が牛肉という事。肉食である愛犬には何を選びますか?

いかがでしたか?
商品ラベルを見るだけで分かる事、たくさんありますね。
これを覚えておくだけで、フードの見た目が変わるはずです。

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