食べても良し!付けても良し!椿油の正しい使い方と美容効果
Date:2016.05.12
ここ数年、美容にも健康にも良いといろいろな油が注目をされています。
その中でも特にココナッツオイルやオリーブオイルが主流ですが、昔から日本で使われている油に、椿油というものがあります。
昔の人は、椿油を美容や健康のために良く使っていたそうですが、現代では椿油が名産の地域以外ではあまり使うことがありません。
日本に昔から伝わる椿油にはどういう健康・美容効果があるのでしょうか。
歴史は1000年以上!椿油の特徴とは
そんな昔からずっと使われているということは、美容や健康の効果があるということになります。
椿油はヤブツバキの種子から取ったものなのですが、この中には今流行りのオイルに負けないくらいの栄養素が含まれています。
- オレイン酸
- リノール酸
- パルチミン酸
- ビタミンE
椿油の主な栄養素には、上記のようなものがあります。この中でも特に健康面で注目を集めているのがオレイン酸です。
オレイン酸には次のような効果があると期待されています。
- 血中コレステロールの減少
- 生活習慣病の予防
- 抗酸化作用によるガン抑制
オレイン酸はオリーブオイルにも含まれているのですが、椿油のほうが含有量が高いと言われています。
パルチミン酸にも動脈硬化やしわの抑制という効果がありますが、飽和脂肪酸のため過剰摂取すると肥満に繋がります。
椿油は万能!スキンケアから食用まで用途も様々
椿油にはいろんな使い方があります。いろんなところに付けて美容はもちろん、スキンケアにも使うことができます。
ケアだけではなく、体内に取り込むこともできるオイルなので正しい使い方を覚えると、万能アイテムとして使うことができます。
椿油と一言でいってもいくつか種類があります。
よくドラッグストアなどで見かける商品は、ヘアケア用品に使うもののため、整髪料のコーナーに置いてあることがあります。
万能に使える商品もありますが、その椿油がどの用途に使えるかをしっかりと調べてから使うようにしましょう。
椿油といったら頭皮・髪のケア!ツヤ髪にする正しい使い方
椿油といったら、やはり頭皮や髪のケアに使うのが1番多いのではないでしょうか。
椿油には髪を保護しツヤを与え、サラサラにしてくれる効果があると言われています。
今は髪をサラサラにしたりツヤを与えてくれる整髪料がたくさんありますが、昔は今のように優れたヘアケア用品がなかった為、髪の毛には椿油を使う人が多かったそうです。
シャンプー前に使って頭皮・ヘアパック
頭皮や毛穴に詰まった汚れや皮脂を取り除くために、自宅や美容院でスカルプケアをする人が増えています。
このスカルプケアを椿油を使って行うと、頭皮や毛穴の汚れはもちろん、頭皮に潤いを与えてくれるのでフケやかゆみの予防になります。
そして頭皮ケアと一緒にヘアパックもできるので、めんどくさがりな人にもオススメです。
- 乾いた髪を丁寧にブラッシングする
- 手のひらに椿油をつけ、手のひら全体、指の間に広げる
- 手についた椿油を頭皮全体に馴染ませる
- 軽く揉むようにマッサージをする
- 再度、手のひらに椿油をつける
- 毛先など傷みのひどい部分につけた後、手に残った椿油を髪全体につける
- 蒸しタオル、もしくはシャワーキャップで髪を包み、20~30分ほど置く
- ぬるま湯で髪と頭皮の椿油を洗い流した後、シャンプーをする
- タオルドライした後、ドライヤーで乾かす
使う椿油の量は髪の長さや量によって変わってくるので、
- 頭皮全体に椿油が浸透するくらい
- 髪全体がしっとりするくらい
という感覚が目安になります。シャンプー後、リンスやコンディショナーを使う場合は、ほんの少量で構いません。
このケアは毎日ではなく、週1~2回でも効果が出てきます。パーマやカラーで髪が極端に傷んでいる人は、週2~3回行っても大丈夫です。
シャンプーやコンディショナーに混ぜてオイルケア
ここ数年、オイルシャンプーやオイルコンディショナーというのが流行っています。
シャンプーなどにオイルが入ることで、洗っても髪に潤いを与えてくれると人気です。このオイルシャンプー、椿油を使って作ることができます。
大量に作り置きするのもいいですが、オイルとシャンプーが分離するため、長く置いておくと最後の方は混ざりが悪くこともあるので、なるべく1週間程度で使い切れるくらいの量を作って置いておくようにする方がいいです。
シャンプー・リンスと椿油を混ぜる比率は、10~12:1がベストです。
- 髪をしっとりとさせたい人は10:1
- 少しさっぱりめにしたい時は12:1
がオススメです。
使う時は、必ず容器を振って、オイルとシャンプーが混ざった状態で使うようにしましょう。
椿油をシャンプー後のリンス代わりに
昔の人はシャンプー後のリンスの代わりに椿油を使っていたそうです。
もちろん今でもリンスは使わず、椿油で髪を保湿しているという人もいます。
- 普通にシャンプーをする
- 洗面器にお湯を入れ、そこに椿油を2~3滴垂らす
- お湯をかき混ぜ、このお湯を髪につけて馴染ませていく
- タオルドライした後、ドライヤーで乾かす
椿油だけでは不安と、このお湯にリンスを混ぜるという人もいますがオイルでしっかりと髪を保湿、コーティングされるのでリンスは不要です。
あと、「効果が感じられない」という人の多くが、椿油の入ったお湯を髪に馴染ませた後、再度お湯ですすいでいるようです。
お湯のすすぎは不要なので、タオルドライをして乾かすだけにしましょう。
シャンプー後に使って傷んだ毛先の集中ケア
髪の広がりやパサつきを予防するため、「洗い流さないトリートメント」をすることがありますが、これも椿油で行うことができます。
- シャンプー後、タオルドライをする
- 手のひらに椿油をつけ、手のひら全体に広げる
- 毛先などの傷みの気になる部分に椿油を馴染ませる
- 手のひらに残った椿油を髪全体に薄くつける
- そのままの状態で、ドライヤーで乾かす
「オイルをつけた後にドライヤーを使ったら髪が傷むのでは?」とよく聞きますが、椿油は髪を熱から守ってくれる効果や、髪の日焼け止め効果もあるので問題はありません。
この時、髪に付ける椿油の量は、1~3滴。
- 髪の長さ
- 毛量
で変わってくるので、まずは1滴にして足りなかったらプラスするようにすれば、つけ過ぎ防止にもなります。
オイルアイテムとしてスキンケアやボディケアにも!
椿油は髪や頭皮だけではなく、オイルアイテムとしてスキンケアやボディケアにも使うことができます。
添加物が入っていないため、敏感肌や乾燥肌の人、アトピー性皮膚炎の人も安心して使えるので、1本持っておくととても便利です。
椿油を使ってオイルクレンジング
メイクを落とす時、綺麗に落とすためにオイルクレンジングを使うという人が多いと思います。
市販されているメイククレンジング用のオイルを使ってもいいのですが、椿油は100%天然のものなので、刺激が少なく肌に負担がほとんどありません。
- 椿油を手のひらに500円玉程度出し、手のひらで温める
- 顔全体にオイルを伸ばし、メイクと馴染ませる
- コットンなどで軽く拭きとる
- 洗顔フォームや石鹸でオイルを洗い流す
ポイントメイクはコットンに椿油を含ませて、メイクと馴染ませるとつるんと取れます。
肌の乾燥が気になる時のスペシャルパック
肌が乾燥すると化粧水や乳液とつけても肌に浸透していきません。
肌の乾燥予防、保湿力アップのために椿油を使ったスペシャルパックをすると肌がモチモチになります。
- 洗顔後、手に椿油を取り温める
- 手のひらでプレスするようにして、顔全体に椿油をつけていく(乾燥が気になる部分は特に丁寧につける)
- 蒸しタオルを顔にのせ、10分間顔をホットパックする
- タオルで軽くオイルを拭き取る
肌荒れした時のクリーム(保湿アイテム)の代用
肌荒れを起こした時や、肌断食をする時に温泉水とオイルのみを使います。
この時、よく使われるのが馬油です。このオイルを椿油にしても顔がしっとりとします。
- 洗顔後、温泉水などで保湿をする
- 手のひらに椿油を1~2滴とり、手のひらで温める
- 顔全体に伸ばしていく
乾燥が気になる部分には、椿油を重ね付けしても大丈夫です。
お風呂上がりのボディオイルとして使う
顔だけではなく、体全体を潤いの肌にするためにお風呂上がりにボディクリームやボディオイルを使っている人も多いと思います。
このクリームやオイルを椿油にすると、肌が内側からしっとりとしてきます。椿油は浸透力が高いので、付けた後しばらくすると潤いのあるもちもち肌になります。
- お風呂上がり、肌に少し水分が残っている状態にしておく
- 手のひらに椿油をとり、手のひらに広げた後、体全体に薄くつける
- かさつきの気になる、かかと・ひじ・ひざには重ね付けする
椿油は手や爪のケアにも使える
ボディケアにも使える椿油、もちろん手や爪のケアに使うこともできます。
オイルなので日中頻繁に使うのは大変ですが、寝る前に手に薄くつけて眠れば手のパックになります。
その他、よく爪を丈夫にするために「ネイルオイル」というものを使いますが、これを椿油で代用することもできます。
手や指は年齢が出やすいと言われているので、毎日椿油でケアしてしっとりとした肌にしてあげるようにしましょう。
椿油で全身マッサージすればもっちり肌にもなる
肩や足などこりやすい部分を自分でマッサージすることがあります。
その時、肌の滑りを良くするためにオイルを使うことがありますが、この時に椿油を使えば、マッサージと一緒に肌のお手入れもできます。
椿油を使ってマッサージをすれば、マッサージしやすくなるのでこり解消や血流の流れも良くなりますし、肌のオイルの潤いでもっちり肌になります。
他にも気になる使い方がネットに掲載!その信ぴょう性とは
頭皮や顔、全身のケアにはもちろんですが、その他にもちょっと変わった使い方があります。
いくつか気になる使い方について調べてみました。
椿油をウィッグに付けて髪の絡まり防止
よくネットで書かれている使い方、それがウィッグのお手入れです。人毛、人工毛どちらでも椿油でケアをしてあげるとサラサラに仕上がります。
特にロングのウィッグは絡まりやすく、すぐにダメにしてしまう人が多いようですが椿油を使ってケアしてあげると髪の絡まりもなくなります。
この時に使うのは椿油と水で作った「椿油ウォーター」です。
最近、この椿油ウォーターが市販されていますが、毎日の髪のケアやスタイリング剤としても使うことができます。
- ウィッグに椿油ウォーターをスプレーする
- 木や天然毛など摩擦のおきないブラシで梳く
これだけです。もし少し髪が濡れているなと感じたら、乾くまでそのままにしておきましょう。
椿油で頭皮をマッサージし発毛促進?
椿油には発毛促進機能があるというのをよくネットで見かけます。これは本当なのでしょうか?
椿油には発毛促進の効果というのはないようです。
頭皮マッサージで説明しましたが、頭皮の汚れを落とすことで抜け毛予防には繋がります。
椿油には日焼け止め効果もあり?
椿油の使い方の中には「日焼け止め効果」というのもあります。オイルで日焼け止めが本当にできるのか不思議です。
調べてみると、髪の紫外線予防や日常生活の日焼け止め予防に使えるようです。
椿油を摂取してアンチエイジング!食用の椿油で体の中から綺麗に
椿油は付けるだけではなく、体内に取り込むこともできます。
この時には必ず「食用」の椿油を使うようにしましょう。
オリーブオイルと同じよう、毎日ティースプーン1杯程度を飲むのもいいですし、天ぷらの揚げ油に椿油を混ぜてもいいそうです。
美容や健康のために栄養成分をしっかりと体内に入れるには、直接飲む方がいいです。
値段もお手頃だから続けやすい!美容にも健康にも良い椿油に注目
今まで、健康や美容に良いとオリーブオイルやココナッツオイルを使っていたという人も多いと思います。
しかし、純日本製である椿油も負けないくらいの素晴らしい天然オイルです。
値段もそれほど高くなく、1000円以内、それもドラッグストアなどで購入が可能です。
使い勝手もいいオイルなので、1本持っておけばとても便利な椿油。これからまた再注目されるかもしれません。
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