林修の今でしょ講座【AGEがシミの原因物質・シミ予防の調理法】
体内にある物質が多いとシミができやすい?
夏の紫外線を浴びた肌に、その物質があることでどんどんシミを作ってしまうといいますが、その物質とは?
そうならないためにシミの原因物質を体に溜め込まないことが肌のアフターケアになるといいます。
久留米大学医学部教授の山岸昌一先生に講義していただきました。
山岸昌一先生は老化の研究で医学賞を多数受賞している方です。
シミができるまでの期間
紫外線を浴びたからといってすぐにシミができるわけではなく、
シミが作られるまでは紫外線を浴びてから約1ヶ月かかるそうです。
ですから7〜8月に浴びた紫外線によってちょうど今くらいからシミができ始めているといってもいいかもしれません。
ですから医学的に正しいアフターケアがまさに今、必要。
肌のシミができる仕組み
夏の強い日差しに含まれる紫外線から体を守るために、体は黒い傘をさして体を守ろうとするんです。
これがメラニン色素という黒い成分なんです。
メラニン色素は黒い日傘をさして体を守ってくれているのですが、この日傘を差しっぱなしにしてしまうことでシミとして残ってしまうんです。
ですからシミを残さないためには日傘を早くたたんでしまうことが重要。
でも、この日傘を閉じることを邪魔しているある物質があることが最新研究でわかったそうなんです。
シミの原因物質
日傘を閉じる邪魔をしているある物質がシミの原因物質になっているということなのですが、
ここで質問です。
みなさんもぜひ考えてみてくださいね。
質問:シミの原因物質と同じものは?
A:タイルのカビ
B:パンの焦げ
C:シャツの襟の汚れ
正解はBのパンの焦げでした。
パンを焼くと焦げ色がつきますが、それがシミの原因物質と近く、これをメイラード反応というそうです。
そしてこのメイラード反応が体内で起こってシミや老化現象を引き起こしていると考えられているのです。
体の中のパンの焦げ=AGE
体の中のパンの焦げ、つまりシミの原因物質がAGEという物質。
このAGEが体の中にたくさんあるとシミができやすいそうです。
つまり、人によってシミができやすい人と、できにくい人がいるということですが、特に紫外線を浴びた場合にはこのAGEが体内にどれだけあるかというのが鍵になってくるようですね。
ですから夏の肌のアフターケアとしてはシミの原因物質AGEを肌に溜め込みすぎないことがポイントになるんです。
AGEを溜めすぎない方法とは?
AGEを溜めすぎない方法を知るには、どうしてAGEができてしまうのか?を知ることが大切なのですが、
コラーゲン(タンパク質)に糖がこびりつくことでAGEに変わってしまうということです。
体内にこのAGEがあることで少しの紫外線で過剰なメラニンが分泌されてしまうそうです。
ですからAGEを減らすことがシミを残りにくくすると言えるのです。
AGE対策:夏の肌のアフターケア
夏の肌のアフターケアのポイントはAGEが多く含まれる食べ物を摂りすぎないことなんです。
AGEが多く含まれる食べ物
では、どのような食べ物にAGEが多く含まれているのか?は以下のとおり。
サラダ<トースト<焼き魚<ステーキ
の順に多く含まれているんですね。
AGEを抑える調理法とは?
AGEが多く含まれるトーストも焼き魚もステーキも大好き♪という方は多いですよね。
でも安心してください。調理法によってAGEは抑えられるそうです。
実はAGEの要素になっているのは油っぽさだけではなくもう一つ大事な要素があるということ。
ですからひと工夫することでお肉を食べてもいいそうなんです。
ではAGEを増やさないためにできるお肉の食べ方の工夫とはなんでしょうか?
その工夫とは茹でたり、蒸したりすること。
茹で&蒸し料理は揚げた時と比べてAGEが10分の1になるそうなんです!
AGE量はバンバンジー1:焼き鳥5:唐揚げ10
揚げ物もひと工夫すればAGEの量を減らせる!
劇団ひとりさんが「大好きなものほどAGEが多い」と嘆いていましたが、
実は、酢で下ごしらえしてから調理するとAGEが増えることを軽減できるそうです。
酢やレモンなどの食材を一緒に摂ることでコラーゲンに糖がくっつきにくくなってAGEの摂りすぎ防止になるということ。
さらにキノコに含まれるキチンキトサンがAGEの吸収を抑える効果が期待できるそうです。
まとめ
AGEという物質が体内に多いとシミができやすいということ、そしてAGEは調理法によって減らすことができることなどが分かったと思います。
トーストがシミの原因物質と似ているということでしたが、簡単な見分け方としては調理法によって色が濃くなっているものはAGEが多く含まれていると思っていいのかもしれませんね。
そしてAGEが多く含まれているものを食べる時はひと工夫が必要ということになりますね。
夏に浴びてしまった紫外線、食べ物でもしっかりアフターケアしていきましょうね!
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