ビタミンCが、シミや肌の健康のために有効であることは、皆さんご存知ですよね。
でも、ビタミンCを「大量摂取」することによって、”がんに効く” と言われるほどの効果・効能を発揮することを知っている人は、多くありません。
ここで、「”がんに効く” は、さすがに言い過ぎじゃないか」と疑いを持った方。
もしかすると、ビタミンCを過小評価しているかもしれませんよ。
実際、当サイト管理人もビタミンCの大量摂取を実践するようになって、その効果を実感しています。
当サイト管理人は元々鼻が弱くて、子供の頃から耳鼻科に通院していた上、大人になってからもしょっちゅう風邪をひいては副鼻腔炎になって耳鼻科に通ってばかりだったのですが、ビタミンCを飲みだすようになってからは、ひどい風邪はひいておらず、副鼻腔炎にもなっていません。(風邪気味くらいにはなりますがひどい風邪にはなっていません)
↑ 2016年の1年間で13回も通院した耳鼻科の明細
この風邪をひきにくくなったのが、ビタミンCのおかげかわかりませんが、肌がキメ細かくなったような調子の良さも感じているので、ビタミンCの大量摂取は続けています。
このように、もし体の不調や、肌のことで悩んでいる方がいるのであれば、ビタミンCの大量摂取で改善されるかもしれません。
当ページでは、書籍による情報をもとに、ビタミンCの効果・効能に対する根拠から、ビタミンCの大量摂取(メガドーズ療法)についてお伝えします。
また、最後には、当サイト管理人の実際の体験に基づく「ビタミンC大量摂取の実践方法」まで紹介するため、ビタミンCの大量摂取を試してみたいという方は参考にしてみてください。
参考文献
このページでは、以下の書籍を参考として、お伝えしています。
書籍タイトルは、『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』 です。
この本のタイトルを見ると、”がんに効く” とまで書かれているので、パッと見で胡散臭い感じがするかもしれません。
しかし、実はこの本、実際に中身を読んで見ると、海外含む複数の学術論文などを挙げながら論理的に書かれているものであるため、非常に説得力を感じさせるものとなっています。
さらに、筆者は、東京薬科大学大学院を修了した薬学博士で、アマゾンのレビューでも星4.5と好評価です。
本サイト管理人も、はじめは疑い半分でこの本を読んでいたのですが、読み終わった後はすっかりビタミンC信者になってしまうほど説得力あるものでした。
できれば、実際に本を読んでみて頂きたいですが、当ページでは主要なポイントだけ抜粋してお伝えします。
ビタミンCの有効性を裏付ける科学者たち
ビタミンCは、多くの偉大な科学者たちによって、その有効性を示されています。
そして、その筆頭としては、ライナス・ポーリング博士がいます。
ライナス・ポーリング博士
ライナス・ポーリング博士はノーベル賞を2度も受賞している人物です。
このポーリング博士が「さらば風邪薬! : ビタミンCで風邪を追放(現在は絶版)」という本を出版してベストセラーとなり、アメリカ発のビタミンCブームが巻き起こりました。
この出来事は1970年のこととなりますが、ビタミンCが1928年に発見されてからの歴史の中で、ビタミンCが一躍脚光を浴びる大きな機会となりました。
NIH(アメリカ国立衛生研究所)の博士を中心としたグループ
そして、時を経て2005年には、NIH(アメリカ国立衛生研究所)のマーク・レビン博士を中心としたグループによって、”ビタミンCががんを殺す” ことを証明する論文の発表があり(*1)、改めてビタミンCが注目されることになりました。
この ”ビタミンCががんを殺す” という点は当時医療業界を超えて大きな衝撃を与えることになりましたが、その刺激的なタイトルの論文が、医学の業界で大きな権威を認められているNIH(アメリカ国立衛生研究所)の博士を中心としたグループという確かな権威筋から発表されたことに大きな意味がありました。
また、他にもコロンビア大学のクラウス・ユンゲブルート博士によるポリオウィルスに感染したサルの臨床実験や、フレッド・クレナー博士による実証報告など、様々な研究・報告によってビタミンCの有効性は示されています。
そして、これらビタミンCの強力な効果・効能を引き出すためには、ビタミンCを大量摂取することがポイントとなります。
ビタミンCの大量摂取(メガドーズ)療法
ビタミンC摂取量の目安
”大量摂取” とはどの程度かというと、カリフォルニア州のロバート・カスカート医師によって提唱された「腸管耐容量(※)」と呼ばれる指標が、1日の摂取量の参考とすることができます。
体の状態が健康な人で、1日あたりの総量4~15g(1日の摂取回数4回)
この1日あたり4~15g (4000mg~15000mg)という分量について、通常ビタミンCサプリメントの1粒が、0.5g(500mg)または1g(1000mg)であることを考えると、どの程度の量かイメージできると思います。
※腸管耐容量・・・ビタミンCの副作用である下痢をしないための目安量
ビタミンCの吸収率
ビタミンCの摂取量の目安がわかったとしても、一度に大量に摂取しては多くが尿とともに流れ出してしまいます。
そこで、ビタミンCを効率的に吸収するためには、ある程度の時間を置きながら、一定量を分けて摂取する必要があります。
以下の吸収率の表を見ると、一度の摂取量が2000mgになると、半分以上(56%)が尿として排出されてしまうため、効率的ではありません。
しかし、一度の摂取が1000mg(1グラム)であれば、75%が吸収されるため効率的であると言えます。
出典:Hickey and Roberts, Ascorbate (2004) 『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』に記載の表から作成
血中ビタミンC濃度の時間ごとの変化
ビタミンCは、摂取すると血中のビタミンC濃度が上がります。
ただ、ビタミンC 1000mg(1グラム)を1回だけ摂取しただけでは、次第に尿といっしょに排泄されて血中濃度は下がり、4時間後には基準値に戻ってしまいます。
一方、ビタミンC 1000mg(1グラム)を1時間ごとに摂取した場合は、「ダイナミックフロー」と呼ばれる理想的な状態にまでビタミンCの血中濃度を高めることができます。
出典:『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』に記載のグラフに基づき作成
常に「ダイナミックフロー」の状態にするためには、1時間ごとに1グラムずつ摂取する必要があって大変ですが、いずれにしてもビタミンCは、摂取した後の血中濃度が重要であるため、一定の頻度で摂取することが大切です。
管理人が実際に行っているビタミンCの利用方法
以上のビタミンC摂取量、吸収率、時間ごとの変化を踏まえて、管理人なりに実践しているビタミンC摂取方法をお伝えします。
管理人が使用している品々
管理人が実践している方法
まず、1回のタイミングでの摂取量は、 1000mg(1グラム)ずつ摂取するようにしています。
これは、前述した通り、ビタミンCの 吸収を効率的に行うためです。
そして、1回あたり1000mg のビタミンCを、以下の製品を利用して摂取しています。
- ビタミンC粉末
- 海外製のビタミンCサプリメント
- 国内製のビタミンCサプリメント
ビタミンC粉末
まず、一番基本としているものは、ビタミンC粉末です。
なぜビタミンC粉末を一番基本とするかというと、安いからです。
上の画像で示している岩城製薬株式会社の製品は、第三類医薬品として認定されている日本薬局方(厚生労働省が定めた医薬品の規格基準書)の製品で、ビタミンC粉末として信頼性が高いとされているものです。
この製品はビタミンC粉末としては最も高価な部類ですが、それでも 500g で送料含めて4600円程度。
1回の摂取量1g あたり 9円程度です。
1日3回摂取したとしても、1日あたり27円で、半年近くもちます。
ちなみに、ビタミンC粉末は、アマゾンでも販売されているものがあります。
こちらは1kg(1000g)で1500円程度。
1g あたり 1.5円程度と、破格の値段で売っています。
(こちらは岩城製薬のビタミンC粉末と比べると、粒子が荒く、水に溶かしても多少ジャリジャリします)
ただ、管理人の場合、きちんと厚生労働省に認可された信頼性の高いものを利用したいと考えて、前者の岩城製薬株式会社の製品を購入していますが、特に気にしない方は、こちらの安い方の製品を試してみても良いかと思います。
なお、ビタミンC粉末の欠点は持ち歩きしにくいことです。
そこで、管理人は、ビタミンC粉末を自宅用とした上で、持ち歩き用にはビタミンCサプリメントを利用しています。
ビタミンCサプリメント
持ち歩いて摂取するためのビタミンCサプリメントとして、管理人は海外製のものと、国内製のものを両方使っています。
なぜ両方使っているかというと、管理人は海外製のサプリメントの方が信頼性が高いと考えているのですが、海外製のビタミンCサプリメントは価格が高いためです。
そこで、ビタミンC 一回の摂取量1000mg を、サプリメント500mg の2粒ずつで毎回摂取するのであれば、海外製と国内製を1粒ずつにしたら良いだろうと思い、併用しています。
海外製のビタミンCサプリメント
日本でサプリメントというと、おまじない程度か、気休め程度に考えている人も少なくありません。
しかし、アメリカではサプリメントに関する法律がある上、サプリメントを明確に医薬品と食品の間に位置づけて、「食事とサプリメントで健康を維持する」という考え方が広く社会に浸透しています。
さらに、アメリカでは日本のような国民皆保険の制度がなかったことから(現在はオバマケアが導入されたが賛否両論ある模様)、病気になると大きな医療費が掛かるため、予防医学の観点からアメリカの消費者は日本の消費者よりも厳しい目でサプリメントを評価していると言われています。
そこで、管理人は、そのように厳しい目で評価されているアメリカで「ビタミンCと言えばコレ!」と言われているエスターCという製品を購入しています。
以下の製品になります。
左はカプセルタイプ、右はタブレットタイプです。
カプセルタイプの方が持ち運びに便利なため、管理人はカプセルタイプを利用しています。
カプセルタイプの購入価格は1300円ほどで、500mg の粒が120粒入っています。
ちなみに、こちらの製品は、以下のリンクから購入できます。
この海外製サプリメントだけで、1回分1000mg を摂取しようとすると、2粒で21円くらいしてしまいます。
これだとやや高いため、日本製のビタミンCサプリメントも併用しています。
日本製のビタミンCサプリメント
日本製のサプリメントは、海外製のものに比べると大幅に安いです。
アサヒグループ食品のディアナチュラや、DHC、大塚製薬のネイチャーメイドなど、様々なメーカーから販売されていますが、おおむね1粒500mg あたり3~5円程度です。
1回分1000mg をこれだけで摂取しようとすると、2粒で6~10円程度となります。
日本製のビタミンCサプリメントは、海外製のものと比べて半額以下ですね。
こうした値段の違いによる信頼性の差異については、厳密には判断しかねますが、なんとなく日本製の安いものだけだと不安である一方、海外製の高いものだけだと値段が気になるため、海外製と日本製を1粒ずつ利用しています。
ちなみに、日本製のビタミンCサプリメントは、尿が黄色くなります。
この点について、海外製のサプリメントや、ビタミンC粉末を摂取しても尿が黄色くなることはないのですが、なぜか日本製のサプリメントだけは、摂取すると尿が黄色くなります。
この点はビタミンCが尿として流れ出ているような感じがしてしまいますが、トイレで黄色い尿を見る都度、ビタミンC を摂取することを思い出すため、ある意味、摂り忘れ防止に良いだろうくらいに思っています。
ビタミンCサプリメントの持ち歩きについて
ビタミンCサプリメントは、サプリメントケースに入れて持ち歩いています。
良いサプリメントケースがないか、管理人もダイソーなど100円均一で探したりもしましたが、良いものがありませんでした。
そうした時に、たまたま妻が所持していた以下のサプリメントケースがとても使いやすかったため、こちらに入れて持ち歩くようにしました。
こちらは、妻が妊活・妊娠中に摂取していた健康食品に付属されていたサプリメントケースです。
一般に入手するのは難しいと思いますが、一応こんなものを使っているということで参考までにして頂ければと思います。
1日のビタミンCを摂取する流れ
管理人は、おおむね以下のような流れでビタミンCを毎日摂取しています。
大体2~3時間ごとにビタミンCを摂取する形で、1日あたり合計7000mg(7グラム)を摂取しています。
1日あたりの金額
前述のビタミンC摂取の流れで、ビタミンC粉末とサプリメントを使用すると、1日あたりの金額は83円程度となります。
1か月あたりで計算すると、およそ2,490円ですね。
この金額をどのように解釈するかは人それぞれですが、管理人としてはそれほど負担には感じていません。
ビタミンCの大量摂取の実践にあたって
ここまで、ビタミンCの有効性と、ビタミンC大量摂取、さらには当サイト管理人の実際の体験に基づく実践方法までご紹介してきました。
ここで、最後に注意点として、ビタミンCの大量摂取は賛否ある方法であることも、お伝えしておきます。
実際、厚生労働省の情報発信サイト(*2) によると、ビタミンCの摂取推奨量としては、成人女性で75mg、成人男性で90mg として示しているため、健康な人での腸管摂取量4~15g ほども必要ないかもしれません。
また、人によって個人差がある上、ビタミンC大量摂取の効果・効能に対して懐疑的な見方を示す主張が複数あるのも事実です。
ただ、管理人としては、ビタミンCはシミや肌に良い上に、大量摂取で風邪や病気の予防になるということで、大きなメリットを感じております。
一方で、ビタミンCはたくさん摂取したとしてもほとんど副作用がない上、経済的な負担もそれほど大きくないことから、デメリットはほとんどないものとして、試してみるだけ損はないと考えています。
また、当ページとしては、ビタミンCの大量摂取の是非を論じるつもりはなく、あくまで悩んでいたり困っていたりしている人の参考になればと思って書きました。
もし、ビタミンCの大量摂取にご興味を持たれた方は、ぜひ『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』 の原書をお読みの上、自己責任、自己判断の上、お試し頂ければと思います。
参考文献・参考リンク