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K-7のマガジン記事
ペンタックス K-7レビュー:デジタルフィルター&HDR撮影を試す
公開日: 2009年07月30日
ペンタックス K-7は、16種類の「デジタルフィルター」を搭載している。「デジタルフィルター」とは、写真に特殊効果を加え、個性的な表現を楽しむための機能だ。複数のフィルターエフェクトを重ねてかけることも可能で、パソコンを使用することなく撮影した画像の加工を行うことができる。「デジタルフィルター」は画像再生時に行うのが一般的だが、加工の種類によっては撮影時にリアルタイムでエフェクトをかけることも可能だ。
またK-7には「デジタルフィルター」以外にも注目したい機能として「HDR撮影」がある。「デジタルフィルター」にも「HDR」という効果があるが、今回は撮影時に行う「HDR撮影」を試している。その「HDR撮影」だが、筆者が思っていたよりもはるかに精度が高く、専用のソフトウエアを使ったようなHDR画像をカメラ任せで生成できるので驚いてしまった。
それでは実際に「デジタルフィルター」や「HDR撮影」を使用した画像を見てみよう。
トイカメラ
ハイコントラスト
色抽出
ソフト
クロス
水彩画
ミニチュア
カスタム
HDR撮影
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K-7のマガジン記事
ペンタックス K-7 実写レポート
公開日: 2009年07月17日
ペンタックス K-7は、ペンタックス Kシリーズの最上位モデルだ。小型で軽量のボディにもかかわらず、高品質のマグネシウム合金製のボディ、防塵・防滴性能、視野率100%のファインダーなど、ハイスペックな性能を凝縮した究極の1台に仕上がっている。前回は、外観や操作感についてレポートしたが、今回はこのK-7と、防滴性に優れた新レンズ「DA18-55mmF3.5-5.6AL WR」「DA50-200mmF4-5.6ED WR」、さらに2009年3月に発売されたDA Limitedレンズ「DA15mmF4ED AL Limited」の3本を使ってさまざまなシーンを撮影した。実写画像を見て、K-7のクオリティを感じていただきたい。
「K-7」実写画像
今回、ペンタックス K-7を持ってスコールの多い雨季のグアムへ行ってきた。撮影中何度もスコールに降られたが、防塵・防滴のボディと、新開発の防滴性に優れたキットレンズ「DA18-55mmF3.5-5.6AL WR」と同時に発売された望遠ズームレンズ「DA50-200mmF4-5.6ED WR」のおかげで、小雨くらいであれば気にすることなく安心して撮影することができた。キットレンズで、ここまで水に気を使わずに扱えるカメラはなかなかない。
撮影していて感じたのは、まず視野率100%のファインダーは明るく見やすいので、構図も決めやすいということ。ライブビューに関しても、三脚に固定して風景撮影する場合やローアングルでの撮影で役に立った。しかし、背面液晶モニターは可動式ではないので、ローアングルは少し無理な姿勢で撮影することになる。それでも、背面液晶モニターの表示画像は明るくきれいなので、撮影する上で困ることはない。
画質に関しては、ほとんど不満はない。色に関しては、ほとんどの画像仕上は、見た目よりも鮮やかな印象で、特に青や緑、赤が鮮やかに表現されているように感じる。南国のイメージには「鮮やか」「雅」「風景」の3つが最適だ。これらのどの画像仕上を使ってもイメージどおりに表現することができた。また、高感度撮影に関しては、ISO 800までは、ノイズは気にならなかった。
また、K-7には、ローパスフィルターを圧電素子で超音波振動させるゴミ除去機構「DRⅡ」を搭載している。今回は風の吹く砂浜や森でレンズ交換をするなど、ハードな環境で3日間撮影したが、ゴミの付着は確認されなかった。
最後に、同時に発売された2本のレンズについても触れておこう。これら2本のレンズは、オートフォーカスである程度ピントを合わせた後にマニュアルで追い込むという、フルタイムマニュアルが可能だ。この機能は特に望遠レンズを使ってのマクロ撮影では大変重宝した。
気になる描写の方も、このクラスとしては、とてもシャープでコントラストも十分。ゴーストやフレアもほとんど確認できなかった。レンズの広角側や望遠側ではディストーションが発生するものの、K-7のレンズ補正機能を使えば、ほぼ完璧に補正することも可能だ。ただし、若干画角は狭まるので注意しよう。
キットレンズということもあり、開放F値は若干暗め。そこで効果を発揮するのがボディ内の手ぶれ補正機構だ。夕暮れ時や光量の足りない室内などの手持ち撮影で、シャッタースピード1/15秒で撮影してもぶれた写真になることはなかった。
K-7はコンパクトなボディに、上位機種にふさわしい機能、撮影環境を選ばないタフさを備えたカメラだ。特に風景やアウトドア派のユーザーにおすすめできる。防滴性能を備えたキットレンズと併せて購入を検討してもよいだろう。
今回は実写した印象のみを解説してきたが、K-7には注目したい機能として、撮影した後に個性的な効果を加えて楽しむ「デジタルフィルター」が搭載されている。次回は、この「デジタルフィルター」について、作例とともにお届けする予定だ。
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ペンタックス K-7レビュー:ボディデザインと操作感
公開日: 2009年06月09日
ペンタックス「K-7」は、ペンタックス「K20D」の上位モデルに当たるデジタル一眼レフカメラだ。機能だけでなく外観や操作感に至るまで大幅な変更が行われており、さらに洗練された上位機種にふさわしい仕上がりになっている。今回は、外観や操作性をメインに「K-7」と「K20D」の違いを細かく解説していこう。
コンパクトながら高級感のある「K-7」
まずサイズなどに関して見てみよう。写真を見てもわかるとおり、「K-7」は「K20D」に比べてコンパクトになっている。「K-7」のサイズは約130.5×96.5×72.5mm(W×H×D)で、「K20D」は約141.5×101×70mmだ。ボディのみの重さは約715gの「K20D」に対して「K-7」は670gと、約45g軽い。とはいえ「K-7」の外装には頑丈なマグネシウム合金が採用されているので、コンパクトなボディの割には重厚感、高級感がある。小さなボディに高い性能が凝縮されている印象だ。さらに「K-7」は、「K20D」の72カ所よりも多いトータル77カ所にシーリングが施されており、防塵・防滴性能に優れている点にも注目したい。
実際2台を並べてデザインを比較してみると、「K20D」は全体的に丸みがありボディの曲線部はとても滑らかな印象で、「K-7」は平面な部分が多いのでソリッドなイメージだ。
前電子ダイヤルの角度は、「K20D」ではグリップに対してほぼ直角だったが、「K-7」では、上向きの斜めに配置されているので、さらに操作しやすくなっている。電子ダイヤルの素材にも変化があり、「K20D」はプラスチック製だが、「K-7」はラバー加工されていて、操作感も良くなった。
ボディのホールド感に関しては、「K-7」の方がグリップが深いのでしっかりホールドすることができ、グリップをつかんで持ち歩くときの指の引っ掛かりも良い。中指が来る位置の溝が深いのも特長で、とてもホールド感に優れている。しかし、ボディの高さが「K20D」と比べて約5mm低くなったことにより、個人差はあると思うが、男性の手でカメラをホールドしたときに小指1本分高さが足りない印象がある。
大幅に変更されたボタン配置
ボディ背面を見てみると、操作関連のボタン類の位置などが大きく違うことがわかる。「K-7」はボディが小型化されて、背面液晶モニターが大型化されたため、「K20D」では背面液晶モニターの左側にあったMENUボタン、削除ボタン、INFOボタン、再生ボタンは、「K-7」では削除ボタンと再生ボタンが光学ファインダーの左側に、INFOボタンとMENUボタンが十字キーの下に移動している。「K20D」の操作に慣れているユーザーは一瞬迷ってしまうかもしれない。また、露出補正ボタンは「K20D」では後電子ダイヤルの下側に位置していたが、「K-7」ではシャッターボタンの近くに、入れ替わるようにグリーンボタンはシャッターボタン近くからボディの背面に移動した。AE-Lボタンの位置も若干変更になっており、「K20D」に比べてはるかに押しやすい位置になっている。AE-Lボタンは形状も変わっており、「K-7」の方が突起が大きくなっているので操作しやすい。そのほか、「K20D」では十字キーを囲む形で設置されていた測距点切替ダイヤルが、「K-7」ではAFボタンの部分に移動した。つまり、AF関連のボタンとダイヤルがまとまったことになる。同時に十字キーが独立したボタンになったので、十字キーの操作がスムーズに行えるようになった。
その十字キーについてだが、それぞれに機能が割り当てられたという大きな変更点がある。ファンクションボタンが廃止され、十字キーで直接「ホワイトバランス」「ストロボ」「仕上がり」「セルフタイマー」の設定変更画面を呼び出せるようになったのだ。十字キー自体には傾斜がついており、「K20D」の十字キーと比べるとかなり押しやすくなっている。
廃止されたものとしてはもうひとつ、手ぶれ補正スイッチがある。「K-7」では手ぶれ補正の設定はスイッチではなく、メニューから行うようになった。
K-7 LVボタン 「K-7」で新たに搭載されたボタンもある。そのひとつがISOボタンだ。「K20D」ではファンクションボタンを押した後に十字キーを押し、背面液晶モニター画面を見ながら変える必要があったが、「K-7」ではシャッターボタン近くにあるISOボタンを押しながらのダイヤル操作で変更できるので、ISO感度変更の手間が大幅に減った。
もうひとつ「K-7」では、LV(ライブビュー)を起動させるためのLVボタンを新たに搭載している。
また、位置は変わっていないもののモードダイヤルの操作性が変更された。「K-7」では、上位モデルにふさわしいモードダイヤルロックボタンを搭載。撮影モードは、モードダイヤルロックボタンを押しながらモードダイヤルを回して変更する。これにより、何かの拍子に意図せずにモードダイヤルが動くようなことを防げるようになった。また「K-7」では、ハイビジョン動画撮影機能を搭載しているため、モードダイヤルに動画のモードが追加されている。
背面液晶モニターは、「K20D」では約23万ドット、2.7型だったが、「K-7」では約92.1万ドット、3型と、大型化、高精細化が図られている。また光学ファインダーは、「K20D」では視野率約95%だったが、「K-7」は約100%と、上級機種にふさわしいスペックになっている。
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操作感を向上させるためのマイナーチェンジ
ボディの側面を見てみると、まずカードカバーが変更されているのがわかる。「K20D」では、SDスロットのカバーの開放は、ボディ背面にあるカードカバー開放レバーで行うが、「K-7」では、直接カードカバー部分を背面側に引くタイプのシンプルな形になっている。
ストラップの取り付け部分も大幅に変更された。取り付け位置が変更になっている上に、金具の素材なども大きく異なる。ボディに傷がつかないように革製のカバーが付いているのも特徴的だ。
フォーカスモードレバーにもマイナーチェンジが施されている。レバーのノブの向きが逆になったことにより、操作しやすくなった。
「K-7」では動画撮影ができるという大きな特徴があるが、動画撮影には欠かせない外部マイクの入力端子を左側面上部に備えている。ここに市販のマイクを差し込むことで、外部マイクを使ったステレオでの録音が可能になる。
ボディ底面で変更されたのが、バッテリーを挿入する向きだ。「K20D」ではグリップとは垂直になるような向きだったが、「K-7」ではグリップと同じ向きに挿入するようになっている。この変更は、コンパクト化にも大きく貢献している印象を受けた。
よりわかりやすくなった撮影情報画面とメニュー画面
K-7のライブビュー画面 「K-7」と「K20D」を比べると、情報表示画面やメニュー画面などにも大きな違いがある。ともにINFOボタンを押すと、撮影設定などが表示される。この画面が「K20D」では多くの情報が一度に表示されているので確認しにくい印象があったが、「K-7」では情報が整理されてかなり確認しやすくなっている。
また「K-7」はライブビュー使用時に、画面右上にバー形式の水準器が表示されるので、水平を取りたいときにはとても助かる。しかも角度を赤、黄色、緑に分けて表示されるのでわかりやすい。なお、水準器はファインダー撮影時に、ファインダー内の情報表示部に表示させることもできる。
メニュー画面は、一見同じに見えるが、項目の順番が変更され、また新しい項目が追加されている。そしてそれ以上に大きな変化は、メニューの構成だ。「K20D」では各タブに対してページがひとつでメニューの設定項目が多かったので、設定するメニューを選ぶには十字キーで下へスクロール必要があった。しかし、「K-7」ではページ分けされ、各ページにあるメニュー項目を1画面で見られるように調整されている。そのため、「K20D」のように項目が多い場合でもスクロールすることはなく、十字キーの左右で変更したいメニュー項目を素早く見つけることができる。例えば「K-7」の37項目あるカスタムメニューは最大7項目ずつ6ページに分かれている。このうち15番目のメニュー項目の設定を変更したいときは、カスタムメニューのタブに進んだ後、十字キーの横を2回、下を1回押すだけでたどり着ける。変更点としてはあまり目立たないが、評価できるポイントだ。
今回は「K-7」と「K20D」の外観や操作感の違いを見てきたが、感想としては、多くの箇所がブラッシュアップされ、より洗練された上位機種らしい仕上がりになっているように感じた。次回行う予定の実写レビューも非常に楽しみである。
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ペンタックス、Kシリーズの上位機種「K-7」を発表
公開日: 2009年05月21日
視野率100%を実現した、コンパクトな上位モデル
HOYA株式会社PENTAXイメージング・システム事業部は、5月21日、先進の撮影機能と高い信頼性、優れた機動性を兼ね備えたデジタル一眼レフカメラ「K-7」と、防滴性に優れたズームレンズ「DA18-55mmF3.5-5.6AL WR」「DA50-200mmF4-5.6ED WR」を発表した。
「K-7」は、ペンタックスの上位機「K20D」のさらに上位のモデルとなるデジタル一眼レフカメラで、大きな特徴は、性能と機能を向上させながら、サイズは「K20D」よりもコンパクトになっている点にある。センサーは「K20D」と同様に有効画素数約1,460万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)を、画像処理エンジンは「K20D」の「PRIME」を進化させた「PRIMEⅡ」を採用している。また、3型・約92万ドットの背面液晶モニターの採用(「K20D」は2.7型・約23万ドット)、ライブビューボタンの新設などにより、操作性の向上も図られている。そのほか、ファインダー視野率約100%の実現(「K20D」は約95%)、連写速度最高約5.2コマ/秒の実現(「K20D」は3コマ/秒)、新開発の測光センサーでの77分割測光(「K20D」は16分割測光)による露出精度の向上、新開発のAFセンサーによるAF精度の向上など、基本性能の面だけ見ても向上した部分は多い。
「K20D」では位相差AFのみだったライブビューだが、「K-7」ではコントラストAFも採用されている。これにより、撮影時の振動や音が大幅に軽減され、また顔検出AFが可能となった。
動画撮影機能も搭載され、記録サイズは最大1,280×720画素でフレームレートは30fpsとなっている。ただし、動画撮影時はAFは使用できない。
最近のトレンドとしてはもうひとつ、デジタル一眼レフカメラでなくてはならない機能ともいえるゴミ除去機能だが、「K-7」ではローパスフィルターを圧電素子で超音波振動させる「DRⅡ」を採用し、ゴミ除去性能を向上させているという。
新機能としては、カメラが認識した傾きをSRユニットを回転させることによって補正する「自動水平補正機能」、カメラを動かすのではなくSRユニットを動かすことで行う「構図微調整」、露出の異なる3枚の画像を合成することで超ワイドな階調を得られる「HDR機能」の3つが特徴的だ。
そのほか、各種収差補正機能やカスタムイメージ機能、デジタルフィルター機能の強化など、新機能の搭載、従来機から受け継いだ機能の強化を数多く行っている。
サイズは約130.5×96.5×72.5mm(W×H×D、「K20D」は約141.5×101×70mm)、重さは本体のみで約670g(「K20D」は約715g)。ボディ本体の外装には堅牢なマグネシウム合金を採用。さらに77カ所にシーリングを施した防塵・防滴構造となっている。
発売は6月末を予定しており、同時に発表された「DA18-55mmF3.5-5.6AL WR」を加えたズームレンズキットが用意される。価格はオープンプライスで、想定価格はボディ単体が13万円前後、ズームレンズキットが14万円台半ばとなっている。なお、ダブルズームキットは発売されない。
同時に発表された2本のレンズは、ともに簡易防滴構造を採用しており、防塵・防滴構造の「K-7」とあわせて、雨の日でも安心して撮影を行うことができるという。価格はいずれもオープンプライスで、想定価格は「DA18-55mmF3.5-5.6AL WR」が2万円台後半、「DA50-200mmF4-5.6ED WR」が3万円台前半となっている。発売は6月末の予定。
さらに、「K-7」専用のバッテリーグリップ「D-BG4」も同時に発売される予定だ。「D-BG4」の価格はオープンプライスで、想定価格は2万円前後となっている。
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