最近、話題のオーガニックコスメ。魅力的で効果の高いブランドがいろいろと増えてきていますが、今回、その中からオーガニックコスメの先駆け、オーストラリアのブランド“ジュリーク”に焦点を当て、美容家の吉川千明先生にビューティアドバイスをいただきました。Domaniメイツふたりの日頃のスキンケアから、いろんな間違いが浮き彫りに…。みなさんもこんな間違ったお手入れをしていませんか? (09.7.15 UP)

今月は、Domaniメイツの和多田有紀子さんに、吉川先生による「お肌診断」を体験してもらいました。混合肌でニキビができやすいのが悩みという和多田さん。まずは、普段どんなお手入れをしているのか、吉川先生の細かい問診が始まります。

吉川先生(以下Y)「普段どんなお手入れをしていますか?」
和多田さん(以下W)「普通にクレンジングして、洗顔して…」
Y:「どんなクレンジング? 普通っていうのが結構怪しいの(笑)。みんなの普通は、普通じゃなかったりすることが多いのよね」
W:「SK-IIのシリーズで洗っているんですけど、最近オイルクレンジングが楽なのでポイントメイクリムーバーを使わないでいたら、色素沈着ができてしまったので、リムーバーを使うように…」
Y:「洗顔は何を使ってるの?」
W:「インナーシグナルの泡で出てくるタイプの洗顔料を使ってます」
Y:「目元は専用のリムーバーでないといけないもの?」
W:「マスカラがウォータープループなので」
Y:「マスカラは、海に入ったり、テニスしたりとかしないなら、ウォータープルーフじゃないもののほうがいいかも。お湯で落とせるフィルムタイプで、いいのが今たくさん出ていますよね。目元は落とすとき負担になると、まつげが切れちゃったりするし…」
W:「落とすとき、いつも2~3本抜けちゃうんです」
Y:「そうなんですよね。……その後は何を使ってるんですか?」
W:「SK-IIのマッサージフルイドってジェル状の美容液を使って、化粧水、その後に美白の美容液、クリームです。朝は洗顔から始まって、クリームの後にUV、フェイスパウダーでおしまいです。」
Y: 「今のお肌の悩みは?」
W:「肌が薄いんです。こすったりすると赤く腫れたり、ニキビがぽつぽつできるんです」
Y:「ニキビはどこにできますか?」
W:「頬のあたり」
Y:「今、チークはつけてないの? それなのにこんなに赤いなんて、すごく危ないかも。シミになるかもしれないわ。アトピーとかありますか?」
W:「アトピーではないんですけど、デコルテもすぐ赤くなりますね」
Y:「摩擦に弱いのね。何かかぶれが出ているように赤くなってます。ちょっと刺激が進んで行くとかゆくなって、シミになって黒くなる。肌が薄いので焼けやすいし、炎症を起こしやすいんです。炎症ってシミになるじゃないですか。マッサージを毎日しているのはやり過ぎのような気がするし、オイルクレンジングのように濃い汚れも薄い汚れも一発で落としちゃうのは便利だけど、リンスインシャンプーと一緒で細かい調整ができないんですよね。すごく敏感で赤みがでているので、摩擦をするものは取らないこと。もう、ここは爆発寸前よ! とにかく炎症を起こさないことが大事。みんなすごく勘違いしていることがあって、美白したいとかアンチエイジングは絶対しなきゃって、自分の肌と合わないのに使い続けている人がいるのよね。確かにそれを使っていたら老化しないと思うんだけど、使い方を間違えて炎症を起こしちゃうと、メラニンが増えて老化が起きるの。ちょっと落ち着いて、みんなって感じ(笑)」
W:「そうなんですよね。アンチエイジングって名前がつくと、すぐ飛びついちゃう(笑)」
Y:「やってもいいんだけど、赤みが出て、今、ほんとに危ない感じね。ちょっと肌をいじめすぎちゃって、炎症が起こってる。あと、UVっていくつのものを使ってます?」
W:「……50…」
Y:「海に行かないなら、全然必要ないです(笑)。SPFが高いと強いクレンジングでないと落ちないですよね。そんなクレンジングを毎日していると、目の周りがシワだらけになっちゃう。ちょっと、お手入れに摩擦が多いかも」
W:「ついマッサージをやってしまいます」
Y:「今の和多田さんの年齢だったら、普通にうるおいを与えていくだけでも大丈夫なんだけど、植物成分の鎮静効果のあるもので、お仕事の疲れを取るために楽しみで軽いマッサージをする分にはいいと思いますよ。とにかく、摩擦を少なくしてあげるのが重要なの。SPF50は、いらないなあ。お仕事に行ったら、一日中室内でしょ? SPF15あったら十分。会社に行くまでの時間の問題なので、8時間も通勤にかからないでしょう。SPF50ということは紫外線吸収剤が入っているので、肌に負担が大きいんです。それは時々テニスとかゴルフに行くとき用に取っておいて(笑)」

和多田さんにおすすめのジュリーク製品は、8種類。肌に赤みがある人は、まず肌を鎮静させることがいちばん大事なんです。和多田さんには、鎮静効果のあるアイテムを中心にセレクトがされました。

Y:「クレンジングはミルクタイプの“クレンジングローション リプレニッシング”がおすすめ。これは白いでしょう? シアバターって知ってますか? それがベースになっているの。そして、いい香りでしょう? ローズとすいかずらの天然の香りなんですけど、これ、全部天然の香りなの。このクレンジングの半分は肌荒れ、炎症を抑えるハーブが入っているんですよ。半分はエイジングをしてくれるような抗酸化物質が入っているので、クレンジングするときに既にトリートメントになってます。そして、使う時はけちらないでくださいね。みんな美容液にはお金かけるのに、クレンジングにはお金かけないのよね…」
W:「私もそんな感じ(笑)」
Y:「これでふわふわ~って、やさしく丁寧に。肌を動かさないように、汚れを浮かせるようになじませてください。 シミのでやすい眉の上もこれでくるくると、目元はやさしくなじませてあげる。そして、全体を丁寧になじませたら、そのまま洗い流さないで、ぬらしたコットン2枚でさーっとやさしくふきとっちゃえばOK。どうですか?」
W:「とても軽いタッチなんですね。しかも拭き取った後は、肌がすごくふかふか~」
Y:「普通だったらタオルで拭いて、もうおしまいでいいんだけど、日本の人ってもっとさっぱりしたのが好きなのよね。止めてもどうせ他のもので洗っちゃうので(笑)、洗顔料のおすすめは、乾燥して傷んだ肌用の“フォーミングクレンザー リプレニッシング“。ただし、泡ものはジュリークに限らず、きちんと落とすようにしてください。」
W:「ほんとにやさしいタッチなんですよね。今まで強くこすりすぎていたかも…」
Y:「次の化粧水は“カモマイルミスト スージング”。カモミールとマシュマローが入っているんですが、すごく保湿と鎮静作用があるの。お顔に吹きかけて、摩擦をかけないようになじませるだけで大丈夫。炎症がひどいときは、コットンパックするとさらに効果的ですね」
W:「化粧水は手でつけて大丈夫なんですか? お店だとよくコットンを使って、と勧められるんですが」
Y:「手でなじませて大丈夫。まんべんなく広がるようにということで、コットンを使うのも一理あるんだけど、“手当て”という言葉があるくらいで、手でも大丈夫。肌が落ち着いてきたら、コットンで軽くふきとることで軽いピーリングにもなるので、やっぱり使い方が大事なんですね」
W:「ピーリングも大好きなんですけど(笑)」
Y:「今の和多田さんには、ピーリングはいらないかなあ。肌に赤みが出て、薄くなっているので、落ち着いてからやったらどうですか?」
W:「肌を強くすることはできるんですか?」
Y:「できます。今は不安定なので、赤みが取れるように肌を守ってあげること。だんだんうるおいが浸透してくると、バリア機能がしっかりして荒れにくくなるので、今はとにかく丁寧なクレンジングを心がけるのとお水をいっぱいあげてください。肌は丈夫になりますよ。今、毛細血管が出てますけど、植物の中には血管を強化して、血液の流れを良くするものもあるんです。これが炎症を抑えて肌を丈夫にする美容液“ハーバル バランシングジェル”。植物って元々低分子なので、中にすーっと入っていくんですよ。なじみがすごくよくなってるのが分かります?」
W:「きれいですね。キメが整ってふっくらしている感じがします。首元にはどうやって塗ったらいいんですか?」
Y:「みんなこすっちゃうんですよね。全体的にばーっと塗ったら、押し込むようになじませてあげたらいいかな。この黄色いクリームはレスキュークリームで、カレンドラってオレンジのお花があるんですけど、それが入っているクリームで肌の修復をするんですね。夜寝る時に美容液の後につけてこのまま寝てもいいです」
W:「いい夢が見れそうな香り(笑)。結構すぐトラブルになるので、肌が弱い時に頼れるレスキューコスメが欲しかったんですが、なかなかなくて。ぜひ試してみたいですね」

Y:「それから、これはナイトローションって言って、クリーム状なんですけどレチノールのほかに、塩湖に住む生命力の高い微生物由来のエクトインという成分が入っています。エクトインって、塩の中でも水を取られず、環境に左右されずに水をキープできるんですが、ほら、さらさらでしょう? 全然オイリーじゃないのに、次の日ぷるんぷるんなんですよ。これから夏で汗が出てギラギラになったときでも、顔洗ったら中がぱさぱさに乾燥していることがよくあるけど、これだと肌の中にふっくら水が入るんです。赤みが収まってきたら、クリームCAからナイトローションに変えても思いますよ。あとは美白もしたいのかな? やっぱり」
W:「はい(笑)」
Y:「エルダークリームという美白のクリームがあるんですが、その中にポリフェノールが入っていて荒れ肌の鎮静もするので、カレンドラがなくなったらそのクリームを取り入れてもいいかも。昼間はさっきの美容液を塗ったところまでは一緒で、次に使いたいのが、最近発売されたばかりの“グレイスフルビューティー デイクリームSP”。吸収剤は使用せずに反射材だけなので、肌に負担がないんだけどSPFがしっかり入っているの。このクリームの半分は、クレンジングと一緒で荒れ肌を鎮静する成分、半分はエイジング成分が入っているんですよ。弱い肌の人には、修復も一緒にやってくれるデイクリームなんです。マットなので、化粧もくずれないし、それでお粉をのせたらいいと思いますよ。まず、今はとにかく赤みを取ってあげるのが美白への近道。それが収まって、このケアをやればいいところまで肌を戻せるというのが分かったら、新しいものを使いたい時に取り入れていくといいと思いますね。疲れた時はよく寝ることかしら(笑)」
W:「すごく勉強になりました! クレンジングの大切さが分かったし、さっそく実行してみたいと思います。今日はありがとうございました」

*来月は、アンチエイジング初心者のDomaniメイツ、大山敦子さん編をお届けします。


●クレンジングローション リプレニッシング(洗顔/保湿)200ml¥4,935
ミルクタイプのマイルドなクレンジングローション。メークをやさしく落としながら、マシュマロー、ラベンダー、ローズの成分が肌をうるおし、しっとりとやわらかく保湿します。

●フォーミングクレンザー リプレニッシング(洗顔/ツヤ・キメ整え)200ml¥4,935
ローズ、ラベンダーなどを贅沢に配合した洗顔フォーム。マシュマロー、ビオラの成分が、やさしく汚れを落とすだけでなく、肌の水分レベルを高めてうるおいを与えます。しっとりとなめらかに洗い上げながら、肌を整えます。



●カモマイルミスト スージング(化粧水)100ml¥4,725
カモマイルの精油と、マシュマローなどのハーブエキスを贅沢に配合したマイルドな化粧水。肌荒れを鎮静するカモマイルがダメージを修復しながら、トラブルの多い肌をやさしく癒します。

●ハーバル バランシングジェル(美容液)100ml¥23,100
ローズ、カモマイルなどの精油と、多種多様なハーブエキスを贅沢に配合した美容液。肌のダメージをケアしながら、しっかりと保湿し、肌にうるおいを与えます。いつまでもみずみずしい肌を保つ、ジュリークが誇る逸品です。



●クリームCA(カレンドラ)(クリーム・鎮静や炎症、ニキビや赤み) 125ml¥9,975
カレンドラの成分を凝縮したトリートメントクリーム。ニキビや乾燥、日焼けなどの肌荒れを穏やかに癒し、コンディションを整えます。肌のトラブル対策に常備しておきたいレスキュークリームです。

●クリームEL(エルダー)(クリーム・美白)40ml¥7,035
ビタミンCやポリフェノールなどを多く含むエルダーフラワーを高濃度に配合した美容クリーム。シミやそばかすを防ぎ、透明感のある明るい肌へ導きます。



●グレイスフルビューティー ナイトローション(夜用クリーム)40ml¥11,550
軽い質感のナイトクリーム。睡眠中に栄養を与え、肌の自己再生能力をサポートします。

●グレイスフルビューティー デイクリームSP(サンプロテクト昼用クリーム)40ml¥5,880
自然由来の日焼け止め成分、保湿成分、エイジングケア成分、肌荒れを癒すアズレンなどを配合したデイクリーム。



吉川千明 Profile

美容家。オーガニックコーディネーター。ジュリークショップ青山、白金台ビオ・パスカルなど都内に7つのサロンを主宰するパスカルコミュニケイションズ取締役・ディレクター。日本で始めての女性専用漢方薬局「若草漢方薬局」を銀座に設立。コスメ・スパ・食・漢方・女性医療など幅広く女性のためのライフスタイルを提案。2008年12月に、オーガニックコスメのプレスルーム「ビオ・代官山」をオープン。


ジュリーク

ジュリークは、バランスの整った清らかな素肌は、美しさを語る上で欠くことのできない重要な要素だと考えています。南オーストラリアの自社農園で育てられた、生命力の高いハーブや花々を効果的に組み合わせて配合したジュリークのスキンケアは、オイリースキン、ノーマルスキン、ドライスキン、それぞれの肌質を整え、ナチュラルなバランスを保ちます。