健康な頭皮環境を保つ方法の一つに、自宅でも手軽にできる頭皮デトックスがあります。
頭皮も、古くなった角質や皮脂などによる汚れが、毛髪の根元から毛穴のまわりに付着しています。
常在菌(マラセチア菌)の繁殖の際に出る「頭皮のいやな臭い」や「湿疹・かゆみ」などが頭皮トラブルを起こしやすくします。
しっかりシャンプーしているつもりでも、実は毛穴に詰まった皮脂やシャンプーカスが残ってしまうと抜け毛や炎症になる可能性があるのです。
クレンジングオイルなどを使用して頭皮デトックスをすることで、毛穴のつまりや汚れを分離させ、浮かしてからしっかり洗い流すことができます。
デトックスは、シャンプーだけでは取ることができない毛穴に詰まった角質などを取ることができるのです!
頭皮デトックスをすると育毛剤の栄養分が毛根まで浸透しやすくしますし、頭皮トラブルに多いかゆみや赤みの原因(古くなった角質層や皮脂・整髪剤)を取り除くため、頭皮環境はいつも清潔に保てます。
今回は、自宅でも自分で簡単に頭皮環境を整えることができる、頭皮デトックスの効果や方法を解説していきましょう!
頭皮デトックスをすることで得られる効果
頭皮デトックスの効果は、頭皮や毛髪に付着した様々な有害物質や汗にまみれた皮脂・古くなった角質を取り除くことで毛穴の環境を整えて抜け毛予防や毛髪の成長を促します。
<頭皮デトックスで得られるもの>
| デトックスによる作用 | 効 果 |
| 常在菌の繁殖を阻止する | フケやカユミを予防する 頭皮の臭いを予防する |
| 血行不良を防ぐ | 血行が良くなり栄養素を運ぶ循環機能を保つことができる 抜け毛を防止する |
| 毛根に栄養分を浸透させやすくする | 毛髪のハリ・ツヤ・コシがでてしっかりする |
| 毛穴から浮かした汚れの後に膜を作る | 毛穴に汚れが入らないように防止する |
| 古くなった角質を浮き上がらせる | 洗浄力が強いシャンプーでも取ることができない古くなった角質は、クレンジングオイルを利用しないと取ることができないので毛穴を清潔に保つことができる |
頭皮のデトックス方法を解説!
頭皮デトックスは、下記のような2つの作業に分けて行うと、さらに良い効果が期待できます。
<頭皮デトックスの方法(入浴時)>
1.クレンジングオイルと蒸しタオルを用意します。
2.「必ず乾いた頭皮」にクレンジングオイルを塗ってから蒸しタオルをしてください。
3.クレンジングオイルを塗ってから蒸しタオルをして1~2分待ち、蒸しタオルを取ってから頭皮を軽く5回ほど揉みこむようにします。
頭皮の角質や皮脂を浮かせシャンプーで洗い流しやすくします。
4.軽く頭皮マッサージをすませたらクレンジングを洗い流しシャンプーをします。
シャンプーをしたらシャンプーカスが残らないように、しっかりすすぎ洗いをしてください。
毛量の多い人や毛髪が長い人は2回に分けてシャンプーすると良いでしょう。
・注意点
クレンジングオイルを使用した時の頭皮マッサージは軽く行うようにして下さい。
☆頭皮マッサージは、両手の指の平で両側頭部あたりから頭頂部の中心へ向かって、力を入れ過ぎずに頭皮を揉むようにゆっくり指の平で進めていきます。
・効果
角質や皮脂を浮かせる作業には、化粧落しに使用するクレンジングオイルを使用すると、皮脂や角質を分離し浮き上がらせる力があります。
*角質や汚れがしっかり取れない原因はクレンジングをしないことが多いことです。
<頭皮デトックスの方法(入浴後)>
1.育毛剤やヘヤケア製品で頭皮マッサージをします。
頭皮マッサージの他にもボディオイルなどを使って首筋から肩にかけてマッサージをして、左右の背中にあたる肩甲骨のツボを押さえると「背中や肩のコリ」も取れてリラックスします。
2.頭皮マッサージは、育毛剤やオイルを塗ってから両手の指の平で行います。
3.頭の両側面から頭頂部へ向かってゆっくり5回~10回程度
前頭部から頭頂部へ向かってゆっくり5回~10回程度
首筋から頭頂部へ向かってゆっくり5回~10回程度
指の平は力を入れ過ぎずに頭皮を揉むようにゆっくり指の平で進めてください。
*頭皮は繊細な肌質なので、マッサージを過剰にすると頭皮トラブルの元になります。
・効果
毛穴が開ききっているので、頭皮マッサージをすることで毛穴の奥まで育毛剤の成分が浸透しやすくなります。
・注意点
頭皮マッサージや首筋や肩のマッサージは、5分~10分程度の時間内で良いでしょう。
あまり頭皮をさわるり過ぎるのも、頭皮が弱い人などは赤みの原因になることがありますので、5分前後のマッサージでも十分効果はあります。
これから、寒くなっていきますので風邪をひかないように室温は常に意識して行うようにして下さい。
<蒸しタオルを作るには>
・電子レンジで、タオルを水に濡らし余分な水分を絞ってから1分ほどで蒸しタオルができます。
※電子レンジがなくてもポットのお湯を洗面器に入れ、水を入れながら手で湯加減をして調整します。
*少し熱めのお湯が丁度良い状態です。
タオルを入れて余分なお湯を絞ってから三つ折りにして頭皮に置いてください。
*洗面器の湯加減を見る時は、やけどしないように気を付けてください。
体内から老廃物を排出してリフレッシュ
日常生活の中でも、摂りすぎたビタミンや老廃物は便や尿からも排出されています。
生活習慣の見直しをする方法には、食生活の改善や運動をすることでデトックス効果を引き出すことができます。
運動をすると体内からの老廃物も汗によって出すことができます。
運動をすることによって、内臓や血管を強くし「有害物質を分解する力や血管を拡張する力」を作れることが大きいです。
ストレスを発散させリフレッシュさせるには、有酸素運動やストレッチなどをします。
体内の老廃物を出しやすくするためには、食事で栄養を摂ることも大切です。
| 日常・運動後必要な栄養素 | 運動後におススメな食べ物 |
| ビタミンC・E・B群・アミノ酸など | 豚肉・鶏肉 青魚(イワシ・サンマ・サバ) 酢の物・大豆類・魚介類・海藻類 根菜類・野菜サラダ |
特に、魚介類は体内の毒素を肝臓で分解することができるタウリンが含まれています。
タウリンの効果は肝臓の疲れや不眠などを回復させる成分でもあります。
肝臓を強くすることで毒素を分解する手助けをしています。
分解された毒素は順に排出されますので、魚介類はリフレッシュ効果もあるというわけです。
また、納豆やヨーグルトなどは腸内環境を改善する役目がありますから、腸内のリフレッシュ効果も上がります。
*他にも肝臓に良いとされる有名なウコンがありますが、ウコンに含まれる成分クルクミンは肝臓を強化してくれる物質です。
勿論、体を形成する栄養素や筋肉に必要な栄養素や毛髪を作る栄養素も必要になります。
| 有酸素運動 | 効 果 |
| ランニング ウォーキング 20分×3回 | 筋肉の衰えを回復する 血液をサラサラにする 血管を拡張し血流の働きをよくする |
| 水泳 20分×2回 | |
| リズム体操 20分×2回 | |
| ストレッチ 20分×2回 |
有酸素運動はどれを行ってもダイエットに通じるものばかりです。
*過剰にする必要はありませんので、個人のリズムで行ってください。
*20分「×2回分」「×3回分」は、運動に慣れてきてから行う方が良いでしょう。
運動をしなければ、筋肉や血管が細くなることや血行不良を起こしやすくなります。
代謝(汗をかくことが少ない)が悪い状態では血流にも影響が出てきます。
一定に定めた時間(20分以上)運動を続けることで、心肺機能や血流循環をよくし余分な脂肪を燃焼することができます。
ダイエットなどにも効果的です。
運動後できるだけ多くの栄養素を補給するには、プロテインが一般的です。
プロテインにも種類が色々あります。
1.筋肉を増強するもの
2.アスリートが使用するもの
3.ダイエット
4.運動で失われた栄養分を補給するもの
など色々種類があります。
代謝や脂肪酸などの燃焼が目的の有酸素運動では、4.の栄養分の補給をするプロテインが通常使用されることが多いものです。
育毛剤に含まれているビタミンやたんぱく質の成分と同じような栄養素が含まれています。
ランニング・ウォーキング・水泳・リズム体操は、筋力と栄養素の消耗が多いのでプロテインで栄養補給すると吸収が早いです。
ストレッチは、体幹などが中心ですから血行不良や脂肪を燃焼する効果はありますが、心肺運動的には動かないのでサプリメントの栄養補給で十分でしょう。
*あまり運動をしていないのにプロテインを飲むと栄養素を消化していないので下痢を起こすことがあります。
運動が必要な理由
ここで、運動がなぜ必要になるのか見ていきましょう。
・体全体の血流循環を正常に保つため
・抜け毛の原因にもなる血行不良を起こさない為
・代謝を促す必要がある
血液は絶えず体内に循環することで、老廃物を出して新しい血液を作っています。
血流が悪くなると停滞することで、血液中にある悪玉菌が繁殖して血管を傷つけてしまう場合や血管を塞ごうとする脂質などの物質が集まってきます。
血液を絶えず動かすには運動をすることです。
運動に伴った栄養補給をして血液中に酸素を送り込み、老廃物をより早く出してあげることが体の健康を維持するには大切な役割でもあるからです。
代謝を促す必要があることは、運動をする必要があるという意味と等しくなります。
代謝を促すことで言えば、サウナなどで汗をかくこともあげられます。
しかし、体を温めて汗をかくことと運動をすることによって違いは、心肺機能や筋肉・血管・血流を共に強化することができるところです。
運動ばかりしていても必要な水分や栄養素を摂らなければ何の意味にもなりません。
運動をする時は、動いた分の水分補給と運動することで失った栄養素を補給してあげる必要があります。
水分補給は、ただ「水分をがぶがぶ飲む」だけでは尿に出てしまうだけで体中に水分が行き渡らないので、一口ずつ口に含ませて飲んでいくようにしましょう。
そうすると体内に吸収されやすくなり余分な水分として尿に出なくなります。
ランニングのような有酸素運動をすることでも、軽いストレッチやウォーキングでも汗をかきます。
汗のかき方でも必要になる栄養素に違いがあります。
大量の汗が出るランニングや一定量のトレーニングでは、水分の他にビタミン類や必須アミノ酸が不足しますから、食事だけでは栄養補給ができない場合がありますから、プロテインやサプリメントで補給する必要があります。
*筋肉を鍛えるのは無酸素運動になります。
ダンベルやバーベルを使うと筋肉だけがつきますので有酸素運動とは別の目的になります。
デトックスをする際の4つの注意点
頭皮は体中の肌の中でも繊細で敏感な肌をしています。
頭皮をマッサージする時も指に力を入れ過ぎると赤くなることもありますし、爪を立てると傷つきやすく化膿しやすい肌質を持っています。
シャンプーの中にも洗浄力が強いものだと、汚れの他に必要以上の皮膜まで取ってしまい腫れや湿疹・カユミを起こし回復が遅くなることもあります。
頭皮デトックスをする場合も、いくつかの注意点があります。
| 1 | 必ず、頭皮チェックをしてから行ってください。 ☆頭皮に傷や湿疹・デキモノ・赤みなどはないか確認してください。 頭皮に異常があるとさらに悪化させますので、必ず治ってから行ってください。 | 2 | クレンジングオイルは、「必ず乾いた頭皮」にするようにして下さい。 濡れた頭皮だとクレンジングオイルが毛穴についた汚れをうまく分離することができなくなります。 | 3 | デトックスは、月に1~2回で十分ですから過剰に行わないようにして下さい。 最初にデトックスを行う月や皮脂が多いと感じる時以外は、月1回の間隔で十分です。 | 4 | 過剰なデトックスは、健康な被膜まで取ってしまうことになります。 デトックスを2回する人は2週間くらいの間隔をおいてから行うようにしましょう。 |
四季の中でも寒くなる時期(11月から3月)頃までは毛穴が開きにくくなっています。
頭皮デトックスをする場合、頭皮を十分に蒸らしながら行う必要があります。
クレンジングオイルをつけた時には2分位が丁度良いです。
クレンジング剤で分離されて浮かした汚ればかりか頭皮の被膜まで影響することもあります。
効果的に頭皮デトックスを行うポイント
頭皮環境が良くなることで毛髪にハリ・ツヤ・コシを与える効果につながります。
頭皮の健康状態を維持するためには、必要な方法と言えるでしょう。
・常在菌の繁殖を防ぐ(頭皮の臭いの原因・フケやカユミの原因)
・血行をよくする(抜け毛を防止・血行不良を改善)
・毛根に栄養素を浸透させやすくする(育毛剤の栄養素を運びやすくする)
入浴後の頭皮ケア
入浴後、頭皮マッサージで育毛剤やヘアーケア製品を使用すると毛根まで栄養素を運び保護膜を作りやすくする効果があります。
・必ず乾いた頭皮にクレンジングオイルを塗ります。
・蒸しタオルで頭皮の毛穴を開きクレンジングオイルの分離を助けます。
・血流を良くする作用と育毛剤などの栄養素を毛根に浸透しやすくする作用があります。
体内から老廃物を排出してリフレッシュする
有酸素運動を取り入れると
・筋肉の衰えを抑える
・血液中の脂肪酸を燃焼する作用がある
・血液をサラサラにする
・血管を拡張し血流の働きをよくする
・固くなっている関節を伸ばし体幹トレーニングで体を整えることができる
血管の拡張や筋肉の活性化を図り血流と共に改善することができます。
運動は健康維持に欠かせないことだと言えるでしょう。
頭皮デトックス注意事項
通常は、月に1回で十分だと言って良いでしょう。
・月に1~2回程度で何度も繰り返し行わなくても良い
・月に2回する場合は「初めてデトックスを行う月」や「皮脂量が多い人」です。
頭皮デトックスで清潔な頭皮で健康な髪を育てていきましょう!
でも、過剰なデトックスは頭皮の健康状態を悪化させることがありますから、必ず注意点は守って行いましょうね!
やりすぎてしまうと逆効果ですよ!