ダイエットで学んだ2つの大切なこと ~自己管理能力と情報リテラシー~
今回はPHPとは直接関係ないですが、「物事が続かない・・」と悩んでいる方には参考になるネタです。
何のことかというと、私がダイエットから学んだ「自己管理能力」と「情報リテラシー」の考え方についてお話しします。
情報リテラシーとは情報を使いこなす力という意味でIT機器を使う力のようにいわれますが、このブログでは「正しい情報を見極める力」という意味で使います。
自己管理能力はそのままの意味ですがあえて定義すると「自分で決めた物事を続ける力」ですかね。
特に
- PHPの勉強がつづかない・・・
- どの言語、フレームワークがいいのか迷っている
- 就職するにためにどんな対策がベストなのか悩んでいる
- 手当たり次第にいろいろな本を買ったり、ツールに手を出して挫折している
- プログラミングの学習以外にも始めたことがなかなか続かない
- 昔から3日坊主で悩んでいる
といった悩みを抱えている方にとっては役立つのではないかと思います。
ダイエットの経緯
このブログで何回か書いたのですが、私は今ダイエットをしております。
2015年5月段階で71キロありまして、今(2015年11月現在)63キロです。
全然大したことないじゃん・・・
そんなんでブログ書くなよ(笑)
なんて声が聞こえてきそうですね(笑)
一般的にダイエットの成功談では2か月で10キロとかが普通にありますので、単純に数字からいうと私の数字は全然大したことないです。
しかも身長が160ジャストなんで今の体重でも太り気味です。
しかし、私はこの結果に自信を持ってます。
過去に3か月で12キロ落としたことがありますが、ここまで自信をもちませんでした。(そのあとリバウンドしてますし(汗))
目標
当初から1か月1キロ。(ほぼこのペースで、グラフでいうときれいな右肩下がり)
やったこと
Twitter(友達が見てる)で食べたものとカロリーの概算、体重を書いてツイートしたこと
方法として一番近いのは岡田斗司夫さんが提唱しているレコーディングダイエットです。
気をつけたこと
- 極端なことをしないこと
- 短期間で大きく減量しないこと
- 少しずつ習慣を変えるようにしたこと
ダイエットの本もそれほどは読みませんでしたし、器具なども購入していません。
運動は通勤で自転車を往復40分こいでいることから意識的にはほとんどしませんでした。
食生活はコンビニ弁当が中心だったり、1日2食だったり、間食を結構とるなどダイエット的にNGなことも結構やっています。
あまり好ましくないこと自体はわかっていますので、これらの行為をすすめているわけではないです。
ダイエットのメリット
ただやせただけだったらこのブログに書いたりはしないんですけど、ダイエットを始めて3か月たったぐらいから日常生活でもいい影響がでてきました。
- 整理整頓がいつでもできている
- タスク管理(工数見積、進捗の把握、記録)が正確にできるようになった
- いろんなことを継続しやすくなった
これはダイエットを継続したことで自己管理能力がついたのだと思います。
社会学の実験などでも「ある物事を継続することによって自制心が鍛えられ、他の面でもそれが発揮される」という効果が証明されているようです。
興味ある方は下記のような本を読んでみるといいでしょう。
自己管理能力を付けるには
ダイエットを始めてからはビジネス書などを読んで実行しても継続ができるようになりました。
いきなりあらゆることがすぐできるようになったわけではないですが、続けるコツみたいなものが体感的にわかりました。
一言でいうと「少しずつの改善を継続すること」です。
以下にリストアップすることはどれもとても簡単ですが、ダイエットに限らず3日坊主に悩んでいる人には参考になることが多いと思います。。
簡単なことから始める
まずは自分にとりいれられそうなこと、簡単なことからはじめることです。
私自身、最初から毎日ツイートにカロリーを含んだ食生活を書いたわけではなかったです。
- 週1回体重を記録する
- 食事の内容をたまに記録する
- 食事の内容を毎日記録する
- 食事の内容とカロリーを毎日記録する
最初は毎日ではなかったですし、内容も体重だけでした。
それでも効果があるなと感じたので徐々に内容を細かくしていった感じです。
ただそれでもすべての食事のカロリーが正確にだせるわけではないので、今でも概算のものは多いです。
最初から毎日食事の内容とカロリーを記録しようとしていたら、続かずに失敗していたと思います。
これの応用で、ビジネス書などを読んでもいきなり内容を全部実行するのではなく、自分の仕事にあいそうなことから継続し、徐々に改善するようにしています。
最初から完ぺきを目指さない
ダイエットに失敗する多くの人はいきなり本の通りにすべてやろうとしたり、少しでもそこから外れていると今日は失敗した、と感じるのでは、と思います。
いきなりは完ぺきにできる必要はないですし、すべきではないと思います。
本の書いてある通りにするのではなく、半年ぐらいかけて、本の7割ぐらいを目指すぐらいでいいと思います。
目指すというよりは次の「改善」とあわせ「続けていたら本の内容が7割ぐらいは身についていた」というのが理想です。
1%の改善を積み重ねる
少しずつはじめても、続けることによって「ここはこうしたらいいだろう」「もっと別のやり方も試してみよう」といった工夫が生まれます。
私のダイエットの改善は微々たるものですが、仕事などではこのような改善が生きてきます。
1%であっても継続することによって時間がたつと、とてつもない改善になっているからです。
極端な目標を設定しない
ダイエットでは一番大切な部分かもしれないです。
特殊な事情でない限り、2か月で10キロとか半年で20キロとかリバウンドぬきにしてもやめたほうがいいです。
これはダイエットに限りませんが、「極端な行為」自体が体にも心にもよくありません。
特に若い女性の場合、極端かつ体にとって悪い、めちゃくちゃなダイエットをしている方が非常に多いようです。
(職業的な理由等でない限り)標準体重以下なのにダイエットをしようとしている人もやめたほうがいいです。
数値化する
どれくらい自分が改善できているかを数値化しておかないと、目標が達成できません。
私の場合1日のカロリーを1700ぐらいにする、を目標にしていました。
以前もなんとなく体重を減らそう、とは思っていましたが、カロリーを計算してはいませんでした。
それでも少しは減りましたが、カロリーをつけてからは非常にきれいに体重が落ちるようになりました。
カロリーをつけるといっても半分ぐらいは概算です。
コンビニ食やチェーンのレストランだとカロリーがわかることが多いですが、そうでないことも多いので、その場合はこれぐらいかなあという概算でつけています。
ただそうであっても記録をつけるだけで無意識のうちに食べる量を抑えるようになります。
環境の力を利用する
ツイートしてた目的ですが、友達に見てもらうだけです。
まあ突っ込まれることはないんですし、友達にとっては私が痩せようが痩せまいがどっちでもいいんですが(笑)強制力はあがります。
勉強でもなんでも自分1人でやるよりも他人に結果を公開したり、宣言したほうが効果がでやすいです。
以上のようなことを心がけるとはるかに物事が続きやすくなるはずです。
何かを継続したい人はぜひ続けてみてくださいね。
次はもう1つ大事な情報リテラシーについてです。
正しい情報リテラシーとは
自己管理能力と合わせて大事だとおもったのが情報リテラシーです。
というのもダイエットで検索すると山のような情報がでてきますね。
- 「朝は抜かないほうがいい」
- 「炭水化物をできるだけ少なくしたほうがいい」
- 「有酸素運動をしたほうがいい」
- 「筋肉をつけて基礎代謝をあげたほうがいい」
「~がいい」「~が悪い」・・・
あまりにもたくさんの情報がでてくるため、結局どれが正しいの?といった思考に陥ります。
しかも真逆のことを言う人も珍しくありません。
「朝は食べたほうがいい」という人もいれば「食べないほうがいい」という人もいて混乱してきます。
こういった情報が氾濫している中で適切な情報を選択していける能力が情報リテラシーだと思います。
以下のような思考を持っている方は情報リテラシーがないことが多いです。
- いろんなダイエット法にすぐに飛びついてしまう
- ノウハウの細かい部分まで真似をしないと不安
- 何事も白黒はっきりつけなければならないと考えている。
- どんなことでも「答え」を求めようとする。唯一無二の「答え」があると思っている。
- 日常生活でも「絶対」「必ず」といった断定的な言動、思考が多い。
こういった思考法をもっていると常に「正解」を求めます。
自分のダイエット法に自信がないと継続できなうちに別のダイエット法に移ってしまう・・・ということを繰り返してしまい、そのうち何が正しいかどうかわからなくなってしまいます。
エンジニアでもどの言語、フレームワークがいいのか唯一の正解を求めているような方は情報リテラシーが低いと思います。
偉そうにいっていますが実は受験生時代の私がそうでした。
受験生の中には一定数いるんですが、勉強そのものではなくて参考書や勉強法の研究などに時間とエネルギーを使ってしまうんですよね。
要は最高の効率で学習をすすめたいという気持ちが前のめりになりすぎて、混乱している状態です。
- 今やっている参考書、学習法が正しいか不安
- やっているうちに欠点が目についてくる
- そのうち新しい参考書や学習法が目に入りだし、飛びついてしまう
の無限ループにおちいりました。
結局、受験ではこのような考えが強く、自分としては成功したとはいえない状態でした。
この考えが改善されたのは大学~社会人として生活していく中で様々な経験をしたり、いろんな分野の本を読んだことが大きいです。(特に科学系の新書はおすすめです。)
私が情報リテラシー中で大切だと思う考えを書いておきますね。
全ての情報には必ずプラスとマイナスがある
当たり前のことなんですが、どの方法でも必ずいい面と悪い面があります。
大切なのは部分的な情報のみで物事を判断しないこと。
私のツイートで記録する方法もすぐに効果が表れるわけではないので、忍耐力を要求されるというのが一番のマイナス面でしょう。
そのほかのダイエットの方法でも必ずいい面と悪い面があります。
これはダイエットだけでなくあらゆることに通じる話でして、WEB開発をしていても最適な言語、フレームワーク、ツールというのは時と場合によって変わってきます。
これをやっておけばどんな場合でも絶対にOKなんていう言語、フレームワーク、ツールは存在しません。
経験の長い人ほど「こういう場合にはいいが、こういう場合だとNG」などメリット、デメリットを正確に理解しています。
私も初心者にはPHPを勧めますが、それも前提条件(独学中心、プログラミング未経験、スピード重視)を3つぐらいつけますし、デメリットもしっかり伝えます。
前提条件が違う場合は「PHPはやるべきではない」ということもあります。
どんな方法でもいい面は必ずある
要はどんな方法でも自分にあうように改善していくことが一番大事です。
当たり前のことなんですが、不安に陥っているとこの正常な思考ができないことが多々あります。
以下は元日本代表の中田英寿選手が著書の中でサッカーの練習方法について言っていた部分です。私はサッカーはよく知りませんが、以下の内容は大変感動しました。
編集部の人から効果的な練習方法と効率の悪い練習方法を教えて欲しいといわれて、困ってしまった。
実は、これをやったらうまくなるとか、こんな練習じゃ絶対にダメとか、そんな練習は存在しないと思う。だいたいそんなもんがあったら俺だって教えて欲しいし、それがわからないからこそみんながいろんな方法を研究している。
でも、ヒントを1つ。どんな練習でもいいところは必ずある。用は自分で頭を使って、考えながら練習すること。
この練習は何を狙っているのか、自分にありないところは何か、いつも真剣に考えていれば、
どの練習でも最高の効率を引き出せることになると思う。
おそらくサッカーだけでなくどの分野にもあてはまる考え方ではないでしょう。
自分にとって最良の方法はあなた自身が知っている
中田選手の言葉を借りるまでもなく、自分で頭を使って改善することで自分にとって最良の方法が見つかります。
最初から効率を求めてもそれに行きつくことはできません。
例えば、私はダイエットに関して意識的な運動をほとんどしませんでした。
これは運動否定派ではなく、通勤で40分程度自転車にのっていること、もともと運動をする習慣がないからで、運動否定派では全くないです。
記録をつけるのも手帳でもツイッターでもアプリでもなんでもいいです。
そもそもレコーディングダイエットが唯一無二の正解だとは1ミリも思っていないです。
自分に合った方法は自分が知っています。
自分で改善を繰り返す中でそれを見つけていきましょう。
まとめ
自分のダイエット論から話がだいぶ広がりました(汗)。
ただ、「自己管理能力」「情報リテラシー」は仕事でも勉強でも日常生活でも役立つ部分が必ずあります。
まとめると
- 小さな改善を継続していくこと
- 自分にとって最良の方法は改善を積み重ねていく中で作り上げるもの
ですね。
非常に当たり前のことなんですが、仕事や日常生活の中で忘れがちになる考えですので、自分への戒めも込めて長々と書きました。
ブログを読んだ方の参考になれば幸いです。