長い間、生理不順を改善できずに、不安になっていませんか。病院へ行っても、「ホルモンバランスが崩れていますね」と言われて、薬を処方されるだけ。原因が何か分からないまま、薬を飲み続ける日々はとても辛かったと思います。女性として不完全な気がして、自分の体を責めてしまうこともあったかもしれません。
けれども、もう大丈夫。なぜなら、あなたはこの記事を読むことで、生理不順を改善することができるからです。実際に、半年間生理がこないのも珍しくなかった筆者でも、今では順調に生理が来るようになりました。
この記事では、実際に生理不順を改善したからこそ分かった、生理不順の原因になる6つの要素をご紹介します。
生理は妊娠・出産のゴーサイン。大切なのは、「いま妊娠したとして、安全に赤ちゃんを育てることができる環境か?」を見直すことです。その環境を整えることができた時、自然と生理周期は整っていきます。
今すぐその原因を確認して、毎月当たり前のようにくる順調な生理を取り戻しましょう。
生理は妊娠・出産のゴーサイン
あなたの「卵巣」や「子宮」の健康を一発で見破る方法があります。それは、あなた自身が健康的に見えるかどうか。
- 顔色は悪くありませんか?
- 眉間にシワがよっていませんか?
- 目力がなくなっていませんか?
- 肌の張りがなくなっていませんか?
不健康に見える場合は「卵巣」や「子宮」も不健康になっているはずです。
なぜなら、体の優先順位は、「新しい命を育てる臓器」よりも、あなた自身が「生きのびるための臓器」の方が高いからです。あなたの心と体の調子が悪いとき、体は真っ先に「子宮」と「卵巣」の働きにストップをかけます。
つまり、「生きのびるための臓器」が満たされてこそ、「新しい命を育てる臓器」である「子宮」と「卵巣」の働きを取り戻すことができるのです。
妊娠・出産への準備不足が生理不順を引き起こす
少しイメージしてみてください。
もしも、あなたが今妊娠したとして、お腹の中で赤ちゃんを守り育てるための「心」と「体」の準備はできていますか?出産して育てていくための、「環境」は整っていますか?
生理は、妊娠・出産に耐えうるゴーサインを出している状態。けれども、あなたの「心」と「体」、そして周囲の「環境」が整っていなければ、体は生理を止めてストップをかけてしまいます。
仕事、疲れていませんか?
体は冷えていませんか?
パートナーとの関係は良好ですか?
些細なことであっても、妊娠出産の環境が整っていなければ、体からのゴーサインは出ません。つまり、生理がストップしてしまうのです。あなたにも心当たりはありませんか?
生理不順の原因になる6つの要素
生理とは、毎月の「小さなお産」。その環境を大切に整えていくことができれば、必ず生理は再開します。
けれども、妊娠・出産できる環境が整うまでは、生理周期も整いません。あなたの「小さなお産」を妨げている正体は何でしょうか?その原因を確認していきましょう。
1:「ストレス」が子宮の筋肉を硬直させる
- 仕事、疲れていませんか?
- 恋人の前でガマンばかりしていませんか?
- 家族との仲は良好ですか?
もしもあなたの生理不順が慢性化しているのなら、見えづらくなっているストレスに気付く事が大切です。
じつは、戦争中の深い「悲しみ」や「栄養失調」によって、女性の無月経が激増する事も分かっています。
また、原子爆弾の被害にあった広島や長崎では無月経女性が多く見られたという事実がある。わが国においても松本清一は戦時中、特に勤労女性において無月経が急増したことを報告している。(武谷雄二著『月経のはなし』)
じつは、子宮は「筋肉のかたまり」でできていて、本来は伸縮性があるもの。けれども、ストレスを感じると、体はあなたを守るために「戦闘モード」に切り替わり、子宮の筋肉をギュッと硬直させてしまうのです。ストレスでガチガチに凝り固まった子宮では、生理周期も乱れがちに。
例えば、彼に言いたいことが言えていなかったり、家族との仲に溝があったり、男性社会で仕事を頑張りすぎていたり…あなたでも気付いていない事が、いつの間にかストレスになっているかもしれません。
隠れストレスの見つけ方あなたは自分のストレスに気付けていますか?見えづらくなっているストレスも、下記の3つの事を紙に書く事で見つけやすくなります。
上記の内容をノートに書き綴ることで、あなたが心の奥底でストレスに感じていることが見つかります。ポイントは、テレビを消して、誰もいない静かな空間で書く事。 もしも、生理不順が長年つづいているのなら、騙されたと思って試してみてください。面白いくらいにあなたの心の中が分かるようになります。 |
2:「姿勢」の悪さが子宮の血流を妨げる
- 足を組むのがクセになっていませんか?
- 仕事で座りっぱなしになっていませんか?
- 便秘になっていませんか?
- 猫背になっていませんか?
卵巣と子宮は「大腸」と「膀胱」にぴったりと挟まれていることを知っていましたか?
足を組んでいたり、猫背で座りっぱなしになっていたり、便秘で腸が膨らんでいたり…、ちょっとしたことでも、「卵巣」や「子宮」は満員電車の中のように圧迫されてしまうのです。
「ホルモン」や「血液」の巡りが悪くなり、生理不順だけでなく、生理痛やPMSなどの月経トラブルの原因にも。
本来女性は毎月あれだけの「出血」をしているので、血の巡りがとても大切。あなたの子宮や卵巣は窮屈になっていませんか?
3:体の「冷え」は生理周期を変動させる
- 体を冷やしていませんか?
- 運動不足で血流が悪くなっていませんか?
妊娠すると「赤ちゃんのベッド」になる子宮は、本来はホカホカと温かい場所。けれども、季節や気温の影響で体が冷えていると、生理の周期が変動することが分かっています。
極地に住むイヌイットの女性は、真冬には月経がこなくなる事が多いという観察がある。(武谷雄二著『月経のはなし』)
反対に、日本では灼熱の夏に、卵巣の機能が弱まり、生理不順になることもあるようです。
それでは、なぜ体は冷えてしまうのでしょうか?もちろん、季節の問題もありますが、第一には圧倒的な運動不足が原因。なぜなら、体温の約80%は、運動をして筋肉を伸縮させることで生み出しているからです。あなたも運動不足で体が冷えていませんか?
下記の記事では冷え性の原因や改善策について詳しくご紹介しています。生理不順の改善にぜひ役立ててください。
4:「目」や「頭」の使い過ぎは卵巣への指令を乱す
- 1日中パソコンに釘付けになっていませんか?
- スマートフォンが手放せなくなっていませんか?
じつは、「目」の疲れと「子宮」の疲れはリンクしています。もしもあなたが、「パソコン」や「スマートフォン」を見ている時間が長いのなら、それが生理不順の原因になっているかもしれません。
卵巣に向かって「そろそろ排卵だよ!」「そろそろ生理だよ!」と指令を出しているのは、目の奥にある「視床下部」がおこなっています。けれども、パソコンを使ったデスクワークや、メガネで目がつかれていたりすると、視床下部にもストレスがかかり、卵巣への指令を乱してしまうことがあります。
実際に、「光をコントロールすることで生理周期を整えられる」ということが実験で分かっています。
まだ「夜間照明」のない頃は、敵から身を守るために、暗くなる新月の夜に生殖活動をして、その2週間後に生理がくるというサイクルが自然と整っていたそうです。
月(光)のリズムによって、生理周期がどこまで影響するかという実験で、14〜17日目に、100ワットの電球の明かりのもとで眠る事で『満月』の状態を作り出し、それ以外は真っ暗にして眠ることで、生理周期が整う事が分かりました。
あなたも、毎晩遅くまで光にさらされていませんか?パソコン仕事で目を酷使していませんか?
5:太り過ぎ・痩せ過ぎは生殖機能をストップさせる
- 太りすぎていませんか?
- 痩せすぎていませんか?
妊娠中は赤ちゃんに栄養を与えるために、あなた自身にも栄養の蓄えが必要です。
けれども、痩せすぎていると、体は妊娠・出産の条件を充たしていないと判断し、生殖機能をストップさせてしまいます。つまり、生理不順になるのです。
「体脂肪率が20%以下」になると、生理不順が発生する確率が20%以上に上昇。さらに体脂肪率が減少するにつれて、生理不順になる可能性は急激に上昇し、「体脂肪率が10%まで低下」すると80%が生理不順になると言われています。
反対に、太りすぎで肥満になっていても、生理不順になることがあります。女性ホルモンが過剰分泌されて、「卵巣」が「卵子」を排出しなくなることが分かっています。すると、生理の間があきすぎたり、重くなることがあります。
6:「常用薬」が子宮や卵巣の働きを乱す
- 毎日飲んでいる薬はありませんか?
- 不調になったら薬を飲むのが当たり前になっていませんか?
特に、神経をコントロールする薬は、生理不順を引き起こす事があります。たとえば、精神薬や、睡眠薬がそうです。
じつは、「子宮」や「卵巣」は神経のたくさん詰まった臓器。神経をコントロールする薬を常用していると、その働きを乱してしまうことがあります。
薬は血液によって全身に運ばれるため、「子宮」や「卵巣」をはじめ、体中のいたるところの臓器に影響を与えます。どんな薬を飲んでも、それが全身に巡るという危険性を知っておく事が大切。
あなたも長年飲み続けている薬はありませんか。
妊娠出産の環境を整えることで生理不順は改善できる
生理不順になった時。それは、体からの妊娠・出産のゴーサインが出ていない時です。
そんな時は、「子宮」や「卵巣」にズームインしすぎずに、あなたの心と体、そして周囲の環境に目を向けてみることが大切です。
- 今の状態で安心して妊娠することはできますか?
- 安全に赤ちゃんを育てていくことはできますか?
そうして、仕事・家庭環境・身近な人との関係などを見つめ直し、妊娠・出産の環境が整った時、必ずあなたの生理周期は整っていくはずです。
下記の記事では、生理不順を改善するための具体的な方法をご紹介しています。体全体の健康を意識して、もう一度定期的な生理を取り戻しましょう。
「病気」が原因の生理不順に気をつけよう
また、生理不順は、卵巣の異常を表していることがあります。
下記のような症状がないか、一度確認をしておきましょう。もしも心配な場合は、一度産婦人科で診てもらうと安心できるはずです。
けれども覚えておいてほしいのは、たとえどんな「診断名」がついたとしても、あなたの体を健康にして行く事で、妊娠・出産の準備が整い、生理も再開できるということです。子育ては10年前から始まっていると言われています。女性として、元気な赤ちゃんを産むためにも、早速今日から意識して行きましょう。
無排卵性月経月経の周期が短く、月に何度も来ることがあります。反対に、月経が数か月に1度など、月経の周期が長いこともあります。 卵巣機能不全月経周期に異常がみられる、もしくは月経がまったくありません(無月経)。不正出血がみられる場合もあります。女性ホルモンの分泌や排卵がうまくできていない状態です。 多のう胞性卵巣生理不順や無月経になります。月経の出血量が多く、出血が止まらなくなることもあります。卵巣の中に複数の卵胞ができて、排卵が起こりにくくなっている状態です。 卵巣のう腫生理痛や腹痛、生理不順などの症状が表れることがあります。卵巣の中にできた良性ののう腫で、中に液状のものがたまっています。のう腫は一生小さいままの人が多いですが、大きくなることもあります。 |
まとめ:毎月の生理は「小さなお産」
生理不順を改善しようと思うと難しく感じますが、「今の状態で妊娠・出産できるかな?」と考えてみると、自ずとやるべきことが見えてきます。
- 仕事、疲れていませんか
- 「姿勢」が悪く、お腹の中が窮屈になっていませんか
- 体は冷えていませんか
- 「目」や「頭」を酷使しすぎていませんか
- 胎児を守れるくらいの「適度な脂肪」はついていますか
- 「薬」を飲むのが当たり前になっていませんか
実際にわたし自身も、半年間も生理がこないのは珍しくない、というほどの深刻な生理不順でした。なんとか改善しようと、食事を変えたり、運動をしていた時は、何の変化も見られずに、不安でたまりませんでした。
しかし、「たとえ今、生理が順調で、妊娠できたとしても、このストレスまみれの生活では赤ちゃんを安全に育てることはできないな」と思った時、やるべきことが見えてきたのです。生理不順ということはひとまず置いといて、仕事を見直したり、人との接し方を見直したりしました。
そうして、「今なら安心して妊娠・出産できる」と思えるようになった時、生理が順調に来るようになったのです。
子育ては10年前からはじまっていると言われます。あなたが今、たとえ独身だとしても、妊娠・出産できる環境を整え始めることに、早すぎることはありません。
「どうしたら安心して妊娠・出産できる環境が整うだろう」と考えると、生理不順の原因が見えてくるはずです。
女性としての体に自信が持てる日が来ることを、心から願っています。