股関節に痛みを感じた時に考えられる原因とその治療方法
買い物をしている時や、片足に重心をかけた時、階段を上る時に股関節が急に痛む
そんな経験をされた事はありませんか?
股関節は日常どの様な状況でも使います。歩く時、物を持つ時、踏ん張る時など、どの様な状況でも最大限に使うのが股関節です。
この股関節に痛みを感じると日常生活の中でもとても苦労して辛い状況になってしまいます。
このこでは、股関節のその痛みの原因と、治療方法、そしてセルフストレッチ等を詳しく解説していきます。
もし股関節に痛みを感じたらなにから変えて対処をすればいいのでしょうか?
実は股関節に痛みを感じたら一番初めに行う事は歩き方をチェックする必要があります
股関節は足の要です。上半身からの負担と下半身からの負担を一気に分散させる必要があります。
股関節は立っている時も歩いている時も座っている時も全て負担がかかります。この負担がかかった状態が続くと股関節は痛みを発します。
特に歩く事に関しては特に力を必要とします。
そしてもう一つ注意してみないといけない事があります。
股関節特有の病気
股関節にも色々とありますが、特に気を付ける事は大腿骨骨頭壊死(だいたいこつこっとうえし)と言って、股関節の付け根が腐ってしまう病気です。これは後ほどご説明します。
股関節の痛みを感じてもほとんどの場合は股関節自体に問題がない事がとても多いです。
骨盤の歪みだったり、今から説明をする歩き方、お腹の筋肉と腰の筋肉のバランスが悪いなど、多くの原因が介在します。
ここからは一つ一つお話をします。
まず、そもそも股関節はどの部分の事を言うのでしょうか?
写真の様に股関節とは骨盤の連結している部分の事をいいます。
体の体重や重心を支える為の要と言えます。
下からの衝撃、上からの衝撃を全て股関節で吸収をして、足の裏に力を分散させます。実はこの股関節の分散する力がないと人間ってあるけないです。
股関節が痛むと言う事は逆に言うとこの体重の移動や体の重心のかけ方などがうまく分散できていなくて痛みを誘発していると言う事です。
股関節は痛む原因として大きく分けて4つあります。一つ一つ解説をしていきます。
以下引用
大腿骨頭の一部が、血流の低下により壊死(骨が腐った状態ではなく、血が通わなくなって骨組織が死んだ状態)に陥った状態です。
骨壊死が起こること(発生)と、痛みが出現すること(発症)、には時間的に差があることに注意が必要です。
つまり、骨壊死があるだけでは痛みはありません。骨壊死に陥った部分が潰れることにより、痛みが出現します。
したがって、骨壊死はあっても、壊死の範囲が小さい場合などでは生涯にわたり痛みをきたさないこともあります。
特発性大腿骨頭壊死症は、危険因子により、ステロイド関連、アルコール関連、そして明らかな危険因子のない狭義の特発性に分類されています。
万一、大腿骨頭壊死症になり、痛みが出現した場合でも、手術などの適切な治療により、痛みのない生活を送ることができますので、過度な心配は禁物です。
本症は厚生労働省の特定疾患に指定されており、医療費補助の対象となっています。特定疾患の申請については、整形外科専門医にご相談ください。
引用ここまで
この病気は飲酒やステロイドを服用している方に多く起こるのが特徴です。
壊死が始まっても基本的に変形がなければ痛みがありません。
この病気の特徴は日常生活の中でもそうですが、安静にしている時に痛みが出たり、動かせる範囲が極端に減ってしまうなどの症状があります。
大腿骨骨頭壊死はほったらかしにすると手術もできなくなります。
整形外科や大きな病院で治療をおすすめします。
次にお話をするのは変形性股関節症です。
変形性股関節症と言うのは股関節の鼠径部(付け根あたり)が痛くなり、最初は立ち上がりや動き始め等に対して痛みが出てきます。
変形が続くと痛みが強くなり、夜寝ている時にも痛みを出す事があります
日常生活では足の爪が切りにくい、靴下が履きにくい、正座や和式トイレに座りにくい等の症状が出る事が多いでです。
多くは女性に発症しますが、元々子供の頃から股関節周囲の発達がうまくいかない事で関節に隙間が空いて変形する事があります。
これらも自覚症状が似てますが、特に注意が必要です。
治療方法はとにかく負担をかけない事です。
詳しくは下記で解説をします。
股関節の痛みの原因として体重の増加があります。
体重が1㎏増かすると股関節にかかる負担はどれくらい増えるか知っていますか?
実は体重が1㎏増えると股関節には3~7倍程度負担がかかります。
例えば体重が3㎏増えたとなると、股関節には9~21㎏の負担が増加する事になります。
普通に考えてとても大きな数字だと思いませんか?
この負担が常に股関節に負担がかかり、痛みを出してしまいます。
単純に股関節に痛み、変形を助長する事となります。
変形などがない場合、この股関節自体に痛みがあるのではなく、その周りに負担を全て股関節にかかり痛みが出ているケースです。
股関節に痛みが出ているケースは一番これが多いです
歩き方、立ち方、座り方等、日常の負担が結果的に痛みに繋がります。
しかし、注意はしなければいけません。
股関節の痛みをほったらかしにすると固まって治療期間がとても伸びてしまうので早期に治療や対策をおすすめします。
ここからは股関節痛みを改善する為の方法をご説明します。方法は5つあります。
①歩き方を変える
②立ち方を変える
③体重を減らす
④股関節の柔軟性を付ける
⑤整体や整骨院で治療を受ける
この5つがあります。①~④まで行い、それでも改善しない場合は⑤に行きましょう。
自分で治せる分は治して、それでも無理な場合は専門の先生の所にいきましょう。
歩き方はとても大事と聞きますが、一体どの様に大事なのかをご存知ですか?
まず、歩くときの体重の移動ですが、かかとの真ん中よりやや外側から地面に付き、土踏まずの真ん中、親指に向かって体重が逃げていきます。
最後は親指と人差し指で踏ん張る様にします。
これがいちばん正しい歩き方です。意識すると分かることですが、とても難しいんですよね。
だから意識が大切です。歩き方の方法は下記でお話をします。
足をどしどし歩いていると股関節の負担が大きくなります。
特に男の方に多いのですが、がに股に歩くところの様な状態になりやすいです。
どしどし歩くと振動で痛みが出ることがあります。歩き方を変える必要があります。
足をドンと置いて歩くのではなく、軽く地面を蹴りながらするのがポイントです。
もし可能であればがに股を治すことが大事です。がに股を治す方法は下記で説明します。
地面を蹴り出す時には指を使ってしっかりと蹴りだすことが大切です。
足の裏は踵から重心がより、次に足の裏、最後に親指と人差し指から体重が逃げていきます。
この時に足が浮く(浮き足)べたべた歩きになると蹴り出す事がないので股関節の負担が増大してしまいます。
外重心になると指先で地面を蹴ることが難しくなるのと同時に、足にかかる負担がダイレクトに股関節にきます。
内側の筋肉が弱くなったり、逆に外側の筋肉が強くなっても股関節のダメージは大きくなります。
特にO脚の方はこの様な歩き方になりやすいです。
歩くときに大股、もしくはお尻を締める様にすると外側に重心がよってくれるのでおすすめです。
これは特に女性に多い傾向にありますが、内股に入るとすり足、足の筋肉を使わずに歩くので、体重がうまく逃げる事はありません。
ダイレクトに股関節に負担がかかります。
そうすると、痛みが増えるだけでなく、筋肉の衰えがあります。内股には気をつける必要があります。
①顔は正面
②肘を引き肩甲骨を動かす
③引いた腕と同じ側の骨盤と足が自然に前に
④かかとからしっかり着地
⑤胸を開き背筋を伸ばす
⑥骨盤の上に上半身がまっすぐに乗る
⑦着した膝が曲がらない
この様なイメージで歩きます。そして足の裏は
①踵の中心を付ける
②足の裏全体で地面に付き
③最後に親指、人差し指で地面を蹴り上げる
この様に歩くと歩行は比較的スムーズに歩ける様になります。そして、股関節に負担がかからない状態になれるので、股関節が痛い時には最適です。
普段からこの様な歩き方ができていると理想です。
がに股の原因として①外側に力が逃げてしまう②内側の筋肉が少ない
事が原因です。一番いいのは内股の筋肉を鍛える事が一番ベストです。
手順はとても簡単です。
①クッションやタオルを股の間に挟む
②それを内側に向けて力を入れる
これで内転筋の力が付きます。とても簡単なので是非して下さい。
1日3回行い、1回の運動は15回~20回程度で結構です。
次に立ち方をお伝えします。立ち方は歩き方に似ていますが、
①内股にならない
②小指に重心が乗らない
③片足立はしない
この3つを中心に考えて下さい。
簡単に言うと、立つ時に肩幅以上で足を広げて立つ事です。
そうする事によって重心が真ん中に行くので股関節の負担を軽減する事ができます。
体重1㎏に対して股関節の負担は3~7倍とお話をしました。
体重が増えてしまうとその分だけ股関節の負担が増大します。
効率的に体重を落とす方法は下記をご覧下さい。
次に行う事は柔軟です。
股関節やその周囲有緩めることで股関節の動きをつけてあげる事ができます。
つけるポイントとして
①股関節
②腰
③お尻のストレッチ
④内転筋(股関節の内側)
⑤腸腰筋
この5つがとても大切です。一つ一つ解説していきます。
①股関節
股関節の動きが少ないと骨盤の歪みにつながり、背骨全体の湾曲に影響がでます。そのため股関節にうごきをつけることも必要です。
①仰向けになります。
②片方の膝を抱えます。この時反対の足の膝裏が地面から離れないようにします。
③呼吸を止めずにそのまま20秒ほど維持します。
④抱える膝を入れ替え、同様に行います。
これは左右で1セット1日朝晩2回行いましょう。
②腰
①地面かベッドに寝ます。(写真の様に寝て下さい。)
②写真の様に腰を捻って下さい。股関節と膝の角度をそれぞれ90°程度にしながら伸ばしていくのが一番ベストです。顔は上に向いて下さい。
このままの状態で15~20秒程度キープします。これを左右で2回行います。
③お尻のストレッチ
①椅子やベッドに座って足を組むようにして下さい。
②その状態のまま体を前に倒して下さい。
これでお尻から太ももの裏側が伸びる感じがあれば大丈夫です。
もし自宅に椅子などがない場合は地面でもできます。
①両手を後ろにつけて体勢を整えます。
②足を組み絵の様にします。
③足を胸に近づけるか胸を足に近づける様にして下さい。
これでお尻の筋肉が伸びます。
④内転筋(股関節の内側)
内転筋はとても大事な筋肉です。この筋肉の鍛え方を紹介します。
①まずは肩幅以上に足を開いて立ちます。
②次に手を膝に当てて立ちます。
③そこから膝を90°くらいにまで曲がるようにします。イメージはおすもうさんのシコをイメージして下さい。
回数は10回を3セットです。背中が曲がると腰を痛めますので姿勢は真っすぐの状態でしましょう。
⑤腸腰筋
■ 腸腰筋のストレッチ方法。立ってするバージョン
手順
①足を前後に開きます。伸ばしたい方と反対の方を前大きくに出します。
②そのまま前に出した方に体重をかけて行きます。
③すると伸ばしている方の前側がストレッチされて行きます。
上記を行って痛みや違和感、歩く時の痛みや違和感を感じたら整体や整骨院を受けるのも一つの手段です。
自分でできるのならそれでいいですが、もし自分でしても痛みが出るのなら自分では難しいと言う事なので、専門の先生にお任せ下さい。
近くの整体の先生や整骨院の先生を頼って下さい。
いかがだったでしょうか?
今回は股関節の痛みについて書きました。
歩き方、立ち方、ストレッチ方法、それでもダメな場合は整体や整骨院
股関節だけでなく、腰痛の方や肩こりの方にもこの知識は役に立ちます。
是非一度行ってみて下さい。それが一番の改善への近道です。
また不明点があればご連絡下さい。
まずは自分の歩き方を把握して、上記を是非行って下さい。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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