ストレスニキビができる原因4つ|ストレス解消法やニキビの治し方を解説!

食事や生活習慣、スキンケアにも気をつけているのになかなか治らない、治ったと思ったらいつの間にかまたポツポツ…こんなニキビ、あなたにはありませんか?原因がはっきりせず、繰り返してできるニキビはストレス由来ということも考えられます。現代では誰もがストレスを抱えていますが、改善のためにも上手な解消法を知っておきたいですね!


治りにくい・繰り返すニキビ、その原因はストレスかも?

ストレスニキビの特徴とは?

過剰な皮脂分泌とアクネ菌の増殖が主な原因である思春期のニキビとは異なり、大人になってからのニキビはいくつかの要因が重なることでできるとされています。その分治療や改善も一筋縄ではいかず、時間がかかるのが一般的。正しい洗顔やきちんとした治療法をおこなっても治りにくく再発しやすいという厄介な特徴もあります。

それは、ストレスが深く関わっているから。現代は小学生ですら何らかのストレスを抱えていると言われるほどの「ストレス社会」です。「病は気から」ということわざのとおり、心が疲れたり病んだりしていると、体の機能にまで影響が表れてくるのもめずらしいことではありません。ニキビや肌荒れは、その典型的な症状の一つなのです。

なぜストレスでニキビができる?

ストレスが自律神経の乱れを招く

自律神経という言葉は誰でも一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし、具体的にどのような働きをしているかご存知でしょうか?自律神経は簡単に言うと自分の意思とは関係なく、外部からの刺激や情報に反応して体が正常に機能するようにコントロールするものです。例えば、食べ物を消化するために胃酸を分泌したり、暑い時に汗を出して体温を調節したりといった働きはすべて自律神経によって司られているのです。

ところが、過剰なストレスにさらされ続けていると、自律神経はそれに対抗して心身のバランスを保とうとします。その結果、本来のペースが乱されてしまい、さまざまな影響が表れてくるのです。

交感神経と副交感神経のバランスが大切

自律神経には昼間の活動時に優位になる交感神経と、主に夜間や休息時に働く副交感神経があります。

交感神経は興奮や覚醒、そして抗ストレス作用をもたらします。仕事や勉強にやる気満々になっていたり、テキパキとやるべきことをこなしたり、緊張状態にある時などに活発に働くのが交感神経。

一方、副交感神経はリラックス状態や安眠へと導いてくれます。マッサージや半身浴などでゆったりとした気分になっている時は副交感神経が優位になっています。動く時はパワフルに動き、休む時はゆっくり休む…この交感神経と副交感神経のバランスが保たれてこそ、人間は心身共に健康であると言えるのです。

ストレスは交感神経を活性化させる

ところがこの自律神経のバランスは外的・内的要因によって意外に崩れやすいという弱点があります。

ストレスの素となるもの(ストレッサーと言われます)は大きく3つに分類されます。

ストレスの素(ストレッサー)
●大気汚染・公害物質・紫外線などの化学的ストレッサー
●騒音・暑さ寒さ・混雑などの物理的ストレッサー
人間関係や仕事・家庭・学校の問題などの心理・社会的ストレッサー

このうち「ストレス」と言われて真っ先に思いつくのが心理・社会ストレッサーと思われますが、こうした状況に毎日のように接触していると、自律神経はストレスに対抗しようとして興奮を促し感覚を鋭敏にするノルアドレナリンや闘争心を高めるアンドロゲンを分泌します。

これ自体は「ストレスに対抗できるならいいんじゃないの?」と思いがちですが、交感神経が常に刺激された状態だと副交感神経優位になかなかうまく切り替えることができません。その結果、寝ようとしても眠れない、神経が高ぶって感情的になるといった症状が現れ、生活習慣の乱れにも繋がっていくのです。

また、アンドロゲンは男性ホルモンの一つで、肌の皮脂分泌を活性化させる働きもあります。男性の肌が女性に比べて固く脂っぽいのはそのため。皮脂が過剰になり、肌から柔軟性が失われれば毛穴が詰まりやすくなる→ニキビができやすくなる、という流れは想像がつきますよね。

ストレスニキビの原因4つ!

ストレス過多で交感神経が活性化されると、皮脂の過剰分泌を起こすなどニキビのさまざまな原因となります。時にはいくつかが同時に関係していることも。その大元に「自律神経の乱れ」があります。

睡眠不足

交感神経の活性化により、常に興奮状態となると、なかなか寝つけなくなったり眠りが浅くなったりします。夜中に何度も目が覚める、朝起きても疲れが残っているという時にも注意してください。慢性的な睡眠不足はそれだけでストレスになるだけでなく、深い睡眠状態にないと出てこない、成長ホルモンの分泌を阻害することにもなります。

さらに、新しい肌の生成や、古い角質を排出するターンオーバーのサイクルの乱れにも繋がり、毛穴詰まりや角質層の肥厚化を招いてニキビもできやすくなってしまうのです。

便秘

大腸の蠕動運動は副交感神経によってコントロールされています。つまり、安静時に活発になるということ。夜、ベッドに横になるとお腹がぐるぐる鳴っているのを感じたことはありませんか?これは寝ている間に大腸の動きが促進され、翌日のスムーズな排泄の準備をしているからです。

しかし、交感神経が優位にあるとその働きが低下、または逆に過剰になり、便秘となることがあるのです。言うまでもなく、便秘によって腸内で腐敗したガスが血液に溶け込み、全身に回ると肌にはニキビとなって表れます。昔から便秘が美容の大敵と言われるのはこのためですね。

ホルモンバランスの乱れ

交感神経の働きによって男性ホルモンが分泌されることはすでに述べたとおり。そして男性ホルモンが過剰になれば逆に女性ホルモンは減少してしまう恐れもあります。

女性ホルモンは髪や肌にツヤやハリを与えるという働きもありますから、ホルモンバランスが崩れることはニキビができやすくなる上に肌荒れや髪のパサつきのダブルパンチにもなりかねません。

暴飲暴食・不規則な食事

交感神経が優位になると攻撃的になると言われています。男性ホルモンの働きの一つで、闘争心や向上心の源でもあるのですが、ストレスが原因だとイライラに繋がりやすいもの。それを解消するために脂っこいものや甘いもの、あるいはアルコールなどの暴飲暴食などの乱れた食生活に走ってしまいがちです。

ニキビの発生や悪化を防ぐためにも、ストレスはぜひ違う方法で解消したいですね。

あなたは大丈夫?簡易ストレスチェック(ストレス診断)

ストレスチェック(ストレス診断)とは?

近年、メンタルヘルスの重要性が認識されてきており、健康診断においてもストレスチェック(ストレス診断)の導入が推奨されています。これは設問に「YES/NO」や「あてはまる/ややあてはまる/あまりあてはまらない/まったくあてはまらない」で回答し、その合計点数でストレスの度合いを判断するものです。

企業の場合は、高ストレス状態と判定されたら産業医の面談を受けたり、専門医に相談することを勧められますが、そこまで本格的でなくても自分が今どの程度ストレスを感じているかという目安にはなるでしょう。以下のサイトでは無料で簡易診断できます。ぜひお試しください。

【おすすめ】ストレスニキビを改善する方法!

上手にストレスを解消しよう

ストレスニキビを改善するには、なんといっても上手にストレスを回避・解消することです。もし職場にストレスの原因があるとしたら、配置転換や転職を検討するのが有効ですが、そう簡単にはいかない…という人もいるでしょう。そうした場合にも、自分なりのストレス解消法を用意しておくことが大切です。

お風呂にゆっくりつかる

入浴は心も体もリラックスできますよね。一日の終わりはシャワーだけですませず、浴槽にお湯を張ってゆったりつかるようにしたいものです。ただし、熱いお湯はNG。交感神経を刺激して、寝つきが悪くなる原因になります。体温よりやや高め(38~40度程度)がおすすめ。これくらいの湯温での入浴は、交感神経から副交感神経に切り替わりやすいとされており、スムーズな入眠を促すと言われています。お気に入りの入浴剤やバスオイルで心地よい入浴を楽しみましょう。

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アロマテラピーや音楽でゆったりした気分に

寝室の環境を整えるのもリラックス効果を高めてくれます。最近流行のアロマディフューザーや電気式のアロマポットで香りを楽しんだり、副交感神経に効果的な音楽を音量控えめで聴くのもよいでしょう。

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休日には積極的に外出を!

「普段仕事が忙しいし、休みの日ぐらいのんびりしていたい」と誰にも会わず部屋でゴロゴロ…本当に自分がそうしたいならOKですが、一日の終わりになんだかせっかくの休みをムダにしてしまったような気がしたら要注意です。今度はそれがストレスになってしまうことも!

ショッピングや映画、テーマパークなどを友だちや恋人と楽しんだり騒いだり、または一人で美術館やエステでゆっくり時間を過ごすなど、自分が楽しいと思えることをやってみませんか?

適度に体を動かす

日頃運動の習慣がない、デスクワークが多いという人は、散歩程度からでよいので体を動かす時間を持ってみましょう。「運動しなくちゃ!」と気負わず、朝少し早起きしてラジオ体操をしてみる、ジムやヨガなどの体験クラスに参加してみるなど、気軽に始められることがおすすめです。

ストレスニキビの改善法もチェック!

ストレスニキビに漢方はいかが

対症療法がメインの西洋医学に対し、東洋医学は体質改善に重点を置いています。即効性はありませんが、時間をかけてマイルドに作用するので、ストレスニキビに悩まされている人は試してみてはいかがでしょうか。何よりも一人一人の症状に合わせた処方をしてくれるので、安心できますよね。信頼のおける漢方薬局で相談してみてください。

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炎症や腫れが気になる時は皮膚科受診も

ストレスのせいだから…と言っても、ニキビが炎症を起こしたり腫れや痛みを伴うようになったら皮膚科で治療を受けることも必要です。ニキビが進行してしまうとそれだけ肌へのダメージも大きくなりますし、ひどいニキビはそれだけでストレスになってしまいますよね。ストレス解消とニキビ治療、併せて行うことで改善により期待できます!

ストレスと上手に付き合うことがニキビ改善にも繋がる

ストレスを完全になくすことはできなくても、なるべく溜めこまず上手に解消していくことでニキビの改善は充分期待できます。しかし、「ストレスを解消しなくちゃ」と躍起になってまたストレスにならないよう、頑張りすぎないことを心がけましょう!

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