産後太りで悩んでいる方も多いと思いますが、そもそもなぜ出産後は体型が崩れがちになってしまうのでしょうか?以前の体型に戻すには、どんな方法が良いのでしょう?今回は、産後太りの原因と解消方法についてお伝えします。
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いまは5人に1人の割合で、帝王切開による出産をしていると言われています。
「出産が楽だ」と誤解されてしまうことの多い帝王切開ですが、お腹を切っている分、傷口は残るし入院日数は増えるしで、経腟分娩に比べると母体への負担は高めになります。
そんな帝王切開ママが産後ダイエットしようと思い立った時に浮かぶのは、
こんな点ではないでしょうか?
そこで今回は、帝王切開で出産した人にスポットを当てて、おすすめの産後ダイエット法や始める時期、注意点などをご紹介していきます。
出産を経験すると、誰もがショックを受けてしまうのが産後のママの体型。
お腹はすぐには戻らずダルダルなままで「今すぐにでも産後ダイエットしなきゃ!」と焦ってしまう気持ちもよくわかります。
しかし、産後ダイエットっていつまでに始めればいいものなのでしょうか?
赤ちゃんを産んだママの体というのは、赤ちゃんがお腹の外に出た瞬間から「妊娠前の体に戻ろう」と働き始めます。
その期間は半年ほど続くので、産後ダイエットするなら産後6ヶ月間が勝負。ママの努力次第では、妊娠前よりも体重が落ちたり、見違えるほどスタイルが良くなることも。
しかし、何の努力もせずにいると産後太りしてしまう可能性もあるため、ママの予備知識と努力がその後を握るといっても過言ではありません。
ぜひとも、この痩せやすい期間に産後ダイエットを成功させて、素敵なママを目指しましょう!
とはいえ、帝王切開で出産したママの場合は、産後ダイエットを始める前に傷口を完治させる必要があります。
お腹の傷が治りきっていないのに、焦って体を動かしてしまうと、傷口が開いて細菌感染してしまう可能性があります。こうなってしまうと産後ダイエットどころの話ではなくなってしまいますよ。
帝王切開の傷口は完全に塞がる産後2〜3ヶ月は産後ダイエットしないこと。2〜3ヶ月もすれば傷口だけでなく、ママの体力もある程度は回復してきます。
出産はとても体力の使うもの。そのため、ママ自身が思っている以上に体力を消耗しています。出産前までは「できて当たり前」だったことが、できなくなるほどに疲れやすくなっています。
産後ダイエットを始める際は自己判断はせず、1ヶ月検診でドクターに母体の回復具合を確認してもらってから始めるようにしましょう。
産後ダイエットを始める前に、ぜひ心がけておいてほしいことがあります。
それは、体を冷やさないこと。体の冷えは、血液の流れを悪くして傷の治りを遅らせます。傷が完治しなければ産後ダイエットを進めることもできません。
もともと冷え性じゃなくても、出産の影響(ホルモンバランスの乱れ・筋力低下など)から一時的に冷え性になる人もいます。
産後ダイエットをスムーズに開始させるためにも、なるべく体を冷やさないこと。暖かい格好をするのはもちろん、ニンニク・生姜・根菜など体を温める作用のある食材を食べるようにしましょう。
産後ダイエットに骨盤矯正は付きもの。しかし、赤ちゃんが産道を降りない帝王切開の場合でも骨盤矯正は必要なのでしょうか?さっそく確認していきましょう。
「骨盤矯正する必要はないのでは?」と思うママも多いかもしれませんが、実は帝王切開でも骨盤は開きます。
人は妊娠するとリラキシンと呼ばれる女性ホルモンを分泌し始めます。このリラキシンは骨盤まわりの人体を緩める作用があり、これによって骨盤が開きやすくなるのです。
リラキシンは妊娠3ヶ月から産後2〜3日まで分泌され続けますので、分娩方法は関係ありません。帝王切開でもしっかり骨盤ケアしていきましょう。
骨盤を矯正することで、骨盤の上に位置する内臓をしっかり支えることができるので内臓機能が上がって、新陳代謝もよくなります。さらに、腰痛・尿漏れ・便秘・肩こりなどの産後トラブルも軽減されますよ。
そしてなんといっても、骨盤をしっかり矯正することでウエストがキュッとなるだけでなく、バストアップも見込めます。脂肪燃焼もアップするので、産後ダイエットがより成功しやすくなります。
産後ダイエットの骨盤矯正を詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。
帝王切開で出産した場合の骨盤矯正は、1ヶ月検診で異常がなければ始めることができますが、病院や商品によっては産後すぐからスタートすることもあります。
骨盤矯正には、整体でマッサージを受ける・骨盤体操を行うなど、やり方に種類がありますが、自分がやりやすいものを選びましょう。
いずれの方法をとるにしても、お腹の傷に触れたり擦れたりすることのないよう注意を払う必要があります。
この3つを守りましょう。
緩んだ骨盤を放置しておくと下半身デブの原因になります。
骨盤がユルユルなのは、産後6ヶ月までの一時的なもの。その時期を過ぎると固く閉じて矯正しにくくなってしまいます。
矯正ができる今のうちに、骨盤を正位置に戻して細いウエストを手に入れましょう。
さて、傷口を抱えているママにはどんな産後ダイエットが最適なのでしょうか?
本格的な産後ダイエットを始める前に、まずは産褥運動をして体力の回復を図りましょう。
産褥運動とは、産褥期(産後6週〜8週)に行う運動で、子宮の収縮を促すとともに、出産で伸びきった筋肉をほぐして、疲労回復を図るもの。骨盤を引き締める作用・母乳の分泌を促す作用もあると言われています。
ただし、帝王切開の場合は日数通りにこなす必要はありません。無理はせず、傷の回復を最優先して自分のできる範囲から始めていきましょう。
また、産後の体はとても疲れやすいので、産褥運動した後はしっかりと休養をとること。さらに、体操後1時間ほどは食事は控えたほうがいいですよ。
傷口が完治していれば問題ありません。ただし、帝王切開によって筋肉も傷つけられている状態なので、いきなり激しい運動をするのは厳禁。
腹筋を鍛える前に、まずは鍛えられる状況まで体力を回復させることが優先。腹式呼吸(ドローイン)なら過剰な負荷をかけずに腹筋を鍛えることができるのでおすすめです。
「産後ダイエットしなくては!」と気張らなくても、赤ちゃんとの触れ合いの中でも痩せる努力はできます。
たとえば、赤ちゃんを抱っこしながらスクワットしたり、ヨガをしたり。ゆっくりとした動きなのでじっとり汗をかくことができ、さらには心地よい揺れで赤ちゃんも楽しめること間違いなしですよ。
「母乳育児なら産後ダイエットしなくても痩せる」なんて耳にしたことはないでしょうか。
母乳がでるママは、授乳するだけで1日約500〜800カロリーものエネルギーを消費します。これはランニング1時間に相当するカロリー量。
なので、頑張って体を動かさずとも自然と体重が減っていく可能性が高いのです。
もし、完全ミルク育児だったとしても落ちこまないでください。産後6ヶ月間は体が妊娠前に戻ろうと、体内の老廃物や余計な水分が排出されやすい時期のため、母乳が出なくても痩せやすいことに変わりはないのです。
ダイエットというと食事制限をイメージする人も多いと思いますが、産後ダイエットで食事制限するのはNG行為。とくに母乳育児をしているママなら、赤ちゃんの発育に影響がでます。
そうじゃなくても、体力がしっかり戻っていない体に極端な食事制限を行ってしまうと、育児の疲れと栄養不足で倒れてしまうかも。
また、極端な食事制限は筋力の低下を招きます。ただでさえ出産で落ちてしまった筋力を減らしてしまっては産後ダイエットどころではありませんよ。
1日3食しっかりと食事をとって、産後ダイエットができるだけの体力を維持しましょう。カロリーが気になるなら、揚げ物・丼モノは避けて栄養価の高い和食を食べるように。
いかがでしたか?ただでさえママの体力を消耗する出産ですが、帝王切開だとそれに加えて傷口も抱えている状態。
産後ダイエットを始めるには、何と言っても傷口の完治・体力の回復が最優先です。いち早く体型を戻したい気持ちもわかりますが、体の基礎をしっかりさせておかなければ、ダイエットも成功しません。
最低でも2〜3ヶ月は産後ダイエットはせず、赤ちゃんのお世話だけをしてゆっくりと体を休ませましょう。
体の冷えは血のめぐりを悪くして傷の回復を遅らせるので体を温めること。また、しっかり食事を摂ることは自然治癒力を高め、傷の回復を早めます。
また、分娩方法に関係なく妊娠・出産を経験したママの骨盤は緩みやすいため、骨盤は矯正をする必要があります。もし、骨盤ベルトなどを着用するのなら傷口に影響しないように注意を払うこと。
そして、最後に無理はせずできることから始めること。「前はできたから大丈夫」と思っていても産後の体力のない体ではあっという間に疲れてしまいます。
まずは、妊娠前の体力・筋肉に戻すことを目標にしてのんびり進めていきましょう。産後6ヶ月までは痩せやすい状態なので、徐々にやっていけば大丈夫ですよ。
ママ自身がストレスを溜め込んでしまうと、赤ちゃんの発育にもよくありません。うまくいかないときはダイエットをお休みして、ママと赤ちゃんの心身の健康を最優先しましょうね。