薄着の季節になると脚を露出する機会も多くなることから、街中で脚のきれいな女性をみかけると自身の膝の黒ずみが気になることも多いのではないでしょうか。
膝はカラダのなかでも角質が厚く乾燥しやすく、摩擦や圧迫のダメージも受けやすいため黒ずみになりやすい部位です。
膝の黒ずみを改善するためには、日頃から膝に刺激を与えないことに加え、症状にあわせて適切な対策をすることが最も重要です。
1・膝の黒ずみの症状は主に3種類ある
膝の黒ずみは圧迫型・乾燥型・毛穴詰まり型など主に3種類の原因に分けられます。
圧迫型は保育士さんなどに多くみられる症状で、膝立ちや正座をすることが多く、膝に圧力がかかりそれが防護作用として黒ずみとなる症状です。
乾燥型は、膝の黒ずみの症状のなかで年齢問わずもっとも多い症状です。ムダ毛処理や膝の摩擦などダメージが原因で乾燥を引き起こし、肌の防護作用として黒ずみとなる症状です。
毛穴詰まりの膝の黒ずみの症状は年齢の20代~30代若い年齢の方に多い症状です。食生活や生活習慣などが原因で肌のターンオーバーが乱れ、毛穴の角質の詰まりや古い角質が生まれ変われずに蓄積して黒ずみとなる症状です。
【主な膝の黒ずみの種類】
| 黒ずみの症状 | 要因 | 対策 | 改善方法 |
|---|---|---|---|
圧迫 まばらに膝の黒ずみがあったり、黄色みを帯びてることもある。 | ・膝立ち ・正座 ・ほか膝を圧迫する行為 | ・膝を圧迫する行為を避ける ・定期的に屈伸運動を行い血流状態を良くする | 保湿ケア(美白成分配合のクリーム) |
乾燥 カサカサしていて少し白くなる場合もある。乾燥で角質が厚くなり、硬い感触であることが多い。 | ・ムダ毛処理 ・膝をごしごし洗ったり拭いたりする ・締め付けの強いズボン | ・肌刺激の少ない電気シェーバーや光脱毛を検討する ・体を洗う素材を麻(リネン)にする ・圧迫感のないズボンを着用する | 保湿ケア |
毛穴詰まり ポツポツした毛穴になっており、少し硬いこと(古い角質)もある。 | ・食生活などの習慣 ・ホルモンバランスの乱れ(生理・妊娠・年齢の積み重ね)による肌の代謝の遅れ | ・古い角質の除去(スクラブ) ・保湿ケア |
2.膝の黒ずみの改善は症状に適切なセルフケアを行うこと
膝の黒ずみは、圧迫型・乾燥型・毛穴詰まりの症状に適切なセルフケアを行うことで徐々に改善、予防することができます。
しかし、どの種類の膝の黒ずみに関しても、長年色素が沈着した重度の黒ずみの場合は美容皮膚科などの専門医院で治療をするほうが早期に黒ずみを改善することができます。
| 膝の黒ずみレベル | 特徴 |
|---|---|
| 軽度 | 赤みが少し濃い |
| 中度 | 濃い赤み~薄茶色 |
| 重度 | こげ茶色~黒に近い |
・膝の黒ずみの症状別のセルフケアの方法
軽度から中度の膝の黒ずみの場合、適切なセルフケアを行うことで改善が期待できます。圧迫型と乾燥型の膝の黒ずみの原因は保湿ケアのみで改善することができますが、毛穴つまりは、まず古い角質を除去する必要があります。
・圧迫型・乾燥型の膝の黒ずみのセルフケアの方法
圧迫と乾燥の膝の黒ずみはメラニン色素の過剰分泌が原因です。これらは、正座やムダ毛処理による肌の刺激によって発生することから、メラニン抑制成分や保湿作用のたかい美白クリームで保湿ケアをすることで改善することができます。
・毛穴詰まり型の膝の黒ずみのセルフケアの方法
毛穴詰まりが原因の膝の黒ずみは、主に偏食やホルモンバランスの乱れから肌の代謝に遅れが起きて、皮脂や古い角質が溜まることが黒ずみの原因です。
セルフケアは低刺激で保湿性の高い「シュガースクラブ」で古い角質を除去し、保湿をすることで、黒ずみを改善することができます。
さらに詳しい情報は?膝の黒ずみのスクラブは自分で作ることができます。その作り方や使用頻度については下記のページで解説しておりますので参考にして頂けたらと思います。
圧迫型・乾燥型・毛穴詰まりの膝の黒ずみを改善するためには、保湿ケアが大切です。
【厚生労働省認可の美白成分一覧】
| 高い | 弱い | ||
| 高い | 弱い | ||
| アルブチン | 高い | 弱い | |
| ハイドロキノン | 非常に高い | 強い | |
| 【その他の美白成分】「プラセンタエキス」「ルシノール」「リノール酸」「エラグ酸」「カモミラET」「t-AMCHA」「コージ酸」「ピュールブラン」「マグノリグナン」「シムホワイト377」 | |||
※「ハイドロキノン」も美白作用が高い成分ですが、肌刺激が強いため赤みや炎症など副作用のリスクが伴なうだけでなく、紫外線にあたると色素沈着が悪化した報告もあるので膝の黒ずみには控えたほうが良いです。
・美白成分配合の保湿クリームの比較表
膝の黒ずみを解消する製品においては、「美白成分」「保湿性」「低刺激」、これらを重視する必要があります。
以下に、高い効果が期待できて、なおかつ安心して使用できる保湿クリームをまとめましたのでご参考頂ければと思います。
| 商品 | 美白認可成分 | 保湿性 | 刺激性 | 期待できる作用 |
|---|---|---|---|---|
| 高濃度ヒアルロン酸 | 8つの無添加 | 美白、黒ずみ予防、肌荒れ | ||
| ヒアルロン酸、ほか7種の潤い成分 | 5つの無添加 | 美白、黒ずみ予防、肌荒れ | ||
| セラミド | 7つの無添加 | 美白、黒ずみ予防 | ||
| 月島モイストバーム | ||||
| ビタミンC誘導体 | 馬油、ミツロウ、シソエキス、グリセリン | 無着色、無香料 | 美白、黒ずみ予防 |
※内容量はそれぞれ約1カ月分となっています。
・膝の黒ずみ解消におすすめの保湿クリームベスト3
上記で紹介したアイテムの中から、膝の黒ずみ解消に役立つアイテムを3つに絞りました。自宅ケアでより早い効果を得たい方におすすめです。
1位 ココピュア
価格:¥5,980(30ml)
膝の黒ずみケアに特化された美白美容液で、圧迫と乾燥による黒ずみ解消に向いています。
3種類のヒアルロン酸、カモミラエキス、グリチルリチン酸ジカリウムで肌を整えながら潤いを与え、ターンオーバーの正常化を促します。
さらに、美白効果の高いトラネキサム酸や、肌の漂白剤と言われる「ハイドロキノン」と同等の効果を持つ『ビサボロール』が配合されています。
ベトつきのない美容液なので、ズボンを愛用する方にも向いています。
2位 イビサクリーム
価格:¥4,970(35g)
敏感肌や小さいお子さんでも使用できる低刺激性の美白クリームで、乾燥による膝の黒ずみ解消に向いています。
天然由来の美白成分(トラネキサム酸)がメラニンを抑制し、ヒアルロン酸をはじめとした潤い成分が肌の生まれ変わりを促します。
クリームの伸びは良く、適量の範囲で使用すればベタつきもありません。
3位 ラスター
価格:¥4,750(60g)
乾燥による膝の黒ずみに向いている美白クリームです。
トラネキサム酸、セラミドに加えて、強い抗炎症作用があるグリチルレチン酸ステアリルも含まれており、摩擦や刺激で乾燥した肌を整えながら黒ずみを徐々に解消する働きがあります。
クリームの伸びがよく、しっとりしている中でもベトつきはありません。
【保湿クリームの使用頻度】
保湿は毎日、朝と入浴後の2回に分けて塗るのが適切ですが、黒ずみを早く解消したい方、乾燥感が気になる方は、朝・昼・入浴後・就寝前など回数を増やしてもよいです。
保湿回数が増えることで、肌の生まれ変わりを正常化させる働きが活発になります。
【使用上の注意点】
美白成分が含まれたクリームは、黒ずみの原因となるメラニンを抑制する一方、皮膚の防御力を低下させ、一時的に外部刺激に弱い状態にもなります。
そのため、美白クリームで肌刺激を感じる場合は、しばらく使用を控えたり、保湿のみに特化されたクリームに変えたりして調整したりしましょう。
4.睡眠・運動・食事バランスで肌の生まれ変わりを促進させることも大切
適切な運動、睡眠、食事に加えて、喫煙や飲酒を控えることでも肌の生まれ変わりは促され、膝の黒ずみの改善も早まります。
運動不足に有効なのがウォーキングで、なるべく早い速度で1回20分以上を週2~3回行うのがお勧めです。
睡眠は『日中に眠気を感じない程度の睡眠時間』が理想で、およそ6~8時間が妥当とされています。
食事ではビタミン類(A・B・C・E)や亜鉛を積極的に摂取するのが有効で、これらは新陳代謝を高めて肌の生まれ変わりを促します。
ただし、体は様々な栄養素をエネルギー源としているので、複数の食材を摂取することが重要です。
【黒ずみ予防に有効な栄養素と食材一覧】
| 栄養素 | 食材 | 作用 |
|---|---|---|
| ビタミンA | レバー・ウナギ・人参、春菊、ホウレンソウなどの緑黄色野菜 | 肌の修復 |
| ビタミンB群 | 牛レバー・鶏ささみ・カツオ・まぐろ・さば・バナナ | 肌の発育、乾燥予防 |
| ビタミンC | ピーマン・パプリカ・ジャガイモ・ブロッコリー・オレンジ、レモンなどの柑橘類 | メラニン抑制、ハリを持たせる |
| ビタミンE | ゴマ油・ナッツ類・アボカド・赤ピーマン・蕎麦 | 血行促進、むくみ予防 |
| 亜鉛 | 牡蠣・チーズ・レバーや赤身肉・卵黄・煮干し・抹茶(粉) | 肌の修復 |
さらに詳しい情報は?このほか、黒ずみ対策に有効な食べ物と摂取目安を以下にまとめていますので参考にされて下さい。
5.セルフケアで膝の黒ずみが改善が見られない場合は美容皮膚科での施術も検討する
美白クリームや保湿を3カ月程度継続しても膝の黒ずみの改善が見られない場合、美容皮膚科での施術の検討をお勧めします。
費用はかかりますが、セルフケアでは対応できない重度の膝の黒ずみも改善することが期待できます。
美容皮膚科の膝の黒ずみには主に以下の治療方法があります。
・「高濃度美白クリーム」を使用
・美白クリームの浸透力を高める「イオン導入」
・ターンオーバーを促進させる「ケミカルピーリング」
・メラニン色素の根源を破壊する「レーザートーニング」
医師が診断し、黒ずみの症状に適した治療方法を提案します。医療機関でのみ取り扱いのある高濃度の保湿クリームや、余分な角質を溶かすピーリング剤も処方してもらえるため、セルフケアでは落としきれない黒ずみの早期解消に大きく期待できます。
さらに詳しい情報は?デメリットとしては費用の面です。膝の黒ずみを治す美容施術は保険適用外となります。美容皮膚科の治療については以下のページで詳しく書いておりますので参考頂けたらと思います。
【美容皮膚科・施術内容と費用相場】
| 施術方法 | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 塗り薬 | 高濃度な美白成分を含む保湿クリームでの施術。 主に、塗り薬を処方箋として出される。成分:ハイドロキノン、トレチノイン、尿素etc | ¥1,600~4,000 (30日分) |
| イオン導入 | 特殊な電磁波で肌の奥にまで、保湿・美白成分を浸透させる施術。 ターンオーバーを促進させ、メラニン色素の排出を行う。成分:ビタミンC誘導体、乳酸ect | 約¥8,000 (塗る薬剤によって変動) |
| ケミカルピーリング | 酸の力でターンオーバーを強制的に促進させることで、古い角質を除去する施術。 数日後に、古い角質がポロポロと取れる。成分:乳酸、グリコール酸、サルチル酸ect | 約¥6,500 (1回) |
| レーザートーニング | 特殊レーザーを当ててメラニン色素を破壊する即効性の高い施術。 | 約¥15,000~30,000 (1回) |
まとめ
膝の黒ずみは、圧迫や乾燥、毛穴詰まりなど、症状ごとに適した対策をすることが早い改善に繋がります。
毛穴詰まりなら古い角質を除去するスクラブがお勧めですが、どの症状にも共通する改善法が『保湿ケア』となっていて、保湿成分のほか「美白成分」「刺激性」も考慮されたクリームが最も適切と言えます。
重度の膝の黒ずみなら、費用はかかりますが皮膚科で適した施術をすることで改善が期待できます。
膝の黒ずみが気になってストッキングやソックスで隠していた方は、素足でお出かけできる事が何よりの楽しみになるかと思います。この記事が、そのきっかけになれれば幸いです。