腕のアトピーは最も目立つといっていい箇所であり、腕自体が普段から使ったり擦れたりする傷つきやすい部位です。
アトピー性皮膚炎の典型的な症状ともいえる腕のアトピーを無意識に掻いてしまう人は多く、それが原因で炎症が悪化しまた発心ができる悪循環を繰り返してしまいます。
そのため、腕アトピーの治療にあなたもステロイドを使ったことがあると思いますが、使用の際に守らなければならない3ステップがあるのです。
「消毒・ステロイド・傷口の保護」の3ステップを正しく守らなければいつまで経っても治りません。
ここではその方法と、腕アトピーの原因を根本から治療するポイントをご紹介します。
掻きむしるのは厳禁!腕のアトピー性皮膚炎
一般的に、大人のアトピー性皮膚炎は、顔など首よりも上の部分に症状が現れることが多いと言われています。
しかし、わきの下や手首、手のひらなどの腕の場合は肘を曲げる部分など、手や足にもアトピーの湿疹ができることも多くあります。
特に、腕にできる湿疹は半球形の痒疹(ようしん)と言われる湿疹ができることが多く、いぼのようにボツボツとして硬い芯があり激しいかゆみを伴います。
そして、掻いたり刺激を与えてしまうと跡ができたり治りづらく、場合によっては薬を使っても治らなくなってきてしまいます。
アトピー性皮膚炎は、激しいかゆみを伴う皮膚の病気です。
しかし、掻いてしまうとどんどん症状が悪化するため、とにかく腕を掻かないことが一番大切です。
とは言え、日ごろは掻くのを我慢しているものの、寝ている時やシャワーを浴びている時など、気が緩んでしまうとついガリガリと掻いてしまうこともありますよね。
特に、腕の部分にできたアトピーは掻くのをやめられず、なかなか治らないという人がとても多いようです。
雑菌のついた爪で腕を掻きむしることでさらに炎症は広がってしまうため、触れば触れほど治りにくくなってしまいます。
しかし、腕のアトピーは悪化しやすいものの、皮膚の消毒や保護をきちんと行いさえすれば比較的容易に炎症を改善することもできます。
腕のアトピーは、腕の内側の部分にジュクジュクとした炎症が起こったりブツブツの湿疹ができるという特徴があります。
痒みを伴うため掻きすぎてしまうことが多く、掻き壊した傷口から細菌やアレルギーの原因となる物質が入り込むことで、さらに腕の皮膚炎が悪化します。
ひどくなると侵入した細菌によって膿を持った湿疹ができることもあり、それをさらに掻き壊してつぶすことで症状が悪化します。
もともと炎症やかゆみというのは、肌についた細菌やアレルギーの元になる物質を取り除こうとして起こる防御反応ですが、腕を掻いてしまうことでさらに細菌の侵入経路を作ってしまうことになります。
腕のアトピーのかゆみや炎症を和らげるのに、アトピー肌のほとんどの方が愛用しているのがみんなの肌潤糖です。
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一度試してみてセルフケアを行ってみてくださいね。
痒疹は急性痒疹と慢性痒疹の2つ
腕にあるアトピーは急性と慢性の2つがあります。
急性痒疹とはアトピー性皮膚炎の症状が現れた時に、一時的に出てくる痒疹のことであり、アトピー性皮膚炎の症状が落ち着くと共に消えていきます。
これに対して慢性痒疹は、アトピー性皮膚炎の症状が落ち着いているときでも消えずに残っている痒疹のことであり、常に腕に激しいかゆみに悩まされることになります。
急性痒疹を繰り返し掻きむしると傷ができ、その部分が盛り上がってしまうことで慢性痒疹へと移行してしまいます。
つまり慢性痒疹を作らないためには、絶対に腕を掻きむしらないことがとても大切です。
そのためには、まず腕のセルフケアが大切です。
例えば、刺激を極力与えないよう洗剤を使う時には手袋をはめたり、夏場の紫外線を避けるためにアームカバーを着用することも効果的です。
ただし、素材によっては逆に皮膚炎を悪化させてしまうこともあるため、自分の肌に合った素材を選ぶことが大切です。
また、汗はこまめにふき取り蒸れた状態にしないことと、保湿をすることも心掛けましょう。
寝ている間に、無意識のうちに掻きむしってしまうことも多いと思いますが、中には腕にラップやバンテージを巻くなどして掻きむしらないよう努力をしている人もいるようです。
それから意外と忘れてしまいがちなのが、デスクワーク中に机と腕が接触するときの対策です。
夏場半袖を着ていて、腕と机が直接触れることもアトピー性皮膚炎の敏感な肌には大きな刺激になります。
長袖を着用して腕が直接机い触れないようにしたり、腕と机の間にタオルを引くなど工夫をすることが大切です。
腕のアトピーの原因
腕のアトピー性皮膚炎の患者というのは、食べものや花粉、ハウスダストなど何らかのアレルギーを持っていることが多く、そのアレルゲン物質に触れることで皮膚の痒みが生じます。
これはどの部位のアトピーにも共通して言えることですが、中でも特に腕のアトピーは主にアレルゲンと細菌が原因となってできることが分かっています。
特に、初期のかゆみはアレルゲンを取り除こうとして出される汗によって起こります。
通常、アレルゲンは汗とともにうまく体外に排出されれば、かゆみなどを引き起こすこともありません。
しかし、不摂生な生活を続けた結果、新陳代謝が悪く汗もかかない体になってしまった場合、アレルゲンが排出されにくくなってしまいます。
それを無理やり皮膚から取り除こうとすることで、腕に痒みが生じると考えられています。
掻きむしって傷ついた皮膚からはアレルゲンは排出されるものの、今度はそれが細菌の侵入経路となってしまい、さらに症状が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
腕のアトピーを悪化させる原因として、掻きこわした傷口から侵入するアレルゲンや細菌が挙げられます。
掻きむしって傷口を悪化させればさせるほどアトピーも重症化して治りにくくなってしまうため、傷口を保護して細菌やアレルゲンが侵入しないようにすることが大切です。
アトピーの炎症の原因にはアレルゲンももちろんありますが、悪化させる主な原因は細菌感染です。
中でも黄色ブドウ球菌という細菌はアトピーを悪化させる原因としてしてよく知られています。
参照:Wikipediaより引用
黄色ブドウ球菌は通常私たちの体の中に存在している細菌ですが、傷口などから皮膚に内側に入り込むと皮膚に炎症を引き起こしてしまいます。
アトピーで掻きむしって傷ついた肌にこの黄色ブドウ球菌が付着すると、トビヒを起こし慢性的な皮膚炎につながっていきます。
腕のアトピー対策
腕のアトピーの対策としては、まずは「消毒・ステロイド・傷口の保護」の3ステップを正しく守ることが改善への最短の道です。
中でも一番重要なステップは、傷口を保護することです。傷口からアレルゲンが入るとさらに腕のアトピーを悪化させてしまうからです。
そして、肌が乾燥してくると、掻きむしってしまうので、症状が少し治ってきた頃に、しっかりと保湿を行うことも大切です。
それでは、腕のアトピーを改善する方法について、それぞれ詳しくみていきましょう。
1.消毒液で消毒する
腕のアトピーを改善させるためには、消毒をして黄色ブドウ球菌を死滅させ、さらには掻きむしらないように保護することが重要です。
まずは、消毒液で消毒するのも一つの手です。
消毒液にも色々な種類がありますが、イソジンなどのヨード消毒液と呼ばれるタイプの消毒液が、黄色ブドウ球菌に対して効果があると言われています。
ヨード消毒液はつけると赤くなってしまうのが難点ですが、肌にも優しくかつ消毒効果も高いためアトピーの消毒液にはもってこいだと言えるでしょう。
2.ステロイドの使用と注意点
ステロイドはアトピーの治療に必ずといっていいほど使われる薬です。
ステロイドは皮膚を修復するうえで欠かせない薬であり、どんなアトピーの炎症であってもまずはステロイドで皮膚を修復することが治療の前提となります。
これはどの部位にできたアトピーにも共通することであり、腕にできたアトピーも例外ではありません。
しかし、ステロイドを使う上では注意すべき点があります。
それは、必ず消毒をしてからステロイドを使うということです。
ステロイドというのは、体の免疫力を下げることで皮膚の再生を促す薬です。
そのため、皮膚に細菌が残った状態でステロイドの薬を使用すると、細菌が残ったまま新しい皮膚が再生してしまうため、結局は免疫力の弱い皮膚ができてしまいます。
せっかく腕に新しい皮膚がつくられても、免疫力の弱い皮膚であれば再びアトピーがぶり返してしまうこともしれません。
そのため、ステロイドを使う前には、消毒をして細菌の取り除いた状態にしておくことがとても大切なのです。
また、ステロイドはその副作用から依存性が高く、使いすぎるとステロイドなしではいられない状態になってしまうことが少なくありません。
そのため、継続して10日以上使用しないよう気をつける必要があります。
消毒とステロイドを並行して行えば、炎症の状態は短期間でもかなり改善されるはずですから、症状が落ち着いたなと思ったらステロイドの使用は速やかにやめたほうがよいでしょう。
3.傷口の保護
何度もお伝えしますが、肌を掻きむしって傷口を悪化させないためには、傷口を保護して細菌やアレルゲンが侵入しないようにすることが一番大切です。
そのため、保湿剤などで肌を保護しましょう。その際、肌を単純に保湿できるものではなく、肌を保護できる保湿剤を選ぶことがなにより重要です。
ワセリンなどで保護してもいいですが、ワセリンはべたつきやすく、衣類についてしまって塗り直しが必要になります。アトピー肌にはでの肌の保護がおすすめです。
ファムズベビーの保湿剤は、単に皮膚の上に油膜を作るのではなく、肌バリアとなる保護膜を作ります。
肌トラブルとなるアレルゲンの侵入を防ぎ、薬の力ではなく肌そのものの自然治癒力を再生してくれます。長時間持続するので、塗り直しが必要ありません。
その上、保湿もできるので、一石二鳥ですね。赤ちゃんからお年寄りまで使えるので、敏感肌の方でも安心して使えます。
かゆみを我慢できずに掻きむしってしまうという時には、ガーゼや包帯を使って腕を保護するのも一つの方法でしょう。
傷が多く、広範囲にわたっていて保湿剤を塗るのも大変という場合には、まずは傷口を消毒し、その後でガーゼで傷口を塞いで上から包帯を巻けば細菌やアレルゲンの侵入を塞ぐことができます。
このように「消毒・ステロイド・傷口の保護」という3つの手順を正しく行えば、腕のアトピーを改善させることは可能です。
いつものことだからと軽く考え放っておくと、腕だけでなく他の部位にまで広がってしまうこともあるため注意が必要です。
また皮膚科でステロイドの薬を処方してもらったからそれを塗っておけばよい、と思っている人は大変危険です。
きちんと消毒をしなければ皮膚の中に細菌を閉じ込めてしまうことになり、結果、慢性的なアトピーを引き起こしてしまうこともあります。
正しい手順で対処するとともに、根本的にアトピーを治すために体質改善を考えていくことがとても大切です。
4.薬用入浴剤をつかう
お風呂上りや起床後など、肌を清潔にした状態で傷口を消毒するとともに、傷口を悪化させないよう保護します。
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