[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
※CDは付属しません
『基本資料集』 B5版 / 32ページ / ネット販売はPDF版のみ
QZ会『基本資料集』
PDF版:500円
〔ご購入は商品の購入ページへどうぞ。〕
「もくじ」より
段階ごとの学び
…各段階ごとの取り組むべき課題と練習楽曲
楽曲の取り込み方
民族音楽のアプローチ/曲の取り込みの手順/楽譜について/
イメージをかたちにする/メロディ解析術/
階名による音の把握/楽譜で答え合わせ
課題曲解説
…課題21曲の解説はじめキーやリズム、用いられる技術、
演奏バージョン、参考とする動画サイトなど
伝承曲『青い瞳』『こだま』簡易楽譜
※課題曲収録のCDは、QZ塾参加の方のみ無料で差し上げます。
販売および郵送はいたしません。
内容サンプルです。クリックで拡大します。
付属の『ケーナの段階表』と簡易楽譜です。
以下本文より。
〈イメージをかたちにする〉
曲をしっかり耳で聴いて取り込めば、よく噛んで咀嚼した食べ物のように、自身の血肉のようになります。まるで何度も観た映画のように、大好きなセリフやシーンを頭の中でいつでも再現できます。
もちろんそれを可能にする演奏技術、出力面も大事ですが、基本はまず受け身からというように、ここでは入力面をより重要視して、イメージを通して、息を音に、曲に変えていくやり方をとります。
クラシック音楽などは、この部分の多くを作曲家や指揮者が担いますが、その役割も奏者一人ひとりに委ねられる民族音楽では、自分自身がしっかりと羅針盤を持っておかなくてはなりません。
むしろ、イメージし奏でることにもっとも大きなエネルギーを注ぐべきです。楽譜の読解に気をとられ、音程やリズムの調整に四苦八苦し、人前での緊張でストレスを生じさせ、余計なところにエネルギーを費やすほどに、心を込めた血の通う演奏はかないにくくなっていきます。
音楽は目に見えないものですが、なるべくそれを見えないままに、頭や心の中に音の地図や設計図を描きながら、納得できるまで探求し、理解することが大事です。
もちろんわからなければ、正確な楽譜や誰かにアドバイスを求めてよいのですが、気持ちのどこかで答え(楽譜)に頼るほど、自身の学び取ろうとする能力は発動できなくなります。
その曲を習得し奏でられるのは、自分の身体に取り込めるのは、他の誰でもない、世界に自分ひとりだけ。何にも頼らずやるしかない。そのように自覚すれば道を切り開く力もきっと備わってきます。
必要な事柄を理解し、自らの意志で行動できる一人ひとりが集って初めて、本当の意味での民族音楽のグループ演奏も可能となります。
曲を取り込みイメージする力と、それをしっかり表現する力を磨いて、自立したソロプレーヤーとなれるよう励んでいきましょう。
〈階名による音の把握〉
歌を覚えるとき、基本的にまずその曲をよく聴き、歌詞を口ずさみながらメロディに合わせて歌っていくと思います。そんなに難しくないふつうの曲であれば歌詞を見る程度で、楽譜を用いずとも旋律を取り込み表現することができていますよね。
楽器で曲を演奏するときも、その“歌う”作業を行えばよいわけです。
しかし楽器は歌と違って、意志と口(のど)だけでなく、手指も使って音階を表現し奏でなくてはならず、そう簡単にはいきません。究極的には、聴いた音高やイメージした音に即座に反応し、楽器を手足のように思い通りに操る…ようになっていくものでしょうが、すぐには無理なお話。
そこで、まずは手指に音階を覚えてもらいましょう。ある音階の信号がきたときにパッと反応できるようになること。こちらは音階練習に励んでいただくとして…。
表現していくことの前に、自分自身が音階をしっかり把握し、正しい信号を送ってあげられるようになることが大事。そのための手がかりを記していきたいと思います。
〈以下略〉
〈楽譜で答え合わせ〉
さてここまで、見えない音をそのままに取り込んで表現することに努めてきたけれど、細かいところなど十分にわからない部分も多いし、果たしてこれで正しいのかどうか、やはり何か頼れるものがないと自信がなくて不安…。
そういうときは、ぜひ楽譜をご活用ください。
しかし、ここで答えばかり見てしまうようになっては何も伸びません。あくまでも答え合わせと確認のために。
ここまで自分で答えを探し出そうとした努力は、見えないけれど確実に力となりました。以前よりもラクに楽しく、道を見出し進むことができていることでしょう。これからもこの過程を基本に大事にして歩んでいってください。
B5版 / 20ページ / PDF版あり
QZ会『サンポーニャの吹き方』
PDF版:400円 冊子版:500円(郵送の場合 +送料140円)
〔ご購入は商品の購入ページへどうぞ。〕
「もくじ」より
サンポーニャの吹き方
口のかたち/管の位置/呼吸/吹き方と息/持ち方/音間移動
管種による吹き方の違いと基礎練習法
チュリの吹き方/サンカの吹き方/基礎練習法
サンポーニャの吹奏技術
タンギング/ロングトーン/グリッサンド/半音/スラー/
スタッカートおよびアクセント/フラッター/ビブラート
よりよい音を奏でるために
低音域の開発/身体になじませながら緩やかに/
息の貯蔵袋と上唇のひさし/低音と高音の奏で分け/
下唇を管から離し上下の唇を自由に/非タンギング奏法/
4つのスケール/副旋律、対旋律/コンテスタード/
ステージ演奏とエネルギー配分/すべての体験はつながりをもっている
サンポーニャについて
サンポーニャとは/サンポーニャの素材/サンポーニャの構造/
サンポーニャの種類と音域/サンポーニャの音色と音程/
サンポーニャの保管と手入れ/サンポーニャを吹こう!
内容サンプルです。
B5版 / 37ページ / ケーナ運指表、基礎練習譜付属 / PDF版あり
QZ会『ケーナの吹き方』
PDF版:500円 冊子版:700円(郵送の場合 +送料205円)
〔ご購入は商品の購入ページへどうぞ。〕
「もくじ」より
ケーナの吹き方
口の形状/笛の歌口/呼吸と息/運指/音程の調整
ケーナの吹奏技術
ブレス/ロングトーン/強弱法/半音/
第2オクターブ音、第3オクターブ音/前打音/トリル/グリッサンド/
スラー/ポルタメント/タンギング/フラッター/
スタッカートおよびアクセント/ビブラート(お腹、のど、アンデス)
よりよい音を奏でるために
大きく、力強く響く音/美しく透る高音/
息の放出量コントロールは唇を中心に/ハイブリッド・ビブラート/
4つのスケール/副旋律、対旋律/ステージ演奏とエネルギー配分/
まとめ、その他
ステップアップのための手引き
ステップアップの行程/各技術を学び習得するにあたって
ケーナについて
ケーナの素材/大きさによる分類/各管種でカバーできるキー/
音程について/音程の調整/各部位と音との関連/保管と手入れ/その他
ケーナ運指表/基礎練習譜/キー練習譜/ケーナの段階表
内容サンプルです。
付属のケーナ運指表およびケーナ基礎練習譜です。
以下本文より。
〈各技術を学び習得するにあたって〉
ここまで見てきたように、ケーナを吹く際には実にさまざまな吹き方、技術があります。そして奏者は、それらを必要に応じて使い分け、よい演奏となるよう組み立てていきます。
大切なのは、ひとつの吹き方に固まってしまわないことです。
吹く笛が変われば、曲が変われば、あるいは小節や一つの音が変わったときでさえ、吹き方を柔軟に変え、こちらから応じていく必要があるからです。
達人が奏でるような理想的な吹き方は確かにあります。しかし笛を始めたばかりの人がそのやり方をしようにも、思ったような音は出てくれないでしょう。なぜなら理想的な吹き方とは、音の性質や段階に応じたさまざまな吹き方を経てその上に立つものであるからです。
初心者であれば、まずは音の出る吹き方から始めてみてください。音が出せたならそれを拠り所として、可能となった事柄や技術に着手します。指使いは楽しく覚えられ、曲もいくつか吹けるようになるでしょう。
しかししばらくすると必ず壁に打ち当たり、高い音やきれいな音の出ないそれまでの吹き方を改めなくてはならなくなります。ですがこれでいいのです。次のステップへ進むための準備が整ったということです。そしてここまでの体験は決して捨て去るものではなく、以後においても演奏する上での引き出しのひとつとなります。次の段階の土台となります。
いつかもっともっと上達したとき、低く控えめな音を奏でる際には、そのかつての吹き方を行っているでしょう。あのときいっしょに覚えた運指や曲も、そののちのちもずっと役に立ってくれたはずです。学んだすべては必ず活かされてきます。
そのときどきに可能で必要なすべを手に入れ、しかしそこにとどまることなく経験を積み立て、それらを元手にさらなる段階へと進み続けたならば、理想とした吹き方にもきっと近づいていることでしょう。
各吹奏技術には当然、人によって向き不向き・得手不得手があります。
無理に多くを習得せずとも、得意な技術を中心にすえて可能な限りでよりよい演奏となるよう工夫をすれば、それこそがその人にとっての今現在最高の演奏となるはずです。
しかし、もし演奏していて必要を感じる技術があるならば、努力して少しずつ手に入れていってください。
その際に大事なことは、上手な人の演奏をよく見て聴いて、鮮明なイメージをしっかりとつかむことです。そしてそのイメージに意識が同化できれば、試行錯誤しつつその技術がこなせるように、身体が次第に近づいていきます。
ここに記した各技術のやり方は参考までに。ご自身の感覚を磨いていけば、誰の手を借りずとも、未知のあらゆる技術の修得も自らの力で可能になるでしょう。