「子供でも安全に出来るムダ毛処理は?」「子供のうちからムダ毛処理するのは危険?」と感じている方は多くいらっしゃるかと思います。
子供は大人よりも肌刺激に弱いため、ムダ毛処理によっては肌に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。その為、子供の年齢や状態に合わせて、適切なムダ毛処理方法を選ぶ必要があります。
ここでは、子供のうちからムダ毛処理を行うリスク、子供に適切なムダ毛処理法やアフターケアまでご紹介しています。
1.子供がムダ毛処理をするリスク
カミソリや毛抜きといったムダ毛処理は、その刺激から炎症や埋没毛、ニキビ、シミなどの原因にもなります。子供は成長過程にある為、肌刺激のあるムダ毛処理は、なるべくなら避けた方がよい行為です。
毛の太さや色、毛穴の数は両親から遺伝するもので、加えて思春期では性ホルモンの分泌が活発になる事から、全身の体毛が発達します。これには男女問わず、男性ホルモンが大きく関わっていて、女の子よりも男の子の方が影響を受けやすい傾向にあります。
思春期はおおよそ小学生高学年から始まり、男性ホルモンや女性ホルモンの分泌が始まることで、声変わりや生理などの変化と同時に体毛が生え、濃くなっていきます。
この時、子供がムダ毛によって悩んだり、周りの子供にからかわれてしまう状況なら、親として負担の少ないムダ毛処理法を提案してあげて、その悩みを解決してあげる事も手段の1つと言えます。
ただし、子供のうちは道具の扱いが不慣れで、カミソリや毛抜き等は肌を傷つけてしまう心配もあります。
子供にとっての安全なムダ毛処理については、次よりご紹介します。
■子供のムダ毛処理に適切なのは電気シェーバー
電気シェーバーは刃先が丸く加工されていたり、刃が肌に触れないように作られている事が多く、子供のムダ毛処理で心配される出血などがありません。
小さいお子さんが、バレエや水泳などの発表会でムダ毛処理が必要となる場合、安全に剃れることが最重要になる為、肌ダメージが最小に工夫されている電気シェーバーは重宝するかと思います。
小学校高学年や中学校以上になってくると、道具の扱いにも慣れている頃ですので、電気シェーバー以外の方法でも良いでしょう。
ただし、どの方法にもメリット・デメリットがあるので、以下の表を検討材料としてご参考頂ければと思います。
【ムダ毛処理方法とそのメリット・デメリット】
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| ・安価 ・ほかの方法に比べてスピーディーに処理できる ・肌の状態が良好であれば痛みはほぼない | ・同じ部位を剃るほど肌ダメージがある ・カミソリ負けが起きやすい ・性器周辺、脇、膝小僧など、カーブのある部位では出血を起こしやすい | |
| ・安価 ・ムダ毛の奥の方までしっかりと抜けること | ・痛みが強い ・非常に多くの時間がかかる ・埋没毛の原因となる ・毛穴が開きの原因となり、皮膚疾患 ・広範囲の部位には適していない | |
| ・カミソリよりも剃る力が強い ・広範囲を処理できる ・カミソリや毛抜きよりも肌ダメージが少ない | ・毛穴の奥まで剃りにくい ・シェーバーの手入れの手間がある ・カミソリや毛抜きよりも少し高価 | |
| ・広範囲を短時間で処理できる ・傷ができるリスクがない ・簡易的なムダ毛処理として効果が高い | ・使い続ける必要ため、費用がかかる ・製品によって効果のバラつきがある ・毛のタンパク質を溶かすため、皮膚ダメージがある ・表面の毛だけに作用する為、生え始めが早い | |
| 除毛パッド | ・安価 ・広範囲に使える ・毛穴へのダメージが低い ・痛みがない | ・処理方法が難しい為、子供に適していない ・効果が低い ・使える範囲が限られる ・肌にダメージがある ・すぐに生え始める |
| ・効果が高い(特にレーザー脱毛) ・皮膚や毛穴へのダメージが少ない ・毛が生えにくくなる | ・レーザー脱毛は価格が高い ・小さいうちに脱毛しても、性ホルモンの変化で生えてきてしまうことが多い ・エステサロンや美容クリニックで施術を受ける必要がある |
これらメリット・デメリットを洗い出すと、除毛クリームも良いですが、使い続けるには費用がかかります。その為、ムダ毛処理を続けていく中で、安全性や費用面で有利なのは電気シェーバーという事になります。
子供でも通える脱毛サロン(光脱毛)もありますが、サロンの歴史はまだ浅く、脱毛後の子供にどのような影響があるか検証データもない為、なるべくなら避けた方がよいでしょう。
レーザー脱毛は美容クリニック等で行うもので、体の成長が完全に終わるとされる、18歳以上からが望ましいとされています。
2.子供にも使用できる電気シェーバーの選び方と注意点
毛の太さは体の箇所で違うため、より肌負担を抑えるために、顔と体用に分けるとよいでしょう。また、乾電池式なら、室内でムダ毛処理ができるので便利です。以下より、顔と体用でおすすめの電気シェーバーと注意点についてご紹介します。
■顔用でおすすめの電気シェーバー
顔用でおすすめの電気シェーバーは、パナソニックの「フェリエ フェイス用 ES-WF60」です。最大の特徴は「スウィングヘッド」を備えていることです。
顔のカーブに合わせてスウィングヘッドが密着し、余分なムダ毛を剃り取ってくれます。剃りづらい顔の産毛も、スウィングヘッドの機能によってキレイに剃ることができます。また、アタッチメントを利用することで眉毛の処理もできます。
価格はオープン価格であるため、小売店が設定します。インターネット上での販売店では2500円程度が多いですが、同じように見えてあまりに安いものは、以前のバージョンであるES-WF40や50である可能性があるため、最新のバージョンを選ぶとよいでしょう。
アマゾンや楽天などから購入できます。
パナソニック フェイス用ES-WF60
価格:2,500円前後
乾電池式
■体用でおすすめの電気シェーバー
体用でおすすめの電気シェーバーはPHILIPSの「サテンコンパクト」です。サイズが小さく電池式のため、室内でも簡単にムダ毛処理できます。
アタッチメントは体用と顔用もある為、付け替えることで全身に使えます。付属のクリーニングブラシで洗浄もできるので、衛生を保つことができます。
通販では、体用がおよそ2000円(HP6393/00)、顔・体用がおよそ3000円(HP6393/00)から購入できます。
フィリップス レディースシェーバー サテンコンパクト
価格:3,000円程度
乾電池式
【注意点】
電気シェーバーは、カミソリや毛抜きのように使い捨てではない為、刃の部分が使えなくなると買い替えとなります。その為、お子さんには丁寧な使用を心がけさせる事、刃についたムダ毛は付属のブラシやティッシュ等でメンテナンスを行うこと、劣化を避けるため湿気のある場所で管理しないことに気をつけましょう。
3.子どものムダ毛処理後の保湿
どんなムダ毛処理にしても、ローションやクリームによる「保湿」は徹底するようにしましょう。子供は大人に比べて皮膚が弱く、肌ダメージも受けやすい状態にあります。
ムダ毛処理後は肌が乾燥しやすい為、保湿なしでムダ毛処理を続けていると、ニキビ、肌荒れの原因となります。
■子供に適した保湿剤のポイント
①添加物などがフリー
パラベンフリーやアルコールフリーといった、添加物が抑えられたものを選ぶようにしましょう。お子さんは香りや色で選びがちですが、合成香料や着色料も含まれていないほうが良いです。
②保湿成分
セラミドや天然保湿因子(NMF)、ヒアルロン酸などが高い効果を期待できます。ユーカリやクロレラ、アロエベラなど、主成分が植物エキスとなっている保湿成分も、肌への刺激は少ないため、年齢の低いうちや敏感肌でも安心です。
ほか、肌を保護するワセリンもおすすめです。ワセリン自体は石油が原料になっているため、肌への刺激が不安になるかもしれませんが、刺激はほとんどなく、肌が弱い子どもや敏感肌でも安心して使うことができます。
ワセリンには種類があり、黄色ワセリン→白色ワセリン→プロペト→サンホワイトの順に肌に対する刺激が少なくなります。肌が気になる場合はプロペトやサンホワイトを使用するとよいでしょう。ワセリンは薬局や通販で購入することができます。
4.ムダ毛を薄くするための効果的な方法
脱毛や除毛を行わなくても、食品や抑毛剤でムダ毛を薄くする方法があります。効果はとても緩やかですが、肌や毛穴に対するリスクがなく、高い保湿効果も得られます。その為、保湿剤としても使用することができます。
日常の中で取り入れやすい事ですので、ぜひお試しください。
・大豆加工食品
豆腐や納豆、みそに含まれる大豆イソフラボンが、抑毛に効果があるとされています。顔や腕、足などのムダ毛は男性ホルモンの働きによって、濃く、太くなっていきます。女性であっても男性ホルモンは分泌され、その働きが強い場合はムダ毛が目立ってしまいます。大豆に含まれる大豆イソフラボンは、体内で女性ホルモンと似た作用を行うため、男性ホルモンが働き過ぎないよう調整し、ムダ毛を目立たなくする事に貢献します。
・ホウレン草
ホウレン草は「低GI食品」で、食べても血糖値を急激に上げず、インスリンの分泌も穏やかにします。インスリンが分泌されると男性ホルモンも抑制されるとされていて、結果としてムダ毛を薄くする作用が期待できます。
・抑毛ローション/ジェル
抑毛ローションやジェルはムダ毛を除去するのではなく、薄くしたり生える速度を遅くする作用があります。男性ホルモンの作用を抑制するイソフラボンや、タンパク質分解酵素であるパイナップル、パパイア酵素などの働きによりムダ毛が伸びていくのを抑制して徐々に薄くしていきます。
■子供にも使用できる抑毛剤は保湿剤としても有効
子供でも安心して使用できる抑毛剤をご紹介します。化粧水としても使用できるパイナップル豆乳ローション、成分内容にこだわり続けているニューコントロールジェルME、どちらも大豆イソフラボンによる抑毛効果があります。
また、天然成分による保湿効果が期待できるため、ムダ毛処理後にもおすすめです。
パイナップル豆乳ローション
価格:2,700円
容量:100ml
普段使いの化粧水としても使えるムダ毛ケア商品です。
大豆やアイリス由来のイソフラボンが男性ホルモンの働きを抑え、パイナップルやパパイヤのタンパク質分解酵素である「パパイン」が、ムダ毛を薄くする働きをします。化粧水と同じ使い方で使用できるため、子どものムダ毛ケアにもぴったりです。天然成分を多く使用し、9つの安全性試験もクリアしているため安心して使用できます。
ニューコントロールジェルME
価格:5,300円
容量:150g
香料、着色料、合成界面活性剤、人工ジェル化剤が無添加で、多くの植物エキスが含まれている抑毛ジェルです。大豆イソフラボンのほか、ヒオウギエキスやアマチャエキス、アロエベラ葉エキスなど、美容効果の高い植物エキスがたっぷり配合されています。
大豆イソフラボンによる男性ホルモン抑制効果のほか、保湿効果が非常に高いことが特徴です。
植物エキスによる保湿効果が高いため、電気シェーバーやカミソリ、毛抜きを使用した後の皮膚の保湿にも効果的です。毎日のムダ毛ケアと併用すると、より高い効果が見込めます。
【抑毛剤の使用方法】
皮膚への浸透力が高くなっているお風呂上りやシャワー後に適量を塗ります。ムダ毛処理後に使用しても良いです。
作用力を高めるために、毛の流れに逆らって丁寧に塗ることをお勧めします。強く叩いたり、押し込む必要はありません。1日2回、朝と晩に塗ると効果が高まります。
3カ月以上を目安に継続し、その都度、肌の状態を確認するとよいでしょう。
5.まとめ
いかがでしたか?
子供のうちのムダ毛処理は、炎症や肌荒れのリスクが大人よりも高いため、安全性が高い方法を選ぶ必要があり、中でも電気シェーバーが有利ということがご理解頂けたかと思います。
電気シェーバーに限らず、ムダ毛処理を続ける場合は、乾燥や肌荒れ予防のためにも保湿を行う必要があります。その時に、抑毛と保湿効果が得られる『抑毛剤』を使用することで、より効果的なムダ毛ケア対策ができます。
抑毛剤や食事においては、ムダ毛ケアの即効性や劇的な効果まではいきませんが、リスクも少なく継続できるという点で、継続する価値はあるでしょう。
大切なお子さんのムダ毛処理、この記事がその解決に繋がれば幸いです。