- 大人ニキビがあごや口周りに繰り返しできる意外すぎる原因と改善方法とは?
大人ニキビがあごや口周りに繰り返しできる意外すぎる原因と改善方法とは?
大人になるとニキビはできなくなると思っていましたが、ニキビはできるんですね。
ニキビがあると人に会うのがイヤになりますし、ニキビを隠そうと無理やりコンシーラーやファンデーションを厚塗りし、まるで火傷の跡隠しみたいに黒ずみ、腫れた感じになります。するとニキビは炎症を起こし、さらに悪化する始末。
まさに負のスパイラルですね。
今回は大人ニキビの原因や改善方法、また「効果があった」私の体験なども交えご紹介したいと思います。
是非参考にしてみてください。^^
大人ニキビがあごや口周りに繰り返しできる原因
どんなに顔を洗っても、私はあごと口周りに大人ニキビが繰り返しできてしまい、ニキビができると本当に憂鬱な気持ちになります。
恥ずかしいけど人よりオイリー肌で、顔が脂っぽいからニキビができるんだと思っていました。
でも調べてみると、ニキビができる原因は1つではないことが分かりました。
主な6つの原因
- 年齢によるターンオーバー(肌の細胞が生まれ変わること)の乱れ
- ホルモンバランスの乱れ
- 不規則な生活習慣
- ストレス
- 胃腸・虫歯など体内的要因
- 乾燥(肌の潤い不足)
こんなに原因があったんですね。^^;
さらに調べてみると、あごや口周りの毛穴は他の部位に比べて毛穴が小さい為、皮脂が詰まりやすく、皮脂が詰まるとアクネ菌が繁殖し炎症を起こしてしまいます。
その炎症がもとで肌の表面に角質が増殖し、毛穴が詰まりやすくなるということなんですね。
つまり…
小さい毛穴に皮脂が詰まり炎症を起こす
↓
ニキビができる
↓
つぶす
↓
炎症を起こしたニキビ跡
↓
肌の表面に角質が増殖
↓
毛穴が詰まりやすくなる
↓
また同じところにニキビができる
という、まさに負のスパイラルです。
年齢によるターンオーバーの乱れが原因
若い時はすぐに治った傷跡も、年を重ねて傷の治りが遅くなったな…と感じたことありませんか?
ターンオーバーとは肌細胞の生まれ変わり(新陳代謝)を言いますが、年齢とともにターンオーバーのサイクルも遅くなりがちです。
本来、肌の古い角質は役目を終えると垢(あか)となって剥がれ落ちるのですが、ターンオーバーが正常でない肌は、古い角質が残ってしまいニキビやシミ、肌荒れの原因にもなってしまいます。
ホルモンバランスの乱れが原因
男性には男性ホルモン、女性には女性ホルモンがあります。その女性ホルモンがニキビと関係してるってご存知ですか?
これは人それぞれだと思いますが、生理前にニキビができやすい傾向があるそうです。
女性ホルモンには2つあり「黄体(おうたい)ホルモン」と言われる男性ホルモンに近い働きをするホルモンが、生理前になるとこの黄体ホルモンの分泌量が増えるそうです。
男性ホルモンが増えるということは、皮脂の分泌量が増えますので、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まりやすくなるということなんですね。
生理と男性ホルモンに近い働きをする黄体ホルモン・・・なんだか不思議な関係ですね。
最近では、ヒゲが濃くなったという女性が増えているらしく、その原因として男性ホルモンの活発化の可能性が高いとされています。
ニキビの改善には、ホルモンバランスを整える必要がありそうです。
男性ホルモンの特徴
- 男性らしい筋肉質な体型
- ヒゲが生える
- 皮脂の分泌量が多い
- 体毛が濃い
- 行動力、闘争心が強い
どれも男性の特徴として納得できますが、ホルモンバランスが乱れると女性でも男性ホルモンが優位になるということです。
また、ホルモンバランスの乱れには、睡眠不足も関係します。
睡眠は質の良い睡眠を・・・ってよく聞きますが、昔は午後10時~午前2時の時間帯のことを肌のゴールデンタイムと言ったそうです。
でも今では入眠から3~4時間に熟睡することが質の良い睡眠と考えられるようになったそうです。
またこの時間帯が、肌の再生を促す成長ホルモンが一番分泌されやすい時間帯と言われています。
寝る時間の長さではなく、熟睡できることが大切なんですね。
肌のゴールデンタイムが午後10時~午前2時という説は、昔の人達は22時頃寝る生活スタイルが多かったからといわれています。
では、ホルモンバランスを整えるにはどうしたらいいのでしょう?
一番見直すべきは、不規則な生活習慣です。
不規則な生活習慣が原因
不規則な生活習慣と聞くと、色々思い当たることがありますが、一番見直すべきことは、やはり食習慣!
ニキビができると油っこい食事は控えるよう意識しますが、糖分の取りすぎも皮脂の分泌が増加しニキビができる原因になります。
夜遅くに小腹が減って、バターたっぷりのクッキーやスナック菓子を食べていては、肌に良いわけがありませんよね。
甘い物が大好きな私にとって、糖分禁止はかなりツライです。
また、アルコールも糖分が多いので、ほどほどにした方が良さそうですね。
では逆に、肌に良いとされる食べ物ってなんでしょう?
最近では、コンビニでも美容サプリメントが手軽に買えるようになりました。
そんなサプリメントにも必ず入っているのが美肌ビタミンと言われるビタミンB群!
ビタミンB群には、新陳代謝を促進するはたらきや、ニキビや肌荒れを抑えるはたらきがあります。
そして、さらにビタミンCを一緒に摂ることでより良い効果を発揮します。
ビタミンB群を食べ物で摂るには
- 納豆などの(大豆類)
- 豚肉・レバーなどの(肉類)
- マグロ・カツオなどの(魚類)マグロの漬け丼にアボカドは相性抜群!
- チーズ・ヨーグルトなどの(乳製品)
- アボカド・アスパラガスなどの(野菜)
どれも体に良さそうな食品ばかりですが、なかでも納豆に含まれるイソフラボンはホルモンバランスを整える意味でも最強の食品です。
健康食品の代表格、納豆。積極的に食べてみましょう!
ちなみに私は、毎日少量ですが、刻みネギを入れて納豆1パックを主人と半分ずつ食べています。^^
ビタミンCを摂るには
やはり果物、フルーツです!
なかでもアセロラやレモン、キウイフルーツなど、少し酸味のある果物が良いでしょう。
酸味が苦手という方は、ヨーグルトやハチミツと一緒に食べると食べやすくなります。またレモンは、そのままでは食べづらいので、お肉料理にかけるなど摂り方を工夫してみましょう。
ストレスも原因
現代病とも言われるストレス。仕事や人間関係、家事や育児、夫婦関係など心身ともにストレスが身体に与える影響って本当に大きいですよね。
ストレスが様々な病気に影響していることが、最先端の研究によって明らかになっています。
ストレスの感じ方や理由は人それぞれですが、ストレスは溜め込まないこと。自分でうまく解消できる方法を見つけることが一番です。
カラオケでおもいっきり唄う、友人に愚痴を聞いてもらう、美味しいものを食べる、時には旅行など、ストレス発散できる方法は色々あります。
私のストレス解消法は、とにかく身体を動かしてパンツまでびっしょりになるくらい汗をかくことです!
家庭菜園や庭の草取り、お金は一切かかりません。^^
胃腸や虫歯が原因
胃腸や虫歯が関係あるの?って思いますよね。
ですが体内環境とニキビは深~い関係があるんです。
胃腸が弱ると食欲が低下し、さらに新陳代謝も低下します。
すると便秘や下痢になりやすく、便秘になると体外へ排出されるべきモノが腸にとどまり、体に不要な毒素が溜まってしまいます。
そんな毒素の影響を受けて、ニキビができてしまうということなんですね。
また、虫歯もニキビができる原因になります。
最近、奥歯がしみるかもと思っていたらニキビができてしまった!なんて経験はありませんか?
虫歯を放っておくと、膿が溜まったり腫れたりしますよね。こうなると口の中の環境は最悪です。
口の中に溜まった毒素を出そうとするわけですが、なかなか排出されずその影響でニキビができてしまうんですね。
私は、虫歯からニキビになった経験はありませんが、口内炎ができた時ニキビができたことがあります。
偶然かと思いましたが、調べてみると意外にも、そういう経験をされている方が結構多いようです。
胃腸、虫歯、口内炎、一見ニキビとは関係ないように思いますが、肌状態から体内の状態まで分かってしまうんですね。
まさに、お肌の状態は体内環境の鏡ということです。
肌の保湿はとても大切
私が一番間違っていたのが「保湿」に対する認識です。
オイリー肌なので、洗顔やあぶらとり紙を使って、皮脂が増えないよう心がげていました。
心がげていましたと言うと聞こえはいいですが、実際は石鹸を使って泡立て、顔をゴシゴシ、ゴシゴシ洗顔。
ふ~サッパリ!といった大雑把で力まかせな方法。
あぶらとり紙も、顔の皮脂を根こそぎとる感じでギュッ!と拭き取っていました。ですがこんな方法こそが、ニキビを作り出す原因になっていたんです。
皮膚は必要な皮脂を適度に保とうとして分泌するわけですが、皮脂(あぶら)は嫌われ者ゆえ洗顔で落とされ続けます。
ですが洗顔が過剰になりすぎると、皮膚だって潤いを守ろうと必死になるわけです。
皮脂が分泌される
↓
洗顔でゴシゴシ落とす
↓
必要な皮脂まで落とされる
↓
ますますオイリー肌になる
↓
さらに気合を入れてゴシゴシ洗顔
↓
皮膚が硬くなりゴワついてくる
↓
毛穴が開く
↓
ニキビができて炎症を起こす
↓
つぶす
↓
炎症を起こしたニキビ跡
↓
肌の表面に角質が増殖
↓
毛穴が詰まりやすくなる
↓
また同じところにニキビができる
当然ターンオーバーのサイクルが早まり、肌に必要な角質まで剥がれ落ちてしまいます。
結果、ニキビは改善されるどころか、さらにオイリー肌になり硬くゴワついた肌になってしまうのです。
洗顔のしすぎや間違った洗顔方法が、ニキビ肌を作り出していたということなんですね。
これを知った時は本当にショックでしたが、正しいお肌のお手入れ方法をきちんと見直すきっかけになりました。
正しく洗顔することや、自分の肌状態をきちんと理解することは、美肌を作るための第一歩です。
大人ニキビがなかなか治らないという方は、まず洗顔方法から見直してみるといいでしょう。
美容に無頓着で大雑把な私が、ニキビ肌を治すために最初に取り組んだ洗顔方法を、次回ご紹介したいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大人ニキビの原因と改善方法についてお伝えしましたが、ニキビと生活習慣や身体の関係が密接であることがお分かりいただけたと思います。
心身ともに健康であることが、大人ニキビを作らないことにつながるということですね。
また、私のように、皮脂(あぶら)を落とすだけのゴシゴシ洗顔ですと、肌に必要なモノまで洗い落としている可能性が大きいです!
大人ニキビ肌を改善したい方は、まず正しく洗顔することを心がげてみてくださいね。
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