ニキビってどういうもの?
そもそもニキビとは、「尋常性ざ瘡」という皮膚の病気の一種。過剰な皮脂分泌により毛穴がつまり角栓になったものがニキビのきっかけとなります。つまり皮脂分泌を正しく行うことができれば、毛穴が詰まらず余計な角栓も発生しないためニキビはできません。普段のスキンケアから、皮脂分泌の排出がうまくいくように心がけることが大切。
ニキビができた原因と正しい対処法を知り、ニキビを綺麗に治しましょう。
日本皮膚科学会による尋常性痤瘡治療ガイドライン2016ではニキビ跡を予防するためにも早期の治療を推奨しています。
日本皮膚科学会による尋常性痤瘡治療ガイドライン2016より引用
軽症の症状でも瘢痕を残しうるが,早期の治療により瘢痕が予防できることを示唆するデータが示されている.
ニキビができやすい顔の場所の原因とその対処法
ニキビが顔にできてしまうと、印象を大きく変えてしまいます。どんなに顔の作りがきれいでも、お肌が汚いと台無し。逆にお肌がきれいだと健康的な印象を与えるだけでなく、雰囲気もきれいに見えるから不思議です。
ニキビは場所によって原因や対処法は若干異なりますが、いずれもスキンケアが重要なことは共通しています。まずは正しい洗顔と保湿を行うのが最重要。
洗顔については一日2回、ニキビ用の洗顔料を使用することをおすすめします。そのあとは化粧水などでしっかり保湿。これもニキビ用のものを選択したほうが良いですね。
日本皮膚科学会による尋常性痤瘡治療ガイドライン2016より引用
痤瘡患者に 1 日 2 回の洗顔を推奨する.
ニキビ用おすすめ洗顔料
この洗顔料はクレイ(泥)と呼ばれる粉状粘土をベースに作られています。クレイにはミネラルも含まれているため肌にやさしく、なおかつ不要な汚れをきれいに落としてくれるためニキビへも効果が期待できます。
ノンコメドジェニックテスト済みで安心のスキンケアセットも
炎症を起こしてしまったニキビには抗炎症成分が入ったものを使用しましょう。オルビスのクリアシリーズはニキビに対し抗炎症作用があるグリチルリチン酸K2が配合されています。また、ノンコメドジェニックテスト済みなのでニキビの予防にも効果的と言われているためおすすめ。
■【場所別①】おでこの生え際のニキビ
おでこの生え際のニキビは、シャンプーや洗顔料などの洗い残しまたはストレスが主な原因です。シャンプーやリンス、髪の毛の整髪料が刺激して、ニキビになってしまいます。お風呂やシャワーを浴びた時は、しっかりと洗い流すことを心がけましょう。
●入浴時にシャンプーや洗顔料、整髪料が顔に残らないようしっかりすすぐ
●ストレスによる皮脂分泌コントロールの乱れにはストレッチなどでストレス解消を
■【場所別②】おでこのニキビ
おでこは皮脂分泌が非常に活発なので、毛穴がつまりやすくなりニキビができやすい部位です。また、おでこのニキビは食生活の影響も受けやすい部分でもあります。
おでこににきびができてしまったら、まずは過剰なスキンケアは控えましょう。ニキビができてしまったからといって、たくさん洗顔をしてしまうのはよくありません。洗顔とともに洗い流された油分を補おうとして、さらに皮脂を分泌してしまうからです。そうすると、皮脂分泌が過剰になりますます毛穴をつまらせてしまいます。
また、食生活の影響を受けやすいのがおでこのニキビの特徴です。脂っこいものばかり食べていたり、偏った食生活、野菜不足だったりしませんか。バランスの整った食事を心がけましょう。
●入浴時にシャンプーや洗顔料、整髪料が顔に残らないようしっかりすすぐ
●食生活の乱れを改善することも大切
■【場所別③】鼻のニキビ
鼻のニキビは、毛穴の詰まりや紫外線の影響や雑菌などの刺激などさまざまなことが原因として考えられます。
鼻は毛穴が多くあります。皮脂分泌も盛んなため、毛穴が余計詰まりやすい部分です。毛穴が目立ちやすいので、毛穴を隠すためにファンデーションなどを多く塗ってしまいがちではありませんか。ファンデーションが毛穴をふさぎ、ニキビの原因になってしまいます。
鼻は顔の中で一番高い位置にあるので、紫外線を一番に浴びやすい部分です。紫外線の影響ははかりしれません。日焼け止めをしっかり塗りましょう。
また、鼻は顔の中で手で触りやすい部分です。鼻をかんだり、化粧に力を入れやすいところではないでしょうか。鼻をこまめに触ると雑菌が侵入しやすくなります。そうすると毛穴に雑菌が侵入し、ニキビができてしまします。
鼻にニキビができないようにするには、とにかく鼻の刺激を減らすことと、お肌を清潔に保つことが何よりも大切です。
●紫外線対策をする
●鼻への刺激を減らし、肌を清潔に保つ
■【場所別④】頬のニキビ
おでこや鼻に比べて、皮脂分泌が少ない頬にできてしまったニキビは、乾燥やホルモンバランスの乱れ、雑菌が原因です。
頬は乾燥してしまうとニキビができます。乾燥すると、お肌の細胞が生まれ変わる周期ターンオーバーがうまくいきません。本来ターンオーバーではがれおちる古い角質が、お肌に残留してしまうことで、毛穴を詰まらしてしまうんです。お肌にしっかり保湿をしてあげると、ターンオーバーが正常に働き、古い角質をしっかり除去することができます。
また、ターンオーバーの働きを促すことができるのがピーリングです。皮膚科で自由診療で受診もできますし、薬局でもピーリング剤はたくさん販売されていますので、自分に合ったスキンケアを見つけてみてください。
また、頬は顔の中で一番面積が大きい部分です。その分、雑菌に振れやすくなります。枕についた雑菌が頬を刺激しているかもしれません。バスタオルなどについている雑菌も振れやすい部分です。できるだけ清潔なものを使用しましょう。
頬のニキビ対策は、お肌の乾燥の対策と清潔なものを使用することです。
●ピーリングなどでターンオーバーを促進する
●肌に触れやすいタオルや枕カバーを清潔に保つ
■【場所別⑤】口周りのニキビ
口周りのニキビの原因は、ホルモンバランスの乱れと食生活の乱れが主な原因です。生理前や暴飲暴食をしてしまい胃腸が弱っている時にニキビができやすい部分になります。口周りにニキビがあると、生活が乱れているという信号を身体が表しているのかもしれません。
生理前のホルモンバランスの乱れをコントロールするのはとても難しいかと思いますが、大豆製品を普段から多めに摂取するなど、日々のちょっとした工夫をしてみましょう。
また、暴飲暴食しがちな方は、少しずつ食生活を改善していきましょう。アルコールを飲み過ぎている方は、アルコールを減らすのもおすすめ。。脂っこいものばかり食べている方は、野菜やフルーツを食事に取り入れてビタミンを取りましょう。
●食生活を見直し、ビタミンを多めに摂る
■【場所別⑥】フェイスラインのニキビ
フェイスラインのニキビは内的原因が主になります。ストレスだったり、食生活が乱れたりなど、すぐに改善できる部分ではないのが厄介です。
ストレスでできてしまったフェイスラインのニキビは、ストレス解消が重要になります。日頃からストレスを感じたら、ストレスを発散していきましょう。ストレスに負けない方だづくりも大事です。
冷えなどで血流が滞っていてもフェイスラインにニキビができやすくなります。顔のつぼやマッサージをするだけではなく、白湯を飲むなど身体の中から温めていき、血流を促進させましょう。
食生活の乱れは、日々の食事の積み重ねが重要です。野菜を取り入れることが難しいのであれば、サプリメントにたよるなどしましょう。食生活を変えるのは難しいかもしれませんが、美肌の近道になりますよ。
フェイスラインのニキビには、内側からのケアが大切です。自分と見つめ合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。
●ストレス解消することを意識する
●食生活を見直す(内側からのケアが大切)
顔以外のニキビについても知ろう!
ニキビは顔以外にもできるんです。顔以外にできるニキビの原因と対処法をご紹介します。
■【場所別⑦】背中のニキビ
顔以外にできやすいニキビといえば、背中です。背中は毛穴が多く皮脂分泌が活発なだけでなく、シャンプーなどの洗い残しが多くみられる部分です。手が届きにくい部分でもあり、背中を清潔に保つことは難しいですが、お肌をしっかり清潔に保つことが重要です。
お風呂に上がったら、ボディクリームを塗ってしっかり保湿してあげましょう。背中が綺麗だと、同性でも見とれてしまいますよね。綺麗な背中を目指しましょう。
●ボディクリームなどで保湿する
■【場所別⑧】おしりのニキビ
お尻にもニキビはできます。下着などのこすれや刺激、ムレが主な原因です。肌に優しいコットン(綿)素材の下着に変えましょう。できるだけ刺激を与えず、ムレない下着を身につけることが大切です。
また、お尻も意外と乾燥しやすい部分です。保湿をしっかりしましょう。
●入浴後はボディクリームなどで保湿する
ニキビの対策
どんなニキビにも言えることですが、ニキビの原因は乾燥と内外的刺激です。健康的な生活と、正しいスキンケアでほとんどのニキビは防ぐことができます。
ニキビの原因と向き合って、きれいなお肌を目指しましょう。