大好きな洋服は、いつまでも清潔に長く愛用したいものです。洋服を清潔に保つ意味では、着用後にはすぐに洗濯するという当たり前の行為が一番です。
しかし、中には、大切な洋服の脇部分にのみ「赤い」シミ付きが目立ってしまうという人もいます。
この「赤い」シミ付きは、特に薄ピンクのブラウスや、コバルトブルーのきれいな色が特徴的な洋服にとっては命取りとなります。
脇部分への赤いシミ付きの経験がこれまでに1度だけでなく、何度もあるという人なら、原因を早めに究明し特別なケアを始めてください。
夏場の汗を大量にかいてしまう季節だけでなく、春先の暖かくなり始める季節、逆にこれから除々に寒さが厳しくなり始める秋にも、一日着用した衣類のワキ部分にのみ赤いシミが付いてしまったという経験があるなら、可能性として考えられるのは脇に起こる「局所多汗症」もしくは「ワキガ」であることが予測できます。
特に職場の専用の制服や私服指定がある場合は、どうしてもこのワキ部分の赤いシミが目立ってしまうため、何着もの制服を購入する必要があります。
また、ビジネスシーンで多くのビジネスマンやオフィスレディーたちが愛用する服は、たいてい真っ白のブラウスやYシャツです。
そんな白さが魅力的な服のワキ部分は、長く使用すればするほど、他の部分との色の違いに、恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。
場合によっては気軽に腕をあげることもできずに、周囲から見れば変な動作をしてしまう可能性もあります。
そんな衣類についてしまうワキ部分の赤いシミの原因は何でしょうか?今すぐに実践できる対処法はあるのでしょうか?気になる脇汗の赤いシミ付きに関する情報をご紹介します。
赤いシミが付く人の特徴
通常ですと、ワキ部分にのみに赤いシミができることは非常に少ないです。
しかし、これまでにもワキ部分にのみシミが付いてしまい、洗濯機でしっかり洗っていても落とせなくなるという人の場合、非常に高い確率で「ワキガ」もしくは「局所多汗症」の可能性があり、場合によっては洋服の脇部分にのみ赤いシミ付きを発見する可能性もあります。
なぜワキガの人は洋服の脇汗が赤くシミ付いてしまうのでしょうか?まず、「ワキガ」についての説明からしていきます。
「ワキガ」とは、ワキ部分から独特のニオイ、しかしも汗のにおいとはまた違う「鉛筆の芯のようなニオイ」・「玉ねぎや青ねぎの腐りかけたニオイ」といった、おおよそいい香りとは程遠いくさいニオイが周囲の人たちに迷惑がられてしまうことが悩みとなる症状です。
これまでにも一年中脇汗に悩まされてきたという人の場合、もしかして脇汗をかいた後にさらに独特のニオイに悩まされるようでしたら、ワキガの可能性が非常に高いと言えます。
ワキガは、生まれ持った体質の1つですので、完全に治すことはできません。しかし、食事面での改善や、運動習慣の見直し、汗を上手にかけるようになるための汗腺トレーニングなどを取り入れることで、若干ニオイ軽減を図ることは可能です。
次に「局所多汗症」についての説明ですが、これも、ワキガと同じように生まれ持った体質の1つです。
この体質の場合、脇汗だけでなく、人によっては手のひら、足の裏、顔や頭皮、背中などの全身の一部分のみに大量の汗をかいてしまうという症状が起こります。
明確な原因は明らかとされていませんが、自律神経の乱れが関係していると考えられています。
そのため、人前で極度に緊張した場合、ストレスがたまりすぎた場合などにどうすることもできないほど、脇汗がじんわりと脇を湿らせてしまいます。
人前で緊張した時にワキや手のひらから大量の汗をかくことが局所多汗症の人に多く見られるのですが、ワキ部分に大量の汗が出てしまった場合、どうしてもすぐに汗をふき取ることができず、そのまま衣類のワキ部分のみが濡れてしまい、時間経過と共に赤いシミとなってしまうこともあります。
ワキガも局所多汗症も通常ならば、どれだけ脇汗が出たところで、洋服のワキ部分に赤いシミ付きが目立つことはありません。
では、なぜワキガや局所多汗症の人の中には、脇汗が赤いシミ付きとなってしまうのでしょうか?
洋服に付いた赤いシミの原因
ワキガやワキに局所多汗症がある人の場合、なぜ脇汗がじんわりと洋服を湿らせた後に、赤いシミができてしまうのでしょうか?これには諸説あるのですが、以下の原因が考えられると言われています。
脇汗が出てくる汗腺の内、アポクリン汗腺から出る色素や鉄分が洋服のワキ部分に付着した可能性が高いです。
アポクリン汗腺とは、特にワキガ体質やワキ部分の局所多汗症の人に多く存在する汗がでる穴のようなものです。
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通常ワキガ体質やワキ部分の局所多汗症の人の場合、気温の高い時期だけでなく、一日中じんわりと脇汗が出ているのですが、特にアポクリン汗腺から出る汗に、リポフスチンという色素や鉄分が含まれていることもあります。
原因は明らかではないのですが、食生活の中で赤身肉や魚介類といた鉄分を多く含む食べ物を好んで食べる場合は、脇汗にも鉄分が多く出てくるかもしれません。
これらのリポフスチン色素や鉄分は、脇汗がじんわりと染み出た状態で、少しずつ洋服のワキ部分に脇汗がとどまることで化学反応を起こし、赤いシミとして発見されます。
もちろん何度洗濯機でしっかり洗っても赤いシミ付きは落とすことができません。
色汗症でもワキが赤くなる!
赤い脇汗が洋服に付着していてドキッとした経験がある人は意外とたくさんいるようです。
一般的に脇汗は無色透明であることが多いのですが、洋服のワキ部分に赤いシミ付きや黄色といった色つきを発見した場合は、「色汗症(しきかんしょう)」といって脇汗の色に赤い色を発見してしまう症状が関係しているかもしれません。
「色汗症」とは、本来無色透明である脇汗に何らかの原因が関係し色がついてしまう症状ですが、汗の色には、赤や紅、黄、茶、緑、黒、青といった色が確認されることがあります。
ワキガや多汗症の人は、脇汗が黄色くシミ付く確率も高いのですが、脇にある汗腺から分泌される分泌物を脇にいる常在菌が分解し、化学反応を起こし黄色もしくは茶色の汗ジミとなることが考えられます。
今回問題となる赤いシミ付きは、紫斑病、血汗症、血友病といった病気のある人に起こりやすいとも言われています。
脇汗に体内の血液が混ざることで、赤いシミ付きを起こしてしまうことが考えられるのですが、脇に赤いシミ付きがあれば、すぐにこれらの病気というわけでもありませんので、安心してください。
緑色の脇汗がシミ付いてしまう場合は、可能性として銅や銅塩を扱う環境にいるため、体内で微量の銅や銅塩を吸収してしまっているかもしれません。
また、青色の脇汗がシミ付いてしまった人は、腸の中で発酵されたインジゴという色素が関係しているかもしれません。
そして、黒い脇汗がシミ付いてしまう場合は、何らかの原因により脇汗が化学変化を起こし、黒っぽく見えている可能性があります。
通常は、脇汗の量に関係なく脇汗に色がつくことはありませんので、万が一赤や紅、緑、黒、青といった色を確認できた場合は、自分なりに原因となる要素を日常生活の中で探してみてください。
もしも紫斑病、血汗症、血友病といった病気に不安を覚える場合は、専門医に相談することをおすすめします。
豆知識としての話になるのですが、黒人や白人の場合、アポクリン汗腺に含まれる色素の量によってはワキ部分に青いシミ付きを確認することが多いようです。
人種の違いは脇汗の色にも違いを感じることができるのは、遺伝子の面白さかもしれません。
大切な洋服のワキ部分に赤いシミ付きがある場合の落とし方は、ワキ汗豆知識にある「脇汗染みの取り方」を参照ください。
シミを予防するためには
赤いシミつきの原因でもある脇汗は、局所多汗症の場合は、自律神経の乱れが大きく関係していますし、ワキガの人も薬や日常生活の改善で完璧に脇汗を抑えることはできません。
特にワキガ体質の人の場合、体から出る脇汗によりニオイを発するようになりますので、脇汗をかいた瞬間にふき取る意外には対策は見つかりません。
そこで、私は目線を変え、考え方を変えた対策をおすすめします。ワキガ体質の人も、局所多汗症の人も、要は脇汗を抑制できれば問題ないということになります。
脇汗は、市販されているデオドラント商品にも抑制効果が明記されているのですが、これまで衣類のワキ部分のシミに悩まされてきた人ならお分かりの通り、スプレータイプのデオドラント商品を使っていても満足できるほどの効果がまったくありません。
これは、ワキガや局所多汗症という特別な体質を持った人向けのデオドラント商品を使わないことには、期待できる効果を実感できないということです。
かく言う私も実はこれまでに大量の脇汗に悩み苦しんできた一人です。これまでの私の経験からおすすめできるデオドラント商品は、「デトランスα」です。
「デトランスα」は、デンマークで開発された脇汗に悩む人向けのデオドラント商品です。
ロールオンタイプの「デトランスα」は、外出前に一塗りするだけで、驚くほど脇汗をぴたりと抑えてくれる優れた特徴がありますので、ぜひ使ってみて欲しいと思います。