| +++ アレルゲンの除去~ハウスダスト対策~ +++ |
アレルギーの中でももっとも多く、もっとも厄介なのが この『ハウスダスト』によるものなのではないでしょうか。 だって、ハウスダストは完全に除去できないですもんね。 でもやり方次第でかなり改善が出来るようです。 注意:私が見たり聞いたりしたことをまとめたものですので、 間違いも多々ありますので、鵜呑みにはしないで下さい。 | |
ハウスダストとは ハウスダストとは家の中に漂っているホコリ、カビ胞子、繊維、ダニとその死骸やフン、花粉、ペットの毛などがあげられ、簡単に言うと家の中にある小さなゴミ全般のことを指します。 この中でアレルギーを引き起こすものとしてはカビ、繊維、ダニ、花粉・・・と様々ありますが もっとも多いのはダニだといわれています。
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ダニの種類 ダニと一口に言っても2万種を超える種類があるそうです。 その中でも家に多く生息し、私たちに害を与えるダニをいくつかご紹介します。 チリダニ ヒョウヒダニ ヤケヒョウヒダニ コナヒョウヒダニ | 家の中に生息するダニの9割を占め、アレルギーの原因となるダニとされています。 ハウスダストに含まれるほこり、ヒトの垢やフケ、カビ、花粉などを食べています。 生きているダニよりは、そのフンや死骸の方により高いアレルギー活性があります。 | ツメダニ フトツメダニ ホソツメダニ | 足や腕の内側、首周りなどの柔らかい部分を刺します。 刺されて1~2日後に赤くはれて痒くなります。 余り室内にはいませんが、チリダニなどを食べるのでチリダニが増えると大発生することもあります。 | | ヒゼンダニ | 皮膚に寄生し、強い痒みを伴う疥癬(カイセン)を引き起こします。疥癬は伝染します。 | 顔ダニ (ニキビダニ) | 毛根や皮脂腺のある場所に棲みつき、皮脂腺部分に炎症を起こしたり、脱毛の原因にもなります。 | |
チリダニ(ヒョウヒダニ)について アレルギーの原因となるヒョウヒダニ。 もう少し詳しく調べてみました。 | ◆大きさ | 成虫 : 0.3~0.5mm 幼虫 : 0.2mm フン : 0.01~0.04mm 生きている間に自分の体重の約200倍ものフンをします。 メスは死ぬまでに50~100個の卵を産みます。 | | ◆エサ | 人のフケ・ほこり・カビなど | | ◆すみか | 布団・じゅうたん・タタミ・ぬいぐるみなど | | ◆寿命 | 孵化してから成虫になるま3~4週間、3ヶ月位脱皮を繰り返しながら生息します。 | | ◆繁殖条件 | 気温 : 25℃~30℃ 湿度 : 60%~80% 7月~9月にかけてがもっとも繁殖が盛んになります。 気温が50℃以上が20分位続くとほぼ死滅します。 また、湿度が56.5%以下では繁殖できないらしいので3ヶ月以上湿度を下げ続けることが出来ればほぼ死滅します。 ただ、これはダニの「棲みか」が上のような条件にならないと死滅しませんので室内の温湿度計が下がっているからといって棲みかもそうだとは限りません。。 | |
ダニの棲みづらい環境作り ダニの繁殖の条件は温度と湿度とエサの3つです。 ですのでこのうちの1つでも対策を取ることができればダニの量はかなり 減らすことが出来ます。 以下にダニの棲みづらい環境作りの一般的な対策をあげてみました。 ・換気を充分にして室内に湿気がこもらないようにする。 特に朝起きた後の寝室や夜寝る直前のリビングの換気。 ・布製敷物・布製家具・ファブリックを極力減らす。 ・カビ対策、ホコリ対策をすることでダニのエサを減らす。 ・家の各部屋の温度差をなくす。(結露させないため) 湿度対策に関しては余り下げると私たちのお肌がカサカサしてしまいますので 結構限界があると思います。 まずは換気で部屋の空気を循環させるだけでもかなり違ってくると思います。 温度に関しては特に冬に気をつけます。暖房をした室内と寒い室外との温度差が 大きければ大きいほど結露の可能性が高まります。ヒトが息をするだけで湿度は 高くなりますので室温を20℃程度に抑えるといいそうです。 ただ、我が家はそれじゃ寒くて耐えられないですが・・・。 布製品を減らすことはダニの棲みかを減らすことにつながります。
上記のような対策に加えて日々のお掃除はダニを減らすのに欠かせません。 お掃除をする際にもダニを減らす為のコツがあるようです。 |
ダニ除去対策の優先順位 家にいるダニの全体数を減らすのはもちろん大事ですが、一気に減らすのはムリですよね。まずどこから対策を取るのが効果的なのか調べてみました。 1.寝具(フトン、毛布、枕) 2.絨毯・カーペット・畳 3.布製のソファ・カーテンなどの布製家具 4.クッション・ぬいぐるみなどの布製雑貨 要は触れる機会の多い順に対策をしていけばいいようですね。 では下に順に対策を立ててみました。 |
1.寝具(フトン、毛布、枕)対策 我が家ではクリスもティナも私たちと一つのベッドで寝ています。 別々で寝ていればワン用の小さな寝具だけで良かったのですが・・・。 天日干し 上の繁殖条件に書きましたが、50℃以上を20分間保てばダニは死んでしまいますが真夏の炎天下でフトンを干したところで表面温度はクリアできても内部の温度はせいぜい30℃程しかあがらないそうです。 なので内部に逃げ込めば死ぬには至らないので天日干しをすれば大丈夫♪とはいかないようです。 乾燥機についても同じです。 ただ、死にはしませんが30℃を超えると弱ってきますし、干すことによってフトン内の水分が蒸発して湿度を低く保つことが出来るようになりますので可能であれば天日干しはした方がいいようです。 掃除機かけ アレルギーはダニの死骸やフンにより大きく反応するので干しただけでは意味はなく、その後に掃除機をかける事に意味があるようです。 その際には寝具全て(もちろん家族全員)に掃除機をかけないとダメなんだそうです。
掃除機をかける頻度は1日おきかけるとダニが減るそうです。1週間に1度しっかりかけても次の1週間でもとのダニ量に戻ってしまいますので簡単にでもいいので少なくとも3日に1回はかけた方が良さそうです。 掃除機をかける目安は1平米あたり20秒とされています。 防ダニ布団 ダニ忌避効果のある薬剤を繊維に吹き付けたり、編みこむことでダニを寄せ付けないような素材を使用したり、繊維を細く網目も細かくすることで内部にダニのフンや死骸の破片が入り込みにくくすることで布団内部のダニ増加を抑える効果があります。 ただ、現時点では値段も高く、使用とともに効果は薄くなるので信用してしまうのは良くない気はします。 丸洗い 洗濯したくらいでは生きているダニは死んだりしませんが、死骸やフンは洗い流すことができます。アレルゲンとしては死骸やフンの方が問題なので洗えるものなら洗った方が簡単かもしれません。ワンコの使っている毛布くらいなら洗面ボウルに熱いお湯を張り、そこへ20分以上浸けた後で洗濯すれば生きているダニごと除去できます。 |
2.絨毯・カーペット・畳対策 布団同様、暖かく湿気があり潜り込めるためダニが多く繁殖する場所です。 表面に比べ内部には数十~数万倍ものダニ(死骸含む)がいるといわれています。 とにかく掃除機! 絨毯やカーペットは室内のホコリを吸着する作用があり、室内の浮遊ハウスダストは減らせますがその分カーペットにはホコリが沢山くっついていることになります。 殺ダニ剤なども市販していますが、ワンコは床に落ちたオヤツなども平気で食べてしまいます。毛づくろいをしている際に一緒に舐めてしまわないとも限りませんのでそういった薬剤は使用しないほうがいいと思います。 掃除機のかけ方ですが、 ・絨毯やカーペットは1平米あたり20秒、畳は1畳1分を目安にする。 ・ヘッドはゆっくりと動かし、床と隙間が出来ないようにする。 ・ヘッドを押さえつけないようにする。 ・出来ればタテ・ヨコと向きを変えて掃除機をかける。 3番目についてですが、グイグイ力任せに押さえつけると繊維と繊維の隙間を少なくしてしまうので汚れが取れづらくなりますので力をいれずに滑らせるようにした方がホコリは良く取れます。 また、吸引の強さですが、カーペットが離れなくなるほど強くしてしまうと逆にホコリを吸い取れなくなるそうです。カーペットの裏側から空気が吸い込まれるくらいの強さで充分のようです。 殺ダニ剤の使用 殺虫剤はツメダニのような人を刺すダニには効果があるようですが、チリダニにはそう効果は期待できないようです。ヒトと違って床に落ちたものも食べてしまうワンコにはそういった薬剤の使用は控えた方がいいと思います。 フローリングにはダニはいないか フローリングにすると確かにダニは生息できませんが、ヒトや空気の移動によってダニの糞や死骸片がかなり多く落ちているそうです。朝掃除をしてもお昼にはうっすらとホコリが確認できますもんね^^; ダニの棲みかを減らす上ではフローリングはいいのですが、カーペットを敷いている部屋に比べて空気中に漂うハウスダストはフローリングの部屋の方が断然多いんだそうです。 大抵のサイトではフローリングを勧めていますが、呼吸とともに吸い込むことを考えると毎日掃除を頑張ることを前提にカーペットを敷く方がいい場合もあるかもしれないですね。 |
3.布製のソファ・カーテンなどの布製家具対策
洗えないものへの対策 布製のソファなど洗えないものには掃除機の使用または湿度管理以外に手はありません。 カバーをかけるタイプの布製ソファなら目の詰まった防ダニ加工を施したカバーを使えば本体へのダニの侵入をある程度阻止できます。 ヒトが頻繁に座る場所ですので部屋の除湿を頑張ってもソファ内まで除湿するのは難しいと思われますが、ソファを日向に置くなどして少しでも乾燥できる場所に配置するのも手かもしれません。 洗えるものへの対策 カーテンなどは床に近い裾あたりにダニが多くいるそうです。 出来れば月に1回は洗うかムリなら出来るだけ頻繁に掃除機をかけます。 カーテン・クロスなどの布製品は部屋中に漂うホコリを吸着する作用があります。 取り外すときなどはそ~っとホコリがなるべく舞い上がらないようにしてください。 カーテンは出来れば月に1度は洗ったほうがいいそうです。 |
4.クッション・ぬいぐるみなどの布製雑貨対策 洗濯のススメ ザブトンもぬいぐるみも中身はワタが詰められていることがほとんどですよね。 ということは布団と同じくらいダニも繁殖している可能性が高いということになります。 大抵のものは洗濯機に入ると思われますので洗ってしまうのが一番だとおもいます。 ただ、ぬいぐるみをオモチャとして使用している場合は余程汚れや匂いが気になる場合を除いて洗剤で洗うよりは熱いお湯に20分以上浸して後はすすいで乾かすほうがワンコにとっては安全です。 また、洗濯全般に言えることですが、溶け残りや石鹸カスのことを考えると使う洗剤は液体にした方がいいと思います。 ちなみに私は赤ちゃんの肌着用洗剤(液体)を使っています |
継続することが大事 ダニを全て除去することは出来ませんが、減らすことでアレルギー症状が出ない、または抑えられるようにすることは出来ます。 日々の家事が増え大変だな~と実は思っていました。 ですが、飼い主側が日々少しずつ頑張ることでクリスやティナに薬や注射によるストレスや副作用などのリスクを減らすことができると思うと掃除機のかけ方にも気をつけてすることが出来るようになるんだから不思議です。 幸い私は毎日掃除をする時間を取ることが出来ますが、そうでないお忙しい飼い主さんも出来る範囲で対策を取ることでダニ量を減らすことができます。一生付き合っていかなければならない病気だからこそ続けていくことが大事なんだと思います。 がんばるぞ♪ |