ツボでホルモンバランスを整えられる?ホルモンバランスが乱れている時に押したいツボ
生理前や生理中、体のあちこちに不調が出ます。生理痛はもちろん、頭や腰が痛くなったり、気分まで落ち込んでしまうこともあります。ホルモンバランスがこのような不調に関係していると最近知って、ホルモンバランスを整える方法を調べているのですが、ツボ押しでもホルモンバランスを整えることってできますか?ホルモンバランスを整えるツボがあれば教えてください。
- 専門家からの回答
- ホルモンバランスを整える効果のあるツボをご紹介します。
- 3行でまとめると?
- ホルモンバランスが乱れると頭痛や肩こり、むくみが出ることも
- ホルモンバランスを整えるにはツボが有効
- ホルモンバランスを整えるツボは三陰交、関元、次りょう
ホルモンバランスが乱れると体に不調が現れることが
女性は1ヵ月の中で体調が変化します。肌にも潤いがあり、気持ちも前向きに活発に動ける時期があったかと思えば、頭痛に肩こり、むくみやイライラに悩まされる時期も定期的にやってきます。
ホルモンバランスの乱れが原因?
これだけ身体と心に変化を与えるのは、女性ホルモンのしわざ。女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンが、全身の筋肉や肌、血管や骨、神経にまで作用する力を持っているからなのです。このホルモンは全身に影響を持つため、このホルモンバランスが乱れてしまうと、身体中のいたるところに不調が出てしまうのです。
ホルモンバランスを整えるツボとは
ツボを押すとどうなるの?
ツボは東洋医学の基本となる考え方で、全身のツボは各臓器と繋がっていると言われています。ツボを刺激することで、体の中の滞りを促して、体の調子を整えることができると考えられているのです。
ツボはどんな症状に効果がある?
日常に大きく影響を与えるほどではないけれど、煩わしい生理前や生理中の不調。ホルモンバランスの乱れが大きく影響する生理痛や生理不順、冷えやむくみなど、病気とまではいかないような不調には、ツボ押しが効果的です。ホルモンバランスの乱れを整えるのに効果的なツボの場所をチェックして、早速試してみましょう。
ホルモンバランスを整えるために、おすすめのツボをご紹介します。
三陰交(さんいんこう)
足の内くるぶしより指4本分上のところにあります。婦人科系のトラブルが出た時に一番おすすめのツボです。ホルモンバランスを整えることで、生理痛、生理不順、冷えの解消など、女性の味方となるツボです。入浴中などに両足を刺激すると良いでしょう。
関元(かんげん)
おへそより指4本分下がったところに位置しています。子宮や卵巣への血流を促し、下腹部を温める効果があります。仕事の合間や日中のトイレタイムなど、ちょっとした時間にゆっくりと押すと温まりやすくなります。
次りょう(じりょう)
背骨の一番下にある仙骨という三角の骨の上端から2番目のくぼみ。左右対称にあります。骨盤内のうっ血を取り除くことができるツボです。寝る前にテニスボールやグーにした手で押すと、ツボの刺激になるのでおすすめです。
ツボを押してみて痛みがある時は、ホルモンバランスが乱れているのかもしれません。毎日のセルフチェックの1つとして習慣にしてみてはいかがでしょうか。
私がお答えしました
- 女性ホルモンバランスプランナー 烏山ますみ
- 「aroma&esthetic ICHIKA.」代表。健康的で美しい身体を維持するためのヒントを女性ホルモンの視点からアドバイスいたします。
その他のホルモンバランスを整える方法とは
生理期間中の不調もツボで改善
ホルモンバランスを整えるツボ、体に不調が出ているようならぜひ試してみたいですね。
これらのツボは、ホルモンバランスを整える効果に加え、生理前や生理中の様々な不調にも効果があると言われています。生理痛や腰痛にお悩みの時にも押してみるといいかもしれません。
ツボ押しのコツ
ツボは、いつでも思い立った時に押すといいそうですが、特にリラックスしている時に押すと効果的だそう。お風呂上がりや寝る前に軽く押すといいですね。
ツボを押す時は呼吸を止めないことがポイント。息を吐きながら押して、吸いながら指を離す、というリズムでやってみましょう。
ツボを押す強さは、強ければいいというものではありません。押しすぎてアザになったりしないよう、指の腹で痛気持ちいいくらいの強さで押すのがベスト。1箇所につき1~2分押すといいそうです。
ホルモンバランスが整うと?
ホルモンバランスが乱れていると心身に様々な不調が現れますが、そもそも女性ホルモンの働きとはどのようなものなのでしょうか?
エストロゲンの働きとは
女性ホルモンのうち、「美のホルモン」とも呼ばれるエストロゲンには、「女性らしさ」を作る働きがあると言われています。
エストロゲンには妊娠に備えた体を作る役割に加え、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンの合成を助ける作用や、女性らしいくびれのある体型を作る働きがあります。このエストロゲンの分泌量が加齢とともに減少してくると、肌や髪のハリが減少したり、体型が崩れてくるのです。
エストロゲンは多い方がいい?
ただし、このエストロゲンは多ければ多いほどいいというものでもありません。エストロゲンが過剰になると、脂肪を溜め込む作用によって太りやすくなったり、子宮に関する病気や乳がんなどの発症リスクが高まるとも言われています。
エストロゲンとプロゲステロン、2つのホルモンバランスが整っていることが、女性の美と健康にとって大切なのです。
ホルモンバランスはなぜ乱れる?
女性が美しく健康であるためには、ホルモンバランスが整っている状態が好ましいのですが、なぜホルモンバランスは乱れてしまうのでしょうか?
女性ホルモンは、とても繊細なバランスで成り立っているため、心理的、物理的なストレスを感じることによって乱れてしまいます。
心理的なストレス
日々の生活に仕事や人間関係のストレスはつきものですが、このストレスが自分の許容範囲を超えてしまうと、体調に現れてしまいます。ホルモンバランスの乱れを感じる時は、最近の生活の中でストレスがかかりすぎていないか振り返ってみましょう。
睡眠不足
睡眠不足は体にとってストレスとなります。体の疲れが取れないと、女性ホルモンの分泌に関わる脳の視床下部の働きが悪くなり、ホルモンバランスが乱れやすくなると言われています。
栄養不足
乱れた食生活や無理なダイエットによって、必要な栄養素が摂取できていないと、ホルモンバランスが乱れる原因となってしまいます。また、添加物の多い食事に偏っていると、女性ホルモンの分泌がスムーズに行われなくなってしまいます。
ダイエットのしすぎ
健康的な体型を保つことは大切ですが、ダイエットのしすぎはホルモンバランスを乱す原因に。女性は男性に比べて脂肪が多い体格ですが、必要な皮下脂肪まで落としすぎてしまい体脂肪が18%を切ったり、短期間で急に体重を落としすぎると、ホルモンバランスが乱れやすくなると言われています。
ホルモンバランスを整えるための生活習慣
ホルモンバランスを整えて、美しく健康的な女性でいるためには、生活習慣を整えることが大切です。ツボ押しに加えて、毎日の生活習慣を見直すことで、乱れたホルモンバランスを整えましょう。
ストレスとうまく付き合う
ホルモンバランスを整えるためには、ストレスとうまく付き合う必要があります。ストレスをゼロにすることは難しいですが、リラックスする時間を作り、心身を休めることが大切です。40℃くらいのお風呂に浸かって一息つく、お気に入りのアロマを焚く、リラックスできる音楽を聞く、ヨガや運動で心身をリフレッシュするなど、自分に合った方法を探しましょう。
また、完璧主義の人は少しのことでもストレスに感じてしまうことがあるので、心に余裕を持つことも時には必要です。ストレスにうまく対処して、ホルモンバランスを整えましょう。
睡眠をたっぷりとる
十分な睡眠は、ホルモンバランスを整えるためには欠かせません。夜寝る前にスマホやテレビを見ながらダラダラしていませんか?ホルモンバランスと美容のためにも、夜は早めにベッドに入るようにしましょう。
スマホなどの光は睡眠の質を落とすとも言われています。ホルモンバランスを整えるためには、睡眠の質を見直すことをおすすめします。
まず、眠る1時間前には部屋を間接照明に切り替えるなどして暗くしましょう。テレビやスマホの強い光は、眠りを誘う物質であるメラトニンの分泌を抑えてしまいます。テレビは早めに消して、スマホは脇に置いて、寝る前のリラックスタイムを確保しましょう。
入浴は、寝る1時間前には済ませるようにしましょう。寝る前の熱いシャワーは逆に目を覚ませてしまいます。ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、その後徐々に体温が下がる頃に、いい眠気がやって来ます。
また、気持ちよく眠るためにはリラックスしている必要があります。安眠効果のあるラベンダーを始め、オレンジやネロリなど、リラックス効果のある香りを焚いたり、寝る前にストレッチをしてみるのもいいかもしれません。
質の良い睡眠を目指して、ホルモンバランスを整えましょう。
栄養に気をつける
正常な女性ホルモンの分泌のためには、タンパク質をしっかりと摂取しましょう。成人女性の1日の摂取推奨量は50g。肉や魚、卵などの動物性タンパク質と、大豆製品などの植物性タンパク質をバランスよく摂りましょう。
[タンパク質含有量の目安]
鶏胸肉100g…23g
豚ロース100g…19g
卵1個…6g
納豆1パック…8g
豆腐1丁…10g
亜鉛も女性ホルモンの分泌に関わる栄養素です。亜鉛が不足していると、女性ホルモンの分泌に影響が出ると言われており、ホルモンバランスの乱れにもつながってしまいます。また、亜鉛は肌のターンオーバーにも関わっているので、美肌のためにも意識して摂りましょう。
亜鉛は、牡蠣、豚レバー、牛肉、などに多く含まれています。
血流改善
血流も、ホルモンバランスに関係しています。卵巣に女性ホルモンの分泌を命令するホルモンは、脳の視床下部から血流に乗って運ばれます。なので、血流がスムーズであることは、ホルモンバランスを整えるために大切です。
血流を改善するためには、体を動かして筋肉を使いましょう。特にふくらはぎは「第二の心臓」とも言われ、古くなった血液を末端から心臓に送り返すポンプの役割があります。下半身を鍛えるためには、普段から階段を使ったり、スクワットを毎日少しずつするなど、毎日動かすことが大切です。
また、水分が不足すると血液がドロドロになり、血流が悪くなると言われています。1日2リットルを目安にこまめに水分補給をしましょう。その際、冷たい水ではなく、常温の水や白湯を飲むこともポイント。冷たい水は体を冷やし、体の冷えは血流の悪化にもつながってしまいます。
ホルモンバランスを整える基本は生活習慣
ホルモンバランスの乱れは、体が悲鳴を上げている印。生活習慣を振り返って、自分のことをいたわってあげましょう。ホルモンバランスが整うと、体や心の不調が改善し、毎日をより楽しく美しく過ごすことができます。
ホルモンバランスを整えるには生活習慣の改善に加えて、ツボ押しを行うといいとお話ししてきました。その他に、体や心の不調を改善するにはヨガもおすすめです。こちらではストレス解消に効果的なヨガポーズを紹介していますので、ぜひご覧ください。
ホルモンバランスを整えて、美しく健康的な生活を送りましょう!
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