ウェブブラウザのJavaScript(ジャバスクリプト)の設定が無効になっています。Javascriptが無効になっていると、サイト内の一部機能がご利用いただけません。 人型ロボットドラえもん その82011年6月3日 00:42風呂場シーンです。風呂場のシーンを描いてエロに発展しなかったのはこれが初めてかもしれません。俺エロ求め過ぎ_(:3」∠)_今回の小説は甘いですね。砂糖が口からばぁーって出る(^p^)シャワーの水によって泡がどんどん流れていく。吸い込まれるように泡は排水溝に入っていく。ドラえもんの髪も長いこともって、髪の毛から大量に作り出された泡が流れていった。「気持ちよかったかな?」のび太は不安だった。気持ちよさそうな顔をしていたが、もしかしたら爪が引っ掛かってしまったかもしれないし、かゆいところを全然マッサージできなかったかもしれない。髪の毛も指に絡まって痛かったかもしれない。そんな不安が胸の中を今流れている泡のようにぐるぐると渦巻いた。「ああ。すっごく気持ちがよかった」そのドラえもんの顔は笑顔だった。それは嘘の笑顔ではなく、本当の満面の笑み。あまりにも綺麗な顔で笑うものだから、のび太は焦ってしまった。自分はそんなにうまく洗えていなかったはずだ。不安な顔が鏡に映ったのだろう。ドラえもんの顔が若干曇った。「気持ちよかったと言っているだろう?」「で、でも……」「でもなんだ? 」 「僕そんなにうまく洗えてなかった。人の髪の毛を洗うのなんて初めてだったし、だから髪の毛が指に絡まっちゃったりした。ドラえもんの綺麗な髪の毛がなんか……」「気持ちがよかった、そう言ったはずだ。俺の顔を見て分からないか?お世辞で言っているようにお前は見えるのか?もしそうだったら俺は悲しい」ドラえもんの顔がまた一段と曇ってしまった。ああ、自分は言ってはいけないことを言ってしまったんだ。ドラえもんは本当に気持ちがよかったんだ。それを何度も疑ってしまった。ドラえもんがそう言うのも当たり前だ。しかし、不安なのだ。ドラえもんのようにうまく洗えなかったことが。「俺は前、頭のつるっつるなロボットだった。だから髪の毛を洗ってもらうなんてことは一度もない。その髪の毛を洗ってもらうのを大好きなお前に初めてやってもらったんだ。気持ちいいにきまっているだろう?ここまで言っても駄目か?不安な気持ちが晴れないか?」「僕もドラえもんに洗ってもらって気持ちよかった。すごく気持ちよくて、美容師さんに髪の毛を洗ってもらっているようだった。でも僕は下手くそだ」「下手くそでも上手くても、好きな人に髪の毛を洗ってもらえれば嬉しいという気持ちは生まれる。俺の言っている事を信じてくれ」あまりにも真剣な顔で言うものだから、のび太の背筋もピンと伸びた。そして、ドラえもんが本気で自分に髪の毛を洗ってもらったことを喜んでいて、気持ちよかったのだというのが伝わった。今度は申し訳ない気持ちが胸の中で溢れる。シャンプーの泡が手から零れ墜ちるように申し訳ない気持ちが溢れ出た。「ごめんね、ドラえもん」「まったくお前はなかなか信じてくれないんだから」呆れたようにドラえもんがため息をついた。実際呆れているのかもしれない。「気持ちよかったんだよね?」「当たり前だ。お前に洗ってもらったんだからな」「よかった!気持ちいいって言ってもらえて」「また今度一緒に風呂に入る時も……。頼むよ」ドラえもんの曇っていた顔が笑顔に変わる。自然とその顔を見たのび太の顔も笑顔になってしまう。「わかった。今度はもっともっとうまくなるから!」「期待してる」「じゃ、じゃあ今度は身体洗うよ」のび太は置いてあったタオルを手に取り、ボディーソープをそのタオルにつけた。と、思ったら、そのタオルをドラえもんに奪い取られてしまう。「何するんだよ」「俺が最初にお前の背中を流してやるよ」「いいの?」「前の身体だとなんかうまく洗えなかったからな。ご奉仕ってことで」「うん。お願いします」座っていたドラえもんが椅子から立ち上がり、そしてのび太がその椅子にまた腰掛ける。後ろではドラえもんがタオルでボディーソープを泡立てている音が聞こえる。わしゃわしゃと音がした後に、タオルがのび太の背中にそっと当てられた。そのままタオルがのび太の背中を優しく洗いだした。少しだけむず痒く、でも気持ちよかった。人に身体や頭を洗ってもらうのはやはり気持ちがいい。自分で洗うのとはまた違う感覚がする。自分で背中を洗ってもこんなに気持ちよくはならない。寧ろ力を入れすぎて背中がひりひりしたこともある。そんなのび太の洗い方とは違い、ドラえもんの洗い方は本当に気持ちがいい。顔がゆるゆると綻んでしまうのが分かった。気持ちいいと思っていたら、脇のあたりを触られてしまい、「ひゃ」なんていう情けない声が出てしまった。「あ、悪い。お前脇弱かったんだったな」「そうだよー。気をつけてドラえもん」「でも今の声なんかわいかった」ドラえもんがあまりにも変な事を言うものだから、のび太は後ろを振り向いて眉間に皺を寄せたまま抗議をした。「そう言ってまた楽しむように脇触らないでよね」「分かった、分かった。触らないから」「あと僕かわいいなんて言われても嬉しくないし」「可愛いのは仕方ないだろ?お前は可愛いんだから」「かっこいいって言ってほしい」「そうなるとお世辞になるが、構わないのか?」ニヤリとドラえもんが笑いながらそう言った。なんて意地悪な奴なんだ。むすっと膨れた顔をすると、ドラえもんは優しく頭を撫でる。このようなことをするから自分はドラえもんの言ったことを許してしまうのだ。だってこんなにも優しい顔で自分の頭を撫でてくれるのだから。「可愛いでいいよ。もう」「のび太は可愛い」「そんなデレデレした顔で言わないでよー。なんか間抜け見たいに見えるよ?」「のび太の前だったら間抜け面でも構わない。他の人にはあまり見せたくないがな」「それも僕だけの特権?」「そうだ」更に頭を撫でられる。今度は少し強引に。綺麗に整えられていた髪の毛がぐしゃぐしゃになったが、自分は男なのだ。そんなのは気にならない。なにより、また自分の特権が増えたのだ。嬉しくて仕方がない。そんな特権を自分にくれるドラえもんにもっと頭を撫でてもらいたいので、されるがままになって、しばらくの間そのまま撫で続けてもらった。は、としてのび太は立ちあがる。そうだ、自分はドラえもんの背中を流したいんだ。後ろでいきなり立ちあがったのび太に驚いたドラえもんが、うわ、と声を出した。「ドラえもんの番だよ。僕はもう洗ってもらったから」「背中流してないぞ?」「後で流すよ。それより僕ははやくドラえもんの背中を洗ってあげたいんだ」真剣な顔つきで言うと、ドラえもんは笑いながら「じゃあ、宜しく頼みます」と、笑いながら言った。先ほどまでのび太が座っていた椅子に腰をかけた。一旦ボディーソープの泡を洗い流し、新しいボディーソープをタオルに付けなおす。わしゃりと音を立ててタオルを揉むと、泡がどんどん溢れてくる。一気に自分の手の上は泡だらけになる。その綿のような泡につつまれたタオルをドラえもんの背中につけた。ドラえもんの身体はすごく引き締まっていた。のび太のふにゃふにゃな柔らかい身体とは全然違う。筋肉のように肌は固く、背骨がうっすらと浮かびあがっていた。憧れの身体つきだ。きっと自分はこのような身体にはならないだろう。何故と問われれば答えは決まっている。運動が嫌いだからだ。腹筋だってまともにできないのだ。頑張っても30秒に15回が限界。いや、10回かもしれない。それ以上やってしまうと次の日は完全にお腹のあたりが筋肉痛になって、動くのが億劫になってしまう。未来の技術はいいなぁと思いながらのび太はごしごしとドラえもんの身体を洗う。あまり考えながら背中を洗っていたら力を入れすぎてドラえもんが痛がってしまうと思い正し、優しく背中をこすった。「痛くない?」「全然。うっとりするぐらい気持ちがいいよ」ドラえもんのその言葉を聞いてほっとする。痛いなんて言われたら自信を失くしてしまう。自分はけっこうネガティブなのだ。もっと上手くなりたいという思いと、また同じことをしてしまうのではないかという背反する気持ちが生まれてしまう。だからドラえもんのその気持ちがいいという言葉を聞けて自信を持つことができた。もっとドラえもんが気持ち良くなるように。そう思いを込めて背中を洗った。綺麗になったと判断し、シャワーのノズルを捻る。手にシャワーの水が温かくなったのを確認いてドラえもんの背中についていた泡を洗い流した。そういえば自分の背中を洗い流すんだ、と思い、背中についている泡も洗い流した。ドラえもんの背中を真剣に洗っていて、すっかり自分の背中に泡が付きっぱなしになっているのを忘れそうになっていた。さっと泡を流し、そしてシャワーのノズルをまた捻った。「はい。終わりました」「ありがと」「どういたしまして。あ、こちらこそありがとう。すっごく気持ちがよかったよ!ドラえもん上手だね!」「そんなことないって」「ううん気持ちよかった。また宜しくね」「ああ」そんな会話をしながらのび太は少しぬるくなってしまった湯船の中に入った。そのあとにドラえもんも湯船の中に入る。湯船に二人も入ったので、お湯がざざーっと流れ出てしまう。ドラえもんが湯船に入るときにようやくまともに腹を見たのだが、俳優さんやアイドルが作ったような綺麗な腹筋がそこにはあった。後ろから見ても綺麗だと思ったが、前から見ても綺麗だ。完璧すぎて少し嫉妬してしまう自分がいた。表情に出てしまっていたのだろうか、ドラえもんがのび太の頭をゆっくりと撫でる。「お前はこんなにならなくても、そのままで十分いいから。強いて言うのならもう少し肉をつけたほうがいいな。そうしないと話が始まらない」「食べてもなんか太らないんだよね」「女性にそれ言ったら嫉妬されるぞ。羨ましいってな。しずかちゃんに言ったらずるいって言われるだろうな」「女の子ってなんでそんなに痩せたがるんだろうね?」「くびれがある方が綺麗だ、と思うんだろう。男が腹筋の割れ具合に憧れるようにな」「そーゆうものなのかぁ」うんうんとのび太は頷きながらドラえもんの話を聞いた。確かに女性で太っていてくびれがない寸胴な体型よりはモデルのようなくびれのある体型のほうが好みだ。男も女も同じような悩みを抱えているんだな、と改めて思った。湯船にゆっくりと浸かる。すると、ドラえもんがそっとのび太の手を上から握り締めた。のび太は握りしめられた手を見つめた後、ドラえもんの顔を見る。温かさが心地いいのか幸せそうな顔をしていた。もっとその表情を見つめていたかったのだが、のび太の視線に気がついたドラえもんがのび太の方を向いてふわりと笑った。普段浮かべているような笑顔が自分には眩しく映る。なによりかっこいい。そんな顔をされたら……。恥ずかしくて俯く。のび太の顔は風呂の温かさで赤くなるのではなく、恥ずかしさで顔が赤く染まった。すると、ドラえもんの手が更に強く握られる。ああ、これを言わなくてはいけない。そう思って顔をあげたかったのだが、まだ顔の火照りが鎮まらなくて俯いたまま言うことになってしまった。「ドラえもん」「ん?」俯いているせいで顔は見えないが、ドラえもんは嬉しいのだろう。声が明るい。「また一緒にお風呂入ろうね」「もちろんだ」ドラえもんがそう言うと、上から重ねていた手をのび太の指に絡めるようにさらに強く握ったのだった。