顔のあちこちにできるニキビ。その原因は不十分なケアですが、それだけでなく、ニキビは体内のSOSでもあります。

実は顔は、内蔵の鏡とも言われています。

内蔵の状態は自分の目で確認できませんが、悪い兆候がニキビとなって教えてくれることもあります。

まずは原因を知ることが、ニキビのないモチ肌になるための近道です。

パーツ別のニキビの原因や対策、種類を紹介します。

パーツ別のニキビができる原因

そもそもニキビはなぜできるのでしょうか。

不十分なケアも原因の一つですが、日常生活でもニキビのできる原因をつくってしまいます。

あなたは大丈夫?

パーツ別にニキビのできる原因をチェックしてみましょう。

頬

頬は顔の中でも範囲が広く、ニキビが広範囲にできる場合があります。

頬にニキビがあると、ファンデーションのノリも悪く、全体的に汚く見えてしまい、せっかくのメイクも台無しになります。

頬にニキビができる7つの原因を見てみましょう。

原因1. 乾燥

頬は皮脂腺が少ないため、乾燥しやすいです。

乾燥した頬は肌のターンオーバーがうまくいかず、古い角質を何枚も重ねます。

この古い角質が毛穴に入り込んで詰まると、排出されるはずの皮脂が出られず、毛穴にたまります。

ニキビの元となるアクネ菌は、皮脂を餌にして繁殖するため、これがニキビとなります。

原因2. 脂肪や糖質の過剰摂取

チョコレートやナッツ類を食べ過ぎた時、ニキビが増えていることはありませんか?

揚げ物や甘いものなどの過剰摂取は、皮脂の分泌を活発にするため、ニキビができやすい環境をつくります。

原因3. ホルモンバランスの乱れ

男性ホルモンが活発になると、皮脂の分泌が活発になります。

そのため、頬のニキビは女性よりも男性のほうが圧倒的に多いです。

しかし、女性の場合でも、女性ホルモンのひとつである黄体ホルモンが活発になると、ホルモンバランスが乱れて、頬のニキビをつくる原因になります。

黄体ホルモンは、男性ホルモンと似た働きをするためです。

黄体ホルモンが増える生理前のニキビは、これが原因といえます。

原因4. 胃腸の不良

脂肪や糖質の過剰摂取などバランスの偏った食事は、胃腸を弱らせる原因になります。

胃は食べたものを消化する役割があります。

胃の働きが弱くなると、消化しきれない脂肪や糖質が血液によって運ばれ頬の毛穴から排出されるため、ニキビができやすい環境になります。

また、腸の働きが弱くなると便秘の原因になります。

排出されない便の毒素が、血液とともに運ばれ体内を巡ることで、ニキビへとつながります。

原因5. 肝臓不良

アルコールの過剰摂取は、肝臓を弱らせる原因になります。

肝臓は、腸から吸収した栄養分を無毒化して、体外へ排出する役割があります。

肝臓機能が低下すると、毒素が排出されず体内に残ります。そうすると肌のターンオーバーが乱れて毛穴をふさぎ、ニキビになる場合もあります。

肝臓は悪化するまでは、痛くもかゆくもありません。

食事や肌のケアをきちんとし、いつもと同じ生活をしていてもニキビが増えたと感じる時は、病院の診察を受けましょう。

原因6. ストレス

胃は、ストレスを最も敏感に感じます。

ストレスをためて胃が弱まると、ニキビへとつながります。

また、ストレスはニキビだけではなく、胃腸炎や胃潰瘍などの病気を引き起こすこともあるので、注意しましょう。

頬は顔の中で一番毛穴が多いため、6つの原因が、頬へニキビとなって現れることが多いです。

原因7. 枕の不潔

身体を横にすると、頬が枕に当たり、皮脂や角質が付着します。

そうすると、皮脂や角質を食べるダニなどの雑菌が繁殖しやすくなります。

枕カバーを洗わないなど枕が不潔な状態が続くと、雑菌は頬に当たりニキビの原因となります。

鼻

鼻は顔の中央にあるので、ニキビができると目立つ場所ですよね。

平らな場所に比べると、メイクでもうまく隠せません。鼻ニキビのできる原因はこちらです。

原因1. 紫外線

鼻は顔のパーツで一番高いところにあるため、紫外線が当たりやすいです。

紫外線を浴びると鼻は乾燥し、ターンオーバーが乱れます。

古い角質が毛穴に入り込んで皮脂の通り道がなくなるため、アクネ菌が繁殖してニキビの原因になります。

原因2. 手の汚れ

知らず知らずのうちに、鼻を手で触ってしまいます。

手には皮脂などの汚れがあるため、それが鼻に付着して毛穴を汚し、ニキビをつくります。

原因3. 皮脂

おでこと鼻のTゾーンと言われる部分は、皮脂腺がとても活発です。

そのため過剰になった皮脂の排出が間に合わず、毛穴に皮脂が詰まり、ニキビとなります。

おでこ

おでこを出す髪型の人にとっては、とても目立ちますよね。

隠すために前髪を切る人もいるかもしれませんが、これは逆効果!

このようなおでこのニキビの原因を詳しく見ていきましょう。

原因1. シャンプーなどの洗い残し

シャンプーには、髪の表面を保護するためのコーティング剤が含まれています。

コーティング剤がおでこへ付着すると、毛穴を保護しようとふさぐため、ニキビの原因になります。

原因2. 皮脂

鼻と同様、おでこも皮脂腺が活発です。

過剰に分泌され排出できなかった皮脂が毛穴をふさぎ、アクネ菌が繁殖し、ニキビをつくります。

原因3. 前髪

おでこにニキビができた場合、前髪でおでこのニキビを隠したいですよね。

しかし、ニキビにとって前髪が刺激となり、炎症を悪化させる原因になります。

口まわり

口まわりにできるニキビは、大人ニキビと言われます。社会人として抱えるさまざまな問題が、ニキビを引き起こします。

では、原因を見てみましょう。

原因1. 胃腸不良

頬にニキビができる原因と同じように、胃腸の働きが弱くなると、消化や分解されなかった毒素や老廃物が体内にたまります。

それらが血液に運ばれて体内を巡り、口まわりのニキビを引き起こします。

原因2. ストレス

社会人としてもっとも感じやすいストレスは、胃腸を弱らせる原因です。

ストレスを感じると、自律神経が刺激され、胃の動きが弱まり、消化が衰えます。

また、胃粘膜の抵抗力が低下しピロリ菌が増えるので、胃腸は元気をなくします。

原因3. 肝臓不良

頬にニキビができる原因と同じように、肝臓機能が低下すると栄養分を分解できず、体内に毒素をため込みます。

それがターンオーバーの乱れとなり、ニキビの原因になります。

社会人になると付き合いなどでアルコールを飲む機会が増えるので、気を付けましょう。

ニキビの種類

ニキビは5つの段階があります。

ニキビはひどくなるとニキビ跡をつくることもあるため、今後の肌の状態を大きく左右します。

跡が残らないように早い段階でケアすることで、肌を美肌によみがえらせることができます。

あなたのニキビは何ニキビか、チェックしてみましょう。

白ニキビ

白ニキビはニキビの初期段階です。

見た目は白くて直径1~3ミリと小さく、痛みもかゆみもないのが特徴です。

角質が詰まって表面がふさがっている状態のため、閉鎖面皰とも呼ばれています。

黒ニキビ

黒ニキビは、白ニキビが空気と触れて酸化して黒くなったニキビです。

白ニキビ同様、痛みもかゆみもありません。

ただ見た目は黒いので、白ニキビよりも目立ってしまいがちです。

赤ニキビ

アクネ菌が繁殖し、ニキビが炎症を始めた状態です。

汚れが毛穴をふさぎ続けると、そこにたまる皮脂を餌としてアクネ菌は繁殖をします。

炎症しているので、痛みがあります。

黄ニキビ

赤ニキビがさらに進行し炎症を続けると、黄ニキビになります。

黄ニキビは膿をもった状態です。

膿をもっているので、もちろん痛みがあります。また、ニキビ跡が残る可能性があります。

紫ニキビ

紫ニキビは、ニキビの中でも極限まで炎症が悪化した状態です。

毛細血管が破れて毛穴の中に血が詰まるのに加え、炎症した膿と混ざるので、紫のような色になります。

毛穴は腫れ上がり、高い確率でニキビ跡が残ります。

パーツ別のニキビ対策

では、パーツ別のニキビ対策を紹介します。

いずれのパーツの対策でも、肌のケアのほか、生活習慣を見直すことが大切です。

ダブルのケアをすることが、ニキビのないモチ肌を実現します。

頬のニキビ対策

頬の肌ケアは、保湿をしっかりすることが大切です。

セラミドやヒアルロン酸の含んだ化粧水を使いましょう。

そして、その化粧水でローションパックすると、肌が必要とする水分を吸収して浸透させるため、乾燥しやすい頬を潤った肌へ導きます。

ローションパックの方法を紹介します。

  1. コットンに絞れるくらいの化粧水を含ませる
  2. コットンを2枚に割く
  3. 2枚に割いたコットンを両頬にのせる
  4. 5分放置
  5. 5分後コットンを頬から取り、手のひらの熱でさらに化粧水を頬へ浸透させる
  6. 乳液やクリームを塗る

ステップ2では、コットンをやさしく伸ばしましょう。コットンは伸びる素材なので大きくなり、頬へよりフィットします。

ステップ4では、5分以上頬へのせないように気を付けましょう。必要以上にのせると、コットンは肌の水分を逆に吸収してしまいます。

ステップ5では、手のひらでやさしく頬を包み込むようにプレスしましょう。

ステップ6は、必ず行いましょう。乳液やクリームで肌にフタをすることで、化粧水の蒸発を防ぎます。

べたつきが苦手な人は、さっぱりタイプの乳液などを使うと気になりませんよ。

また、生活習慣でのケアとして、以下の3つのポイントを抑えましょう。

  • 毎日枕カバーを取り換えて清潔にし、ダニなどの雑菌から頬ニキビを防ぐ
  • ストレスを溜めない
  • 脂肪や糖質の過剰摂取など、暴飲暴食をしない

鼻のニキビ対策

鼻の肌ケアで大切なのは、酵素洗顔です。

毛穴の中まできれいにすることは実は難しく、普通の洗顔料は肌の表面の汚れしか洗い落とせません。

酵素洗顔は、毛穴の中のタンパク質である皮脂や角質といった汚れを分解するので、溶かして洗い落とすことができます。

では、酵素洗顔の方法をチェックしましょう。

  1. 泡立てネットを濡らす
  2. 酵素1回分を泡立てネットにのせ、泡をたてる
  3. 泡立てネットから泡を絞り、手にのせる
  4. 鼻を中心に顔全体をやさしく泡で洗う
  5. 洗い流す

ステップ4の時は、中指や薬指を使って、くるくると小さい円を描くように行いましょう。小鼻なども丁寧に洗います。

頬などは、手のひらを使って、軽く3回ほど大きな円を描くように洗うとOKです。

酵素は、1回分ずつパウダー状のものが梱包になっています。

カネボウスイサイビューティークリアパウダーは、15コ入りでメーカー小売価格1,000円なので、初めて使う人でも試しやすいですよ。

ドラッグストアで購入できます。

また、生活習慣は以下の2つのポイントでケアしましょう。

  • 紫外線対策の日焼け止めは、汗や皮脂に強いウォータープルーフで
  • 手で鼻を触らないよう、常に意識を

おでこのニキビ対策

おでこの肌ケアは、頬同様にしっかりと保湿をしましょう。

ローションパックを行い、最後はしっかりと乳液やクリームでフタをして、化粧水の蒸発を防ぎましょう。

また、生活習慣のケアとしては、入浴中の洗顔は洗髪後に行い、シャンプーがおでこに残らないようにしましょう。

口まわりニキビ対策

口まわりの肌ケアも、ローションパックで保湿を行いましょう。

ローションパックはひんやりスッキリするため気持ちが良く、癒しの効果もあります。もちろん最後は乳液などでしっかりとフタをしましょう。

また、生活習慣では、2つのポイントを気をつけましょう。

  • ストレスをためない
  • アルコールは適度に

このように、ニキビはできる部位によって原因も対策も違ってきます。

パーツ別の対策をマスターし、もうニキビに悩まないモチ肌を手にいれましょう。