クリニックでニキビ跡を治療するときのメリット・デメリット
- 「どれだけスキンケアを徹底してもニキビ跡が消えない!」
- 「市販のスキンケア商品はほとんど試したのに、効果なかった・・・。」
- 「さすがにスキンケアで治るとは思えないほどクレーター跡がひどい。」
- 「ニキビ跡だらけで自分の顔なんて見たくない」
今までスキンケアをがんばってきたのにニキビ跡が治らなかったり、クレーターになったひどいニキビ跡を治したい場合に検討するのがクリニックでの治療ではないでしょうか。
自分でケアするより、クリニックで治療してもらったほうが早くキレイに治りそうですもんね。
たしかにクリニックでの治療は自力のスキンケアよりもキレイに治せる可能性が高いです。
しかし、効果が高いとはいっても痛みや、治療費などの不安もありなかなか手がだしにくいと思っている方も多いはず。
今回は、ニキビ跡を治すためにクリニックで治療をうけるときに知っておきたいメリットとデメリットについて解説していきます。
クリニックでの治療がおすすめの人
- クレーターニキビ跡をきれいに消したい
- スキンケアではどうにもならないくらい赤や茶のニキビ跡が顔中に広がっている
- ニキビ跡の色素沈着が濃くなってしまっている
まとめると「ニキビ跡の状態がとんでもなくひどい人」にはクリニックでの治療をおすすめできます。
特にクレーターのニキビ跡はひどいニキビ跡の代表で、これに限ってはどんなに努力をしても自力でキレイに消すことができません。
もちろん目立たなくすることは可能ですが「どうしてもキレイにクレーターを消し去りたい」という方は、クリニックで治療するほかに方法はないので行ったほうが良いです。
またクレーターのニキビ跡以外でも、赤や茶のニキビ跡がひどすぎる場合はクリニックがおすすめ。
「顔中に赤みが広がってしまっている」「シミが濃すぎてどうにもならない!」という場合です。
いちおう根気強くスキンケアを続ければ治すことはできますが、かなり時間がかかります。
スキンケアで治すとなると、短くても半年・長くて数年(1~3年くらい)はかかると見ておいたほうがいいでしょう。
できるだけ早く治したいならクリニックに行くべきです。
クリニック治療のメリットとは?
メリット①スキンケアでは治せないニキビ跡も治せる
『クレーター状になったニキビ跡』『顔中に広がった赤いニキビ跡』『濃く色素沈着してしまった茶ニキビ跡』
このようなスキンケアでは治すことが難しいニキビ跡でも、キレイにしていくことができるのがクリニック治療の大きなメリットです。
<クレーター状になったニキビ跡の場合>
元から小さめのクレーター跡はキレイに治っていますが、大きく目立つものは少しだけ跡がわかるような状態ですね。
しかし、全体的にみるとかなり凸凹が滑らかになっています。
<顔中に広がった赤ニキビ跡の場合>
頬全体に広がった赤く痛々しいニキビ跡ほとんど改善されています。痛々しさがなくなり顔全体を見たときの印象にかなり変化がありそうです。
<濃く色素沈着してしまった茶ニキビ跡の場合>
完全に消えているとは言えませんが、シミの濃さが確実に薄くなっているのがわかります。
これならメイクで隠すことができそうです。
メリット②自分の肌の状態に合った治療をうけることができる
ニキビ跡を治すと言っても、ニキビ跡には赤み・シミ・クレーターなどいくつかの種類があります。
また人それぞれ乾燥肌・脂性肌・敏感肌と肌質も違いますよね。
人それぞれ肌色・体型が違うからこそ似合う髪型や服がちがうように、ニキビ跡も状態や肌質によってピッタリの治し方は違ってきます。
クリニックでは、
- レーザー
- ピーリング
- 光
- イオン導入
- 注射
など多くの治療法の中から、ドクターがあなたの肌を丁寧にチェックして、1番ピッタリの治療法を選んでくれます。
自分にぴったりの治療をうけることで、より効果的にニキビ跡にアプローチしていけるのがクリニック治療の大きなメリットです。
メリット③専門的なアドバイスをもらうことができる
自分の判断と知識だけでおこなうスキンケアに比べて、クリニックではドクターからニキビ跡を治していくための専門的なアドバイスをもらえます。
やはり専門家からのアドバイスは信頼性が高いですし、お肌について不安なことがあるときに気軽に相談ができるのも安心。
「どんなスキンケアを試してみても全くニキビ跡がよくならない」という方は、治療を受けずに自分のニキビ跡や肌の状態を見てもらうだけでもいいですね。
自分では気づかなかったスキンケアのコツや間違った方法などを指摘してもらえることもあるので、1度足を運んでいっぱい質問してみましょう。
覚えておきたいクリニック治療のデメリット
デメリット①治療費が高い
ニキビ跡の治療は基本的に保険がききません。
病院によって異なりますが、ニキビ跡がきれいに治るまでにだいたい50万~100万円以上が必要です。
簡単にですが、治療ごとにだいたいどれくらいの費用がかかるのかをまとめてみました。
| 治療法 | 参考価格 |
|---|---|
| レーザー治療 | ・フラクセルレーザー1回あたり:50,000~150,000 ・ブリッジセラピー1回あたり:80,000~100,000 ・クールタッチレーザー1回あたり:50,000くらい ・炭酸ガスレーザー1回あたり:10,000くらい |
| ピーリング | 1回あたり:10,000~30,000 |
| 光治療 | 1回あたり:10,000~50,000 |
スキンケアでニキビ跡をケアするときは、化粧水・乳液・美容液を一式そろえても高くて2万~3万程度。
これはクリニックで治療を受ければ一瞬でとんでいく金額になります。
そのため、たとえ治るまでに数年かかってもスキンケアで治すほうが低コストで抑えられるのは確実です。
またクリニックによっては「格安!」などと謳っているところもありますが、治療費の安いクリニックはあまりおすすめできません。
(”安い”というのは、上の表の参考価格よりも数万円ほど下まわっている場合です。)
例えば、フラクセルレーザーは5万円以上するのが普通です。これを2~3万円くらいでできるところは疑いましょう。
クリニックでは医療機関でしか扱えない薬や機械を使うので、ある程度高くないと逆にあやしいんですね。
- 薬の信頼性が低い
- 薬の濃度を薄くしている
- 使っている機械が古い
など、効果が感じられない理由があるかもしれません。
効果が低ければ治療を何度も繰り返さなければいけないので、結局はたくさんのお金がかかります。
1回の費用が髙くても、効果が髙ければ治療の回数は少なくすむもの。
費用が高くても信頼できて技術が高いクリニックを選ぶことがおすすめです。
またクリニックを選ぶときは、ホームページに載っている実績や症例の数、実際に行った人の口コミを調べるのが失敗しないポイントです。
デメリット②100%成功するわけではない
クリニック治療でニキビ跡をキレイに治せる可能性が高いのは事実ですが、100%ニキビ跡がなかった頃の肌に戻れるとは言い切れません。
お金をかけて痛みのある治療をくり返しても、施術によるダメージやアフターケアの不足でニキビ跡が完全によくならないこともあります。
上手くいかない可能性が少しでもあることを理解したうえで治療を受けるようにしましょう。
デメリット③痛みを伴う治療を受けなければいけない場合がある
効果が高い治療ほど痛みも強いことを覚えておきましょう。
基本的にレーザーは痛みを伴います。
つまり、クレーター跡をキレイに治したい人は痛みのある治療を受けなければいけないということです。
治療ごとの痛みレベルはこんな感じ。
| 治療法 | 痛みレベル | 痛みの特徴 |
|---|---|---|
| ピーリング | ★☆☆☆☆ | チクチク・ピリピリなどそこまでの痛みはない。少し痒みを感じる |
| クールタッチレーザー | ★★☆☆☆ | レーザーにしては痛みは弱いが、痛い人は痛い。麻酔を使える。 |
| フレクセルレーザー | ★★★☆☆ | チクチクとした痛み。すごく細い針を刺している感じ。 |
| ブリッジセラピー | ★★★★☆ | 輪ゴムをおもいっきり弾いたような痛み。ビクっとなる。 |
| 炭酸ガスレーザー | ★★★★★ | 麻酔を使ってもかなり痛む。耐えられない人もいるレベル。 |
治療をくり返し行わないとニキビ跡は完全に治らないので、痛すぎると治療自体が苦痛になってしまうことも考えられます。
「痛いのはイヤ!」という方はカウンセリングのときにしっかりとドクターに伝えて、麻酔を使うなどできるだけ痛みを減らしてもらいましょう。
デメリット④ダウンタイムがある
“ダウンタイム”とは治療でダメージを受けた肌が、もとの状態に戻るまでの期間のことです。
ダウンタイムの時の肌は、皮膚に赤みが出る・かさぶたができるなどの症状が出ます。
【治療法別のダウンタイムの長さと症状】
| 治療法 | ダウンタイムの長さ | 症状 |
|---|---|---|
| ピーリング | 数時間~1日 | 一時的な乾燥・かゆみがでる |
| 光治療 | ほとんどなし(治療後すぐにメイクOK) | 破壊された色素が、数日後にカサブタとして肌表面に出てくる |
| クールタッチレーザー | ほとんどなし(治療後すぐにメイクOK) | 基本的にないが、まれにかさぶたができることがある |
| フレクセルレーザー | 3日~10日 | 赤みが出る(メイクで隠せる程度)・かさぶたができる |
| ブリッジセラピー | 2週間~1ヵ月 | ヒリヒリとした痛み・赤みがでる・かさぶたができる |
| 炭酸ガスレーザー | 2週間~1ヵ月 | やけどによる痛み・赤みがでる・黒いかさぶたができる |
特にレーザー治療はダウンタイムが長く、症状もひどくなってしまうんですね。
しばらくはメイクができず、マスクで隠しながら生活しなければいけないこともあります。
効果が高いですが、肌のうけるダメージも大きいということです。
また周囲に治療をしていることがバレたくないという方だと、このダウンタイムも見越して長期休暇がとれるタイミングを見つけなければいけません。
社会人にもなるとなかなか休みはとれませんし、治療のプランを立てるのが一苦労になってしまうこともあります。
デメリット⑤新しい肌トラブルが生まれることも
- レーザー治療でできたかさぶたがシミになってしまう
- 治療のダメージで新しくクレーターができてしまう
など、ニキビ跡がよくなったとしても新しい肌トラブルに悩まされることもあります。
治療後の新たな肌トラブルを避けるためには、丁寧なアフターケアを自力で行わなければいけません。
またクリニックによっては、治療の他にアフターケア用の薬やスキンケア商品を購入させるところもあります。
治療後にいきなり言われて、断れずに買ってしまうようなことは避けたいですよね。
治療をはじめる前にドクターに「治療以外にアフターケアでもお金はかかるの?」と聞いておくと、思わぬ出費を防げます。
デメリットをしっかりと理解したうえでクリニックに行こう
クリニックでの治療はスキンケアよりも効果が高く、どうしても早くきれいにニキビ跡を治したいという方にとっては必要な手段です。
しかし、今回紹介したようにクリニック治療にはデメリットもあります。
これらのデメリットも理解したうえで治療を受けるかを決めましょう。
またこれから治療を受けようと考えている方は、カウンセリングを丁寧に行い治療法・料金・期間など細かい部分までしっかりと納得したうえで治療を始めることが大切です。
クリニックでの治療が気になっている方は、まずはカウンセリングだけでもいいのでお近くの美容皮膚科に相談してみてくださいね。