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タイトル:特許公報(B2)_クレンジング用組成物
出願番号:1999147432
年次:2005
IPC分類:7,A61K7/02


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木村 友彦野田 章 JP 3669476 特許公報(B2) 20050422 1999147432 19990527 クレンジング用組成物 株式会社資生堂 000001959 ▲高▼野 俊彦 100094570 木村 友彦 野田 章 20050706 7 A61K7/02 JP A61K7/02 A 7 A61K 7/00 - 7/50 特開平05−255696(JP,A) 特開平06−234918(JP,A) 特表平09−511248(JP,A) 特開2000−327539(JP,A) 特表平11−503461(JP,A) 特表平10−505326(JP,A) 特表平09−509933(JP,A) 特表平09−505051(JP,A) 特開平08−245364(JP,A) 特表平08−511519(JP,A) 特開平05−025028(JP,A) 特開平04−033999(JP,A) 特開平01−265015(JP,A) 特開平01−265014(JP,A) 難波富幸他,FRAGRANCE JOURNAL,1990年5月号,pp.12-18 原島朝雄,FRAGRANCE JOURNAL,1990年5月号,pp.34-42 2 2000336014 20001205 7 20031104 星野 紹英 【0001】【発明の属する技術分野】本発明はクレンジング用組成物に関する。さらに詳しくは、ファンデーション、口紅、アイライナー、マスカラ等のメーキャップ化粧料の除去を目的とし、皮膚塗布時に皮膚及びメーキャップとの親和性が高く、汚れ浮きが早く、高い洗浄力を有しながら、さっぱりとした使用感を特徴とするクレンジングクリーム、クレンジングジェル等として使用されるクレンジング用組成物に関する。【0002】【従来の技術】メーキャップ化粧料を除去する目的でメーク用クレンジング化粧料がある。これは、皮膚に塗布し、のばし、メーキャップとなじませ、メーキャップ化粧料を皮膚から除去するためのもので、クリーム、オイル、油性ジェル、水性ジェル、泡立つジェル等の形態で使用されている。【0003】最近のメーキャップ化粧料は、皮膚への密着性が良く、水分や皮脂等に対して化粧崩れしづらい、いわゆる化粧持ちの良いファンデーション、落ちにくい口紅等の開発がなされている。このような化粧持ちが良く、落ちにくいメークを除去するために、高い洗浄効果を有するクレンジング化粧料が求められている。【0004】そこで、洗浄効果を向上させるために、メークとのなじみも良く洗浄力が優れている溶解力の強い油分を、クレンジング化粧料に高配合するなどの手段が講じられている。【0005】例えば、特開平9−175936号公報には、液状油を1〜60重量%配合させ、さらに、親水性ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、水酸基を有する水溶性化合物及び水を含有し、汚れ浮きや洗浄力に優れ、マッサージし易い、ゲル状又は液状のクレンジング用組成物が提案されている。【0006】【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多量の油分を配合したクレンジング化粧料は、洗い流し時、洗い上がり後に、クレンジング後の油膜感、べたつき感が有り、使用時のさっぱり感が十分ではないという課題がある。【0007】これに対して、油分の配合量を制限する事によって、ある程度油性感を低下させることにより、さっぱり感を若干向上させることも可能ではあるが、とても十分に満足するさっぱり感とは言えず、さらに、油分の配合量を減ずると、化粧持ちが良いことを特徴とする最近のメーキャップ化粧料が十分に除去されず、皮膚上のメークが残存し、油膜感、べたつき感を生じるという問題点があった。【0008】本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、アニオン界面活性剤と特定のHLBを有するシリコーン界面活性剤とを組み合わせて、水相にシリコーン油を分散させると、最近の化粧持ちが良いメーキャップ化粧料を十分に除去できる優れた洗浄効果を有すると同時に、使用時にさっぱり感があるクレンジング用組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。【0009】本発明は、化粧持ちの良いメーキャップ化粧料でさえも、良好に除去できる優れた洗浄力を有すると同時に、洗浄中、洗浄後にさっぱり感を付与できるクレンジング用組成物を提供することを目的とする。【0010】【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明は、下記成分(A)(B)(C)及び(D)を含有することを特徴とするメーキャップ用クレンジング用組成物を提供するものである。(A)アニオン界面活性剤 1〜30重量%(B)HLBが5〜12であるシリコーン系界面活性剤 1〜15重量%(C)揮発性シリコーン油 5〜50重量%(D)水 10〜90重量%【0012】 さらに、本発明は、前記成分(A)のアニオン界面活性剤が、カルボン酸系界面活性剤であることを特徴とする前記のメーキャップ用クレンジング用組成物を提供するものである。【0013】【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述する。【0014】本発明に用いるアニオン界面活性剤は、一般に化粧品基剤として用いられるアニオン界面活性剤を使用することができ、具体的には、脂肪酸石鹸、α―アシルスルホン酸、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリル、及びアルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン硫酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、N―長鎖アシルアミノ酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルヒドロキシエーテルカルボン酸塩、アルキルヒドロキシエーテルカルボン酸塩等であり、その対イオンはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカノールアミンやアンモニウム等が挙げられる。これらの中で、特に親水基が―COO-であるカルボン酸系アニオン界面活性剤が、さっぱり感の点で好ましい。【0015】アニオン界面活性剤は、単独または任意の2種類以上を組み合わせて使用する事ができ、その配合量は、クレンジング用組成物全量に対して、1〜30重量%、好ましくは、2〜10重量%である。【0016】本発明に用いるシリコーン系界面活性剤は、疎水基がジメチルポリシロキサン、親水基がポリオキシアルキレンモノグリコールエーテル(ポリエーテル)から構成される非イオン界面活性剤のことを言い、その中には、ジメチルポリシロキサンにポリエーテルがペンダント状にグラフトした構造や、ブロック共重合体がある。例えば、ジメチルポリシロキサンポリエチレングリコール、ジメチルポリシロキサン・(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン)共重合体等が挙げられる。シリコーン系界面活性剤のHLBは5〜12の範囲でなければならない。特に好ましくは、7〜10の範囲である。HLBがこの範囲にないと、さっぱり感が得られない。【0017】シリコーン系界面活性剤は、単独または任意の2種類以上を組み合わせて使用する事ができ、その配合量は、クレンジング用組成物全量に対して、1〜15重量%、好ましくは、2〜10重量%である。【0018】 本発明に用いる揮発性シリコーン油としては、例えば、オクタメチルポリシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の揮発性シリコーン油が好ましい。揮発性シリコーン油を用いることで、高い洗浄力が得られる。【0019】 揮発性シリコーン油は、単独または任意の2種類以上を組み合わせて使用する事ができ、その配合量は、クレンジング用組成物全量に対して、5〜50重量%、好ましくは、10〜30重量%である。5重量%未満では洗浄力が劣り、50重量%を越えるとさっぱり感が十分でなくなる場合がある。【0020】本発明に用いる水は、上記アニオン界面活性剤とシリコーン系界面活性剤によってシリコーン油を分散する水相となるものであり、その配合量は、クレンジング用組成物全量に対して、10〜90重量%である。【0021】本発明のクレンジング用組成物は、塗布時のメーキャップとの親和性の向上あるいはメーキャップ洗浄効果を増すために、上記必須成分の他に、エタノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等の水溶性物質を本発明の効果を損なわない範囲で任意に配合可能である。【0022】本発明のクレンジング用組成物は、主として、メーキャップ用クレンジング化粧料として、クレンジングクリーム、クレンジングジェル、クレンジングローション等の製品形態を採ることができる。必要に応じ、高分子物質、保湿剤、香料、防腐剤、色素、抗酸化剤、美容成分、粉末等を適量添加し、常法に応じて製造することができる。【0023】【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によって制限されるものではない。実施例及び比較例における配合量は重量%を表わす。【0024】「表1」、「表2」、「表3」及び「表4」に示す組成のクレンジングジェルを製造し、以下の評価法にしたがってメーキャップの洗浄効果、さっぱり感について評価した。結果を併せて各表に示す。【0025】[製造法]各表に示す成分を、室温付近にて攪拌混合してクレンジングジェルを得た。固形状の成分は、あらかじめイオン交換水にて加熱溶解した後、攪拌混合に供した。【0026】[評価方法](1)メーキャプ洗浄効果任意のメークをした専門パネル30名を用いて、クレンジングジェル約2.0gを顔に塗り、手で一定の力、速さで一定回数メーキャップとなじませ、水またはぬるま湯ですすいだ後に、以下の基準で官能評価した。(評価基準)○:メーキャップが完全に洗浄可能であると評価したパネルが25名以上であった。△:メーキャップが完全に洗浄可能であると評価したパネルが15名以上25名未満であった。×:メーキャップが完全に洗浄可能であると評価したパネルが15名未満であった。【0027】(2)さっぱり感任意のメークをした専門パネル30名を用いて、クレンジングジェル約2.0gを顔に塗り、手で一定の力、速さで一定回数メーキャップとなじませ、水またはぬるま湯ですすいだ後に、以下の基準で官能評価した。(評価基準)○:さっぱり感があると評価したパネルが25名以上であった。△:さっぱり感があると評価したパネルが15名以上25名未満であった。×:さっぱり感があると評価したパネルが15名未満であった。【0028】【表1】【表2】【表3】【表4】【0029】以上の結果より、本発明のクレンジングジェルは、洗浄効果に優れると同時にさっぱり感を有する優れたクレンジング用組成物であることが分かる。【0030】【発明の効果】本発明によれば、優れた洗浄力を有すると同時に、洗浄中、洗浄後にさっぱり感を付与できるクレンジング用組成物を提供することができる。 下記成分(A)(B)(C)及び(D)を含有することを特徴とするメーキャップ用クレンジング用組成物。(A)アニオン界面活性剤 1〜30重量%(B)HLBが5〜12であるシリコーン系界面活性剤 1〜15重量%(C)揮発性シリコーン油 5〜50重量%(D)水 10〜90重量% 前記成分(A)のアニオン界面活性剤が、カルボン酸系界面活性剤であることを特徴とする請求項1のメーキャップ用クレンジング用組成物。