歯のホワイトニングをしたいけれど、歯科でホワイトニングをした方がいいのか、市販のホワイトニング歯磨き粉ではだめなのだろうか?
それに、ホワイトニング剤は歯に良くないという噂も耳にしたことがあるし。。。
など、歯のホワイトニングには関心があるけれど、分からないことばかり。。。
そのような方が多いです。今回の記事は、ホワイトニングの仕組みとメリット・デメリットなどをご紹介します。ぜひご参考にしてください。
ホワイトニングとは
美容への関心が高まっています。美容エステ、痩せ身エステ、ヘアーエステ、脱毛、ネイル、まつげパーマ・エクステ、整形などがありますが、女性(男性でも)であれば、機会があれば挑戦したいと思っているのではないでしょうか。
その中でも、歯を白くするホワイトニングへの関心度は高く、ある調査報告によると顔エステ、体エステの次の3位にランクされていました。
歯が白いと、清潔で明るいイメージになります。女性の場合は、歯が白くなると美人顔になるかもしれません。だから、歯をホワイトニングする人が増えているのでしょうね。
しかし、ホワイトニングについては意味をはき違えていることが多いです。歯科で行うオフィスホワイトニングと、たばこのヤニを歯みがきで除去するのは異なります。
一般的に使われる「ホワイトニング」とは、過酸化水素を用いてエナメル質を漂白し、歯を白く見せることを指しています。
歯科におけるホワイトニングとは、審美歯科の一分野であり、広義の意味では「歯を白くすること」全てを指す。例えば歯のクリーニング (PMTC) から始まり、ブリーチング、マニキュア、ダイレクトボンディング、ラミネートベニヤ、セラミッククラウンまで、全てをホワイトニングということができる。狭義の意味ではいわゆる「ブリーチング(歯牙漂白)」のことを指し、現在一般に使用されているホワイトニングはこのブリーチングのことを指すことが多い。
ホワイトニング歯磨き粉は効く?
結論からいうと、ホワイトニング歯磨き粉で歯を白くすることはできません。ただし、歯磨きの不足によって黄ばみが付いている汚れは取ることができます。
その理由は簡単です。日本の薬事法という法律では、歯科で使用しているホワイトニング剤のような薬剤を入れることができないからです。
歯医者さんで現在使われているホワイトニング剤には、過酸化水素等の漂白剤を使用しています。しかし、歯磨き粉に高濃度の漂白剤を入れると危険なので法律で規制されているというわけです。
じゃあ、どうして「ホワイトニング歯磨き粉」と表示されているの?
と疑問に思われるかもしれませんが、薬事法では「歯磨きによって歯のやにを除去する」、「歯磨きによって歯を白くする」という効果を表示することは認められています。
代表的なホワイトニング用成分は以下の通りです。
・ハイドロキシアパタイト(ヒドロキシアパタイト)
・シリカ
・ポリリン酸ナトリウム
・ピロリン酸ナトリウム
・PEG‐8(マクロゴール400)
・PEG‐600(ポリエチレングリコール600)
ハイドロキシアパタイトは清掃剤として、シリカは研磨剤として、ポリリン酸やピロリン酸には着色汚れを分解する作用があります。
でも、一般の歯磨き粉にも清掃剤や研磨剤は含まれています。だから、ホワイトニング歯磨き粉でなくても、市販の歯磨き粉のどれでも「歯を白くする」ことができます。(薬事法上も、効能として歯みがきをすることで歯を白くすると記載できる)
しかし、ホワイトニング歯磨き粉というからには、一般の歯磨き粉とは効果に違いがあるはずです。それは、歯磨き粉に含まれる研磨剤です。歯の黄ばみや汚れを良く落とせるように、良く削れる研磨剤が入っているのですね。
ただし、研磨剤にはデメリットもあります。良く削れるため、毎日使うと歯を傷つけるリスクもあるので、1週間に1回というように使用することが大事です。
歯科医院のホワイトニング
歯科医院で歯をホワイトニングをする場合、2種類の方法があります。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングです。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、過酸化水素という高濃度(15%~38%濃度)の漂白剤を歯に塗るホワイトニング方法をおこないます。
ホワイトニング(いわゆるブリーチング)は、過酸化水素が分解する際に発生するヒドロキシラジカルやヒドロペルオキシラジカルなどのフリーラジカルが、歯の着色有機質の二重結合部分を切断し、低分子化することにより起こる「無色化」により、歯の明度を上げることにより白くする方法である。
歯は表面に透明色のエナメル質と、その内側に茶黄色の象牙質でできています。自然の歯は、透明なエナメル質に象牙質の色が透けて白く見えるのが普通。
ところが、人によってはエナメル質の層が薄い場合があり、歯が茶色ぽく見えたり黄ばんで見えるケースがあります。これが問題なのですね。
歯科医院のホワイトニングでは、漂白剤によって透明なエナメル質にボカシを入れます。そうすることで、内側の象牙質の色が透けることが減り、歯が白く見えるようになるのです。だから、ホワイトニングで白くした歯は不自然な白色に。
オフィスホワイトニングでは、漂白剤(過酸化水素)を使用するため、歯が痛くなることがあります。
高濃度の過酸化水素を使用するオフィスホワイトニングは、術中や術後に一過性の痛みや知覚過敏を感じることがよくあります。
痛みの原因は、ホワイトニングによって歯の中の着色物質が分解されると同時に水分も分解され、歯が脱水状態になることによるといわれています。
ホワイトニングをした後に歯が痛くなるのは、そういう理由からです。
痛くなったりしみる場合は、次のようにするそうです。
- ホワイトニング薬剤の濃度を薄める
- ホワイトニングの時間を短くする
- フッ素や知覚過敏の薬を塗布する
- 痛み止めの薬を飲む
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングを行なう場合も、歯科医院でホワイトニング剤を処方してもらいます。
ただし、自宅でおこなうため、安全性を重視し、低濃度の漂白剤(過酸化水素)を数回にわけて歯に塗布するという方法をとります。
歯科医院によっては、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する医院もあります。その理由は、ホワイトニングを一度したからといって、永久に歯が白くなるわけではないからです。
歯は脱灰化や石灰化によって、ホワイトニングによって白くしたエナメル質が元に戻ります。そのため、ホワイトニング効果を長期間持続させるために、始めオフィスホワイトニングを行ない、その後、定期的にホームホワイトニングを行なうこともあるようです。
エステサロンでのホワイトニング効果
エステサロンで歯のホワイトニングを行なってくれるところがあります。
歯科医師免許をもっていないエステサロンでは、先ほどのオフィスホワイトニングやホームホワイトニングで使用されている漂白剤配合のホワイトニング剤は使えません。
そのため、医薬部外品のポリリン酸やメタリン酸を薬剤に使用します。ポリリン酸やメタリン酸には、ホームホワイトニングで使われている漂白剤(過酸化水素)のようにエナメル質にボカシをいれる効果はありません。
しかし、歯の着色汚れを分解する効果があり、煙草のヤニや歯の黄ばみを除去することができます。ですので、ホワイトニングというよりも、クリーニングと言ったほうがいいかもしれません。
この方法では、歯を漂白する効果がないため、歯自体が黄色いというようなケースには効果がありませんので、ご注意ください。
歯磨きで歯を白くする
歯磨きが上手にできていないと、歯垢や歯石がつき汚れて見えます。それだけではありません。歯磨き不足が積み重なると、茶渋や煙草のヤニなども付くため、黄ばみができます。
これらの汚れを放置すると汚れが固くなり、歯磨きをていねいにしても着色汚れを落とすことは困難になります。そのため、強い研磨剤が入った歯磨き粉(ホワイトニング歯磨き粉)を使う人がいますが、あまりおすすめできません。研磨剤によって、歯を傷つける恐れもあるからです。
歯を白くしたいのは誰もが願うことです。しかし、重要なことは、歯が汚れてから対処するのではなく、汚れがつかないように日頃からしっかりと歯磨きを行なうことです。
歯を強くすると白くなる
歯の白い人のエナメル質は、密度がつまっていて硬く厚い層になっています。子供の頃に、「歯が強い人は歯が白い!」ということを聞いたことがありませんか。
だから、歯を白くするためには、歯を強くする必要があります。歯は食事の度に脱灰化と石灰化と繰り返します。そのバランスが崩れ、カルシウムやリンなどの成分が不足することで歯が弱くなる。
歯が弱くなると、歯の表面がザラザラになるので、汚れが付きやすく歯磨きをしても中々取れない。他人と同じように歯磨きをていねいにしているのに、「歯が汚い」のは、歯が弱いからかもしれません。
では、歯を強くするためには、何をすれば良いでしょう?
小魚などカルシウムが多く含まれる食品を食べるようにすれば良いのです。歯は体とは異なり、直接食べたカルシウムが石灰化という化学反応によって表面に付着し歯を作ります。
逆に、糖分の多い酸性食品を食べると脱灰化が進み、歯が弱くなる。歯を強くするためには、食べ物を選ぶことが一番大切なのです。歯を強くするには、『虫歯にならない強い歯をつくる王道』をご参考にしてください。
歯を強くし白くする歯磨き粉があれば…
先ほどからご説明しているように、ホワイトニングには、メリットとデメリットがあります。デメリットの中には、漂白剤による歯と体への影響が考えられます。
理想とすれば、歯と体に悪影響がないこと。そして、特に何もしなくても毎日の歯磨きだけで、歯が強くなり白くなれば良いのではないでしょうか。
「そのような歯磨き粉なんてない。」と思っていませんか?
でも、そんな夢のような歯磨き粉があります。口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」という歯磨きは、ホタテ貝殻だけを原料にしている無添加の歯磨き粉です。
貝殻の成分は、99%以上がカルシウムやリンなどのミネラル。この組成は、歯のエナメル質とよく似ています。そのため、歯磨きに使うと、口の中で石灰化がおこり歯が強くなります。
それだけではありません。カルシウムが水に溶けるとアルカリイオンを発生し汚れを除去しやすくなるのです。だから、研磨剤が入っていなくても汚れが取れる。
でも、歯に傷がついていたりザラザラしている場合には、研磨剤入りの歯磨きでその都度磨くことが必要かもしれません。そのようなケースでは、歯科医院で歯をクリーニングしてツルツルにしておくことが汚れを防止するためには重要です。
定期的に歯科医院でクリーニングをする。そして、無添加のホタテ貝殻歯磨き粉「美息美人」で歯磨きをする。この二つを実行することで、いつまでも硬く白い歯を保つことができるようになると思います。