空気が乾燥する冬の肌トラブルといえば「乾燥肌」。
外に出れば北風が肌を乾燥させ、室内ではエアコンなどの暖房によって、肌の水分が奪われています。
水分が奪われやすいこの時期に間違ったスキンケアをすると、せっかくをしていても、肌の老化を進めしまう可能性があります。冬のこの時期は、乾燥に負けないスキンケアやエイジングケアが大切です。
今回は、冬ならではの肌のお悩みをシリーズで紹介します。第1回は「エアコン暖房による乾燥」にスポットを当てて紹介します。
冬の乾燥対策のために、エアコンとの付き合い方やお部屋の加湿などの具体的な方法を知りたい方は、ぜひ、続きをお読みください。
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<この記事でお伝えしたい大切なこと>
- 冬場のエアコンによる暖房は、相対湿度が低下することで、乾燥肌を進行させます。
- エアコンを使う場合は、お部屋を加湿するようにしましょう。
- また、エアコンの風に直接当たらない工夫もしましょう。
- 冬場の保湿対策は、保湿クリームやスキンオイルがおすすめです。
- 冬場の乾燥対策は、水分補給も忘れずに。
1.なぜ、エアコンでお肌は乾燥するの?
外に出れば北風が肌を乾燥させ、室内に入ってもエアコンなどの暖房によって、肌の水分はぐんぐん奪われていきます。しかし、室内の乾燥対策は自分でできることも多いので、是非、実践して、冬の乾燥から肌を守ってエイジングケアをしてください。
そもそも、なぜエアコン暖房で肌が乾燥するのでしょうか?
それは、相対湿度の低下が原因です。
エアコン暖房による「肌の乾燥」は、室内の空気中の水蒸気量が減少しているわけではなく、室内の温度が上昇して相対湿度が下がるために起こるのです。
中学か高校の理科の授業のようなお話で恐縮ですが、少しお付き合いください。
空気中に含むことができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)は、空気の温度によって異なり、暖かい空気ほど多くの水蒸気を含むことができます。
これが何を意味するかと言えば、空気中の水分量が変わらなくても、温度が変われば湿度がかわるということです。
今、温度が20度で、飽和水蒸気量を100、水分を仮に「60」としましょう。
この時、湿度は、60/100で、60%です。
エアコンで、温度が25度になったら、飽和水蒸気量が上がるので、仮に120としましょう。
水分は、60で変わりませんから、この時の湿度は、60/120で、50%となります。
エアコン暖房は、ガスや灯油を使用する燃焼系の暖房と異なり、空気を直接温めることで部屋全体の温度を上げるので、水蒸気は発生しません。そのため、空気中の水蒸気量は増えずに、温度だけが上昇するので、飽和水蒸気量が増加し、相対湿度が低下してしまうのです。
「でも、水分量は変わってないなら、お肌は乾燥しないのでは?」と思いませんか?
実は、そうではないのです。
不思議なことに、人の身体は、絶対的な空気中の水蒸気の量でなはなく、相対的な乾燥の状態、つまり、相対湿度で反応してしまうのです。
さきほどの例の場合で言えば、「湿度が10%下がったので、お部屋が乾燥した」と感じてしまうのです。
だから、お肌もそれに倣って、乾燥してしまうのです。
これが、エアコン暖房による乾燥肌のメカニズムです。
だとすると、「石油ストーブやガスファンヒーターで水蒸気を発生させれば、相対湿度は下がらないので、乾燥肌にならないのでは?」という疑問がわいてきますね?
答は、「Yes」です。
石油ストーブやガスファヒーターでの暖房は、加湿を同時に行えるので、乾燥肌になる可能性はエアコンより低いのです。
しかし、リサーチ会社の報告によると、暖房器具の60%以上がエアコンなんだそうです。
オフィスや商業施設はほぼエアコン暖房ですし、家庭でもエアコン暖房を利用している方は多いので、室内でも乾燥環境にある、といっても過言ではありませんね。
「エアコン暖房は乾燥する」ということを念頭に置いて保湿やエイジングケア対策が必要です。
2.エアコン乾燥の対策を考える
エアコンによるお肌の乾燥対策で、すぐ取り入れられることは、エアコンの風に直接あたらないことです。
エアコン暖房は乾燥することをお伝えしましたが、エアコンの風が肌に直撃することで、さらに乾燥を招いてしまいますので、エアコンの風が顔や身体に直接当たらないように工夫をしましょう。
なぜなら、お肌の乾燥でもろくなっている角層に、直接、エアコンの風で刺激してしまうと、さらに水分が失われることになってしまうからです。
エアコンの送風口の角度を変えたり、風除けを取り付けたりすることをオススメします。
もう1つは、お部屋を加湿してエアコン乾燥から肌を守ることです。
せっかく保湿化粧品やエイジングケア化粧品を使ってケアをしていても、過酷な乾燥環境にいたら、その効果も半減してしまいます。
今すぐ加湿をして、エアコン乾燥から肌を守りましょう。
加湿して室内の湿度を上げることにより、相対湿度も上げることができるので、お肌から水分が蒸発していくことを減らすことができます。
加湿器はもちろん、加湿器以外にもさまざまな方法で湿度をあげることができますので、ご紹介します。
①加湿器
部屋全体を加湿する大型のものから、デスクに置ける小さいものまで、加湿器はさまざまな種類のものが販売されていますよね。
自分のデスク周りだけなら簡易型の小さいタイプのもので十分です。
パソコンのUSBから電源がとれるものもあり、種類は充実しています。
上手に利用して、肌の乾燥を防ぎましょう。
②加湿器要らずの加湿方法
加湿器を用いずに加湿する方法もたくさんあります。
いくつかを併用するのも効果的ですので、工夫してみてください。
- 濡れタオルや水を入れたコップを置く
- 観葉植物を置く
- 霧吹きで水を撒く
- マスクを着用する
原始的な方法のような気がしますが、水を入れたコップをデスクに置いておくだけでも有効なんだそうです。
また、部屋が乾燥しているのは、エアコンによって部屋の温度が高くなっているからなので、数時間に1度は部屋の窓を開けて、換気をするのもいいでしょう。
換気は風邪やインフルエンザの予防にもなりますので、取り入れたいですね。
3.冬のスキンケアは保湿クリームと水分補給で!
冬のスキンケア、エイジングケアで心掛けたいのは、徹底した保湿です。
1年中でいちばん保湿が必要な季節ですので、十分すぎるぐらいの保湿を行ってください。
保湿が十分な肌とは「適切な量の水分が、保湿成分によって肌のなかにつなぎ止められ、さらに油分によって水分の蒸発を防ぎ、肌にしっかり保持されている状態」のことを示します。
スキンケアやエイジングケアで保湿を考えた際は、以下の3つの要素を意識しながらケアを行いましょう。
- 水分を与える
- 水分を保持する
- 水分の蒸発を防ぐ
なかでも、冬に特に重視したいのは、「水分の蒸発」を防ぐことです。
冬は温度が下がることで、代謝が低下したり、血行不良になりがちです。
そうなると、いくら「水分を保持する」保湿成分を補っても、不十分な場合もあるのです。
だからこそ、冬場は、「水分を保持する」だけではなく、「水分の蒸発を防ぐ」を徹底しましょう。
特に、年齢が高くなればなるほど、お肌の乾燥のリスクは高まるので、より徹底的な保湿が大切です。
そのためには、シアバター、スクワラン、ホホバオイルといった油性の「エモリエント」を補うことが大切なのです。
エモリエントは、保湿クリームやスキンオイルなどに多く配合されるので、冬場のスキンケアは、保湿クリームやスキンオイルがおすすめです。
保湿クリームの中でも、セラミドなどの「水分保持する成分」とエモリエントが両方配合されたものは特におすすめです。
保湿と乾燥対策のことを詳しく知りたい方はコチラから
さらに、水分補給も忘れずに行いましょう。
冬場は夏場に比べ、水分補給が滞りがちです。
体内の水分が足りていないことが原因で乾燥肌にもなりますので、意識して水分補給をしましょう。
身体が冷えないように、常温か温かいドリンクがオススメです。
1日に必要な水分量は「体重 × 20~30 mL」といわれています。
体重50kgの人の場合は1日1,500 mLの水分が目安となります。
*コーヒーや紅茶などカフェインを含む飲み物は、利尿作用があるので、水分補給にはカウントしません。
4.まとめ
いかがでしたか?
冬ならではのエアコン暖房による乾燥について解説しました。
冬場は室外も室内も肌にとっては過酷な環境です。
乾燥した環境はエイジングケアにとって大敵といえます。
しかし、少しの工夫で乾燥から肌を守ることができます。
エアコンの特徴を理解して、あらかじめ対策を行いましょう。
また、冬場のスキンケアアイテムとしては、保湿クリームがおすすめ。
セラミドなどの水分を保持する力の高い保湿成分とシアバターやスクワランなどの水分の蒸発を防ぐ力の高い保湿成分がともに入ったものを使って、冬の乾燥を乗り切るエイジングケア対策をぜひ実践しましょう。
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冬場の乾燥対策のために、徹底的に保湿をしたい方にオススメです。
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