ワキガ手術方法の種類と最新方法とは
ワキガや多汗症の根本治療をするために手術を選択するという方もいるのではないでしょうか。
そもそもワキガの場合はアポクリン汗腺、多汗症の場合はエリクリン汗腺を切除して摘出してしまえば、ワキガや多汗症の症状はきれいに解消することができると言われています。
しかしそんな簡単にいかないのが、ワキガと多汗症の手術になります。
ワキガや多汗症の手術は色々な手術方法があり、最新の手術方法も出ていていますが問題もあることを予め知っておくことは大事です。
ワキガや多汗症手術を検討する人は増えている!
最近ではスメルハラスメントという言葉が出てきているくらい仕事でも体臭などが問題になってきています。
営業で活躍する人というのは、営業補助をしてくれている派遣社員さんなどからも好かれてることが多いですが、ワキガの場合だと、敏感な人は気になってしまうと思います。
そのため普段の生活はもちろんですが仕事上でもワキガの改善は大事だと思っている人が多いです。
しかしワキガの治療のために入院して手術をするというのに抵抗のある人も多いようです。
確かに忙しい人の場合だとワキガの手術のために会社を休むと言うのは、ちょっと抵抗がありますよね。
営業職の人は特にワキガ手術を検討する人が多い
やはり競争の激しい営業職なので、ワキガや多汗症などの臭いの問題でデメリットになると思っている人も多いようです。
そのためワキガや多汗症を改善したいと思っている人は多いですが、ワキガや多汗症の治療のために会社を休むのに抵抗のある人は多いみたいです。
確かに忙しい会社を休む理由として、ワキガや多汗症の治療のために手術をするので会社を休みますとは言い難いですよね。
ただ今は医学が進化しているのでワキガや多汗症の手術でそこまで入院日数は必要ないと思います。
しかしそれも病院の治療方法によって違ってくるので、病院選びによっては入院日数がかかってしまうこともあります。
ワキガと多汗症の手術の現実
ワキガや多汗症で汗腺を手術で摘出することによって根本的な治療は可能になります。
しかしその処置には強い痛みを感じたり、再発してしまったり、強い副作用や後遺症が残ってしまうケースもあります。
ただそれより厄介なのは、手術しても再発する可能性もあるということです。
実際にワキガや多汗症の改善のために汗腺を摘出したのに、それが一部残ってしまい再発したというケースが結構多くあるようです。
また確実に汗腺を摘出した場合でも汗腺細胞が再発してしまって新たなワキガや多汗症を生み出してしまったという、どうしようもない状況になることもあります。
こうしたことを見ても、よほど万全な処置を行わないとワキガや多汗症の改善をすることは難しいということがわかります。
そのため手術で多汗症やワキガの治療を考えているなら、よほどしっかりとした病院を探さないと再発する可能性があるということは知っておいた方がいいと思います。
まずはワキガや多汗症手術にはどのような手術方法があるのか種類を知っておきましょう。
ワキガや多汗症手術方法の種類について
ワキガや多汗症は汗腺を除去するという意味では共通する部分があるので、手術方法も似たような感じのものが多いです。
ワキガ手術をするといっても、いくつかの手術方法の種類があり、それを知らない状態で手術をするというのはかなり危険です。
ワキガや多汗症手術はただでさえ再発という最悪の可能性があるので、手術方法についてしっかりと知っておかないと、古い手術方法を行っている病院で知らない間に手術することになってしまう可能性があります。
下記で以前からあるワキガや多汗症の手術方法の種類をまとめたので参考にしてください。
- 切除法
- 剪除法(せんじょほう)
- 皮下組織削除法
- 皮下組織吸引法
切除法
切除法は一番古いワキガや多汗症の手術方法になります。
最もシンプルな方法で、皮膚を汗腺ごと切り取ってしまうという方法になっており、それによってアポクリン汗腺はもちろんですが、エクリン汗腺もすべて切除します。
皮膚を切開して汗腺ごとすべて切除する方法なので、取り残しがなかったら再発することはないですが、すべて切除する方法なので、どうしても手術範囲が広くなってしまいます。
また縫合の際にはなくなった皮膚の分を引っ張って縫合するので、腕が上がりにくくなったりなどの後遺症が発生したりします。
そのため体への負担が大きく、手術傷がかなり大きくなってしまいます。
この方法はデメリットが大きすぎるだけでなく、古い手術方法なので選択しないようにしましょう。
剪除法(せんじょほう)
剪除法(せんじょほう)は切除法が進化したもので、皮膚を切除して汗腺を除去するのは同じです。
ただ完全に切除するという方法でなく、一部を切開してその部分を裏返して汗腺を除去するという方法で、手術後は皮膚を元に戻します。
そのため切除法のように皮膚がなくなるわけではないので、縫合の際に腕が上がりにくくなるなどの後遺症は発生しにくいです。
とは言っても傷口は大きくなってしまい、色素沈着による黒ずみなどが起こることがあります。
術後の傷口が大きくなるので、女性にはあまりオススメできない手術方法になります。
皮下組織削除法
皮下組織削除法は剪除法がさらに進化したもので、ワキの一部を切開して、そこに専用の器具を挿入してそこから汗腺を削り取るという方法になります。
切除法や剪除法とは違って、患部の一部を切開するという方法なので傷口が小さくて体への負担も小さくなっているのが特徴です。
とは言っても一回ですべての汗腺を切り取るのは不可能なので、いくつかの箇所に切れ目を入れる必要があります。
また皮膚を削るので、その部分が硬化してしまったり変色してしまうことがあったりします。
皮下組織吸引法
皮下組織吸引法は皮下組織削除法が進化した方法で、脂肪吸引の原理で、ワキの一部に穴を開けて専用の器具を入れ、汗腺を削りながら吸引していく方法になります。
この方法はワキを切開することなく、小さな穴をあけて器具を挿入するという方法なので体への負担が小さいのが特徴です。
そのため入院の必要がないというのが大きなメリットになります。
ただ汗腺は皮膚に非常に強く接着されているので、吸引では取りきれない場合もあり、その場合にはまたワキガが再発する可能性があります。
つまり傷口や体の負担は小さいですが、再発の危険性は高い手術方法ということになります。
ワキガや多汗症手術の最新方法とは?
上記のような手術方法はこれまでの手術方法ですが、最新の手術方法はどのような方法があるのでしょうか?
基本的には最新の手術方法を選択すればいいのですが、最新の手術方法は保険適用されないので手術費用がとても高額になります。
とは言っても最新の手術方法なので体への負担も少なくて、手術傷も小さいので、お金があるなら間違いなく最新の手術方法を選んだ方がいいです。
下記で最新の手術方法について載せているので良かったら参考にしてください。
- 超音波法
- ミラドライ
- ウルセラドライ
超音波法
超音波法はワキに穴をあけて、そこから専用の器具を入れ、そこから超音波を発生されて汗腺を破壊し、破壊された汗腺を吸引していくという方法になります。
皮下組織吸引法の超音波版という感じでしょうかね。
超音波を利用することによって汗腺だけを識別して破壊してくれるので体への負担が非常に小さいです。
ただ慣れてない医師が行うと超音波によって火傷してしまったり、合併症が発生したりします。
皮下組織吸引法のデメリットだった、ワキガの再発率が小さくなった方法なのでさすがは最新手術方法という感じです。
ミラドライ
ワキガ手術や多汗症手術で一番行われている最新手術方法はこのミラドライなのではないでしょうか。
ミラドライはメスを使わないで手術できる最新の手術方法になっており、メスを使わないということで、手術傷からの回復時間も短く、ダウンタイムも短いのでオススメの手術方法になります。
ミラドライは専用の機材を利用して、ワキにマイクロ波を照射して汗腺を破壊するという仕組みになっており、超音波法のようにワキに器具挿入の穴を開ける必要すらないです。
ただ保険適用されなかったり、汗腺を目視で確認しないので、汗腺の分布を確認するには医師の技術が必要だったりする手術方法なので、またデメリットがないわけでもないです。
ただミラドライについては病院によって「モニター制度」というものを設けている所があり、そういったところを利用すると安く手術を受けることができる場合もあります。
ウルセラドライ
ウルセラドライもミラドライと同様にメスを使わずに、多汗症やワキガ手術が可能な方法になっています。
基本的にはミラドライとウルセラドライに大きな違いはないのですが、ミラドライはマイクロ波による治療で、ウルセラドライは超音波による治療という違いがあります。
ウルセラドライについてはワキ以外の場所も治療可能という特徴があります。
ただウルセラドライはミラドライほど施術が可能な病院が多くないので、近場にウルセラドライに対応している病院がない可能性もあります。
手術費用の相場はミラドライとそこまで違いがなく30万円程度のところが多いです。
ただウルセラドライについてはモニター制度などがある病院はなさそうです。
ワキガや多汗症手術の当日の準備について
上記のようなワキガ手術の方法がありますが、手術前にどんな準備が必要なのか参考までに載せておきます。
まあ、ここで書かなくても手術前のカウンセリングなどで説明されるので、そこまで重要ではないですが、参考までに見ておくといいです。
ワキガや多汗症の手術は基本的には、命に関わるような手術ではなく、安全性自体は高いのでそこまで心配する必要はないですがいくつか準備は必要になってきます。
まずは手術前にはしっかりと体を洗っておくようにしましょう。
手術後にもシャワーなどを浴びることはできますが、手術をした後なのでワキの下を濡らすことはできないです。
そのため手術前にはきちんと入浴して、患部をきちんと洗っておくことが大事です。
また十分な睡眠も必要になってきます。
ワキガや多汗症の手術自体は、そこまで体に負担の強い手術ではないですが、それでも手術ではあるので、前日は夜更かしせずにしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
忙しいからと言う理由で徹夜明けなどで来院するのはおすすめできません。
最後に手術の当日はできるけ余裕を持って来院するようにして、気持ちを落ち着けた状態で手術に臨むようにしましょう。