ニキビが痛いのはナゼ?原因と対処法を解説
顔にできたニキビが痛いと感じた経験がある方も多いことでしょう。ニキビが痛いときは、ニキビの状態も悪そうという印象を持ちますよね。今回は、そんなニキビの痛みがなぜ生じるのかをテーマに解説していきます。
また、ニキビに痛みが生じたときにできる対策もご紹介していきます。痛みのあるニキビは放っておくとニキビ跡になって長く残ってしまう可能性もあるため、できるだけ早く適切なケアをしていくことをおすすめします。ニキビが痛くなったときにはこの記事を読んで対策していきましょう!
痛いのはナゼ?その原因を追及!
ときどきニキビが痛くなることがありますが、そもそもどうしてニキビが痛いのでしょうか?痛くないニキビもある中で、ニキビが痛くなることは疑問に感じますよね。まずはなぜニキビに痛みが生じるのか、その原因を確認していきましょう。
■痛みを出すのは「赤ニキビ」の印象
ニキビにも段階があることが知られており、初期のうちは「白ニキビ」と呼ばれる小さなニキビが発生するとされています。ニキビが悪化すると赤く腫れ上がり、「赤ニキビ」と呼ばれる状態になります。アクネ菌が原因となってニキビが悪化し、赤ニキビの状態になったときに痛みが生じることがあるというわけです。
■毛穴が炎症を起こしている
ニキビが痛いときには、毛穴の中で炎症が起こっていることが原因といわれています。毛穴に皮脂が詰まって白いニキビができ、その周囲が赤くなっているときには炎症が起きている証拠と考えられています。ニキビの芯が見えない場合でも、赤みがかっているときには皮膚の奥で炎症が起きているようです。
■アクネ菌が繁殖している
痛みが生じるニキビでは、毛穴の中でアクネ菌が繁殖しているといわれています。毛穴の中ではアクネ菌が皮脂や汚れを栄養にして繁殖しているとされているのです。
血液中の白血球がアクネ菌を攻撃していると考えられています。白血球がアクネ菌を攻撃することによって炎症が生じ、痛みを発生するといわれています。そのため、痛みの根本的な原因はアクネ菌の増殖ということができるでしょう。
痛みを弱める4つの方法を紹介
おでこや鼻の下、あごなどにできたニキビが痛いとき、なんとかして痛みを抑えたいと思いますよね。ひどいときだと、ズキズキ痛んで気になってしまうものです。次に、できるだけ早くニキビの痛みを抑えるためにできる対策について解説していきます。
■「コットンパック」で応急処置を
ニキビが痛いときにできる対策として、冷蔵庫で冷やした化粧水を使ったコットンパックで対処する方法が知られています。痛い場所に2〜3分パックをすると、痛みが落ち着く方もいるようです。ただ、この方法には賛否両論あるのであくまでも応急処置として捉えておくことをおすすめします。
ニキビが痛むのは毛穴の中で炎症が起きているためであり、炎症を抑えるときには冷やすことが基本であるため、理にかなっているとはいえるでしょう。ニキビに傷口などがないときには選択肢の一つとして考えてみましょう。
■炎症を抑える化粧水でケア
化粧水の中には、炎症を抑える成分が配合されたアイテムも存在します。よくニキビケアの商品に配合されている抗炎症成分には「サリチル酸」が挙げられます。化粧水のパッケージを見てみて、炎症を抑える成分が含まれているときにはそれを使ってみるのも方法でしょう。
また、ニキビが炎症を起こして赤くなってしまったときには、ニキビ跡ができるリスクも高まるといわれています。そのため、ニキビ跡を予防する目的でビタミンCなどの美白成分を配合したものも有効と考えられています。
ニキビケアにはニキビの対処に特化した化粧水を
オルビスのクリアシリーズはニキビケアにおすすめ。グリチルリチン酸ジカリウムが配合されていて抗炎症作用があるためです。しっとりタイプのほかにさっぱりタイプもあるので肌質に合わせて選ぶことができます。
■薬を塗って痛みを緩和
市販されているニキビ治療薬には、塗り薬タイプのものがあります。肌を清潔な状態にした上で、用法に従って塗ってみることで痛みが緩和する人もいるようです。抗炎症成分や殺菌成分が含まれている塗り薬では、ある程度即効性が期待できることでしょう。
おすすめのニキビ用市販軟膏
ニキビが炎症を起こしてしまった場合、そのまま放っておくよりは軟膏を塗って処置した方が良いでしょう。テラ・コートリル軟膏はニキビに塗ることができる抗生物質配合の軟膏なのでおすすめです。
■皮膚科を受診
炎症を抑える成分を含んだ塗り薬などは市販でも手に入れることができますが、状態が悪いときには自己判断せずに皮膚科へ足を運ぶことをおすすめします。炎症が生じているとニキビ跡になるリスクも高まるため、綺麗に治したいときには皮膚科で専門家に診てもらうことが望ましいでしょう。
また、ニキビが繰り返しできてしまう人は、痛みのあるニキビの治療だけでなく、ニキビの予防法に関しても良いアドバイスが得られるかもしれません。
日本皮膚科学会による尋常性痤瘡治療ガイドライン2016より引用
軽症の症状でも瘢痕を残しうるが,早期の治療により瘢痕が予防できることを示唆するデータが示されている.
●炎症を抑える化粧水を使用
●塗り薬で対処
●皮膚科の受診も視野に
痛みと併せて出る症状
ニキビに痛みが生じるとき、他にもいくつかの症状が感じられることがあります。ニキビが痛いときにはかゆみが出たり、皮膚が固くしこりになってしまったりと自覚できる症状がいくつかありますよね。次に、ニキビの痛みと併せて出てくる症状とその理由について解説していきます。
■かゆみが出る
痛いニキビには、かゆみが生じることがあります。触ってはいけないと頭ではわかっていても、かゆいとつい触ってしまうこともあるでしょう。保湿が不十分のときには乾燥が原因となって刺激に弱くなり、ピリピリとかゆくなることがあるようです。
また、皮膚についた雑菌の作用でかゆみが出ることもあるといわれています。特に、手で触ってしまいがちなあご周りや、髪が接触してしまいやすいおでこや頬などは雑菌が理由でかゆくなる可能性もあるのです。
■しこりができる
痛みのあるニキビでは、毛穴の中や周囲で炎症が起きている状態といわれています。炎症が起きた皮膚を修復しようと細胞分裂が繰り返されますが、このときに細胞が過剰に生成されてしまい、しこりとなることがあると考えられています。したがって、炎症の範囲が大きいほど、大きなしこりになるリスクがあると覚えておくと良いでしょう。
■水ぶくれになっている
ニキビが水ぶくれのようになっているときには、「口唇ヘルペス」である可能性もゼロではありません。ニキビも口唇ヘルペスも痛み・かゆみを伴う場合があり、共通した症状があるといわれています。ニキビの芯も見当たらず、水ぶくれのようになっているときには実はニキビではないのかもしれません。
口唇ヘルペスだった場合は他の部位に感染してしまうこともあるといわれています。水ぶくれがあるときには潰さないように気をつけて、自己判断せずに皮膚科で診てもらうことをおすすめします。
■治らない
痛みのあるニキビがなかなか治らないときには、しこりニキビになっている可能性があります。しこりニキビとはその名の通り触ったときにしこりのように固く感じられるニキビといわれています。中には排出されなかった膿が溜まっており、毛穴の奥深くに根付いているために治りが遅くなることがしばしばあるようです。
●しこりになってしまう
●水ぶくれは口唇ヘルペスかも?
●治らないときはしこりニキビの可能性
痛みが出たら少しでも早く緩和させよう!
ニキビに痛みが生じるのは、ニキビが炎症を起こしている証拠です。炎症を起こしたニキビは、ニキビ跡となって残ってしまうことがあるため、痛みが出たらできるだけ早く対処することが望ましいです。基本の洗顔や保湿などを行うことは大前提ですが、炎症を抑えるためにできることは積極的におこないましょう。
また、できれば普段からニキビができにくい生活をすることが大切です。睡眠不足にならないようにしっかり眠る、栄養を考えてバランスの良い食事をとるなど整った生活習慣を意識するのがニキビができにくい環境を作ります。