【鹿革(ディア・バック・エルク・セーム)全般の特徴と歴史】
日本古代、もっとも愛用されていたのが鹿革といわれています。
鹿革は非常にキメが細かく、軽くて丈夫なうえ通気性が良いため、
足袋(たび)や武具、衣料など広い範囲で利用されてきました。
近年ではこれらの衣料品の他にも、レンズや貴金属の脂汚れを拭き取る
「汚れ拭き取りレザー」としても利用されています。
現在の私たちからみたら、牛革の方が馴染み深い気もしますが、
飛鳥時代から江戸時代にいたるまで、
また、千年以上の時を経てもなお柔軟性を失わず、
鹿革は他の革と比較して柔軟性を長い時間、 |
・・・と、まぁ、ココまでは鹿革のメリットばかりピックアップしましたが、
その一方で、鹿革は銀面(革の表面)が剥離しやすいというデメリットもあるようです。 |
まぁ、これをデメリットと捉えるか、
「鹿革の味」と捉えるかは使用するユーザー次第のようで、
外国では「鹿革の味」と捉える人が圧倒的に多いみたいですね。
●【鹿革(ディアスキン&エルク)】を使用した定番レザーアイテム♪
| ●現在でも剣道などの防具に鹿革は使われています。
| ●スマホ等の『油汚れ』も鹿革でスッキリ爽快です♪
| ●『鹿革の繊細さ』が女性の洗顔にも一役買っています♪
| ●鹿革ならではのジャストフィットグローブも定番ですね♪
| ●鹿革ときたら、まず一番に『メディスンバッグ』ですよね♪
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【鹿革(ディアスキン)の特徴と魅力】
ディアスキンとは、【メス鹿】から作られた革です。
湿気水分を吸収し、他のレザーには無い通気性の良さがあり、
日本の気候には最適の革素材で、商品によっては洗濯することも可能です。 |
また、上質で滑らかな質感と強靭さと柔軟性を兼ね備えているため、
衣料品や袋ポーチなどに利用されることが多いです。
そんな、鹿革(ディアスキン)唯一の弱点といえば、 |
まぁ、経年変化とみるか、劣化ととらえるかはアナタ次第ですね^^♪
●【鹿革(ディアスキン)】は、とにかく触り心地が良いです♪
【エルクレザー(ヘラジカ)の特徴&魅力】
エルクレザーとは、主に北米や北欧に生息している
【ヘラジカ(大型の鹿)】の事をさします。
その中でも大きい【ヘラジカ(大型の鹿)】は、体長310cm、体重825kgと、
シカ科最大種であり、北方に生息する偶蹄類でも最大級の動物です。
おなじ鹿革とあっても、『ディアスキン』と比較して『エルクレザー』は
大型鹿ならではの厚みのある革で、醸し出す重厚感に違いがあります。
個人的には、ディアスキンと比べてエルクレザーの方が
よりワイルドな質感(経年変化)を楽しめるんじゃないかと感じます。
もし、鹿革でバッグを作るのであれば、
迷うことなくエルクレザーを使って制作したいですね^^♪
やはり、小型の鹿(ディア)と比較して、
北米などにいるヘラジカ(エルク)は大型で気性も荒く、
身体が傷だらけになっているヘラジカが多いので、
なかなかコンディションの良い
原革を見つけるのが大変だったりするようですが、
使い続けていく中で、グッと味わい深い革に変化していく革だといえます^^v
●【ヘラ鹿革(エルクレザー)】は肉厚な質感と肌触りがグッド♪
【鹿革ヒモの特徴&魅力】
鹿革の革ヒモは牛革の革ヒモと比較すると
鹿革特有の『繊維の細かさ』と
『柔軟性』が群を抜いている影響か
明らかな耐久性の違いが見てとれます。
特に重量感のあるペンダントトップを付けるような場合は、
鹿革の革ヒモを選択すると安心です♪
牛革の革紐だと、ある時、突然プチっと切れますが、
鹿革の革ヒモだと徐々に伸びていく事はあっても、
突然切れてしまう事はなかなか少ないので、
耐久性が必要なパーツとなる場合は、
牛革ヒモより鹿ヒモを使用しています♪
また、こだわりのある本場インディアンジュエリーなんかを見ても、
文化的な側面や耐久性を考えて、やはり鹿紐が多く使われています。
ちなみに鹿紐を初めて使う際は、
最初に革紐をよく引っ張って伸ばしてから使いましょうね。
(たぶん、1.5倍は伸びますから 笑)
●【鹿ヒモ(ディアレース)】は強度バッチリでアクセ使用に安心♪
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【鹿革・セーム革の特徴と魅力】
セーム革とは、鹿の銀面(表面)のみを使っていて、
『アルカリ膨潤なめし』の後に、「鱈油で油なめし」を施した鹿革のことを言います。
厳密には、鹿革の種類の中でも「キョン」という種類の鹿から作られた
革を『セーム革』、または、『シャミ革』、『シャミーレザー』と呼びます。
セーム革の一番の特徴といえば、なんといっても「鱈油で油なめし」している為
もちろん、セーム革に水を染み込ませても、
ビショビショに濡れてしまっても、乾く際に油分が抜けませんので、
また、セーム革は汚れたら丸洗いできてしまう。。という、 |
セーム革は、鹿革特有の非常に細かい繊維組織を持っていて、
巷に溢れる「セーム革風の人工皮革(合皮)」の次元を遥かに超える細かさで、
眼鏡や宝石貴金属などに付着した微細なホコリや脂汚れを
綺麗に拭きとってしまうため、手袋や洋服など衣料品はモチロン、
貴金属やガラス磨き、自動車の車体磨きに適した革としても活用されています。
そして、汚れたら水で丸洗いして、繰り返し使用可能ですので、 |
●【鹿革(きょん/セーム革)】で定番のレザーアイテム♪
| ●スマホやタブレットの『油汚れ』も鹿革でスッキリ爽快です♪
| ●近年では、『鹿革の繊細さ』が女性の洗顔にも一役買っているようです♪
| ●セーム革の手袋は『貴金属』や『カメラの手入れ』に大活躍♪
| ●汚れ落としの他にも『艶出し』の用途にも使用♪
| ●『眼鏡ケース』や『ジュエリーケース』等の制作に。 |
【鹿革(バックスキン-BUCK SKIN)の特徴と魅力】
バックスキン(BUCK SKIN)は、牡(オス)鹿の革の銀面(革表面)をバフ掛けして、
ビロード状に起毛させた革の事をいいます。
牛や馬の革と比べて、鹿革のバックスキンは、
気持ちの良い独特なビロード状の肌触りはモチロン、
軽くて水に強く、通気性にもたいへん優れています。
よく、革の裏面を使っているから、 |
鹿革をつくるときは基本的に野性の鹿を捕獲するのですが、
皮膚表面には、野生動物ならではのキズが多いのが悩みの種だった所から、
ある時、『鹿革の表面をビロード状に起毛してみよう』
・・・というバックスキンのアイディアが生まれた事がキッカケとなって、
今日のバックスキン『BUCK SKIN』があるようです。
【鹿革(ディア・バック・セーム)で製作されているアイテム】
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【ディアスキン&バックスキン】 |
日本古来から武具に活用されている皮革素材で、
現在でも剣道などの防具で最高級素材として使用されています。
また、鹿革は通気性・吸湿性が高く、力の加わったところが適度に伸び、
形崩れしにくい・・という不思議な特徴をもつ革なので、レザーシャツや |
鹿革は、『ハードな使い方ができる馴染みやすい革』として、
特に『ゴルフグローブ』などで鹿革を愛用されている方も多いかもしれません。
ちなみに『鹿皮の強度は牛の約3倍』といわれています。
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| 【セーム革】 |
レザーグローブ(革手袋)やレザーシャツなどの衣料品に限らず、
眼鏡や貴金属のホコリや脂汚れを綺麗に拭き取るクリーナーとしても
活用しています。
また、変わったところでは、オーディオスピーカー部品の『エッジ』という
【スピーカーのコーン紙のフチを支えている柔らかい部品】としても、
鹿革(セーム革)は大活躍しています。
【鹿革(ディア・バック・セーム)のお手入れ】
セーム革のお手入れは比較的簡単です。
また、水にも強いため革製品としては珍しく水洗いも可能です。
基本的に、【小物系はモノによって『レクソル』など中性洗剤で水洗い】、
(大物も、もし洗いたければ『レクソル』など中性洗剤で)
ドントの場合、汚れのヒドイ場合や2~3ヶ月に一度、
馬毛ブラシで優しくブラッシングして銀面を整えてメンテ完了です♪ |
色々あってわからない、オイル選びが面倒臭いィィーと
投げやりになりそうな方(笑)は、
この【ディアスキン専用オイル】で、チャッチャとお手入れしてくださいネ^^v
※革によってはシミや色の変化が起こる場合もあるので、
オイルやクリームを塗る前に、まず目立たない部分で試して
問題がないのを確認してからメンテナンスを行ってくださいね。
● アナタは、どんな『レザーケア・アイテム』が揃ったら、
最適な革のメンテナンスが出来ると思いますか?
『鹿』と人間の関わりについて。
改めて、鹿革について色々と調べていくにつれて、
日本において「革」といえば鹿革を指しているという時代の方が長く、 |
・・・という話も、普通に納得できるようになりました。
確かに、鹿革は湿気を吸い取る性質を持っているため、
まさに日本の気候や風土にピッタリ合っている革といえますよね。
現在のように、快適なエアコンも暖房器具もない時代ですから、
このような鹿革の特性は、かなり重要視された事と思います。
このように鹿は、私たち人間の生活『衣・食・住』の3大要素となる
ドントは、そんな動物たちが残してくれた形に最後まで敬意を払う思いで、 |