- ヒアルロン酸やコラーゲンなど乾燥肌に必要な5つの保湿成分と働き
ヒアルロン酸やコラーゲンなど乾燥肌に必要な5つの保湿成分と働き
乾燥肌の悩みを解消したいとスキンケアアイテムを選ぶとき、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなど肌に良さそうな成分というのはなんとなくわかっても、それぞれどんな働きをしてくれるのか悩むこともあるのではないでしょうか。
スキンケア化粧品を選ぶときは、肌の状態や時期、環境に合わせた成分でケアしないと、逆に肌荒れや乾燥などトラブルの原因になる可能性もあります。
そこで今回はトラブルが多い乾燥肌のスキンケアアイテムに取り入れたい成分をそれぞれまとめてみました。
乾燥肌とは皮脂腺の働きが低下して、肌を潤す皮脂の分泌が低下して角質層の水分量が10%以下の状態をいいます。
そのため、肌の表面はかさついて寒い冬など肌に白い粉が吹いたような状態になって、化粧するのが憂うつになってしまうことも・・・。
乾燥肌の場合、角質層の水分が少なく、角質細胞内の保湿成分や角質細胞のすき間にある細胞間脂質が足りないために、肌に水分を与えてもキープする働きが低下していて、肌の水分も外に出ていきやすい状態です。
肌のターンオーバーも乱れがちになって、古い角質が肌に残り毛穴が詰まって乾燥ニキビができやすくなったり、スキンケアの水分も浸透しにくく、さらに皮膚も薄くなってバリア機能が弱くなっているので、外からの刺激を受けやすく、弾力性も低くシワやたるみを作りやすい肌状態といえます。
乾燥肌を改善していくためのポイント!
乾燥肌は与えた潤いを閉じ込める働きが弱くなっているので、まずはそこを強化するためのスキンケアをしていきましょう!
肌の構造と保湿成分がある場所
乾燥肌に必要な成分を知る前にちょっとだけ皮膚の構造を知っておきましょう。どの成分がどの場所にあるか分かっていたほうが、必要な成分を上手に取り入れることができます。
セラミドやヒアルロン酸などはもともと肌にある成分ですが、それぞれ存在する場所が違います。
皮膚の構造は表皮・真皮・皮下組織の3層でできていますが、セラミドと天然保湿因子(NMF)が存在するのは皮膚の一番上の表皮の角質層です。
ヒアルロン酸とコラーゲン、エラスチンは2層目の真皮に存在しています。
特に表皮は0.02ミリのサランラップほどの薄さしかないため、ちょっとした刺激や洗浄力の強い洗顔によって簡単にセラミドやNMFが流れ出てしまうほどデリケートなのです。
乾燥肌に重要なスキンケアは保湿<保水力!
繰り返しになりますが乾燥肌の場合、角質層が正常な状態よりも水分を保つ力が弱くなっている状態です。
そのため、スキンケアで保湿をして水分を補っていくのはもちろん大切なことですが、補った水分を逃がさないでように水分保持力を高めてあげるケアをしてあげることが最優先です。
ここを改善しないといくら保湿をしても「潤いを感じない」という悲しい結果になってしまうので注意してくださいね。
乾燥肌に特に大切な5つの保湿成分
乾燥肌の場合、角質層の水分が足りていない状態だとお話ししました。
そのためにチョイスしたい成分として
- セラミド
- 天然保湿因子(NMF)
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
など高い保湿力と肌の水分を保てるようサポートしてくれる成分を中心にスキンケアしていくことが、乾燥肌を早く改善してあげる近道です。
水分を挟み込むセラミド
肌の潤いを占めているのは角質細胞の間にある細胞間脂質で、皮膚全体の80%を占めていて、セラミドはそのうち半分の40%を占めて、水分を挟み込んで逃がさない保水効果とバリア機能を保つ働きをしています。
セラミドが不足していると、角質細胞が崩れて肌にざらつきを感じたりカサカサしているという状態になって、すき間からどんどん水分が蒸発してしまう原因に。
その状態が進行すると外部からの刺激で肌荒れを起こしたり、シワができます。
細胞間脂質の20%を占めているのが角質内にあるNMFという天然保湿因子で水分を吸着して抱え込むという特性があります。
NMFが減少する原因として
- 加齢
- 紫外線
- 睡眠不足
- ストレス
などがあります。
NMF自体の水分保持力はセラミドよりも低いですが、足りなくなると水分のバランスが取れなくなりターンオーバーの周期が乱れてきます。
このNMFは約半分がアミノ酸で構成されていますので、アミノ酸が配合されたスキンケアアイテムを選んだり、アミノ酸が含まれている食事を心掛けていきましょう。
- 肉
- 魚
- 乳製品
- 豆類
水分をたっぷり含んだヒアルロン酸
ヒアルロン酸はたった1gで水を6ℓを蓄える保水力を持つ成分で、体のあらゆるところに存在し肌の潤いを保つ役割をしているだけでなく、目の乾燥を防いだり軟骨や細胞をつなぎ守る働きもしている重要な成分で、医薬品としての使用も認められ眼病や関節炎などの治療にも使われています。
ヒアルロン酸はみずみずしくハリを保つ肌にとって欠かせない成分ですが、20代から減りはじめ、40代からは急激な速さで減少していきます。
ヒアルロン酸を食事でとるのはなかなか大変
ヒアルロン酸が含まれている食材
- すっぽん
- ふかひれ
- うなぎ
- 魚の目
- ニワトリのとさか
などがありますが、正直なところ毎日この食材を食べるのはなかなか無理がありますよね・・。
ヒアルロン酸を効率よくとるにはサプリ!
ヒアルロン酸を継続的にとっていくには、サプリメントがおすすめです。
ただし、ヒアルロン酸は体の中で消化吸収されにくいという困った特性があるので、サプリメントを選ぶときには注意が必要です。
ピンっとしたハリを保つコラーゲン
コラーゲンは家に例えると骨組みの部分にあたり、保湿や、肌にハリや弾力を与える働きがあります。
またコラーゲンは直接肌からは吸収されるわけではないので、コラーゲン配合の化粧品をつけてもそのまま真皮でコラーゲンになるわけではありません。
とはいっても、コラーゲンには保湿作用があるため角質層で保湿効果を期待できます。
コラーゲンってサプリからでも補える?
コラーゲンが含まれた食品を取ると翌日肌が「プルプル」になるかどうかというのは、専門家の間でも賛否両論の意見があるテーマです。
コラーゲンは3種類のアミノ酸(グリシン・プロピン・ヒドロキシプロピン)で構成されています。
ちょっとややこしい話になりますが、この3つのうちの2つがつながったものは「ジペプチド」「オリゴペプチド」「トリペプチド」いわれるアミノ酸になり、その中でもヒドロキシプロピンが含まれているとプロヒルヒドロキシプロリン(以下Pro-Hyp)というアミノ酸になります。
そしてこのPro-Hypは最近の研究でダメージを受けた真皮にある線維芽細胞の増殖促進作用があることが明らかになりました。
線維芽細胞というのは、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどを作る細胞です。
つまり、コラーゲンを含む良質なたんぱく質やサプリを取っていくことで、直接コラーゲンにならなくても、線維芽細胞が増えることで自分でコラーゲンを作り出せるということなんです。
とはいえ、サプリや美容ドリンクはあくまで栄養の補助となるものなので、バランスのとれた食事や生活リズをを整えることも大切です。
サプリメントを取る場合は成長ホルモンが分泌される22時~2時に合わせてとることでより、コラーゲンの合成が促されるので就寝前に飲むといいでしょう。
良質なたんぱく質の見分け方って?
一言で「良質なたんぱく質」と言われても何を基準に良質というのかわかりにくいですよね。
良質なたんぱく質を見分ける方法として「アミノ酸スコア」という指標があります。数値が100に近いほど良質のたんぱく質となるので食事の時の参考にしてください。
またコラーゲンが作られるときにビタミンCが消費され不足しやすいので、たんぱく質とともに摂取していくこととともに、紫外線でも破壊されてしまうので、しっかりとした紫外線対策は必須です。
ゴムのような伸縮性を持つエラスチン
エラスチンはコラーゲンとコラーゲンをつないでいる接着剤のような働きを持つたんぱく質の一つ。コラーゲンと同じように肌や血管やじん帯の弾力性やハリを保つために欠かせません。
ゴムのような弾力性を持つエラスチンは人口血管などの再生医療への研究もされている成分で、肌への保湿効果としては、水分を抱え込む保水力に優れています。
エラスチン配合のスキンケアアイテムを使うときは、水分を挟み込んでくれるセラミドが配合されている化粧品を一緒に使うと蒸発されにくくなります。
まとめ
いかがでしたか?
乾燥肌を改善していくためには、肌の水分保持力を高めるための成分(セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン)を取り入れていくとともに、インナーケアとして食事からも良質なたんぱく質やβカロテン、ビタミンE,ビタミンCなどを中心にビタミンやミネラルを意識的に取り入れていくようにしましょう。
中でもセラミドが配合されたスキンケアアイテムは角質がはがれやすくなってる表皮のバリア機能を強くしていくためにもおすすめの成分です。
また乾燥がひどく肌のバリア機能が弱っているときは、香料や着色料などの添加物にも敏感に反応してしまうことがあります。
スキンケアアイテムを選ぶときは、成分表示をしっかり見て確認するようにして「脱乾燥肌」を目指していきましょう!
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