肌の色素沈着の治し方とは?
日焼けや摩擦で色素沈着し、黒くなってしまった肌。頑張って濃いメイクで隠すよりも、色素沈着自体を治してナチュラルメイクができる美肌になりたいですよね。「治りにくい」と言われる色素沈着ですが、正しい治し方を実践してキレイになりましょう!
肌の色素沈着を治す方法
日常生活では、具体的に何をすれば色素沈着の治療につながるのでしょう?見落としがちな方法もあるので、要チェックです。
紫外線ケアの徹底
色素沈着を起こしてしまう大きな原因のひとつは「紫外線」です。すでに色素沈着を起こした肌でも、紫外線を浴びるとさらにダメージを受けて治りにくくなります。早く治すためにも、紫外線ケアは徹底しましょう。
肌のターンオーバーの正常化
色素沈着を起こした皮膚を新しく生まれ変わらせるために、肌のターンオーバーのサイクルが正常にまわるようにする必要があります。ターンオーバーが異常だと、色素沈着がいつまで立っても残ったり、最悪シミとして定着してしまう可能性があるので注意してください。
基本のスキンケアとは?
スキンケアとは、言い換えれば「肌の手入れ」のことです。化粧品や医療品・機器やサプリメントなど、様々な道具を使って肌を健やかに保つことを指します。正しいスキンケアは肌のターンオーバーを正常化し、トラブルのない美肌へと繋げます。基本のスキンケアは、朝と夜に毎日行うスキンケアを指します。ここで流れやポイントを確認しておきましょう。
〇スキンケアの流れ
朝……洗顔→化粧水→美容液→乳液(クリーム)→日焼け止め
夜……クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液(クリーム)
スキンケアのポイント!
- クレンジングは1分以内で終わらせる
- 洗顔料はよく泡立てる
- 洗顔はぬるま湯で行う
- パッティングはポンポンとやさしくする
- 化粧水などは適量を使う
- 日焼け止めは500円玉サイズの量を使う
- 皮脂が多い場所は軽くつける
保湿、ちゃんとできてますか?
基本中の基本ですが、案外きちんとできていない人の多い「保湿」。ターンオーバーは早すぎても遅すぎてもお肌のバリア機能が低下してしまうのですが、保湿を徹底することでバリア機能を正常化するサポートができます。上にまとめた「スキンケアのポイント」を意識することで、正しい保湿を行いましょう。
保湿化粧品でぜひ選んでほしいのが、「セラミド配合化粧品」です。セラミドとは表皮の角質層にある成分で、水分を蓄えて肌のうるおいをキープしてくれます。また、細胞と細胞の間を埋めることで、外部からの刺激を軽減することもできます。
セラミドは年齢と共に減少し、乾燥しやすくなります。しかし化粧品で補うことができるのは嬉しいですね。ターンオーバーを正常化し、色素沈着を改善するためにもぜひセラミド配合化粧品は取り入れたいものです。
「セラミディアル」がおすすめ♪
セラミド配合化粧品のなかでもおすすめできるのは、セラミディアルです。ヒト型セラミドを配合しているため肌なじみがよく、さっと浸透しうるおいをキープさせることが出来るのです。
- 肌が生まれ変わった朝晩使いで1週間くらいでなくなりましたが、もうびっくりするほど肌が生まれ変わりました。(中略)敏感肌&乾燥肌だけど、全く刺激がなく今までのどの基礎化粧品よりも良かったです。
スペシャルなスキンケアは?
基本のスキンケアだけでなく、時には特別なスキンケアをすることも大切です。代表的なものは、以下のスキンケアです。
〇ピーリング
古い角質を取り除くことです。肌のターンオーバーの低下で、肌のくすみやキメの粗さが気になっている時に行います。ターンオーバーの正常化を助けるので、色素沈着を治す際にはぜひ取り入れたいケアです。
〇パック
美容液などを含ませたシートを顔に貼ります。クリームタイプやジェルタイプのパックもあるようです。肌を一時的に密封するので、成分が浸透しやすくなると言われています。色素沈着対策には、ビタミン含有のパックや乾燥肌ケアに有用なパックがおすすめです。
ピーリングについて
ターンオーバーを正常化するとされるピーリングですが、促進することはできません。ピーリングした直後は肌が美しく見えるのですが、使いすぎは乾燥や肌荒れの原因となります。かえって肌を傷め、ターンオーバーを異常にしてしまうのです。特に石鹸タイプのピーリング化粧品はジェルよりも刺激が強いので気をつけましょう。
しかし、正しい使い方をすれば、お肌の悩みの解決を助けてくれます。
こんなお悩みを持つならピーリング!
- 肌のくすみ
- 化粧ノリの悪さ
- 毛穴の開き
- ニキビ跡
- 黒ずみ
- シワ
「ピールローション」がおすすめ!
ピーリングが肌のターンオーバーの正常化に有用だと言われても、無数のピーリング剤からよいものを選ぶのは大変ですよね。そこでおすすめしたいのが、ピールローションです。
楽天市場のスキンケアランキング1位を取ったこともあるほどの実力派で、7種類の果実から抽出したピーリング液がやさしく角質を取り除いてくれます。
- 絶対に切らしてはいけない!スキンケアの最初にコットンでふき取ると毎回うっすら黄色の角質や汚れがとれていて肌再生のサイクルが整います。(中略)もう何年も使っている、私にとって絶対に切らしてはいけない超基本のスキンケアです。
美白化粧品を使う
色素沈着を起こしてしまった肌には、美白化粧品が効きそうですよね。しかし、「美白」と書いていればすべて色素沈着に効くというわけではありません!ハイドロキノンという成分が入っている化粧品なら有用ですが、入っていなければほとんど効果はないと考えましょう。
なぜなら、ほとんどの美白成分は「予防」がメインだからです。すでに色素沈着してしまった肌からメラニン色素(色素沈着の原因)を排出することはできないのです。
〇ハイドロキノンとは?
- 還元作用によってメラニンの色を薄くする
- メラニン細胞の働きを阻害する
- メラニンを生成する酵素の働きを阻害する
ハイドロキノンは、色素沈着の「予防」も「ケア」も両方できるのです。
〇ハイドロキノンの副作用とは?
ハイドロキノンは肌への刺激が大きいため、扱いに注意しなければなりません。濃度の高い化粧品を使ったり、ハイドロキノンを使ったあとに紫外線を浴びたりすると副作用が起こるかもしれません。
赤みや炎症・白斑・色素沈着の悪化などが起こるので、ハイドロキノン入りの化粧品は慎重に扱ってください。使用方法はしっかり守ることが大切です。
「ビーグレンホワイトケア」がおすすめ♪
ハイドロキノンが入った化粧品でおすすめなのが、ビーグレンホワイトケアです。ビタミンCとハイドロキノンがお肌に浸透し、紫外線ダメージに負けない透明美肌を維持します。
- 職場で「若返った?」一言で言うと、肌に負担がないのに、変化を楽しめる化粧品です。(中略)職場で「若返った?なんか顔違う。」って言われてびっくり!
体の代謝をUPさせる
ターンオーバーとは、お肌が代謝で生まれ変わることです。体の代謝をUPさせることは、お肌の代謝UPにもつながります。体の代謝をあげるためには、以下の方法があります。
〇筋肉量を増やす
最もおすすめの方法です。筋肉量を増やすと代謝UPに繋がります。さらに、美容健康にもよい影響があります。腹筋や腕立て伏せといった自宅でできる筋トレを続けましょう。有酸素運動なら肺活量もUPします。
〇肺活量を上げる
深い呼吸を心がけ、肺活量は必要な有酸素運動を続けることで上がります。全身に新鮮な酸素が流れることで、細胞が元気になり代謝が上がります。
〇体温を上げる
筋肉量を増やしたり、マッサージで血行を促進したりすることで体温は上がります。体温が上がると、体全体の活動が活発になり代謝が上がります。
〇体を柔軟にする
毎日のストレッチで体を柔らかくしましょう。血行が良くなることで細胞が活性化し、代謝が上がります。
肌への刺激を避ける
肌の擦りすぎ・掻きすぎなども色素沈着の原因となります。スキンケアの時にゴシゴシ擦ったり、ナイロンタオルで肌を力いっぱい擦ったりしていませんか?もしくはニキビやあせもがかゆいときに、爪を立てて引っ掻いていませんか?どれも肌に負担をかけ、色素沈着を引き起こしてしまうかもしれません。
自分の肌に合わない化粧品も肌への刺激となり、色素沈着する可能性があります。ヒリヒリするような化粧品はすぐやめましょう。
人には聞きにくいデリケートゾーンの黒ずみ
あまり人には相談できないですが、デリケートゾーン(股の部分)の黒ずみはとても気になりますよね。彼氏とのお泊りデートの前にボディチェックをして、愕然とする人もいます。
デリケートゾーンの黒ずみの原因は?
- メラニン細胞が活発
- 洗い方が強い
- 下着がきつい
- 下着の刺激が常に続く
デリケートゾーンはメラニン細胞が活発に働くため、メラニン色素が生成されて黒ずみやすい場所です。
刺激は特に「下着」によって与えられます。一日中ショーツを履いているため、刺激も一日中続いてメラニン色素がどんどん生成されてしまうのです。ショーツを履かないわけにはいかないので、せめてキツすぎるものはすぐに買い替えましょう。肌が赤くなっているならキツすぎです。
また、お風呂での洗い方が間違っていると、黒ずみの原因になります。非常に繊細な場所ですから、ボディソープは十分に泡立て、泡を手と股の間に挟むように洗って下さい。できれば弱酸性の石鹸を使いましょう。
食事やサプリで体の中から改善
色素沈着は、体の中からの対策でも改善していきます。特に食べ物が大切!ここで色素沈着に良い食べ物と悪い食べ物を確認しましょう。
色素沈着に効果のある食べ物
色素沈着にはこの栄養素だ!
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンB群
〇ビタミンAが多い食べ物
ビタミンAは、色素沈着の予防によいと言われています。メラニン色素が肌に留まるのを妨げる働きがあるからです。
例:ニンジン、カボチャ、牛乳、鶏レバー
〇ビタミンCが多い食べ物
ビタミンCは、すでにできてしまった色素沈着を改善する作用があると言われています。
例:サツマイモ、キャベツ、柑橘類、ジャガイモ
〇ビタミンB群が多い食べ物
ビタミンB群は、肌トラブルの解決に取り入れたい栄養素です。脂質の代謝や免疫力の維持作用があると言われています。
例:ウナギ、大豆、小松菜、バナナ、魚類
色素沈着に悪い影響のある食べ物
この3つには気をつけて!
- 白砂糖
- カフェイン
- 油脂
〇白砂糖
白砂糖は胃腸にいる悪玉菌のエサになり、悪玉菌は白血球によって退治されます。その過程でリポフスチンという老化色素が生じ、シミなどの原因になってしまいます。
例:お菓子
〇カフェイン
カフェインには血管収縮作用があり、血流が悪くなることでターンオーバーの機能が低下してしまいます。シミやそばかすを定着させる可能性があるとも言われているので、要注意です。
例:コーヒー、紅茶
〇油脂
過剰な油脂は肌のバリア機能を低め、ターンオーバーを乱してしまいます。
例:肉類、揚げ物、中華料理
「ホワイトショット」で色素沈着にアタック!
ホワイトショットは、POLAが販売する美容サプリメントです。バランスよく配合された成分が内側からアプローチし、透明肌をキープします。色素沈着でお悩みの方は生活に取り入れるといいかもしれません。
- シミが見えなくなった!今回もファンデでは隠れないくらいのシミができ、焦って購入。1ヶ月ほど経ちましたが、もうファンデ塗ると見えないほどになりました。
皮膚科での治療方法
頑固なシミでも短期間で効果を実感しやすいのが、皮膚科での治療です。治療の種類やメリットデメリットをチェックしましょう。
ケミカルピーリング
薬剤を肌に塗り、古い角質や老廃物を溶かすことで肌のターンオーバーを正常化・促進します。溶けるのは不要な角質・老廃物のみで、敏感肌の人でもケミカルピーリングは可能です。
メリット |
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デメリット |
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予算 | トータル30,000円~120,000円 ※1回あたり5,000円~10,000円 ※保険は適用されない。 |
期間 | 月に1回なら半年~1年程度の通院となると考えられる。 |
皮膚科のケミカルピーリングは、医師の判断のもとで行われます。自宅でピーリングするときにありがちな「やりすぎ」で肌の状態が悪化する可能性は低いでしょう。ただし、何度も通院するため費用がかさむことは前もって理解しておく必要があります。
レーザー
特殊な光を色素沈着の原因に当て、メラニン色素を減らします。レーザーには複数の種類があり、色素沈着が何であるか(シミ、肝斑、日焼けなど)を特定してから適したものを選びます。
メリット |
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デメリット |
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予算 | 色素沈着の範囲によって大きく異なる。 顔全体なら1回60,000円程度かかる。 |
期間 | 色素沈着の程度によって大きく異なる。 1回で済むこともあれば、3回以上通うこともある。 |
レーザー治療は、色素沈着が何であるかの判断が非常に重要です。もしもこれを間違えると、さらに悪化するかもしれません。信頼できる医師を探しましょう。
また、レーザー治療は1回の効果が高い分アフターケアが難しいことが大きなデメリットです。徹底的にレーザーを当てた部分をケアし、紫外線を当てないように細心の注意を払わなければなりません。
信頼できる医師のもとでアフターケアを徹底して行えば、頑固な色素沈着でも速やかに治療できる可能性が高いのがメリットです。
ハイドロキノンやトレチノインのクリーム
美白効果があると有名なハイドロキノンは、コーヒーなどにも含まれる天然成分です。高い還元作用があり、シミの根本的原因であるメラノサイト(色素細胞)とすでに存在しているメラニン色素に働きかけます。
トレチノインはビタミンAの誘導体であり、ビタミンAよりも皮膚に浸透しやすい成分です。表皮の深い部分にあるメラニン色素を、通常よりもすばやく排出する働きがあるとされています。
いずれも色素沈着のケアに有用な成分であると言われています。
メリット |
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デメリット |
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予算 | 1か月分5,000円~7,000円程度 |
期間 | 効果の実感まで1か月~2か月 |
ハイドロキノンもトレチノインも、色素沈着を消して美白になりたい女性に使われ続けています。その効果はレーザー治療並とも言われるほどですが、一方でデメリットもあります。
まず、深いところにできた色素沈着には効果がありません。この点ではレーザー治療に劣っています。また、濃度や塗り方によっては肌に深刻なトラブルを招く危険性があります。また、ハイドロキノンやトレチノインを塗った肌が紫外線を浴びると、いつも以上にダメージを受けます。そのため紫外線対策をいつも以上に徹底しなければいけません。
自宅で本格的な色素沈着ケアができ、レーザー治療よりも比較的安価に済ませられるのは魅力的ですね。
ビタミンなどの内服薬
色素沈着にはビタミンA・C・B群を含む食べ物が良いと紹介しましたが、これらのビタミンを内服薬で摂取するのも色素沈着ケアにおすすめです。医師に相談すれば、あなたに合った内服薬を処方してくれるでしょう。
栄養分は食べ物から摂取するのが一番よいとは言え、内服薬なら手軽に毎日継続して摂取することが出来ます。食べ物と内服薬を両方かしこく利用しましょう。
メリット |
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デメリット |
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予算 | 1か月分1,000円程度 |
期間 | 2か月~ |
おすすめの皮膚科はここ!
皮膚科で治療をしようと思っても、どこの皮膚科が良いのか迷ってしまいますよね。ここで、とっておきの「皮膚科」と「サロン」をご紹介します。サロンでも高い技術の色素沈着ケアが受けられるのです。
中島皮フ科
東京都に開業している中島皮フ科は、肌トラブル対策治療に「エンビロンスキンケアプログラム」を採用しています。これは世界70か国のサロンで導入されている、最先端のプログラムです。
皮膚専門の機関による最先端のスキンケアによって、色素沈着のケアを的確にサポートしてもらうことができます。
特におすすめのスキンケアが「ビタミンA導入トリートメント」。乾燥やくすみをフォローし、健やかな肌を保ちます。初回限定4,500円(税別)なので、一度試してみるといいかもしれませんね。
フェイシャルラボ
フェイシャル専門のエステサロンであるフェイシャルラボは、「光」によって肌のお悩みにアプローチします。悩みによって光の種類を調節し、肌の奥まで特別な光を届けます。
医療レーザーよりも痛みが少なく、ダウンタイムも少ないのが大きな特徴です。施術はリーズナブルで、さらに初回限定で1か月無料おためし体験ができます!
まだ軽い色素沈着であれば、フェイシャルラボを検討してみるのはいかがでしょう。
色素沈着の種類と原因
実は色素沈着にも種類があり、その種類ごとの原因があります。ここでしっかり確認しておきましょう。
そもそも色素沈着とは?
色素沈着とは、メラニン色素が肌に残って黒ずんでしまうことです。
肌にあるメラニン細胞(メラノサイト)は、紫外線などの刺激を受けるとメラニン色素を生成します。こうすることで肌を守ることができるのですが、そのかわりメラニン色素によって肌が黒ずむリスクがあるのです。
もしもメラニンがないと、紫外線でDNAを破壊されて皮膚がんになる可能性もあります。つまりメラニン色素は健康にとって大切なものなのです。
紫外線による色素沈着
紫外線は肌にとって非常に害のある光です。表皮の基底層にあるメラニン細胞は、紫外線に気づくとメラニンを生成し、肌細胞が紫外線で傷つかないようにバリアゾーンを作ります。こうすることで、肌トラブルを未然に防いでくれています。
メラニン細胞の生成量を少なくしたいなら、紫外線対策をしっかりしなければなりません。また、もしも紫外線を浴びて色素沈着をしてしまったなら、できるだけそれ以上紫外線が当たらないようにしましょう。色素沈着を起こした部分は、紫外線の影響を受けやすくなるためです。
刺激や摩擦が原因の色素沈着
メラニン細胞は、肌への刺激によって生成されます。そのため紫外線以外にも、刺激や摩擦によってもメラニン色素で肌は黒ずみます。特に、下着によって毎日摩擦される部分(股・乳首など)や、頬杖をつく人は肘が黒ずみやすいです。
刺激や摩擦で黒ずんでいる部分は、それ以上の刺激や摩擦を与えなくすることで徐々に元の色に戻ってきます。
ニキビや炎症による色素沈着
メラニン色素は炎症を起こした部分にも生成されます。そのため、ニキビやかぶれの部分が治った後、黒ずんでいることがあります。
肌のターンオーバーを正常化することがこの黒ずみを治す一番の方法です。ビタミンC誘導体化粧品や、ビタミン豊富な食事を心がけましょう。あわせて、それ以上ニキビや炎症を起こさないことも大切です。
アトピーや乾燥肌による色素沈着
アトピーの人は、肌が炎症しているためメラニン色素が生成されてしまいます。それに加えて引っ掻くことによる刺激もありますから、余計に色素沈着を起こしやすくなります。乾燥肌が黒ずむのも、引っ掻いてしまうためです。
アトピーにはステロイドがよく使用されます。かゆみや炎症を抑えることができるので、どうしても引っ掻いてしまう時にはぜひ処方してもらいましょう。ただし、ステロイドはあくまで症状を緩和することしかできない薬です。アトピーを治すことはできないのを理解しておきましょう。
乾燥肌の場合は、毎日のスキンケアをしっかりと行い良質な食事を取りましょう。引っ掻くことがなくなれば、色素沈着も徐々に薄まってくるでしょう。
ホルモンバランスによる色素沈着
ホルモンバランスが乱れたり、女性ホルモンが増加したりすると、色素沈着が起こりやすくなります。
ホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーが乱れて上手くメラニン色素を排出できず、色素沈着してしまいます。また、妊婦さんはワキや乳首が黒ずみやすいと言われますが、これは女性ホルモンが増加しているためです。女性ホルモンはメラニン細胞を刺激するため、メラニン色素の生成が活発になるのです。
ホルモンバランスが乱れているなら、生活習慣を見直してみましょう。ストレスや生活リズムの不安定さ、食事内容がバランスを崩しているかもしれません。妊婦さんは、出産後にホルモンバランスが整えば肌の色も元に戻るようです。
色素沈着の改善には時間が必要、急がずじっくり取り組もう
色素沈着を改善するには、肌のターンオーバーを正常化して黒ずんだ古い角質を排出する必要があります。ターンオーバーは1か月程度かかりますから、急がずにじっくりとケアに取り組むことが大切です。目に見えて改善しない時期はもどかしいですが、まずは1か月継続しましょう!