腹式呼吸・胸式呼吸と美容!気持ち良く歌えば肌も元気!
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あなたはカラオケに行くことはありますか?行くとすれば、何を歌いますか?また、どんな盛り上がり方をしますか?
「歌う」という行為は、健康や美容に大変良いと言われていますが、それはずばり、本当なのです。ただただ歌うだけで肌が整うのであれば、これはもう歌わずにはいられませんね。
ただ、条件があります。歌うといっても、鼻歌レベルでは効果は少ないものです。そこで今回は、理想的な歌い方と肌との関係についてお伝えしていきます。
少々難しい内容もありますので、よく分からなければ軽く読んで最後まで飛ばしていただいて構いません。
キーは「胸式×腹式呼吸」
声楽にせよポップス等のボーカルにせよ、基本にあるのは「腹式呼吸」だと言われています。美容の本にも「腹式呼吸でダイエット!」などと書いてあることがあります。
では、「腹式呼吸」とは一体どんな呼吸法なのでしょうか?
腹式呼吸と胸式呼吸
「腹式呼吸は腹で呼吸すること」と考えている人は多いと思いますが、それは誤りです。
厳密には、横隔膜を上げ下げすることで肺の中の空気量を調節する、といった体のシステムを利用した呼吸のことをいいます。しかし腹部を使っている感覚があるため、腹式呼吸と呼ぶのです。
ヨガなどでは、丹田を意識しつつ腹部を膨らませて腹式呼吸を行ったりするようですね。
一方、胸式呼吸と呼ばれるものがあります。その名のとおり、胸部を使った感覚のある呼吸のことです。これも厳密には、肋骨(ろっこつ)に付いている肋間筋を使って肺の中の空気量を調節する、といったシステムの呼吸です。
単独では行えないものである
リラックスしているとき、腹式呼吸と胸式呼吸のそれぞれが単独で行われることは、まずありません。必ず連動しているものです。どちらの呼吸もちょうど良い具合にミックスされることによって、都合良く空気を循環させているはずです。
緊張していたり腹を立てていたり、また意識して呼吸練習をやろうとしたりすると、たいていの人は胸式呼吸となり、肩や胸が固まって逆に苦しくなるという事態に陥ります。逆に強く意識して腹式呼吸だけをやろうとすると、身体の節々に無駄な力が入ったりして、これまた不自然です。
ただ、「腹式呼吸を意識しよう」と言われているのには訳があります。腹式呼吸こそ動物本来の自然な呼吸法であり、人間も、リラックス時には呼吸の7割を腹式で行っているためです。
けれども忘れてはならないのが、残りの3割。要は、人間は胸式呼吸も自然に行っているということです。特に大量の息を使うときは、胸式呼吸の力を借りずして呼吸は行えません。当方の知り合いである声楽家も、「パワフルに歌うときは両方必要だ」と述べています。
胸式×腹式呼吸を意識して行う
ふたつの呼吸は分離できないわけですから、言うなれば、リラックス状態をつくり、「胸式×腹式呼吸」を意識して行いましょうということになります。
繰り返しになりますが、多くの人は、呼吸の練習をしようとすると、どうしても肩や胸に力が入った胸式呼吸オンリーになりがちです。これでは、浅い呼吸しかできず、身も心も緊張するばかり。実際やってみるとご理解いただけるでしょう。
ですから、それを阻止すべく腹式呼吸を意識して行うわけです。でも単独で行うのは不自然であり、やろうとすれば力んでしまうので、「胸式×腹式呼吸」こそが理想的だとお伝えしている次第です。
◆ 「胸式×腹式呼吸」というのは「半胸式半腹式呼吸」ということもある。実は最近になって注目され始めている呼吸だ。当方のまわりでも知っている人は何人かいるが、実のところ知らない人も多い。が、ただ名前を知らないだけで、「腹式呼吸は単独では働かない」と考えつつ「腹式呼吸が大事だ」と言う人もいる。その場合、それは “ 言葉の綾 ” として捉えるのが良いだろう。
胸式×腹式呼吸の練習
やり方は簡単です。以下の手順を、一つずつ丁寧に進めていってください。
- 椅子に座って落ち着きましょう(可能なら、部屋を薄暗くしましょう)。
- 楽しいことを思い出しながら、あたたかいお茶をゆっくり飲みましょう。
- 気分が和らいだら、静かに立ち上がります。
- ハ〜〜…と長く息を吐き続けましょう。息をキープする感じでゆっくり、圧力は手を温めるときくらいでOKです。息がなくなるまで吐き続けます。腹式とか胸式とかのことは考えないようにします。
- 息がなくなったら空気を取り込みますが、このとき、腹部、背部、肩部、胸部が全体的にブワンと広がるのをイメージしましょう。吸おうとせずに、むしろリラックス。肺の空気が無くなれば、勝手に空気は入ってきます。
- 上記の呼吸を繰り返します。途中で息を止めたりせず、絶え間なくやり続けます。
以上が胸式×腹式呼吸です。自然な呼吸なので、腹式呼吸だけを意識するよりもリラックスして行えるはずです。毎日やって、だんだん長く強く吐けるようになると良いですね。
胸式×腹式呼吸の肌への効果
実際にやった方は感じていらっしゃると思いますが、何度かやっているうちに、ストレスの大部分が吹き飛んでいるはずなのです(うまくできないストレスについては考慮していません)。
正しくやれば、体から邪気を追い払った感じがして心地良くなるはずです。体があたたかくなって血行・代謝が促進されますので、健康や美容に良いと言われているのも納得がいきますね。
試しに、病を患い落ち込んでいた女性にしばらくやってもらったところ、「毎日続けていたらウエストが引き締まったし、前より生き生きと過ごせるようになった!」という喜びの声をいただきました。彼女は、今も絶えず続けているようです。
これらの結果は、当然肌にも現れます。
他の記事をいくつかお読みになればお分かりいただけると思いますが、肌の調子も、血行、代謝、ストレス等々と大きく関わっています。
血行や代謝が悪ければ、肌がくすんだり、敏感肌になったり、皮脂量がおかしくなったりニキビができやすくなったりします。また、ストレスも同様で、ストレスこそが血行や代謝不良を招いたり自律神経のバランスを崩し、肌もゆらいだり荒れたりしてしまうのです。
胸式×腹式呼吸は、毎日の継続が面倒ではありますが、血行・代謝の向上やストレス解消などをバランス良く行えて、肌を内側から整えていくことができるのです。是非毎日やってみてくださいね。
歌うことで、さらにプラスに!
ここまで呼吸と肌美容の関係の話をしてきましたが、どうも、呼吸だけだと地味な気がしますよね。そのため、やはり胸式×腹式呼吸をしつつ歌を歌うことをイチオシします。
胸式×腹式呼吸を使った発声
正直に言うと、歌のレッスンに通ってしっかり身に付けようとしなければマスターできないと思います。ここではあくまで一方法としてお伝えしますので、完全再現は難しいかもしれませんが試してみてくださいね。
- 先ほどの呼吸練習を毎日行うことが前提
- 呼吸時の体の部分部分の感覚を覚える
- その感覚を大事にしながら、発声練習をする
- 歌を歌うときもその感覚で歌う
このようにお伝えしても、「?」と思った人は多いと思います。気にしていたら自由に歌が歌えなさそうですよね。きちんとマスターして歌うのは本当に大変なことです。誰でもできてしまったら、みんなプロになれます。
しかし、歌は心で歌うもの
呼吸云々の前に忘れてはならないのは、歌は心で歌うということです。
歌には歌詞があり、そこには作詞者の感情が盛り込まれています。また、歌には音楽があります。そこにも作曲者の感情が盛り込まれています。
そして、歌を歌う人がいます。それが歌手であり、あなたです。歌を通して、自分の心にある感情を表現します。プロであればそれなりのスキルが必要ですが、素人の場合は、エゴとして好き勝手歌って悦に浸ればOKです。
感情を発露させることで、心の中に溜まったモノを吐き出すことができます。どんな感情であれ、溜まったものを出すという行為は、ストレスの解消につながるでしょう。歌だけではなく、涙、クシャミ、便、屁、尿なども、出すことによってスッキリするはずです。
このように、歌には、体内から体外に向けた「感情の発露」「出す」という行為があり、それが心の緊張を解いてくれるのです。
歌と肌
先ほどの胸式×腹式呼吸と発声をうまく融合させることでノドへの負担を軽くでき、体の無駄な緊張も防ぎながら、悠々と歌えるようになります。
効率の良い呼吸は、歌における感情表現を操りやすくなりますし、思いどおりに歌いやすくもなります。血行や代謝が良くなり、なおかつ自由に感情を発露することで、よりストレス解消が実現されやすくなり、健康や美容にも大きくプラスとなることでしょう。
実際に数値で推し量れるものではないのであくまで推論でしかありませんが、以上のことは、実際に歌をマスターしようと頑張っている人の多くが実感しているようです。そもそも、ノドが痛くなる歌い方では逆にストレスになりますしね。
肌を内面から整えていくには、血行や代謝の向上やストレス解消は絶対に欠かせません。そういった側面から、効率良く、そして楽しくケアを続けるには、“ 良い呼吸で歌う ” ということは非常に大きなメリットを生むことでしょう。
では最後に、今回の内容をまとめて終わりにしましょう。
- 胸式×腹式呼吸は健康や美容に良く、肌の調子を整えるためにも有効だろう
- 歌は感情表現であり、歌うという行為自体、健康・美容にも良いはずだ
- そこで胸式×腹式呼吸を使った歌い方だと、より効率良く、気持ち良く歌える
- その結果、大変楽な気持ちで内面からのスキンケアが可能になるだろう
(ただし、胸式×腹式呼吸と歌を合体させるのは至難の業)
以上、主観的な見方も多く混ざっていますが、少しでも参考になればと思い書いてみました。
とにかく、歌いましょう!カラオケに積極的に行って、思いっきり感情表現をしましょう。その前に、ウォーミングアップとして胸式×腹式呼吸の練習をすると良いと思います。
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