ニキビには歯磨き粉で効果がある場合も
「ニキビを治すには歯磨き粉が効果あるのか!」と聞くと、「えっ!?」と思う人が多いでしょう。実は、人によっては治療につながる場合もあることが、体験者の声によって分かっています。
では、その根拠や効果はどこにあるのか、使用方法についても見ていきましょう。
■歯磨き粉のニキビに対する効果&根拠?
まず、歯磨き粉でニキビの症状が和らいだ、というケースでは、歯磨き粉の中に含まれる“殺菌成分”が作用したからだ、ということが考えられます。その殺菌成分にはいくつかありますが、それらがニキビの原因菌である“アクネ菌”を殺菌したからだという“仮説”が成り立ちます。
根拠ではなく仮説としているのは、この現象には残念ながら“科学的根拠”というものが未だ解明されていないからです。ですから、歯磨き粉によるニキビ治療は“都市伝説”の域を出ていないことを前提にして、話を進めていかなければなりません。
■歯磨き粉の使用方法
では、歯磨き粉を付けてニキビを治そうとする場合の使い方や注意点について説明します。
それはまず、歯磨き粉には“研磨剤”が含まれているので、ニキビには強くこすり付けずに、“優しくチョンと付けるだけにする”、ということです。なぜなら、強くこすり付ければ、繊細な肌が“削れて”しまうからです。もともと“歯”を磨くためのものなので、歯よりも柔らかい肌には傷つけてしまう可能性が高いです。
次に、最低10分間、長い場合は一晩にわたり、そのまま(付けたまま)にしておく、ということです。これにも明確な根拠はありませんので、あくまで体験者が語る“目安”ということになります。
そして、最後は洗い流したのちに、通常のスキンケアをしてあげましょう。そうすることで、治る人は少しずつ改善していくことが期待できます。また、肌が繊細でかぶれやすい人は、歯磨き粉でニキビを治すなどということは考えない方が賢明です。歯磨き粉には発泡剤やフッ化物など、色々な添加物が含まれていて、肌が刺激に弱い人には不向きです。
目薬もニキビに効果がある?
歯磨き粉に引き続き、目薬もニキビに効果を発揮するケースがあることも分かっています。これは歯磨き粉よりは効果のありそうなイメージがします。しかし、それは目薬の目的外使用であることを踏まえた上で、自分の肌が敏感だと自覚のある人は、使用を控えましょう。
■目薬のニキビに対する効果&根拠
目薬の中には、炎症を鎮める成分や肌の健康を保つビタミンなどが含まれていて、それが人によっては有効に作用することもあります。また、抗生物質が含まれた目薬であれば、殺菌作用も期待できることがあります。
しかし、これも歯磨き粉と同様に、明確な科学的根拠があるわけではなく、あくまで一部の体験者のそういう声があるということです。そのため、人によっては“逆効果”になることもあり、十分な注意が必要です。
■目薬の使用方法
綿棒に目薬を湿らせ、それをニキビができている患部にそっと付けるとよいです。あとは実際の治り具合を見ながら、定期的にそっと付けることを繰り返す、それだけでいいです。
早ければ1時間でニキビの赤みが引き、綺麗な状態になるまで2日から5日間かかり、体験者によって幅があります。
繰り返しになりますが、人によってはかえってニキビの状態が悪化することがありますので、悪化の兆候が現われたらすぐに使用を中止しましょう。そして、“目薬”は“目薬”として、正しく使用することです。
重曹もニキビに効果がある!?
洗濯するときによく使うことがある重曹ですが、これも実はニキビへの効果を発揮するケースが存在することが体験者の声で分かっています。洗濯や掃除に使うぐらいですから、洗浄効果があるというのは理解できます。しかし、それをニキビに使うことで改善につながるケースがあるというのは、なかなかイメージしにくいことです。
では、それはどんなメカニズムなのか、詳しく見ていきましょう。
■重曹のニキビ対する効果&根拠
ニキビの原因菌であるアクネ菌は、古い角質が詰まった毛穴で異常繁殖し、ニキビの状態を悪化させます。ただし、アクネ菌は皮膚の“常在菌”なので、人体とはいわば“共生関係”にあり、数が増え過ぎなければ問題はありません。
そして、その増え過ぎたアクネ菌に対して、重曹は弱アルカリ性へと導く性質があり、そうなると古く老化してしまった角質を溶かして毛穴を綺麗にすることができるのです。
また、わずかながらも殺菌効果が期待できるため、上手くいけば、そのまま増え過ぎたアクネ菌の数を減らすことにもつながります。使い続けていれば早い人で2日、遅くとも1週間でニキビを改善に導くとの体験者の声があり、一定の効果は期待できそうです。
ただ、これも“目的外使用”であるということを忘れてはなりません。重曹は肌に対する負荷が激しく、肌が弱い人には全くおすすめできません。
■重曹の使用方法
まず、洗剤もしくは工業で使う重曹の使用は厳禁です。肌に対する負担が大き過ぎます。 “食用”の重曹を使用するようにしましょう。
次に、普通の洗顔せっけんを用意し、ぬるいお湯の中で溶かして泡立て、その中に重曹を少し入れてさらに泡立てましょう。そしてそれを使い、軽く優しく洗顔します。その後は重曹による乾燥防止のため、“保湿ケア”をしっかり行うことが大事です。
使用頻度は3日に1回、様子を見て大丈夫そうなら、1日1回の頻度で使うようにしましょう。それを約1ヶ月続けることで、ニキビの状態が改善しなかったり、かえって悪化したりすれば、すぐに使用を中止することです。
あくまで人によって効果の出方に差があることを肝に銘じておきましょう。
アスピリンも人によってはニキビに効果がある
“アスピリン”というのは、アセチルサリチル酸とも呼ばれ、炎症を鎮めたり痛みを抑えたり、解熱に効果があったりする薬のことです。実はこれも、人によってはニキビに対して治療効果があるといわれています。
では、その実態はどんなものなのか見ていきましょう。
■アスピリンのニキビに対する効果&根拠
心筋梗塞や脳梗塞、頭痛など、様々な症状に使われるアスピリンですが、このアスピリンの中に含まれるBHA(ベータヒドロキシ酸)という成分が、ニキビに対しても消炎作用や治癒効果をもたらしてくれることが分かっています。
それだけでなく、毛穴の中に繁殖していてニキビを悪化させている菌を殺す作用もあり、ニキビ治療にある一定の効果を望めると、体験者の間では評判です。
■アスピリンの使用方法
アスピリンは薬であり、錠剤として固形化されています。それをすりつぶすことで粉々にし、水を加えます。そうやってジャムのように柔らかくなったものをニキビの上に乗せ、20分くらい待機し、その後は水で洗い流すことです。
それを“ニキビがはっきりと治った!”と分かるまで、定期的に繰り返しましょう。ただし、アスピリンに対してアレルギーのある人は使用厳禁です。
全ての人のニキビに効果があるわけではなく、見極めが必要
これまで見てきたように、これらのものはニキビに対して全ての人が等しく同じように、治癒改善効果があるというわけではありません。人によってニキビの状態が酷くなるケースがあるということです。
だから、初めにちょっと試してみて、悪くなりそうだったらすぐに使用を中止し、正規のニキビケア商品を購入するようにしましょう。