保湿と栄養補給で妊娠線を予防しよう!!
妊娠中期になり、辛いつわりから解放され、食欲もでてきて、ひと安心。
と思っていたら、二の腕が痒い、良く見ると、薄い線がついている。えっ肉割れ?そうです肉割れです。
急激に太るとできる肉割れ、ストレッチマークとも言います。
そして妊娠中にできる肉割れを妊娠線と言います。そして、妊娠中はこの肉割れ、つまり妊娠線ができやすいのです。
そこで、妊娠線ができる原因と予防方法についてまとめたいと思います。
妊娠線はどこにできる?
妊娠線というと、妊娠後期にお腹が大きくなるのに伴い、お腹の中心から外側に向かって何本も入る縦の線を思い浮かべますね。
もちろん、お腹が妊娠線のできる代表箇所です。
でも、妊娠中に妊娠線ができるのはお腹だけではありません。気を緩めると、バスト・二の腕・太もも・お尻などにもできます。
妊娠中は妊娠線ができやすい?
妊娠するとプロゲステロンというホルモンが分泌されます。このホルモンは赤ちゃんの成長のために、子宮の環境を整えたり、流産を防止したりする役割があります。
更に、このホルモンは脂肪を蓄えるように働きます。更に妊娠初期は、このホルモンが、どんどん分泌されるために、ホルモンのバランスが崩れ、お肌の水分バランスも崩れてしまいます。
妊娠中は
- 脂肪がつきやすい
- お肌の水分バランスが崩れやすい
この2点が妊娠前よりも妊娠線ができやすい理由です。
妊娠線のできる仕組み
妊娠線は皮下脂肪が急激に増えたり、お腹が急に大きくなったりしても、皮膚が充分に伸びることができずにできます。
皮膚は表皮・真皮・皮下組織でできています。
皮下組織に含まれる皮下脂肪が急激に増えることで、表皮は伸びることができても、真皮が伸びることできずに、切裂が入ってしまいます。
そして、皮下出血の状態になるのです。
妊娠線を予防するために
では、妊娠線を予防するのにはどうしたらよいのでしょうか?まずは栄養バランスを整えることでホルモンバランスを良くしましょう。さらに、急激に太りすぎないことが大事です。
そして、妊娠線を予防するにはとにかく保湿です。外側からも内側からも潤う必要があるのです。
- 栄養のバランスを整える
- 急激にふとりすぎない
- 保湿
妊娠線を予防するために食べたら良いもの
妊娠中に限ったことではありませんが、偏った食事はよくありません。なんでも、バランス良く食べることが栄養不足にならないコツです。バランスが大事ですが、特にお肌の保湿によい栄養素をあげてみます。
コラーゲンの主原料のアミノ酸をつくります。
卵・肉・大豆など
コラーゲンが作られるのを助けます。
パプリカ・パセリ・レモン等
皮脂分泌効果があります。
うなぎ・かぼちゃ・大根の葉・ナッツ類
粘膜を健康にします。
レバー・チーズ・卵
※大量摂取は先天性奇形などのリスクを高めることがあります。
たんぱく質の生成や合成に関わります。また、細胞分裂を促進させる働きがあるので肌の柔軟性を高めます。
ほうれん草・ブロッコリー
納豆のネバネバの成分
アミノ酸の一種であるグルタミン酸が結合してできたもので、肌の表面に膜を作る効果や細胞を活性化させ、天然の保湿因子を増やす働きがあります。
適度な運動で太りすぎない+筋力UP!!
皮下脂肪は伸びにくいので、皮下脂肪が多く、筋肉が少ないと、妊娠線ができやすくなります。
また、急激に太りすぎないようにするためにも適度な運動も心がけましょう。
妊婦さんにお勧めの運動は何と言っても、ウォーキングです。
時間を見つけてはコツコツ歩くことで、皮下脂肪の増加を防ぐことができますし、下半身の筋力UPにもなります。
そして、全身の筋力UPにおすすめなのがマタニティースイミングです。マタニティースイミングは全身に水圧がかかり血行が良くなることも妊娠線の予防になります。
保湿効果のあるクリームやオイルでマッサージ
そして、一番効果的なのが保湿効果のあるクリームでの全身マッサージです。ただ、塗るだけでなく、マッサージをしながら塗ることで、血行を良くし、皮膚の弾力性を高めるので、より妊娠線の予防効果があります。
効果的なマッサージの方法
マッサージは、何度もできれば、できたなりに効果がありますが、最低、朝・夕2回行うと良いでしょう。
下腹部から胸に向かって、両手を交互に動かします。特に恥骨の上の部分はお腹が大きくなると見えにくくなりますが、要注意です。皮膚を持ち上げるように念入りにマッサージしましょう。
手首から肩に向かってマッサージします。外側に集中しがちですが肘から肩に向けては内側・外側と意識してマッサージしましょう。
足首から、膝に向かって、そして、太ももは膝の後ろからおしりに向かって上へひっぱりあげるようにマッサージします。おしりは内側から外側に円をかくようにマッサージします。
妊娠線予防には、どのようなクリームが効果的?
妊娠線予防に使うクリームやオイルにはどのような効果を求めますか?
- 乾燥予防
- 保湿力をUP
- 弾力性UP
【参考URL】
乾燥予防に使えるクリームやオイル
体重コントロールも良好で栄養もばっちり、心配なのは皮膚の表面の乾燥だけを防ぎたいという方はワセリンが使えます。
ワセリンは軟膏などの基盤になっているもので、ただの油です。コストはとても低く抑えられます。ただ、ワセリンは伸ばしにくく、全身につけるのには、時間がかかります。
みつろうとほほば油で手作りボディークリーム
水分を逃さないバリア機能があるオイルとして有名なのがほほば油です。あのスキンケア用品のニベアにも配合されています。
ほほば油はビタミンEが豊富で抗酸化作用が期待できます。また、肌や髪を作るアミノ酸をたくさん含んでいるので、火傷の治療などにも使われています。
このほほば油だけをボディーオイルとして、マッサージに使ってもよいのですが、皮膚になじみやすくすぐに吸収されてしまいます。
そこで、みつろうといって、ミツバチが巣を作る時に分泌するワックスと混ぜることで更に、保湿効果が高くなります。完全オーガニックな保湿クリームができあがります。
自然素材で作られたクリーム
手作りは面倒だけど完全オーガニックに惹かれるという方におすすめなのは「センクリアホワイト」です。
みつろう・ほほば油の他に抗酸化作用のあるセサミンが豊富なごま油が配合されています。
肌の保湿力は表皮から
お肌の水分ってどのように保たれるのでしょうか。保湿力は表皮の皮脂・角質細胞間脂質・天然保湿因子が重要な役割を担っています。
- 皮脂:水分の蒸発を防ぎます。
- 角質細胞間脂質:水分を貯めて置く構造になっており、セラミド等でできています。
- 天然保湿因子(NMF):水分と結合する性質があり、アミノ酸などでできています。
つまり、お肌の水分は、天然保湿因子が水を引き込み、角質細胞間脂質で貯め込み、皮脂で守られています。
肌の保湿力に効果がある成分
- セラミド
- スフィンゴ脂質
- ステアリン酸コレステロール 等
- 水素添加大豆レシチン
- ポリグルタミン酸 等
- ヒトオリゴペプチド-1(EGF)
皮膚の表皮層に作用して、皮膚の成長や再生を促します。
肌の弾力性は真皮から
肌の弾力性を左右するのは、表皮の下の真皮です。
そして、妊娠線は真皮に亀裂が入ってできます。
真皮はコラーゲンやエラスチンからなる丈夫で弾力性のある繊維が網状なっていて、その隙間を水分保持力の強いヒアルロン酸などで満たされています。
コラーゲンが足りなくなると肌の弾力性は失われます。またエラスチンはコラーゲンを網状に結びつけるたんぱく質です。
肌の弾力性を高めるために効果のある成分
これは、簡単に言うとコラーゲン組織を再構築してくれる成分です。
酸性繊維芽細胞成長因子といってコラーゲンやヒアルロン酸を活性化させます。
保湿力も弾力性もアップで効果抜群
妊娠線の予防効果が特に期待されるのは、やはりお肌の保湿力も弾力性も高めることができるものではないでしょうか。そこで、保湿力と弾力性の両方に効果が期待できるケア商品をあげてみたいと思います。
肌の弾力性を高めるシラノール誘導体の他にスーパーヒアルロン酸・コラーゲン・プラセンタ等の美容成分が配合されています。
細胞分裂を促進させる効果のある葉酸も入っています。
ヒトオリゴペプチド-1 (EGF)・ヒトオリゴペプチド-13 (FGF)・ポリグルタミン酸が配合されています。
セラミド・ヒトオリゴペプチド-1 (EGF)が配合されています。
レシチン・ステアリン酸・フィトスフィンゴシン(スフィンゴ脂質に似た働きをする)も含まれています。
妊娠線ケア用品の特徴
妊娠線ケアの専門用品はいろいろあります。
妊娠線予防クリーム・妊娠線クリーム・妊娠線予防ボディーオイル・妊娠線ケア用バターなど、妊娠線・又は妊婦専用とうたっているものは妊娠中でも赤ちゃんに害のある成分は使っていませんというものなので、もちろん、妊娠していない方も安心して使えます。
妊娠線の予防はいつから始めたら良いというものではありません。
できれば妊娠前からケアしておきたいものです。だからといって遅すぎるから効果が無いというものでもありません。
妊娠線はひどくなると痒みがひどくて眠れなくなることもあります。栄養のバランスを整え、適度な運動で急激な体重増加を抑え、保湿効果が期待できる成分の入った妊娠線予防クリームでマッサージをして妊娠線を予防しましょう。
【参考URL】