透明な地中海に浮かぶ、ランペドゥーザ島の特選観光スポット9選

ランペドゥーザ島は、美しく透き通る地中海に浮かぶイタリアの島で、世界中から観光客がやってきます。地理的には、イタリアのシチリアとアフリカのチュニジアの間に位置するランペドゥーザ島、何よりも海の透明度がとても高いことで有名。その透明度はあまりにも高いため、海に浮かんでいるはずのボートが宙に浮かんでいるように見えることでも、話題になりましたね。

ヨーロッパでは最南端に位置していて、温暖で過ごしやすいため、ヨーロッパ各国から多くの観光客が美しい景色の中でのリゾートを求めて訪れます。そんな死ぬまでに一度は見たい絶景が見られるランペドゥーザ島の観光地を紹介しましょう。

1.ラビット・ビーチ

世界一美しいビーチとも言われるラビット・ビーチは、ランペドゥーザ島の南側にあるウサギ島(コニッリ島)の対岸にあるビーチ。透明度が高く、観光客にも一番人気のビーチです。昔はウサギがたくさんいたためウサギ島と呼ばれたらしいのですが、今はウサギはいないみたいですよ。

ラビット・ビーチまでは観光客のほとんどが滞在しているランペドゥーザ島の中心街、チェントロから15分ほど。バギーか車をレンタルするか、バスで行くことができます。バスで向かう観光客もたくさんいるので、降りる場所もすぐわかります。バス停を降りたらお店があるので飲み物はそこで買うことができますよ。ただしラビット・ビーチにはトイレや売店はないので、注意が必要です。

バス停、駐車場からは15分前後、岩の道を歩いていくと目の前に絶景が!ラビット・ビーチは浅瀬のため、ツアーボートも入ることが禁止されていて、ランペドゥーザ島で見られると有名になった浮いているボートを見ることができませんが、ラビット・ビーチの東がわの崖の上から見ることができます。

2.カーラ・クローチェ

ラビット・ビーチよりランペドゥーザ島の中心街、チェントロに近い観光客に人気のビーチが、カーラ・クローチェです。「カーラ」というのは「入り江」。遠浅の波の穏やかなビーチでランペドゥーザ島の水の透明度を満喫できます。

パラソルを借りることもできるので観光客には便利ですね。喉が渇いたら、近くのバーでターコイズブルーのビーチを眺めながら日焼けで火照った肌をクールオフすることもできますよ。美味しいと評判のレストランも近くにあるので、泳ぎ疲れたら食事もできます。

ランペドゥーザ島の中心街からは車かバスで10分ほどで来れるので、観光客にも人気のカーラ・クローチェ。夏にはかなり混雑するので、早めに行くことをお勧めします。朝からビーチでのんびりって最高ですね。

3.カーラ・プルチーノ

ランペドゥーザ島で宙に浮かぶボートが見られる人気の観光スポットの一つ、カーラ・プルチーノはラビットビーチより少し先の入り江です。ランペドゥーザ島にある他のビーチに比べて小さいこともあり観光客もそこまで多くはありません。

遠浅のところが多いランペドゥーザ島ではボートが入ることを禁止している入り江やビーチがたくさんあるのですが、このカーラ・プルチーノは入ることができるため、宙に浮かぶボートを見ることができます。

陸路で行くこともできますが、岩のゴロゴロした道を20分以上歩くことになるのでできればボートで行かれることをお勧めします。ビーチは石がゴロゴロしているので、ビーチシューズもあれば便利ですね。風の強い日や他の観光客が乗ったボートが来ていないと宙に浮かぶボートは見られないのでご注意を。

4.カーラ・グイッジャ

カーラ・グイッジャはランペドゥーザ島の中心街からも近く、歩いてこられるビーチとして、観光客が必ず訪れるビーチです。ランペドゥーザ島のメインストリートであるローマ通りから歩いて10分ほどで来ることができます。

ランペドゥーザ島にあるホテルはメインストリートのローマ通り付近かカーラ・グイッジャのあるあたりに集中しているため、ほとんどの観光客が徒歩で来られるのも人気の理由ですが、ビーチベンチやパラソル、浮き輪などもレンタルできるため、滞在中一度は必ず訪れたくなるビーチです。特に風の強い日にはボートが出港できないため、人が多くなります。

中心街に近いと言ってもそこはやはりランペドゥーザ島、水は透き通るようなターコイズブルーで魚もたくさん泳いでいるのでシュノーケリングも楽しめます。

5.「港を守る聖母の聖域(サントゥアリオ・デッラ・マドンナ・ディ・ポルト・サルヴォ)」

「港を守る聖母の聖域(サントゥアリオ・デッラ・マドンナ・ディ・ポルト・サルヴォ)」は、ランペドゥーザ島にあるカーラ・クローチェより少し先にある、キリスト教の教会です。「港を守る聖母」は、イタリアの沿岸部を中心にした聖母マリア信仰であり、地中海に浮かぶランペドゥーザ島でも、その信仰は根付いています。イタリア本土の教会に比べると質素ですが、教会の中は静かで神聖な空気が漂っています。

ランペドゥーザ島に来たら海にばかり行きがちですが、少しぐらいはビーチ以外の観光をしたいと思う方にはお勧めの観光スポットです。教会には可愛い庭とランペドゥーザ島を訪れたキリスト教修道士が滞在したと言われる洞窟があり見学することができます。彼らが使っていた暖炉などが残されていて、不思議な雰囲気を醸し出しています。観光客でも気軽に訪れることができますよ。

6.ローマ通り

ローマ通りはランペドゥーザ島の中心街、チェントロにあるメインストリートで観光客で賑わっています。ランペドゥーザ島は小さい島で1時間ほどもあれば島が一周できますが、ほとんどのレストランやホテル、お店などは島の南東に位置するチェントロに集中しているため、歩いて見て回ることができます。

イタリア本土よりチュニジアに近いこともあり、イタリア料理以外に北アフリカ料理が食べられるのも特徴。中でも、特にクスクスが人気。クスクスは一番小さいパスタと言われ、煮込んだ鶏肉などと一緒に食べるのが一般的です。ぜひ試してみてください。

ランペドゥーザ島では昼間は観光客はビーチに行っているため、ローマ通りは人が少ないのでお土産などを見ながらのんびり観光することができます。

7.ランペドゥーザ・タートル・レスキュー・センター

ランペドゥーザ・タートル・レスキュー・センターはランペドゥーザ島の空港、西側にあるカメの病院です。地中海に浮かぶランペドゥーザ島では、ウミガメが産卵に来ることでも有名。ウミガメの産卵が確認できた場所は、観光客が間違って踏んでしまったり、また心ない人に荒らされないようにするため、ネットを張ってあります。見かけたら近づきすぎないようにしましょう。

ランペドゥーザ・タートル・レスキュー・センターには、ランペドゥーザ島周辺やシチリアで漁業に使用されるネットや針にかかってしまって、怪我をしたウミガメが運ばれてきます。観光客でも見学に訪れることができ、ウミガメやセンターに関して話を聞かせてもらうことができるので、是非訪れてみてください。

観光客でも、1週間以上の滞在であれば、ボランティアに参加することができるので、ウミガメに興味がある人は、ぜひお問い合わせを。

8.カーラ・クレタ

ランペドゥーザ島の東側にある入り江で、観光客のあまり来ない隠れスポット。ランペドゥーザ島の中でも特に景色が良いため、プライベートベラや高級ホテルが立ち並ぶエリアで人気のスキューバダイビングのスポット。岩がゴツゴツしているので、ラッシュガードやビーチシューズの準備が必要ですが、洞窟になっている箇所もあります。

岩場なので色々な魚達の住処になっていて、ランペドゥーザ島の他のビーチではあまり見られない魚が見られるんですよ。一見の価値あり。ビーチでのんびりするのもいいですが、たまにはちょっと違った海を楽しみたいという人にオススメの観光スポットです。

運が良い日にはイルカが見られることもあるそうですよ。観光客はあまり来ませんが、広くないビーチなので早い者勝ち!

9.ランペドゥーザ歴史記録館

Archivio Storico Lampedusaはランペドゥーザ島のメインストリート、ローマ通りにあるランペドゥーザ島の歴史記録保存館で人気観光スポットです。ランペドゥーザ島の歴史を白黒写真や書類などで時間をおいながら知ることができます。

館内は小さいながら様々な写真や書類がとてもよくアレンジされていると評判で、地元の人から直接話が聞けることもあり、多くの観光客が訪れます。昔のことだけでなく、最近のことについても写真を展示をしていて、観光だけではなかなか知ることができないランペドゥーザ島のことを、もっと知ることができます。

作家を招待して話を聞いたり、アーカイブの動画の上映会などイベントも随時開催しているので、滞在中に覗いてみてください。

◎まとめ

ランペドゥーザ島は、とにかく海が綺麗な島。そして地理的にはチュニジアに近いため、イタリアと北アフリカの両方の雰囲気を一度に楽しめるちょっと変わった観光地です。日本ではまだまだ知名度の低いランペドゥーザ島ですが、地元イタリアでは定番の観光地のため、イタリア本土からであれば色々なところからアクセス可能。

一年中訪れることができますが、宙に浮かぶボートが見られるのは雨の少ない7月から9月頃です。ただし、一番混んでいる時期なので、早めに旅行の計画を立てましょう。イタリアで世界遺産や芸術の世界の観光を堪能してから、ランペドゥーザ島で他では見られない絶景を見て、ビーチでのんびり過ごすなんて、まさに夢のような旅行ですね!