今回の施工例は、TOTOのシステムバスルームの大きな特長のひとつである「ほっカラリ床」にポイントを置いて紹介いたします。
相模原市南区相模大野にお住まいのM様からマンション浴室リフォームのご依頼をいただきました。
相模原市南区相模大野にお住まいのM様からマンション浴室リフォームのご依頼をいただきました。
【既存ユニットバス】
既存のユニットバスはマンションが建てられたときのもので、20年以上経っているものでした。
【新規マンションリモデルバスルーム】
TOTOのマンションリモデルバスルーム「ひろがるWFほっカラリ床シリーズ」に生まれ変わりました♪
【既存ユニットバスの床】
既存のユニットバスの床はFRPにタイルが貼られているタイプでした。
【新規システムバスルームの床】
M様がTOTOを選んだ最大の決め手はこのほっカラリ床でした。
「ほっからり床」を徹底解説します!
「ほっカラリ床」は「カラリ床」の進化した床で、床表面の細かい溝パターンで水を誘導して排水され翌日の朝にはカラリと乾く床に、クッション性能と断熱性能がプラスされ「ほっ」とする「カラリ床」なのです。
2012年に今のほっカラリ床が発売されたときに、千葉県佐倉市のTOTOバスクリエイトの工場で体験入浴したときのあの感触はおどろきでした。ひざをついても痛くないし、柔らかい畳のような感覚♪断熱性もあり足裏がヒヤッとしない♪あの快適性は一度体感しただけで良いものだとわかりました。
「ほっカラリ床」の快適の秘密とは!?
快適の秘密を体感できるものが、ロッキー西門店に展示してあります。
名づけて「ほっカラリ床体感キット」です。
左が従来の「カラリ床」で、右が「ほっカラリ床」のサンプルです。
ほっカラリ床の断面をみると下の写真のようになっています。
床の表面は約2mmのFRP(繊維強化プラスチック)層。この部分はしっかり硬いです。
次にやわらかさを生み出す断熱クッション層。
その下に断熱性をさらに高める断熱床パンの層。
ほっカラリ床の気持ちよさの秘密は、FRPの下にある2層の「W断熱構造」にあります!
実際のお風呂場でこの上に乗ったと想定して、ぐっと指で押してみます。
このようにクッション層が沈み、あの独特な感触になるのです。また、下の断熱床パンが暖かさをもたらしてくれます。
「ほっカラリ床」の耐久性は!?
ほっカラリ床のクッション性のためか、耐久性を気にする声もありました。
たしかに取扱説明書とは別紙で「ほっカラリ床使用上のお願い」という注意書きがあるのですが・・・
4本脚の椅子のなかでも先が細くなっているもの以外は大丈夫ですし、かたいもの、角ばったものを落とすとキズが入ることがあると注意が書いてあります。
上のサンプルでみた2mmのFRPの表面はけっこうかたいので、相当硬くて尖ったものを落とさなければキズにならないのではないでしょうか!?
内装材のクッションフロア(CF)みたいに表面仕上げ自体がクッションになっているのではなく、かたいFRPの下のクッションが沈んでいるので、跡が残ることもありません。
いすの選定に心配な方は、TOTOオプション品でふろいすのご用意があります。
「ほっカラリ床」の掃除やお手入れ方法のコツまとめ
ほっカラリ床の口コミや評判の中で『ピンクや黒ずみなど汚れが気になる』というものがあったり、『ウチは汚れは気になりません』なんて意見もあったり評価が分かれています。
本当のところはどうなんでしょうか???
調査の中でわかった事はほっカラリ床に限らず、各メーカーが出している水はけの良い速乾床は確かに汚れやすい事実があるようです。水はけの良くする溝に水と共に汚れが集まり、水だけが排水され汚れが堆積していくようです。色々な意見を分析したところ、お風呂に入る家族の人数により汚れ具合はもちろん変わってくると思いますが、掃除の方法や日々のお手入れにコツがある事もわかりました。
そこでここは自分がまとめるしかない!!と思ったのですが・・・・・さすがTOTOです!! まとめる前に取り扱い説明書にしっかりお手入れ方法が書いてありました。
頑固な汚れが染み付いてからでは掃除が大変です!!まずは汚れがひどくなる前の毎日のお手入れが大事です!毎日のお手入れは入浴前ではなく入浴後がポイントです。
【毎日のお手入れ】でまずやってほしいのは
1.入浴後、(45℃以上の)熱めのシャワーで流す→カビや菌の養分となる皮脂汚れやせっけんカスを洗い流すのが目的です。
2.次に水のシャワーで流す→浴室内の温度を下げ、カビの好む温度(20℃~30℃)ではなくす。
5.窓を開けたり、換気扇を回して換気する。→入浴後3時間以上は換気扇を回してください。できれば一晩中回して朝止めるくらいで!(雨天など外の湿度が高いときは窓を開けるのは逆効果です!)
電気代がもったいない!って人は・・・
6.からぶきでキレイを保つ→スクイジー(水切りワイパー)や吸水性のあるマイクロファイバークロスを使うと楽です。
しつこい汚れの落とし方やお手入れ用品、洗剤も取扱説明書に記載してあります。
基本的に床の汚れ落としにはスポンジではなく床ブラシをおすすめします。毛が硬すぎない樹脂製ブラシをご使用ください!どれがいいか選べないって方はまずはTOTOの「お手入れらくらく床ブラシ」をご購入してはいかがでしょうか。毛の硬さなどを確認していただき次回は同じくらいの硬さの市販の商品を買うのも一つの手だと思います。
洗剤は浴室用中性洗剤をご使用ください。 調査の結果、床の掃除に良さそうだったのは「バスマジックリン泡立ちスプレー除菌消臭プラス」です。
ピンク汚れの正体はカビではなく菌なのです。ピンク汚れを落としただけでは菌が死滅していないために、すぐピンク汚れが復活するという口コミを数多く見ました。ピンク汚れを絶つためには除菌が必要なのです。
換気をしても床に部分的に水が残る、乾きが遅くなったときは、中性洗剤ではなく浴室用クリームクレンザー(弱アルカリ性)と樹脂製ブラシでこすり洗いをしてください。
研磨剤入りなので床が傷つきそうだと思う方は、「スーパークリーナー万能jrくん」がおすすめです。これはTOTOやLIXIL、パナソニックなど様々なメーカーで紹介されている万能クリーナーなのです。ポイントは研磨剤不使用で中性なのでメーカー各社からおすすめされているのだと思います。
サビ落としにも使えます!ただし、カビは落ちないので、黒ずみなどは落ちないと思います。カビ取り剤を使用してください。
カビ取り剤は床が濡れている状態ではなく、乾いている状態で使用してください。カビ取り剤を吹き付けたらすぐに掃除をはじめないで 、5〜15分(洗剤メーカーにより異なる)時間をおいてから水でよく洗い流してください。
カビ取り剤を使用したら白くなった!白いザラザラした汚れが落ちない!場合は、ケイ酸がたまったガンコな水アカや、皮脂汚れや石けんカスが結びついたガンコな湯アカ、水に含まれているカルシウムやマグネシウムと石けんカスが結びつく金属石けんなど非常に落ちにくい汚れです。
ここまでは住宅リフォームという仕事がらメーカー保証のことも考えて、取扱説明書に記載してある範囲内でのお手入れ方法を説明してきました。取扱説明書には酸性の洗剤は使用しないようにと記載がありますが、白いザラザラした汚れはアルカリ性の汚れのため中性洗剤やアルカリ性の洗剤では限界があります。
弱酸性の洗剤ですが、市販の商品で評判の良いものを見つけました。キンチョーの「お風呂用ティンクル」です。
お酢の成分酢酸が入っているので酸っぱい臭いみたいですが、アルカリ性の汚れに弱酸性の洗剤で化学反応で良く落ちるみたいです。この洗剤はメーカー的にはどうなんでしょうね!?
また、シール剥がしスプレーを使うなんて裏技もありましたが、床の素材を傷めないか心配です。多分メーカーは保証できないと思いますので、自己責任でお願いしますね!
おわりに
世の中なかなか万人向けの商品はありません。まとめとしてほっカラリ床をおすすめできる人と、おすすめできない人をご紹介しておわりにしたいと思います。
おすすめできる人・・・ 小さな子供、年配の方がいるご家族。ふろいすを使わない人。床の心地良さに感激した方。日々のお手入れができそう方。
おすすめできない人・・・ 耐久性に不安な方。床のクッション性にメリットを感じない方。日々のお手入れができそうにない方。
今のところシステムバスでクッション性のある床はTOTOだけなので、ほっカラリ床が気に入っていただいた方はTOTOのお風呂を選定されるお客様がほとんどです。
今回の記事がお風呂選びで悩んでいる方や、お風呂掃除で悩んでいる方の少しでも参考になれば嬉しいです。詳しく知りたい内容や不明な点がございましたら、ロッキーまでお問合せくださいませ。
【12月10日追記】
2016年2月に、ほっカラリ床に新しく『お掃除ラクラクほっカラリ床』 というタイプが出ることがわかりました。
この記事のマンションリモデルバスルーム「ひろがるWFほっカラリ床シリーズ」が「ひろがるWGほっカラリ床シリーズ」にマイナーチェンジして、お掃除ラクラク『クリーンでうれC』機能のひとつに『お掃除ラクラクほっカラリ床』が登場しました。
今までのほっカラリ床から親水特殊処理をしたFRPに表面材を変えたことにより、汚れが水となじんで一緒に流れてくれそうですね。
それでも機能を過信しないでこの記事のようなお手入れをしていただければと思います。
2016年2月に、ほっカラリ床に新しく『お掃除ラクラクほっカラリ床』 というタイプが出ることがわかりました。
この記事のマンションリモデルバスルーム「ひろがるWFほっカラリ床シリーズ」が「ひろがるWGほっカラリ床シリーズ」にマイナーチェンジして、お掃除ラクラク『クリーンでうれC』機能のひとつに『お掃除ラクラクほっカラリ床』が登場しました。
今までのほっカラリ床から親水特殊処理をしたFRPに表面材を変えたことにより、汚れが水となじんで一緒に流れてくれそうですね。
それでも機能を過信しないでこの記事のようなお手入れをしていただければと思います。