入浴の時など、ふとした瞬間に「あれ?」と、気付くようなとても小さな赤い斑点、皆さんもあるでしょうか?
赤いホクロのような斑点、かゆみや痛みが無ければ、特に心配は無さそうですが、
「この赤い斑点正体は何?」
「何でこんなにいっぱいあるの?いつまで増えるの?」
こんな具合で、一度発見してしまったら、気になってしまい見る度に増えている気がしますよね。
そこで今回は、皮膚にできる赤い斑点の正体について、実体験を交えながらご紹介していきたいと思います。
赤いホクロ・斑点の正体
まずは、ホクロのような赤い斑点の正体について、ご紹介していきましょう。
加齢によるもの(老人性血管腫)
老人性血管腫は、通常の黒いホクロにとても似ていて、大きさは「1mm」くらいの赤い斑点が特徴です。
しかし、ホクロとは全然違うもので、増殖した毛細血管が皮膚上に半球状に隆起し、露出してきている状態のものです。「顔・首・胸・お腹」に発生することが多いようです。
もちろん、足や他の場所にもできますが、顔や首にできると気になって仕方ないですよね。
まれに、血管が皮膚上に隆起するケースがありますが、それの強めの症状と言えます。
頻繁に触れるなどして刺激を与えると、出血するような場合もありますが、それほど心配はしなくても大丈夫なもののようです。
良性の腫瘍
良性の腫瘍ですので放置していても問題はないのですが、外見や、色白の方は、特に腕や胸元にあると目立ちますから、皮膚課で取り除く治療をされる方もいらっしゃいます。
老人性血管腫は、特に肌の色の白い方に多く見られると言われていますが、さほど珍しい症状ということでもありませんが、色白の方の方が目立つからそういわれるのかもしれませんね。
また、赤い斑点は左右対称などではなく、様々な場所にできますし、単独でできる、数カ所同時にできる、など色々なケースがあります。
若い頃でも出来るようです
若い方での出来るようです。皮膚の赤い部分を軽く押してみるとわかります。
- 老人性血管腫は、赤くなっている部分を押してみると、痛みもなく、皮膚の同じ色になりますが、再度手を離すとやっぱり赤くなっていて、赤い斑点の表面は若干の光沢があります。
加齢によって発症するケースが多いと言われていますが、若い世代、早ければ「思春期頃」からポツポツと出きるようです。
気になって、掻いてしまいがちですが、皮膚からぼこっとなっているわけでもなく、肌がダメージをうけてしまうので、なるべくかかないようにしましょう。
原因は?
次に、赤い斑点、老人性血管腫ができる原因について、ご紹介していきましょう。
加齢と紫外線
■血管も年をとる
老人性血管腫の主な原因は、「血管の老化によるもの」、と言われています。
上記でもご紹介しましたが、皮膚中にある毛細血管が増殖し、それが皮膚の上でホクロのように見えるのです。
病気によるものではなく、毛細血管が伸びて枝分かれし、表面に出てきたものです。
■紫外線を浴び続ける
紫外線との関係も考えられていて、発症しやすい箇所は、「紫外線を浴びることの多い部分」になっていることでも納得できます。
通常の黒いホクロは、メラニン組織の塊ですので、赤い斑点の老人性血管腫とは全くの別物です。
女性ホルモンの乱れ
女性ホルモンのバランスが乱れると様々な症状が起こります。
エイジングケアの中で、最も大切なホルモンバランスですが、コラーゲンを生成し、美肌はもちろん、自律神経の安定、血管や関節などを日々の健康を保つ作用があります。
赤い斑点の原因の1つが「加齢」によるものでしたが、女性ホルモン「エストロゲン」の減少でバランスが崩れると、美肌と血管の健康にも関係していることから、老化を加速させてしまいます。
未解明な部分も多い
上記に、加齢や女性ホルモンの乱れを原因としてご紹介しましたが、他にも、生活習慣の乱れや食生活、衣類の締め付け、遺伝など、様々な要因が考えられてはいますが、未だ、原因については完全解明されていないのが実情です。
予防法
次に、赤い斑点、老人性血管腫ができないようにするためには、どんな方法があるのかについて、ご紹介していきましょう。
紫外線予防
一番の簡単な予防法は、原因にも考えられている紫外線を予防することです。
日焼け止めクリームやUVアイテムなどを活用して、紫外線から肌を守るのが大切です。
日焼け後は、充分に保湿してあげましょう。
コラーゲンを摂り入れる
エストロゲンが減少すると、コラーゲンも生成されなくなることから肌には悪影響ですよね。
原因の1つホルモンのバランスだと考えられる部分ですが、「老人性血管腫」という名前の通り加齢との関係が深く、個人的にかなり影響するのかなと感じています。
生理の時期により肌荒れが酷くなるのも、この為のようで、生理が始まってすぐは身体が冷えやすかったり肌が乾燥しやすいのは、皆様も経験してらっしゃると思います。
このように生理前後の時期には、肌バリア機能も低下しているんだなと感じています。
UVケアと美容成分(コラーゲン)もしっかりとれる日焼け止め
赤い斑点を作らないようにしたいとは思っていても、腕や首以外にもできるため、日焼け止めが全身には塗れないのが現状です。
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夏は、汗やメイク崩れで日焼け止めの塗りなおしが出来ないことも多いですが、身体の中からも持続的にケアしし、太陽に負けない対策をすることも必要です。
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生活習慣を整える
女性ホルモンの分泌は、些細な生活習慣の乱れにも影響を受けやすいため、規則正しい生活を送ることを心掛けましょう。
睡眠を良くとり、暴飲暴食や過剰なアルコール摂取は控えるなど、老人性血管腫の予防だけでなく、健康や美容にとって生活習慣を整えることは、一番の方法です。
■また、毎日の生活にエストロゲンを増やす食べ物もとりいれてみましょう。
肌への摩擦を減らす
紫外線もそうですが、肌へ負担がかかることを減らしてみましょう。
例えば、入浴時に身体を優しく洗うことや、汗を拭くときにもゴシゴシ擦らない、締め付けの強い衣類をなるべく避けるなど、肌への摩擦による炎症や負担を軽くしてあげましょう。
■また、痒みなどの症状がある場合、下記の記事もご参考にされて下さい。
治療法
最後に、赤い斑点の老人性血管腫の治療法について、ご紹介していきましょう。
良性腫瘍ですから、放置していても問題はありませんが、見た目的に取り除きたい、という方は下記の治療法を参考にしてみてください。
凍結療法
凍結慮法とは、液体窒素を用いて行う治療法です。
- 老人性血管腫を、液体窒素で凍結させます。
- 施術後、約一週間程度で患部がかさぶたになって、はがれていきます。
- 簡単に行えるのが最大のメリットです
- デメリットは、色素沈着を起こすリスクが高く、患部が軽いシミのよう跡が残るケースがあります
跡が残らない、炭酸ガスレーザー療法
老人性血管腫にレーザー治療を行う場合には、炭酸ガスレーザーを用いて行います。
この他にも、イボやホクロの治療にも用いることがある方法です。炭酸ガスレーザーの性質上、水に吸収されるため、水分を含んでいる皮膚に効果的だと言われています。
- 治療中は痛みなどはさほど無く、施術後もシミになったり跡が残ったりしないようです。
- また、再発することも無いと言われているのもメリットです。
- デメリットというと、保険適用外のため、1箇所あたり約1万円程度の費用がかかることです。
外科的手術
大きな4mm以上の老人性血管腫は、外科的手術で切除することになります。
通常の老人性血管腫の大きさは、約4mm以下の大きさで、この程度であれば上記でご紹介した方法での治療が可能なのですが、大きなものになるとレーザーなどでは難しいようです。
手術治療の選択をする際に、ドクターと良く相談してを決めていくようにしましょう。
まとめ
ここまで、皮膚にできる赤い斑点の正体について、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
とりあえずは、身体に害があるものではなく、良性の腫瘍だということで安心できました。
ただ、とても小さな斑点ではあるものの、気になってしまう方も多いでしょう。
今回ご紹介した予防法や治療法を、是非参考にしてみて、気になる方は生活習慣の改善とともに、皮膚課での治療もご検討ください。
また、赤い斑点ばかりでなく紫外線により肌が荒れ、乾燥してしまっては「シミ」などの老化のもとにもなります。
季節の変わり目など、急に肌がガサついてしまうと方は、ケアができてない可能性もありますので、お顔と同じように、しっかり紫外線・保湿ケアを心がけましょう。