痩せやすく夏バテしにくい体を作る方法・夏バテ防止7つのコツ

日本全国猛暑日が続いております。いよいよ夏到来!
みなさんのご自宅でも会社でもクーラーが大活躍するシーズンではないでしょうか?

 

 

とはいえ、実は、冬より太りやすく、冷えやすいのがこの季節!

気温の高い夏は、エネルギーを燃やさなくても体温を維持できるので基礎代謝が落ちやすく、実際、基礎代謝量は冬に比べると10%もダウンすると言われています。

また、この夏に最適のキンキンに冷えたビール、アイスクリーム・かき氷など、アツアツの体を冷ましてくれて、さらには喉ごしも最高な冷たい飲み物や食べ物は、内臓を冷やし、体脂肪を溜め込む要因に!

さらには、暑いシーズン特有のダルさからくる運動量の低下、熱帯夜による睡眠不足なども、より一層、基礎代謝低下、脂肪ためこみに「夏太り体質」に拍車をかけることに・・・

 

 

だからといって、「クーラーは体によくない!」「体を冷やすのはダメだから!」と、クーラーの使用を控えるというのも、年々温暖化が進んでいる現代においては、ちょっと、いえいえ、だいぶ非現実的。
さらにはストイックなまでに「クーラー断ち」したことで、熱中症を発症し、場合によっては命にかかわる危険な状態にすらなりかねません。

 

 

そもそも、なぜ「夏バテ」が起こるんでしょうか?

 

 

 

 

 

◆「夏バテ」・「夏太り」の理由

 

 

そもそも、なぜ夏になると代謝が落ちたり、夏バテしたりなどが起こるんでしょうか?
これについて、ハーバード大学研究所客員研究員等を経て、東京大学医学部附属病院整形外科で医師をつとめる山田恵子さんは、こう語りました。

 

 

「「熱中症」とは、「熱に中る(アタル)」と書き、暑さによって起こる体の障害の総称で、以前使われていた「熱射病、日射病、熱痙攣、熱疲労、熱失神」などの言葉をひとまとめにしたものですが、その本質は「高くなる体温を下げられないことによる障害」です。

一方夏バテは「なんとなくだるい」といった夏の体の不調の総称ですが、現在の夏バテは、暑さからくる食欲の低下や食事の偏り、睡眠不足といった単純な従来の原因に加え、冷房の効いた室内と年々暑くなる炎天下を行き来することで、その温度差に身体がうまく対処できず、カラダが混乱して自律神経失調状態になるといった複雑なものになってきています。急に気温が変わると体調を崩すように、体の温度を一定に保つのは大変なのですね。」

 

 

なるほど。ただ「暑いこと」そのものだけが夏バテや夏の代謝低下の要因ではなくて、「アツアツの屋外」⇔「冷え冷えの屋内」を行き来することで、身体がその気温差についていけず、バランスをくずすことで、体調不良やダルさなどが出てくるわけですね。
そんな夏バテ・夏太り対策について、山田先生は、こう語りました。

 

 

「暑さに強くなるために重要なことの一つ、それは「汗をかくこと」」と!

 

 

では、暑い夏でも体温を一定に保ち、体温を調節しながら、汗をかくには何をしたらいいんでしょうか?
そんなわけで、今回は、ムリなく、ムダなく、「夏太り」「夏バテ」対策をしつつ、元気に楽しく夏を乗り切る方法をご紹介します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1、 火を通した料理を食べる

 

 

じっとしてるだけでも、ただでさえジワッと汗がふき出すこの季節。ついついサッパリ系の冷たいものがほしくなりますよね。でも、夏は意外と身体が冷えてるものです。
なるべく火を通した料理を食べるのがおすすめです。

 

 

 

 

 

2、 食事の品数を増やす

 

 

夏は食欲が低下し、麺類でツルツルッと簡単に済ませがちですよね。
食欲減退で体内のエネルギーが減り、また、ただでさえ暑さで消費されるビタミンがさらに不足、疲れがひどくなることも!

夏バテ・夏太り防止に、たんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂ることが大事。
特に、豚肉や精製していない穀類、豆類などに多く含まれ、ビタミンの中でも糖代謝を促す「ビタミンB」を積極的に摂りましょう。食欲増進、疲労回復には、レモンやお酢などの酸味を使うと効果的ですよ。

 

 

 

 

 

3、 なるべく温かい飲み物を飲む

 

 

夏ほどビールが似合う季節はないと言っても過言ではないかもしれません。ですが、キンキンに冷えたビール、または氷がたっぷり入ったアイスドリンクは、内臓を冷やすことはもちろん、大量に摂取すれば胃液が薄まって消化不良や代謝低下を起こす原因になります。

暑い時ほど「のどごしの冷たくなれるもの」を求めがちですが、出来る限りあたたかいもの、もしくは常温またはぬるめのものを飲みましょう。

前述の整形外科医・山田先生によると
「オススメはぬるめのミントティー。ミントには食欲増進や、胃や腸の消化、働きを高める作用などの効果があるといわれていますし、爽快感もあります」とのこと!

 

 

 

 

 

4、 水分をこまめに摂取

 

 

1日に摂取する水分量の目安は、

【 体重(kg)×約30ml 】

 

体重50kgの人なら、50kg×30ml=1500mlで、約1.5リットル
体重60kgの人なら、60kg×30ml=1800mlで約1.8リットル

体重によって、1日に必要な水分摂取量が違うんですね。
体重が多くなればなるほど、水分を多めに摂取するのが必要になるわけです。

 

 

そして、水分はイッキに大量摂取せず、少量に分けて飲むこと。

 

そもそも、なぜ私たちは水分を摂取する必要があるかというと、
人間の体は体重の約60~5%が水分で構成されていて、栄養素や代謝物の運搬、体温の調節など、主に「生命の機能」を保つために、毎日水分を補給する必要があるからです。

 

 

人間の体が1日に排出する量を合計すると、約2.3リットル
おもな排出分は、不感蒸泄(汗などとして感じなくても皮膚や呼吸を通して水分が失われていること)として約1リットル、尿や便として約1.3リットル。

 

健康な人は、1日の排出量とほぼ同じ約2.3リットルの水分を飲食物から補給する必要があります。平均的な食事で約0.6リットル、食べ物を分解してエネルギーを得る際にさらに0.2リットルの水分を摂取できるので、残りの約 1.5リットルを飲料水から摂取することになります。

この摂取量と排出量のバランスがくずれると、さまざまな症状があらわれます。水分が不足すると、脱水症や熱中症の原因になることはよく知られています。

 

また、過剰に摂取した場合、水中毒という症状が引き起こされ、内臓に負担がかかり体がだるくなったり消化不良を起こしたりすることがあります。これは体内のナトリウム濃度が低下するためで、ひどい場合は死に至ることもあります。一度に大量の水を摂取しないよう注意が必要です」
(出典: サントリー水と健康「水の飲み方は大切」)

 

 

こうも暑いと、一気にお水をガブ飲みしたくもなりますが、はやる気持ちをおさえつつ、こまめに水分摂取しましょう。

 

 

※また、水の種類にこだわりたい方、こちらの記事もどうぞ。

 

 

 

 

 

5、 冷房の温度は高めに設定を

 

 

「太陽ギラギラでアツアツの屋外」⇔「冷房がきいた冷え冷えの屋内」を行き来することで、身体がその気温差についていけず、バランスをくずすことで、体調不良やダルさなどが出てきがち。
身体を一定の温度に保つためにも、冷房温度は省エネ的観点からも、「28℃設定」がおすすめです。

さらに、整形外科医・山田先生のアドバイスとしては、
「湿度が低いと涼しく感じるので「冷房より除湿」を心がけましょう。さらに風があると体表から熱が奪われて涼しくなるので、扇風機を併用するのもオススメ。
冷房の向きは、直接体を冷やさないように、風向きは天井に向けるのがポイント。直接冷たい風が体にあたるようにすると、体の表面の熱が奪われつづけることになってしまうので、体が疲れてしまいます。同様に扇風機も首を振るようにしましょう。」

 

 

そして、寝る前には、冷房にタイマー設定を
寝ているときにずっと冷房がかかっていると、知らず知らずのうちに体を過剰に冷やしてしまうことに!タイマー設定を利用して、ほどよく涼をとりながら気持ちよく眠りにつきましょう。

また、全身を冷やさなくても、頭が冷えるだけで涼しく感じます。アイスノンや保冷剤などを使って頭を冷やすのも効果的。敷ぶとんやベッドパッドの上にゴザや竹シーツを敷くことで、体と布団との間に隙間ができるので、体感温度が下がって涼しく感じられますよ!

 

 

そうは言っても、オフィスや電車内、デパートや商業施設など「公共の場」では、自分好みにエアコン温度設定をするのは不可能ですよね。
こうした公共の場に長時間いなければいけない場合は、脱ぎ着のできるはおりものを持っていくのがおすすめですね。

 

 

 

 

 

6、 積極的に汗をかく

 

 

積極的に汗を!、と言っても、プロスポーツ選手並にガンガン走りこんだり、ハードな筋トレに高じたりする必要はありません。20-30分程度のウォーキングやストレッチなどで日常的に体を動かし、上手に汗をかける体をつくりましょう。

 

 

 

 

 

7、 湯船につかる

 

 

夏こそパパッとシャワーで済ませたくなりますよね。でも、冷房で冷えた体をあたため、1日の疲れやむくみ、老廃物を除去するためにも、やっぱり湯船に浸かるのがおすすめです。

 

ゆっくり時間がとれるなら、「半身浴」
37~40℃くらいのぬるめのお湯に、みぞおちの下まで20分ほどつかり、発汗をうながしましょう。ぬるま湯での半身浴は、身体を睡眠モードへ導く作用があります。

 

早風呂派の方には、以前このブログでもご紹介した「高温反復浴」がおすすめです。

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

汗をかくのは体温の温度調節のためにも、さらには、血行促進、代謝アップ、老廃物除去にも効果的。
また、夏の食習慣・運動習慣・生活習慣の不摂生のツケがまわってくるのは、さらに痩せにくくなる秋冬シーズン!
夏の終わりに体重激増に気づいて、慌ててダイエット開始!なんてことにならないように★

夏バテ・夏太り防止の生活習慣を上手にムリなく取り入れながら、素敵な夏をお楽しみくださいね!