オナラがよく出る、コポコポ鳴るガス腹の3つの原因と解消法
人前では、恥ずかしくて出来ないオナラ。我慢しているとお腹が張って痛くなったり、お腹の中でポコポコと変な音がしたりしますよね。
一日に何十回もオナラが出るガス腹の症状に悩んでいる人は案外多いのです。ガス腹の原因になってしまうものと、対処法をご紹介します。
なぜオナラは出るの?オナラの正体とは
アイドルはオナラをしない…といわれますが、健康な人であれば誰でも一日に数回はオナラをしています。
でも、オナラってなぜでるのでしょう?人間にとっておならって必要なのでしょうか?
オナラは口から飲み込んだ空気と腸内で発生したガスが混ざり合ってできたものです。普段は気がつかないかもしれませんが、人は口から食べ物や飲み物を摂るときに、多少なりとも空気も一緒に飲み込んでいます。
その空気は、一時的に胃の中にとどまりますが、しばらくして口に戻され外に出ればゲップとなり、腸のほうへ送られればやがてオナラとなって排出されます。
汚い話かもしれませんが、上から出ればゲップ、下から出ればオナラになります。オナラの70%は口から飲み込んだ空気が元になっています。
口から飲み込む空気だけでなく、腸の中でもオナラは作られます。
腸の中には400種類以上100兆個もの細菌が住み着いていて、胃から送られてくる食べ物の消化や吸収を促進し、食べ物を栄養に変える手助けをしています。
イメージしやすくいえば腸は糠床のようなもので、食べ物の栄養を分解し発酵させています。そのため、腸内では1日におよそ1リットルくらいのガスが発生しています。このガスもオナラの元になるのです。
オナラが頻繁に出るガス腹とは?ガスがたまる3つの原因
健康な人なら、どんな美男美女であっても1日に10回程度はオナラをしています。1回あたり50~500mlくらいの量になり、これはごく自然なことです。
このくらいのオナラの量や回数であれば何の問題もないのですが、あまりにもオナラの回数や量が多い場合は、注意が必要かもしれません。
通常よりオナラが頻繁に出る、あるいはあまりにもオナラの量が多いという場合は、ガス腹(腹部膨満感)の疑いがあります。
ガス腹が起こる原因は大きくとらえれば、次の3つの原因が考えられます。
- 食べるものと食べ方によるガス腹
- ストレスによる呑気症(空気嚥下症)
- 運動不足
それぞれをみていきましょう。
1.食べるものと食べ方によるガス腹
腸内でガスが発生する原因は、腸内細菌が食べ物を分解する過程でガスが作られるためです。このとき食べるものや食べ方によってはガスが多く発生する場合があります。
腸内でガスが大量に発生する原因となる食べ物の1つに肉があげられます。
肉類は他の食べ物に比べて消化や分解に時間がかかるため、腸内にとどまる時間が長くなります。肉も腸内細菌によって分解されるのですが、時間がかかりすぎるため腐敗した状態になるのです。
腐敗した状態の肉が腸内に長くとどまれば、より多くのガスが発生しオナラの量や回数が増えてしまうのです。
また、炭酸飲料をたくさん飲んだり、すすって食べる麺類を多く食べた時なども腸に送られる炭酸ガスや空気の量が多くなるため、オナラの量も多くなります。
早食いも飲み込む空気が多くなるのでガスの量も増えてしまいます。
一説では、キシリトールガムを食べるとガスが多く発生するということも言われているようです。
お腹から出るものは、結局は食べたものから作られるのですから、食べるものや食べ方によっては、オナラの量や回数が多くなるのもうなずけますね。
- 肉
- たくさんの炭酸飲料
- 麺類
- 早食い
- 一説ではキシリトールガムも…?
これらが主にガスをためてしまう原因になっていたのです。
デートの日なんかは気を付けたほうがよさそうですね…
2.ストレスによるガス腹
ストレスが溜まるとガス腹が起こりやすいことも知られています。
これはストレスを感じると無意識のうちに空気を飲み込んでしまう「呑気症」(空気嚥下症)という症状が起こるためです。
緊張したときに唾をゴクリと飲み込むことがありますよね。ストレスが溜まると空気を呑むことが癖になる病気が呑気症です。
呑気症はたくさんの空気を飲み込むためその一部はゲップとして出る場合もありますが、飲み込んだ空気の多くは腸へ送られオナラとなります。そのため、オナラの回数が多くなるのです。
根本的な解消法は、ストレスを減らすのが一番ですが、呑気症用の専用スプリント(マウスピース)を使って治療することも可能です。その場合は、専門医の診察を受ける必要があります。
ストレスをなるべく逃がし、溜め込み過ぎないようにしましょうね。
3.運動不足によるガス腹
食べ物が消化・吸収された後、食べカスは老廃物として大腸に送られ、最終的に便として排泄されます。
このとき、腸の働きが鈍く食べカスや老廃物がスムーズに排泄されず腸内に長くとどまれば、老廃物が腐敗しそれだけ多くのガスが発生します。
腸の蠕動運動が活発でなければ、ガスが多く発生しオナラの回数も増えることになります。
腸の働きが鈍くなる原因の1つが、運動不足です。運動不足になると腸の蠕動運動のリズムが鈍ったり、腸を動かす平滑筋がスムーズに動かなくなったりするため、便や老廃物が腸に長くとどまりガスの量が増えるのです。そのため、オナラも多く出ることになります。
日頃からジョギングやウォーキング、水泳など全身運動を心掛けていれば、深刻な運動不足にはなりません。
ですが本格的な運動ができないなら、腹筋やもも上げ運動を5分程度行うだけでも腸の働きが良くなります。簡単ですから、隙間時間を利用してやってみましょう。
まったく動けていないな~という方は少しずつハッスルしてください。
オナラが頻繁に出るガス腹の症状には、こうした3つの原因が関わっています。こうした原因の1つ1つを解決していけば、オナラの量は必要最小限で済むのです。
ガス腹で苦しいときは「飲み物」と「ポーズ」で解消しよう
腸内に溜まったガスがオナラとして排泄されればまだいいのですが、便秘など何らかの理由でお腹の中で溜まってしまうことがあります。
ガス腹がひどくなりお腹が張ってしまうと苦しいだけでなく、ガスが溜まった腸が胃を押し上げ、逆流性食道炎を起こす場合もあります。
こうした状態の場合、できるだけ早くガスを体外に排出しなければいけません。
ハッカの香りがする飲み物、腸のつまりを解消する効果が期待できるお茶
腸に溜まったガスを排出するには、ペパーミントティーやジャスミンティーなどハッカの香りがする飲み物を飲むと良いといわれています。
これはミントやジャスミンに含まれるメンソールやジャスモン酸など香りの成分が、腸の平滑筋を刺激し蠕動運動を促進するため、オナラが出やすくなるのです。
またいつも飲んでいるお茶を、腸の運動を活発にさせるためにブレンドされたお茶に置き換えるのも手です。
ガス溜まりだけでなく便秘や肌のトラブルにお悩みの方は、和漢やハーブといった有効成分がブレンドされたお茶の力を借りてみてはいかがでしょうか。
ボンボワールはママタレントとして活躍中の藤本美貴さんも愛用しているとinstagramで発表しています。
ガス抜きのポーズで解消
お腹にガスがたまって痛い場合、キュッと簡単にできるヨガのポーズがあります。
- 仰向けに寝転がります
- 背中を丸め両膝を抱え込みましょう
- 頭とお尻を持ち上げてゆっくり5回呼吸します
- ゆっくり膝を戻し、大の字になります
これを繰り返しましょう。ガスが抜けていくのが感じられると思います。
頭とお尻を持ち上げなくても、仰向けで膝を抱えるだけで効果はありますよ。
オナラを我慢すると大変なことに!オナラのゆくえ
もし、人前でオナラが出そうになったらどうしますか?オナラだって出るさ、人間だもの…と開き直って堂々とオナラをする人はあまりいないと思います。
多くの人はオナラを我慢するのではないでしょうか?でも、オナラを我慢してばかりいると大変なことになるのです。
オナラを我慢した経験は誰でもあると思いますが、オナラをしばらく我慢していると、そのうちにオナラが消えてなくなったかのようにオナラが出なくなります。
でもオナラは消えたわけではありません!オナラを我慢し続けると、やがてオナラのガスが大腸の毛細血管から吸収され、血液の中に溶け込みます。オナラを含んだ血液は全身に回り、肺の中で空気と交換され、最終的にオナラは口から排出されます。
血液に溶け込んだ時点でガスが薄まるため、臭いこそしませんが口からオナラを排出していると思うと、少しゾッとしませんか?
さらに、オナラには硫化水素やスカトール、インドールというような有害な成分が含まれているため、それがからだ中に回ってしまうと、がんをはじめとするさまざまな病気の原因になるのです。
たかがオナラと甘く考えてはいけないのです。
オナラはエチケットやマナーとしては、気をつけなければなりませんが、からだに溜めてしまうのも決して良くありません。うまくガス抜きをすることも大切なことなのですね。