唇のくすみ・黒ずみを改善する方法♡
冬は、白くてふんわりした洋服を着たくなりますね。そんな装いの日は、ピンク色のリップが合います。そこで、今回は、ピンクリップが似合う唇になるための、日頃のケア方法、さらに慢性的なメラノサイト活性化により、メラニンが多く、深い、体質による黒ずみの方の治療法もご紹介します。
ふんわりした洋服には、ピンクリップがかわいい
すっかり寒くなってきましたね。
これからの季節は、ニットなどのふんわりした洋服や、自宅でも柔らかい素材のルームウェアなど可愛らしい洋服を着たくなります。
そんな明るい洋服は、ピンクリップが映えます。私は、ラシャスリップ(写真:左)を塗って、数分後にふっくらしてきたところで、保湿&日焼け止めリップ(写真:真ん中)を塗り、最後に保湿効果の高いrms beautyのリップ(写真:右)を重ねています。
私の場合、肌の色がブルーベースなので、ピンクの中でも、寒色系のピンクを選ぶことが多いですが、普通~イエローベースの方は、サーモンピンクや、ややオレンジ系のベビーピンクもお似合いになりますね。
唇そのものの色を改善
もともとの唇にくすみがないほうが、薄づきのリップをのせたときに、より綺麗な色に発色しますよね。一方、全体的なくすみや、唇の輪郭に黒ずみがあるため、濃い色しか使えないというお悩みも多く伺います。
「これって、もともとの体質だから難しいのでは・・・」と思って諦めている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、当院では、そのような体質による唇の黒ずみも、段階を踏んでいくことで、改善していくことができるのです。諦めないでくださいね。
まずは、日頃のケアについてお話します。
保湿を行い、唇を乾燥から守る
唇の皮膚は、水分の保持や外界からの刺激を緩和する角質層が薄いパーツで、皮脂腺が存在しないため、よりデリケートで乾燥しやすい部位なのです。また、唇は顔の皮膚よりターンオーバーが非常に早いため、乾燥すると皮剥けなどが生じやすくなります。
さらに、乾燥していると、刺激や炎症が生じやすくなり、そのダメージによりメラニンも生成されやすくなります。
そのため、きちんと保湿を行うことがとても大切なのです。
私は、これらをのせた後に、上からゆるめにラップをして浸透させています。上下にわけて、ゆるめにのせると、目も口も開けられますよ
さらに、寝ている間に水分が逃げないようにワセリンで保護して就寝しています。
紫外線対策は、唇もきちんと行う
唇の外側は、粘膜ではなく上皮なので、お肌と同じように、紫外線対策が大切です。その際には、摩擦、刺激を加えないように、バーム状の柔らかいものを使うと安心です。
(保湿兼日焼け止めリップ SPF15 PA++)
もし、海外など日差しの強い場所に行く場合は、刺激の少ないお顔用の日焼け止めを指でポンポンと馴染ませたうえに、先程のリップを塗ると安心です。
美白コスメを使う
唇は、角質層が薄く、繊細なので、コスメは刺激の少ないものを使用することをお勧めしています。
例えば、ビタミンCは、メラニンの生成抑制、さらにできてしまったメラニンを薄く還元していく作用もあるのですが、誘導体の種類によっては、唇に使うとピリピリしたり、乾燥してしまうこともあります。そこで、保湿効果も高く、両親媒性で浸透性も高い、APPSをお勧めしています。
さらに、メラニンを還元し、薄くする効果が高い成分としてハイドロキノンが挙げられますが、高濃度で使用してしまうと、刺激による炎症により、さらにメラニンが生成されてしまう可能性があります。そのため、薄めて使用することが大切です。当院では、お一人おひとりに合わせて、ご自身で薄めて使用できるメラフェード(ハイドロキノン&トレチノイン配合コスメ)のご用意があります。そちらを唇に使う際には、お顔に使用して、手に残ったものをさらに薄めて、唇の外側のみにポンポンと少量馴染ませる程度にすることが大切です。
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日常生活の些細なことにも気を付ける
普段の生活の中のちょっとしたことでも刺激になることがあります。香辛料や歯磨き粉などが、唇の外側に付かないように気を付けましょう。また、なるべく規則正しい生活をすることも大切です。もちろん、喫煙は活性酸素を発生させたり、抹消の血流を悪くするので、唇のくすみ、黒ずみにとっても良くありません。
美白成分で内側からも白くする
メラニン生成の原因にもなる活性酸素を除去してくれる抗酸化成分や、メラニン生成を抑制する美白成分を摂ることも大切。
普段から、トマト、ベリー類、ビーツなどの抗酸化成分を多く含むもの(ベリーに含まれるエラグ酸というポリフェノールには美白作用もあります)や、水素サプリ、ヘリオケアなどのサプリメントで活性酸素を除去しておくと、メラニン生成を抑制できます。
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体を冷やさないようにする
メラニンだけではなく、唇が紫色になってしまうことで、お悩みの方もいらっしゃいますよね。唇の皮膚は薄いため、冷えの症状がサインとして現れやすいパーツなのです。そのため、体を温めることが大切です。
冷たいものは控えたり、ゆっくり召し上がるようにして、なるべくショウガやシナモンなどを入れた温かい飲み物を召し上がると良いですよ。さらに、私は、桂枝茯苓丸という美肌漢方を冷え対策のためにも飲んでいます。こちらは、クリニックでも処方させていただいております。
唇の黒ずみをなくしてきれいな唇になる
子供の頃から、唇の黒ずみが気になっていたという場合は、体質によるものであることがほとんどで、自宅でのケアや日頃のケアだけでは、なかなか改善が難しい場合もあります。
そのような、唇の体質性の黒ずみ、またホームケアでは改善が難しい唇のしみやほくろなどでお悩みの方も、クリニックできれいにすることができます。
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唇のくすみ・黒ずみがとれるまでの流れ
【ステップ1】
レーザートーニング+美白エレクトロポレーション+美白内服+日頃から保湿・紫外線対策
1.メラニンを優しく破壊
レーザートーニングで、メラノサイト(メラニンを作る細胞)を刺激しないように優しく、メラニン色素を破壊し、表面のメラニン色素を含む角質も除去します。
2.メラニンが生成されにくい状態に改善
美白エレクトロポレーションでコウジ酸、トラネキサム酸、APPS、ヒアルロン酸などの美白・保湿成分をたっぷりと唇に浸透させ、メラニンが生成されにくい状態に改善します。
3.美白成分内服でさらにメラニンを内側からも抑制
トラネキサム酸(メラノサイトの活性を抑制)や、ビタミンC(メラニン生成抑制・還元作用)、ビタミンE(ビタミンCの効果を助ける&血行をよくする抗酸化ビタミン)、タチオン(美白作用があり、肝機能をよくしてデトックス効果も高める、3つのアミノ酸からなるトリペプチド)などをご自宅でも内服し、よりメラニンが生成されにくい状態に改善します。
4.日頃のケア
日頃の保湿、美白ケア、紫外線対策を行うことも大切です。ケア方法についてもお話し、ご希望の方には、お勧めのアイテムもご案内しています。
程度の軽いくすみの場合、数回でも効果がみられる方もいらっしゃいますが、体質性の黒ずみの場合、こちらの治療の過程では、外見上の大きな変化はみられません。本番のQスイッチYAGレーザーを行うためのプレケアとして、1週間の間隔で5回の継続を推奨しています。
プレケアとは、刺激を受けた時に、メラニン生成をしにくい状態に整えるケアです。
こちらは、よりメラニンを破壊する作用が高い分、刺激もあり、メラノサイトが活性化している状態で照射すると、炎症性色素沈着が生じるリスクもあります。そのため、唇の黒ずみの場合においては、最初からご案内はしておりません。ですが、先程のプレ治療&内服などの日頃のケアを継続している状態においては、メラニンが生成されにくい状態になっているので、リスクがグンと軽減しているのです。
それでは、QスイッチYAGレーザーでの流れをご紹介します。
【ステップ2】
QスイッチYAGレーザー
1.テスト照射でメラニンの状態を確認
まずは、1箇所テスト照射をさせていただいて、2週間後に状態をみさせていただきます。照射後3日間程、徐々に色が少し濃くなり、4~5日目くらいでポロッと剥がれます。その後、メラニンが生成されてこないことを確認するために、2週間経過をみます。
2.状態により全体に照射
2週間後、照射部位が改善している場合は、全体に照射していくことが可能です。ご予定を考えて、四分の一ずつ、少しずつ行うことも可能ですし、一度に全体照射することも可能です。
3.黒ずみのない唇に改善
メラニンが深く、完全には除去しきれていない場合、もしくは、もっともっときれいにしたいというご希望の方は、1~2カ月、美白内服、UVケア、ご自宅での美白アイテムを使ったパックなどのホームケアを継続していただいた後、再照射を行っております。
ステップ2のQスイッチYAGレーザーは、ステップ1のレーザートーニングと比べると、メラニンが薄くなったのが、一目瞭然であることが多いです。それに向けてのプレケア治療と考えて、ステップ1の段階では、少し手間がかかるかもしれませんが、改善するまで一緒に頑張りましょう。
なお、黒ずみが改善し、ご満足いただいた後も、色をキープするために、きちんと美白のホームケアを行うことが大切です。
●症例写真
※唇外来において、レーザートーニング+美白エレクトロポレーションを5回行った際のQスイッチYAGレーザーは、特別価格にてご案内しております。
恵比寿やすみクリニック
佐藤 やすみ