南米生まれのマテ茶の効能がダイエットや美容に効果抜群!

Date:2016.08.03

コーヒー、お茶とともに世界三大飲料のひとつともいわれるマテ茶。「飲むサラダ」とも呼ばれるマテ茶は美容にも健康にもよい栄養成分が豊富に含まれています。

まだまだ日本人にはなじみの少ないお茶だと思いますが、マテ茶の効能を知ったら今日からでも飲みたくなるかも!

マテ茶にはどのような素晴らしい効能があるのか、美容に役立つ情報満載でお届けします。

マテ茶は「飲むサラダ」南米生まれの健康茶

マテ茶は、

  • ブラジル
  • パラグアイ
  • アルゼンチン

の主に南米大陸の東部で生産されているお茶で、モチノキ科の常緑樹「ゼルバマテ」が原料です。

鉄やカルシウムを豊富に含む赤土の土壌でしか育たない植物で、古来より南米大陸の先住民に健康茶として愛されてきました。

葉や茎などを乾燥させて粉砕し、精製したものに熱湯をかけてお茶として飲みます。現地では最もポピュラーな家庭飲料として親しまれています。

グリーンとローストの2種類がある

マテ茶には収穫後の処理方法の違いによって、2種類の茶葉があります。

グリーンマテ茶
収穫した茶葉を24時間以内に直火に当て、表面にひび割れを起こさせることによって20%脱水する「サペガード」という処理をします。1日おいてさらに乾燥させて水分量を5~6%まで減らします。それを粉砕し1年間熟成させてグリーンマテ茶が出来上がります。
ローストマテ茶
グリーンマテ茶を焙煎したものがローストマテ茶といい、香ばしい香りになります。ただし、焙煎している分、栄養価はグリーンマテ茶の方が高くなります。

どちらが良いかは好みですが、アルゼンチンやパラグアイではグリーン、ブラジルではローストが好まれているようです。

驚くべきマテ茶の美容成分とその効果

マテ茶の効能は経験的にわかってはいましたが、詳しく研究され始めたのはまだ最近のことで、1990年頃からです。

マテ茶はお茶には珍しく

  • カルシウム
  • 亜鉛

などのミネラルを豊富に含んでいます。

ポリフェノールも多く含んでいるので「飲むサラダ」と呼ばれてきました。

南米は肉料理が中心の食生活で、肉の消費量は日本人の3~4倍にもなるそうです。

元々野菜を食べないこの地域の人々の健康を支え、野菜不足を補うにはマテ茶が役に立ったんですね。
  • コレステロールを下げる
  • 肥満を予防する
  • 抗酸化作用でエイジングケアができる
  • ビタミンで美肌作り

など、マテ茶には美容効果もたくさんあり、美しくなれる要素がたっぷりのお茶なのです。

マテ茶と他のお茶類の栄養素の比較

世界三大飲料のひとつである「お茶」と比べた時にどのくらいミネラルの差があるのか見てみましょう。

栄養素マテ茶煎茶ウーロン茶紅茶
カルシウム792300330430
マグネシウム340200200200
リン120340330320
59112114
0.51.51.32.6
亜鉛5.63.32.83.3

※(mg/100g)

マテ茶にはカルシウムが特に多いですね。カルシウムやマグネシウムは日常的に不足しがちなミネラルですから、お茶で摂れたら楽チンです。

美容にもダイエットにもいいマテ茶の効能

それではそれぞれの栄養素が女性の美容や健康、ダイエットにどのような効果があるのかを具体的にご紹介しましょう。

野菜不足の方におすすめ!たっぷりのフラボノイド

フラボノイドとはポリフェノールの一種で、抗酸化作用を持ち活性酸素から身体を守ります。

動脈硬化を防ぐとともに中性脂肪を分解して肥満を予防する働きがあるとされています。

コレステロール値を下げる働きもあり、糖尿病の予防効果も期待できるフラボノイド。

その含有量は緑茶を上回り、野菜不足で最近太り気味かな?と感じる方はマテ茶で肥満を予防したいですね。

血管を拡張する作用のあるコリン

マテ茶に含まれるコリンはアミノ酸から合成される成分で血管を拡張して血流を良くするとともに、血圧を下げる作用が期待されています。

コリンはコレステロールをコントロールするレシチンを生み出すので、動脈硬化にも効果があるとされています。

ダイエットにもいい?元気になれるマテイン

マテ茶に含まれるマテインは、テオフィリンとテオブロミンの混合体。

カフェインに似た働きを持ちますが、中枢神経を刺激する作用がカフェインよりはやわらかなので夜眠れなくなる、といった強い刺激ではありません。

  • 利尿作用
  • 血管拡張作用
  • 胃腸の働きを活発にする
  • ストレスの緩和
  • 脂肪燃焼効果
  • 疲労回復

など、様々な効果が期待できる成分です。

カルシウムの効果でイライラも予防

カルシウムというと骨の元になるミネラル、というイメージがありますよね。

もちろん、その働きもとても大切なのですが、カルシウムは神経伝達の面でも重要な役割を果たしています。

精神の緊張や興奮を和らげる作用があるので、イライラを鎮めたり気持ちを落ち着けてくれるのです。

カルシウムは慢性的に不足しがちなミネラルですから、イライラするのはカルシウム不足かもしれませんよ。

鉄分補給で肌色も回復!くすみの予防に

女性は毎月の生理で鉄分が不足がちです。鉄分が不足すると酸素や栄養分が全身に行き渡らなくなるので、疲れやすくなるなど「貧血」の症状が出てきます。

それは体調不良だけでなくお肌にも影響するんですね。

細胞に栄養素が行き渡らないと、

  • 肌のくすみ
  • 乾燥
  • 目の下のクマ

などの肌トラブルの原因にもなります。

鉄分をたっぷり摂ることは肌色をきれいにする効果があるので、お肌がくすみがちで悩んでいる方には積極的にマテ茶を飲んで欲しいです。

水溶性食物繊維でお腹の中からスッキリ

マテ茶には便秘がちな人には嬉しい食物繊維もたっぷり入っています。

お腹の中からスッキリ出来てもちろんダイエットにもいいですし、美肌効果も期待できますよね。「飲むサラダ」といわれるのもうなずけます。

脂肪の蓄積を抑制するダイエット効果

マテ茶には悪玉コレステロールを減らし、脂肪の蓄積を抑制する働きがあるといわれています。

マテ茶の抽出物が脂肪の吸収に必要な酵素・リパーゼの働きを抑えることにより、体重の減少やコレステロールの低下などに効果があるという研究結果もあり、肥満を予防するのに役立つとされているのです。

また、中枢神経に働きかけて空腹感を和らげる働きもあるのだとか。空腹の時にはマテ茶を飲むといいんですね。

これらの作用によって肥満を改善するとされていますので、ダイエット中の人は、普段のお茶をマテ茶に代えてみてはいかがでしょう。

美味しいマテ茶の飲み方を知ろう!

普通にお茶として飲んでも飲みやすく、美味しいお茶ですが、ちょっとアレンジして飲んでも美味しいんですよ。

砂糖を加えて甘くしても美味しい

ティーポットで抽出したお茶に甘味を加えても美味しいです。

材料
1人分の茶葉
ティースプーン1杯
沸騰し立てのお湯
250ml

ティーポットに茶葉を入れ、お湯を注いで3分ほど蒸らしましょう。カップに注いで、

  • 砂糖
  • ハチミツ
  • レモン
  • ミルク
  • リキュール

など好みのものを加えて飲んでみましょう。疲れた時は甘いミルクティーにしてもいいですね。

渋みが減る?水出しマテ茶

マテ茶は元々渋みの少ないお茶ではありますが、熱湯ではなく水で抽出することによってさらに渋みの少ないお茶になります。アルゼンチンでは「テレレ」と呼ばれる飲み方。

お茶に含まれるカテキンは

  • 渋み
  • 苦味

の元で、熱湯を使った時の方がより多く抽出されます。

水で抽出した方がカテキンの量が減るので味がまろやかで柔らかくなるのです。

茶葉に、お湯の代わりに水を注いで作ります。ティーポットに茶葉を水を入れて一晩冷蔵庫で保存しておいてもいいですよ。朝には美味しいお茶が出来ています。

自分で焙煎?鍋で焦がすコシード

グリーンマテ茶を鍋で焦がし、そこに大量に砂糖を入れてさらに焦がします。そして水を注ぎ沸騰させると香ばしくて甘いマテ茶の出来上がり。

ミルクを加えるとさらに美味しくなるそうです。パラグアイで「コシード」と呼ばれている飲み方です。

マテ茶を摂取する際の注意ポイント

美容にも健康にも良いマテ茶ですが、副作用というほどのものではないにしろ飲む際には若干の注意が必要です。

カフェインの量に気をつけること

マテ茶にはカフェインが含まれています。淹れ方によっても若干違ってくるのですが、100ml当たり15mgとコーヒーのおよそ4分の1です。

飲み過ぎなければそれほど心配しなくても大丈夫ですが、

  • 持病でカフェインの摂取が禁じられている方
  • 妊娠中の方
  • 授乳中の方

はカフェインを取りすぎないように注意して下さい。

マテ茶の発がん性は?がんとの因果関係

現地の人はマテ茶を金属製のストローがついた茶器で飲むのが一般的で、熱いお茶をストローで飲むことによって喉や食道に炎症がおきてがんの発症率が高まるとされています。

これはマテ茶の成分そのものに発がん性物質があるのではなく、あくまでも飲み方の問題のようです。

つまり、緑茶やコーヒーであっても高温のものをストローで飲み続ければガンになる可能性があるということです。

冷たくして飲んだり、カップで飲む場合にはがんとの因果関係は認められないとされているので、日本で普通に飲む場合はあまり心配しなくて良さそうです。

野菜不足の人ほどマテ茶を飲もう!

南米ほどではないにせよ、日本人の食生活も欧米化とともに肉の摂取量が増えてきました。それとともに野菜不足も懸念されていますよね。

ふだんから野菜が足りないなと感じている人はぜひマテ茶で必要な栄養素を補ってみてはいかがでしょうか。

もちろん、野菜そのものを摂るのが一番いいのですが、お茶にはリラックス効果もありますし、水を飲むよりも健康的かもしれませんね。

食事の時の飲み物や普段飲んでいるお茶をマテ茶に代えてみてはいかがでしょうか。