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雀卵斑(そばかす)の原因と対策

雀卵斑(そばかす)とは

雀卵斑(じゃくらんはん)とは、一般的に「そばかす」と呼ばれるもので、皮膚に出来るシミのひとつです。
鼻を中心にして、直径5mmまでの小さな斑点が顔に散らばったように出るものです。
主にまぶた、鼻筋など、顔の正中部に出来る事が多く、日光に当たる部分に多数現れます。
雀卵斑は日本人にも見られますが、白人に発症が多く日本人で見られる場合は、色白の人が発症する率が高いと言われています。
早い人は3歳ごろから見られ、思春期に集中的に数が増えます。
また紫外線が悪化の原因となるので、日差しが強くなる春から夏の季節にかけて目立ち、秋から冬にかけて症状が目に見えづらくなります。
このことから、夏日斑(かじつはん)とも呼ばれています。
雀卵斑そのものの語源は、この小さく散らばるシミが雀の羽にある斑点に色や形が似ている事が由来です。
また一般的に言われる「そばかす」の語源も、そばの実を粉にした後のそば殻に似た斑点が出来る事から「そばのかす⇒そばかす」と呼ばれるようになったと言います。

雀卵斑(そばかす)の原因

雀卵斑の原因のひとつが遺伝によるものです。
子供にできる雀卵斑は、殆どが両親からの遺伝であると言われています。
また少々複雑ですが、雀卵斑そのものが遺伝するのではなく、雀卵斑ができやすい体質が遺伝します。
雀卵斑とはメラニン色素が局所的に活性化することで、小さいシミを散らばしたような特徴がありますが、それは紫外線によって肌がダメージを受けた結果でもあるので、日頃のスキンケアによって防ぐことは可能です。
それでも子供が日傘を差したり、美白クリームを塗るわけではないので、雀卵斑が出来やすくなるのです。
これらの遺伝性の雀卵斑は、早くて3歳くらいから出来始め、思春期の終わり頃にかけて治まっていきます。
しかし、成人しても治らず、雀卵斑が消えなかったり広がったりしている場合は、間違ったスキンケアや肌に合っていない化粧品を使用し続けるなどの行為、肌のターンオーバーを促すピーリングが過度になっている、化学繊維を含んだタオルで強く体をふくなどの肌に負担を与える行為や、もちろん成人してから浴びる紫外線、ビタミンCなどの栄養不足など、あらためてその原因を探る必要があるでしょう。

雀卵斑(そばかす)の改善方法

雀卵斑の改善方法と言っても、多くは遺伝性のものであり、思春期を境に収まってくるとはいえ「雀卵斑ができやすい体質が遺伝する=シミができやすい肌質である」ということは変わりません。
改善方法はいくつかありますが、代表的なものは以下となっています。

・レーザー治療
肌に直接照射するレーザーがメラニン色素に反応し、雀卵斑の細胞を破壊します。
効果は大きく、照射部位の雀卵斑が消える場合もありますが、治療には「ゴムで弾かれているような痛み」があり、レーザー照射後の肌はしばらくの間赤みが出てかさぶたのようになり、化粧ができなくなる期間が生じるなどのデメリットもあります。


・フォトフェイシャル(光治療)
レーザーとは違うフラッシュ(光線)を皮膚に照射することで、雀卵斑を薄くしていきます。
肌に赤みが出る、かさぶたになるなどの通称「ダウンタイム」が殆ど存在しないというのが特徴です。
その分、一回の照射で治療が終わることはなく、数回の照射と通院期間が必要です。
レーザー治療よりもクリニックに行く回数が増えることで、金銭的負担も生じます。

・イオン導入
メラニン色素の合成を抑えるビタミンCやビタミンAをより効果的に皮膚へと浸透させるため、イオンまたは超音波を使う方法です。
レーザー治療のようにダウンタイムがなく、肌に優しい治療法となっています。
薬やサプリメントの服用と合わせて治療するとより効果的です。

・薬の服用
メラニン色素の過剰な発生を抑える薬、トラネキサム酸を服用してそばかすを防止します。
ハイドロキノンクリームを使うことでメラニン色素を合成させるチロシナーゼという酵素の働きを阻害させます。
また、ビタミンAの100倍以上の効果があると言われるトレンチノインクリームも有効とされています。
通院が難しい人はこうした薬の使用が効果的です。

・ケミカルピーリング
皮膚に化学物質(フルーツ酸やトレンチノインなど)を塗り、皮膚を剥がしてシミになっている部分を除去します。
ピーリングによって肌のターンオーバー(新陳代謝)を促し、表皮が剥がれて生まれ変わることで、それまで表皮内に留まっていたメラニン色素が落ちるのです。
皮膚を剥がすということですので、施術後のケアは重要です。
紫外線に当たらないような注意が特に必要になるでしょう。